第五話


先日、ソフィアとデートの約束をした俺は、今学校で授業を受けている。

ゲイル「え〜っと……ここの答えは……」

ソフィア「あの…ゲイルさん」

ゲイル「どうした?ソフィア」

ソフィア「ここの問題がどうしても解けなくて…」

ゲイル「ああ、ここはね…」

ソフィアに優しく教える俺。

ゲイル「…で、こうなるんだ」

ソフィア「あ、そうですね。私、勘違いしてました」

ゲイル「いや、数式は結構合ってるよ」

ソフィア「そうですか?そう言ってもらえると、何だか嬉しいです」

こうして、今日1日の授業が終わった。

 

ゲイル「さて、帰るか」

声「ゲイル!」

ゲイル「よ、ショウ、シュウ」

ショウとシュウが話しかけてきた。

ショウ「これから3人で飯食いに行かないか?」

ゲイル「ああ、いいぜ」

シュウ「それじゃあ行こう」

そしてご飯を食べにいこうとした時、

声「あ、ゲイルさん」

ゲイル「あ、ソフィア」

ハンナ「ヤッホー!」

レズリー「よっ!」

ロリィ「お兄ちゃん、こんにちは」

ゲイル「皆揃って俺に何か用なのか?」

ソフィア「ゲイルさんに数学を教えてもらいたいと思って…」

ハンナ「ゲイル、そこの二人は誰なの?」

ゲイル「ああ、こいつらは俺と同じ傭兵なんだ」

ショウ「ショウだ」

シュウ「シュウです」

ソフィア「ソフィア=ロベリンゲです」

ハンナ「ハンナだよ。よろしく」

レズリー「レズリー=ロピカーナだ」

ロリィ「ロリィ=コールウェルです。よろしくね」

ショウ「よろしく」

ソフィア「それで…ゲイルさん、よろしいですか?」

シュウ「ここは、俺たちが引き下がるしかないな」

ショウ「そうだな」

ゲイル「何言ってるんだ?」

ショウ「じゃあな」

シュウ「明日また会いましょう」

ショウとシュウはそそくさと帰っていった。

ゲイル「帰っちゃったよ…」

ハンナ「どうすんの、ゲイル?」

ゲイル「いいぜ、どこで勉強するんだ?」

レズリー「あんたのところに決まってるだろ」

ゲイル「俺の宿舎かよ?ま、いっか」

ソフィア「それじゃあ、行きましょう」

 

俺はソフィア達と宿舎に戻った。

ゲイル「すまないが、適当に座っててくれ」

ロリィ「お兄ちゃんは?」

ゲイル「何か飲み物を持ってくるよ」

ソフィア「私がやりましょうか?」

ゲイル「大丈夫。それより、教えてもらいたいところを探しておいてくれ」

ハンナ「オッケー」

 

それから1分後。

ゲイル「お待たせ」

レズリー「なんだい、この飲み物は?」

ゲイル「東洋の”お茶”という飲み物さ」

ハンナ「苦いよ、これ」

ゲイル「悪いな、これしかなかったんだ」

ソフィア「あの、ゲイルさん。これを教えてほしいんですが…?」

ゲイル「ああ、これは…」

解説する俺。

レズリー「何でそうなるんだい?」

ゲイル「それは、ここの式がこうなって……」

ソフィア「あ、解けました」

レズリー「案外分かりやすいな」

ゲイル「そうかな?」

ハンナ「ねえ?これって双剣でしょ?」

ロリィ「お兄ちゃんスッゴーイ!」

ロリィはすごく気に入っているようだ。

ソフィア「なんて言う剣なんですか?」

ゲイル「双剣”ファスラル”って言うんだ」

レズリー「これをつけて戦うのか?」

ゲイル「ああ」

ハンナ「二刀流の騎士って、見ないね」

ゲイル「父から譲り受けたものだからな」

ソフィア「ゲイルさんのお父さんって、どういう方なんですか?」

ゲイル「俺と同じ双剣を使うんだ。父は”双剣のルーファー”って呼ばれていたんだ」

レズリー「おっと、もうこんな時間か」

ハンナ「そろそろ帰らないとね」

ロリィ「お兄ちゃん、バイバーイ!」

ソフィア「それじゃあ、ゲイルさんさようなら」

ソフィア達は部屋を出ていった。

ピコ「女の子を連れてくるなんて、キミもやるねぇ〜!」

冷やかすピコ

ゲイル「仕方無いだろ。勉強を教えてほしいって言ってきたんだから」

ピコ「そう言えば、手紙が来てたよ」

ゲイル「手紙?」

俺は早速手紙を読んだ。

ゲイル「…ついに始まるのか……」

ピコ「いつなの?」

ゲイル「今度の月曜日からだ」

ピコ「その前日にソフィアとデートなのに?」

ゲイル「国の命令だ。仕方がない」

ピコ「そうだね」

ゲイル「さてと、もう寝るか」

ピコ「まだ早いよ?」

ゲイル「疲れたからいいや」

ピコ「…おやすみ……」

 

俺は戦いに備えて眠りについた。

 

続く……


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