第四話


誰かが来たので、ドアを開ける俺。

ガチャッ!

ショウ「よっ!」

ゲイル「ショウか」

ショウ「お前、今日女の子とデートしてただろ?」

ゲイル「何の事だ?」

ショウ「とぼけるなよ。ちゃんと見てたぞ!」

ゲイル「で、何の用だ?」

話を逸らす俺。

ショウ「そうそう。友人を紹介しようと思ってな」

ゲイル「友人?」

ショウ「おう。こいつは、高崎秀って言うんだ」

シュウ「よろしく」

ゲイル「ゲイル=ラバーバ=ウィナーだ」

ショウ「ゲイル。お前の双剣を見せてくれないか?」

ゲイル「双剣?まぁ良いけど…」

ショウ「じゃあ、邪魔するぜ」

ゲイル「お、おいっ!」

勝手に部屋に入るショウ達。

ショウ「これが双剣か?」

ゲイル「ああ」

シュウ「ところで、ゲイルは混血種なのか?」

ゲイル「ああ。父は西洋(アメリカ)、母は東洋(日本)だ」

シュウ「どうりで目が青いわけだ」

ゲイル「ここに来るまでは日本にいたんだ」

ショウ「あの双剣は?」

ゲイル「双剣は、俺が9歳の時に父から譲り受けたんだ」

ショウ「双剣の騎士か」

ゲイル「まぁそういう事になるな」

シュウ「そろそろ時間だな」

ショウ「そうか。じゃあな、ゲイル」

ゲイル「では」

ショウとシュウは部屋を出ていった。

ピコ「いい友達が出来たね」

ゲイル「ああ」

ピコ「明日も馬術をするの?」

ゲイル「いや、明日からは学問をやるよ」

ピコ「ふーん」

ゲイル「俺はもう寝るぞ」

ピコ「おやすみー」

 

次の日の朝。

ピコ「おはよ〜!…って、もういない……」

俺は朝早くから学校へ向かった。

ゲイル「確か、ここが俺の登録されているクラスだな」

ガチャ!

俺はドアを開けた。すると……

ソフィア「あ、ゲイルさん」

ソフィアがいた事に驚く俺。

ゲイル「お、おはよう……」

とにかくあいさつをした。

ソフィア「どうしてここに?」

ゲイル「今日から学問をやろうと思ってね。そして、登録されていたクラスがたまたまここだったって訳さ」

ソフィア「それじゃあ、今度から一緒にお勉強できるんですね?」

ゲイル「そういう事になるね」

しばらくソフィアと話していると……

ガチャッ!

ハンナ「おはよー!あ、ゲイル!」

ゲイル「おはよう、ハンナ」

ハンナ「何でここにいるの?」

俺はハンナに事情を説明した。

ハンナ「へぇ〜!」

ガチャ!

レズリー「おはよう」

ゲイル「よ、レズリー」

レズリー「ゲイル、何でここにいるんだい?」

俺はレズリーに事情を説明した。

レズリー「じゃあ、あそこの席はアンタの席か」

ゲイル「席とか決まっているのか?」

ソフィア「ええ。ゲイルさんは、私の隣ですね」

ゲイル「ソフィアの隣か」

なぜか嬉しくなる俺。

キーンコーンカーンコーン……

ハンナ「あっ、授業が始まった」

ソフィア「ゲイルさんは、どの教科が得意なんですか?」

ゲイル「強いて言えば、数学かな?」

ソフィア「数学ですか。それじゃあ、私が分からないところがあったら教えてくださいね」

ゲイル「ああ、いいよ」

そんな事で、ソフィア達と三人と同じクラスで1週間を過ごした。

 

日曜日。

ピコ「どこかに行くの?」

ゲイル「散歩しにね」

ピコ「それじゃあ、レッツゴー!」

 

俺は、偶然を装ってソフィアに話しかけた。

ソフィア「どうかしたんですか、こんなところで?」

ゲイル「あのさ…今度の日曜日に、シアターに行かないか?」

ソフィア「ええ、いいですよ。今度の日曜日ですね?」

ゲイル「じゃあ、シアターの前で待ち合わせをしよう」

ソフィア「はい。それじゃ、ゲイルさんさようなら」

 

俺は浮かれながら宿舎に帰った。

ピコ「良かったね。デートの約束が出来て」

ゲイル「まあな」

ピコ「そう言えば、もうすぐ夏至祭があるよ」

ゲイル「夏至祭か……」

ピコ「ソフィアを誘うの?」

ゲイル「もう寝る!」

ピコ「照れちゃってぇ〜!おやすみ〜!」

 

今度の日曜日、ソフィアとデートをする事が決まった。

 

続く……


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