フランス

2005年5月
パリ → ヴェルサイユ → パリ 泊


 お水を携帯用に小さめのペットボトルに入替えて、9時ホテル出発。ん〜、よく寝た。(*^^*)


ノートルダム寺院

 ホテルからバスで15分でノートルダム寺院に到着。ノートルダム寺院前にはバスを停められないので、1〜2分離れたところにバスを停めて下車して歩いてノートルダム寺院内の観光。

 戦勝記念のミサが行われていたので、ひたすら静かに観光。

 ノートルダム寺院観光は外部・内部合わせて約30分。慌しいことこの上ない。フリータイムもないので、裏側にも回れなかった。
 
以前にパリ市内観光に参加したときは、もう少しゆっくり丁寧にノートルダム寺院の説明&観光があって、30分くらいフリータイムがあったと記憶してるのだけど。ツアーによって時間配分が違うとはいえ、ビックリだな。
 ノートルダム寺院の写真は、今回は少なかったな〜。慌しいのもあったけど、何回目かだとそれなりに熱心さ加減が違うらしい。(笑)

 次にルーヴル美術館へ。戦勝記念の行事のため、地下駐車場がCLOSEDだそうで、路上でバスを降りた。ルーヴル美術館館内は本日は繁忙日のため、ガイド説明禁止なので、自由観光。約2時間弱で“ほぼ”今回、行きたいと予定していたところには行けた。

 大満足して集合時間ちょっと前に集合場所に集合するとすぐ近くにルーヴル美術館グッズ販売店があり、ついフラフラと吸い寄せられてお土産用にルーヴル美術館の2006年版カレンダーを購入した。帰国後、役にたった。よかった。(^^)v

有翼人面雄牛像


オペラ座

 そしてお約束の免税店でお買い物タイム40分。ま、この旅行ではここ1カ所だけだったのでよしとしましょう。
 ひととおり見たら集合時間までまだ時間があり、集合場所がお店の外だったので、ちょっと早めにお店の外に出る。ルーヴルの裏手のお店だったので、オペラ座が見えたので記念撮影。
 レストランへ向う途中、バスがシャンゼリゼ通りを通ろうとしたら、シャンゼリゼ通りは戦勝記念パレードの真っ最中で、通行止め。“戦勝記念パレード”ということで、その手の車両が車窓から遠目に見えて、今日がそういう日なのだと改めて認識した。
 レストランへはシャンゼリゼ通りが通れなかったため大きく迂回して13時に到着。昼食の中華はご飯がパサパサ。ヨーロッパのお米はこんなものか。お料理の味そのものはマーボー豆腐以外は、そこそこ日本人に食べられる味の中華だった。マーボー豆腐は日本でいうマーボー豆腐とは違ったなぁ。(笑)デザートの苺がフレッシュだったのが嬉しかった。(*^^*)

 昼食後、ヴェルサイユ宮殿へ向けて出発。その前にエッフェル塔を撮るためシャイヨ宮で写真ストップ。たった5分!忙しい!!

 5分でエッフェル塔を撮り、エッフェル塔をバックに記念撮影をしで、アセアセ。
 確かにエッフェル塔を撮影するポイントで、そのためだけにバスを下車する場所だけど、5分と言われると何だか実際以上に気持ちが焦ってしまう。

エッフェル塔(シャイヨ宮より)

 バスはパリ市内を離れ郊外のヴェルサイユ宮殿へ。こちらも駐車場には観光バスがいっぱい。当然、観光客もいっぱい。ツアーなので15時5分に予約が入れてあり、またずに入場。このへんがツアーで行くと楽なところだなぁ。

ヴェルサイユ宮殿


 
ルイ14世像

 15時5分から1時間のヴェルサイユ宮殿内部見学。
 鏡の間は2005年5月当時、修復工事中のため、半分以上(2/3近く)覆いがされていたので、これを主目的にしてる方がいらしたらショックかも。パンフレットに“工事中で覆いあり”の注意書きがあったけど、予想以上に覆いがされている面積が広かった。
鏡の間


「ナポレオン1世の戴冠」 ダヴィッド
 ←これはヴェルサイユ宮殿にある「ナポレオン1世の戴冠」の絵。ルーヴル美術館にも同じ画家さんの筆になる同名の全く同じ構図の絵があるので、ルーヴルの絵とヴェルサイユの絵とでどこがどう違うかがガイドさんに説明されることになる。あ、当然、両方とも本物です。念の為。

 この写真だと、光線の加減、その他で判り難いかもしれない。(^^;)ほとんど間違い探しの世界?
判ってる目で見ると判別できるのだけど。
 → ヴェルサイユ宮殿内部観光における日本人の知名度NO.1、王妃の間。マリー・アントワネットの寝室です。

 これだと判り難いけど、日本人的に“横になって寝る。”長さのベッドではない。当時の方々は日本人のように横になって眠る習慣がなかったらしい。現代の日本に生まれてよかった。!(^^)!

