カトレヤミュージック公開生放送

1999.07.21 (水) 名古屋・松坂屋補本店南館 オルガン広場 12:30〜13:00



illstrated by みどみどさん


【11時すぎ】 ハプニング
 はりきり過ぎて開店前に松坂屋についてしまい、開店と同時に場所をキープし、そのままその場にいたのだが、トイレに行きたくなり、こういう時には珍しく、おそらく初めてトイレに行く。別のフロアにあるトイレを出て、オルガン広場に戻るため、来たときと逆に向かうエスカレータの方向を目で探すと、そこにはふらふらと歩く見慣れた人物の後ろ姿があった。(^^;) そう寛之が歩いていたのだ!(寛之の前にはJIZOさんの姿も) しかも私が行きたいエスカレータの方向に向かって寛之も歩いて行くのだった。
 思わず視線だけは寛之からはずし、何も関係のないただの善良な買い物客を装う。しかし、ここでその上に既に歩き出しているエスカレータに向かうのをやめたら却ってもっと不自然だと判断してそのまま、寛之の後ろ2〜3mを歩く形になってしまった。つい「私のせいじゃない。」の言葉が心の中でもれてしまった。(^^;)
 エスカレータから寛之は控え室に。私はもとの場所に戻る。こういうのを街で見掛けた芸能人……とは言わないだろうなぁ。心臓ばくばく。全くトイレなんて行くものではない。
 しかし何であのフロアにいたの?確かあのフロアって女性服売り場のフロアだったような気が……(?_?)

【11時35分】 音合わせ
 JIZOさんと共にギター片手に登場し 『keios』 を弾き・歌いながらチューニングをしていく。ワンフレーズ歌ったところで寛之から「JIZOさんの(ギターの)音をもう少し大きく……。」と音量レベルの注文が出る。プロなんだな、と実感。もう1度、1回目よりも少し短めに歌って確認し、音合わせ終了。約5分くらいか。もっと全曲音合わせしてくれてもいいのに。(笑)

【12時25分】 番組前
 ファンが要望&署名したことで今回の出演になった経緯や、リクエストのお手紙の一部を紹介。また、このときに曲目が『keios』、『Miss you,babe』、『シナモン』の3曲と紹介される。

【12時30分】 番組開始
 全国から寄せられたファンからの出演リクエストの紙の束を披露し、併せてその経緯を説明。

 ゲストとして名前を呼ばれてすぐ登場せず、一呼吸おいてJIZOさんと共にギター片手に登場。JIZOさんを紹介し、「今日はアコースティックなので。」JIZOさんと共に来たことを説明。「さっきまで練習してたんですよ。」で練習で盛り上がってて、出が少し遅れたとか。(^^;)

『keios』
 声がよく伸びていて余裕さえ感じさせる。最初から最後までギターを弾く。歌を歌っていないときはJIZOさんのほうを見て何か確認しながら弾いている感じ。

 「平日なのに人が多い。」のお言葉に仕事を休んで行った私は内心どきどき。(^^;)
 小さなお子さん(3〜4歳前後?)を連れてらっしゃるファンの方がいらして「(ファンも)結婚したり、子供生まれたり、変化がありますね。」にアナ氏(男性)が寛之の年齢を尋ね、「28に」の寛之の答えになんと!「おっちゃんになっちゃいましたね。」の突っ込み。(笑)寛之も「何、言ってるんですか。(笑)」で、会場が大爆笑に包まれたのは言うまでもない。(笑)

 デビューした16歳の頃は理由も判らずただローラースケートを履かされて「ローラースケートの練習はしましたね。歌の練習はしてないですね。」に再び会場は大爆笑に包まれる。何か最近、吹っ切れて笑いのツボさえ身につけたの?(笑)
 (HG時代とは)演っている曲も違う楽曲だし、ソロになってからの方がやっぱり大変な部分もいっぱいあるけど、「その分やり甲斐があるかな。」

 楽曲の作成時間は夜中から朝方にかけてで、どれは昼間の時間帯は廻りが動いているので外に行きたくなり、何かしたいと思ってしまうので集中できなくて、「夜だったら廻りが寝静まっているので自分も集中して(できる)」のだそうだ。

 作詞するときに煮詰まってくると、描いているストーリーに似たビデオを見たり本を探してきたりして見たりしてそこからヒントを得るそうだ。「(ヒントを得るだけで)そのまま書くわけじゃないですからね。(笑)」

 アナ氏から変なビデオを借りに行くときは変装していくのか質問されると、逆にアナ氏に「そいうものですか?どうですか?」と切り返す余裕ぶり。(^^)v アナ氏の「いえ、私は堂々と……借りません。」には笑わせていただいた。これに対して「また。(笑) 1度くらいは借りたり見たりしたことはあると思います。」ってそれは何。(笑)
 ここでMCから次の曲に移る時間になったのだが、最後の話の内容から雰囲気的に「次の曲に入れないなぁ。(笑)」

 曲タイトルを紹介され、一瞬の間。「用意が必要か?」の問いに「いいですよ。」で改めて曲タイトルを紹介されSTART。

『Miss you,babe』
 アコギでの『Miss you,babe』だったので6月16日のミニライブ版かと思ったら、『恋をいつから休んでますか』をフォーチュンしていない普通の『Miss you,babe』の普通のアコギバージョンだった。
 曲が始まる前に一瞬の間が出来たのは、本当はギターを弾く予定だったのが、寛之がカポ(?)を忘れてしまったためで、そのためギターはJIZOさんのみ。寛之は歌に専念した『Miss you,babe』になった。その点6月16日とは違ったということか。歌に専念している分、JIZOさんのほうを見ることなく、終始前を向いていたのでファンとしては嬉しかった。(笑)
 「本当は待ってもらおうかと思ったけど、(待ってもらうと)番組が終ってしまうので。」そのままギターを弾く事を断念して歌い出したそうだ。

 松坂屋さんからのお知らせの間、いったん退場。お知らせ終了後に再登場。
 ゆっくり歩いてくる寛之にアナ氏の「もう少しさっさと歩こうよ。」に会場大爆笑。いや〜このアナ氏いい味出しまくり。!(^^)!

【会場のファンからの質問】
  1. ゴルフを最近やってるんですか?
    • けっこうオヤジっぽいゴルフをすると言われます。攻めていかない・守りに入るゴルフ。
  2. 歌と踊りを習ってるので上手くなるポイントを教えてください。
    • 何でもいいから歌いながら鏡の前でアピールする。

『シナモン〜今、翼いて』
 『シナモン』の曲全体の半分くらいはギターを弾いていたか。歌を歌う事に比重を置いていたように思える。歌前に『シナモン』と紹介されていたので、『シナモン』の終りから『今、翼いて』(アコギバージョン)につなげたときには心底驚いた。そしてその詞の内容と相待ってそれはまるで寛之の決意表明・ファンへのメッセージに私には思えてならない。歌っている寛之に向かって心の中で「信じていいのね。信じてていいのね。」とつぶやいてしまった。

 この後、「小堀さんのRadio DAYS」に出演で「トークと歌を」と言われて”へ?”って感じの寛之にアナ氏は「聞いてます?佐藤さん?」と突っ込む。「歌ですか?」と怪訝なようすの寛之に「よかったら歌って下さい。」と最後までマイペースで番組を進めていったアナ氏であった。

 この「カトレヤミュージック」出演はファンからのリクエストが原動力になっていた。ファンの願いがファンにプラスにかえってきた一番の成功例だろう。参加された方々、中心になって動かれた方々、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。m(_ _)m

WITH US   ←BACK   →NEXT   HOME