ESP32 with RGB LED by POST method
2019.09.21
Wi-Fi搭載マイコン「ESP32」。
これを使ってスマートフォンからESP32に接続したLEDを調光してみました。



ESP32を実装しDIP化された開発ボードが各社から販売されており、ブレッドボードにさしてすぐ使えます。
I/OはUARTはもちろんI2CとかSPI・D/A・A/D…もう全部入り。これで1500円しないのです。
ソフトウェア開発は無料のArduino IDEを使い、ライブラリも豊富に公開されています。
普通のおじさんにも簡単にマイコン開発できます。
もちろんこれは僕がすごいんじゃありません。
誰でも簡単にマイコン開発できる環境がそろってることがすごいんです。
うーんいい時代になったものだ。

参考にしたサイト
ESP32でwebserverを立ち上げてRGBLEDをスマホから調光する
https://qiita.com/wak_tech/items/60d993bb85e519a047b0

ESP32をWebサーバとして稼働させ、スマホから発光色・輝度情報を受け取り処理するのは基本的に同じ。
上記サイトの作例そのままでは芸がないのでちょっと工夫した点。


  • スライダーの値はGETメソッドではなくPOSTメソッドで送信。

  • 単独でアクセスポイント兼Webサーバとして稼働。

  • インターネットに接続していなくても動作するようjQueryのスクリプトファイルはSDメモリに保存。

  • 動作確認時に使用するSSID・PSK・IPアドレスをOLEDに表示。

  • ページを再読み込みしたときスライダーの値が初期値に戻ってしまわないよう、現在のスライダーの値を反映。



購入したもの
すべて秋月電子通商より調達。ブレッドボードとマイクロSDカードは自前。


  • ESP32-DevKitC-32D @1480YEN

  • 0.96インチ 128×64ドット有機ELディスプレイ(OLED) @580YEN

  • マイクロSDカードスロットDIP化キット @300YEN

  • 抵抗内蔵5mm赤色LED @15YEN

  • 抵抗内蔵5mm黄緑色LED @15YEN

  • 抵抗内蔵5mm青色LED @25YEN



回路図

  • 電源は5V。USBより供給。

  • △は3.3V。ESP32より供給。

  • ▽はGND。

  • LEDは抵抗入り。

  • その他の抵抗はすべて10kΩ。




ソースコード
正しい実装かどうかはさておき、とりあえず動きます。

  • 無保証です。

  • 開発環境はArduino IDE 1.8.9。

  • Arduino core for ESP32 と OLED SSD1306 のライブラリは予めインストールしておきます。

  • SSIDとPSKは適宜書き換えます。

  • jQueryのスプリクトファイル「jquery.min.js」を予めマイクロSDカードに保存します。

  • IPアドレスは192.168.4.1となります。


ESP32withRGBLEDbyPOST.ino
秋海棠
2019.09.01
ときがわ町椚平の秋海棠。咲いてます。
近年、鹿が出没しており秋海棠を食べてしまい激減してしまいました。
昔は鹿なんていなかったのに…。

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