 ヴェルサイユ宮殿は絶対王政全盛期に造られているので、どこもかしこも綺羅綺羅しくて華やか。

 日本人はどうしても「ベルサイユのバラ」を想像する。コミックはどうも、という方がいらっしゃるかもしれない。でも、読んで行くのと行かないのとでは、ヴェルサイユ宮殿への思い入れも見方も理解の仕方も全く違うような気がする。読まないで行くより、読んで行く方が、ガイドさんの説明聞いても、ふんふんって楽しいと思うな。
 予習は大切です。と、「ベルサイユのバラ」でフランス革命を覚えた人間は主張する。

王妃の間

 1時間の内部観光の後、16時45分のバスに再集合までフリータイム。この時間を利用して庭園観光。

ヴェルサイユ宮殿 庭園


ヴェルサイユ宮殿 庭園

 庭園入場料が6ユーロ。あれ?庭園に入るのに入場料払ったの初めての気がする。
 どうも、庭園はオンシーズンは入場料をとるようなので、今までは、オフシーズンしか来たことがないということか?あっれ〜?それとも、前に来たときは、そういう決まりがなかったのかなぁ。(?_?)
 花が丁度、咲き終わった直後なのか、植えられていなかったので少し寂しい感じがする。

 パリに戻るのに渋滞にひっかかったため、ヴェルサイユからレストランまでは2時間もかかってしまった。お夕寝タイムで体力復活!と思いましょう。
 18時45分から夕食。本日の夕食の売りは何と言っても“エスカルゴ”。
 これが、身を取り出し辛くて、不器用にトライしてたら、見かねたウエイターさんが全て貝から身を取り出してくれた。それ程、ヘタだったのね。(:_;) ウエイターさん、ありがとうございます。m(_ _)m
 すると6個の貝の内、1個に身が入っていなかった。ウエイターさん自身が自ら取り出したのだから、貝に身が入っていなかったことを疑うべくもなく、違う貝を持ってきてくれた。こういうこともあるのね〜。(笑)

 お味は、好みの違いだけど、特別美味しいとも思わなかった。少なくとも今後、自分でオーダーしては食べないだろう。

エスカルゴ

 夕食が終わっても今日はまだまだまだ観光が続く。夕食後は、セーヌ河クルーズ。レストランからセーヌ河クルーズの船着場に行くと、観光バスが押すな押すなのすし詰め状態。ひたすら添乗員さんの後をはぐれないように追いかけて行く。

セーヌ河クルーズ船より
オルセー美術館

 クルーズ船の2階の展望デッキの船べりの席に落ち着くと、後ろに遠足?の集団とおぼしき少年少女の集団。これが賑やかなんだな。多分、フランス人。どこの国でも少年少女は元気だ。でも、こんな時間(20時過ぎ)まで出歩いていていいの?

 20時20分出航。

 有名な観光名所の前を通りかかると、← のように乗船客はカメラを向けるわけだ。(笑)これは、洋の東西を問わず、日本人も欧米人も一緒。
 なので、船の中央通路付近の席は人気薄なのだ。

セーヌ河クルーズより
ノートルダム寺院


セーヌ河クルーズより
ノートルダム寺院

 光線と船の位置の加減で、右上のような夕空に浮かぶノートルダム寺院となったりする。ちょっと幻想的でしょ。(笑)
 この辺りまでは、乗船客は盛んに写真を撮っているのだけれど、船がUターンしてからは、徐々に船の中の席に移る乗客が増えていく。何故なら、日が沈んでくるに従って非常に寒くなってきたから。クルーズ船に乗るので寒さ対策で結構厚着してても寒かったもの。
 セーヌ河の中洲にある「自由の女神像」は、このクルーズ船に乗るとよく見られる。なんだか最も陰影の関係で写真写りの良くない時間に当たってしまった感じがする。

 パリ市内にはこのセーヌ河の中洲にあるものの他にリュクサンブール庭園にも「自由の女神像」があるので、両方見てみるのも面白いかもしれない。

 この辺りは、クルーズもラスト近くで、2階のデッキにいる人影もまばら。(少年少女達はかなり早いタイミングで船内に避難していた。)

自由の女神


セーヌ河クルーズ船より
エッフェル塔

 セーヌ河クルーズ大ラスはエッフェル塔。これで時刻は21時30分近く。まだ薄暮とも言える。

 21時から何分間かエッフェル塔に白い電飾のイルミネーションが瞬いたのが綺麗だった。白い電飾のイルミネーションが瞬く様は肉眼でははっきりと見えたけれど、写真写りはイマイチだったので写真の掲載は断念。

 もう少し夜が更けた方が、エッフェル塔のイルミネーションが綺麗に見えるけれど、それは体力の限界を超える。時期的に日が長いのがマイナスに働いた、たった1つの例だった。

 21時30分に船着場に到着し、下船するときまで2階のデッキにいたのは、ほんの数人だった。う〜、ぶるぶる。寒い!!!

 ホテルに着いたら22時近くで、速攻、お風呂を使って、それでも、お湯を沸かしてホテル備え付けのお茶をいただいてから眠る。このひと時のお茶がおいしい。今日もよく歩いた。お疲れさま。

 これで、ツアーに含まれている観光は全て終了。あとは明後日、帰国のため再集合するまでほぼ2日間のフリータイム。明日からは自己責任。気を引き締めねば。