第5話『華麗なる逆転』探偵パート1日目(その3)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
ゴドー検事…薄橙
裁判長…緑
裁判官…黄
矢張 政志…紺
天龍斎 エリス…桃
毘忌尼…橙
葉桜院 あやめ…藤
美柳 ちなみ…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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??月??日??時??分
????????????

電: プルルル‥‥‥‥
    プルルル‥‥‥‥
?: (だ、だれだ‥‥こんな時間に)
電:
‥‥ピッ‥‥
御: ‥‥はい。こちら、ミツルギ‥‥
矢: 『ナニしてんだよ御剣!
サッサと出ろよな!』
御: ‥‥や、矢張か‥‥。
今、何時だと思っている?
矢: 『オレは矢張じゃねえ!
天流斎 マシスだッ!』
御: (‥‥‥‥‥‥‥‥
どうやら、きわめて悪質なユメを
見ているらしいな、私は‥‥)
矢: 『ま、待て! 切るなって!
‥‥タイヘンなんだよ!
成歩堂がッ! アイツ‥‥
落っこちやがったんだよ!』
御: ‥‥彼が落ちるのは、
今に始まったことではなかろう。
矢: 『試験のハナシじゃねえよ!
イノチがあぶねえんだって!』
御: な、なんだと‥‥!
‥‥どういうことだ!
矢: 『トコトン運のワルいヤツだからな。
もう、死んでるかもしれねえ。
とにかく‥‥すぐ帰ってきてくれ!
オマエしか、いねえんだよお‥‥
オレの‥‥オレの、
あやめちゃんがああ‥‥』
御: よくわからんが‥‥わかった。
‥‥すぐ、そちらへ向かう。
矢: 『オレ‥‥留置所にいるからさあ!
今すぐ来てくれえええええええ!』
電:
‥‥ピッ‥‥
御: (あの国をはなれて、1年‥‥
しばらく会うこともあるまいと
思っていたのだが‥‥
なつかしい対面とはいかない
ようだな‥‥いつもどおり‥‥)


2月8日 午後2時19分
留置所 面会室

矢: おせェぞ御剣!
ナニやってたんだよ!
御: ‥‥ムリを言うな。ジェット機を
チャーターして飛んできたのだ。
矢: どうせチャーターするんなら、
もっと速いヤツにしろっての。
とにかく、聞いてくれよ!
エリス先生がナニで、成歩堂が
真宵ちゃんとあやめちゃんのビキニ
‥‥‥‥あれ?
ちゃんとしゃべれよ! 御剣ィ!
御: ‥‥こちらへ来る前、成歩堂が
入院している病院に行ってきた。
状況は‥‥少なくとも、
キミよりはキチンとわかっている。
‥‥殺害されたのは、
絵本作家の天流斎 エリス。
発見者は、住職と成歩堂。
容疑者は‥‥葉桜院の尼僧。
そして、成歩堂は‥‥吊り橋を
踏みコワして、急流に落下。
とりあえず、2日間は病院で
絶対安静‥‥ということらしい。
矢: そ、そう! つまり‥‥
そういうコトなワケよ!
オレのあやめちゃんが‥‥
つかまっちまったんだよおお!
御: (‥‥てっきり、コイツが
逮捕されたものと思っていた)
ただ‥‥、よくわからないのは
この2つのシロモノだ。
矢: ‥‥なんだよ。
御: 病室を出るとき、
成歩堂にたくされたのだが‥‥
(まず、1つめ‥‥
人のココロを見抜く宝玉、とか。
‥‥とてもアヤシイ‥‥
そして‥‥もう1つ。
‥‥どういうことだ、これは?)

(弁護士バッジ)
矢: たのむよ! あやめちゃんの裁判
‥‥もう、明日なんだ!
成歩堂が死んだ今。
もう、オマエしかいねえんだよ!
あやめちゃんのベンゴを
まかせられるオトコは!
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥なんだと?
矢: ベンゴだよ、ベ・ン・ゴ!
‥‥決まってるだろ!
なんでワザワザ、オマエを
呼びつけたと思ってるんだよ!
御: ‥‥いいか、矢張。私は検事だぞ。
わかるか? ”けんじさん”
というのは、だ‥‥
矢: バカにするな!
オレだって、中学は出てるんだ!
大丈夫だって!
バレやしねえからさ!
御: い、いや、しかし‥‥
矢: ボール紙のニセバッジでも
バレなかったってウワサだぜ!
御: (‥‥それでいいのか‥‥
この国の司法制度はッ!)
矢: とにかく、たのむよ御剣!
あやめちゃんのハナシ‥‥
聞くだけでもいいからよお!
御: (やはり‥‥冗談ではなかった
ようだな。このバッジ‥‥)

あ: お待たせしました。
‥‥あやめと申します。
御: ‥‥御剣 怜侍です。
おチカラになれるかは
わかりませんが‥‥
お話を、お聞かせねがいましょう。
‥‥事件について。
あ: あ、あの‥‥‥
御:‥‥‥?
あ: な、成歩堂さんは!
‥‥ごブジなのでしょうか?
マシスさまのお話では、
お、お亡くなりになった、とか‥‥
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
さいわい、生きています。
(矢張め。テキトーなコトを‥‥)
水面に落ちた際に全身を強く
打ったようだが、ケガはない。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥よかった‥‥
御: ただし。‥‥タチの悪い
カゼをひいたようです。
あ: ‥‥おカゼを‥‥?
御: 超高熱にうなされ、モーローと
していました。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
御: (気のせい、だろうか‥‥
この女性。‥‥どこかで、
見たことがあるような‥‥)

(「あやめのこと」を聞く)
御: シツレイですが‥‥
あやめさん、でしたね。
以前どこかで、お会いしたような
気がするのだが‥‥。
あ: そ、それは‥‥
気のせいだと思います。
私‥‥葉桜院をはなれることは、
あまりありませんから。
御: <<葉桜院>>というのは?
あ: 霊行道をこころざす者たちが
集う、宿坊です。
霊力を解放するためには、きびしい
修行を重ねる必要があるのです。
御: 霊力‥‥。
あなたも、そのための修行を‥‥?
あ: いいえ。‥‥私には、
霊力など、ございません。
そんなもの‥‥
必要ないですから。
御: それならば‥‥なぜ、
その宿坊におられるのか?
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
私には‥‥つぐなわなければ
ならない<<罪>>があるのです。
だから‥‥修行をつづけています。

(「事件当夜のこと」を聞く)
御: 事件当夜‥‥ゆうべのことを
聞かせていただきたい。
あ: ‥‥わかりました。
‥‥お夕食のかたづけをすませて、
自室に戻ったのが、8時ごろ。
そのあと、10時に
<<消灯の鐘>>を鳴らしました。
御: 鐘を‥‥?
あ: ‥‥毎晩、同じ時間に
鳴らすことになっているのです。
御: なるほど。‥‥それから?
あ: そ、それから‥‥
御:‥‥‥?
あ: 修験堂に来るように
言われていたのですが‥‥。
ずっと‥‥自室におりました。
御: なぜ‥‥その<<修験堂>>に
行かなかったのですか?
あ: ‥‥こ、こわかったものですから。
御: (”こわかった”‥‥?)
あ: それで‥‥事件が起こるまで、
自室で瞑想をしておりました。
御: (何か‥‥事情がありそうだ。
もう少し、聞いてみるか‥‥)

(「こわかった」を聞く)
御: 事件当夜、修験堂に来るように
言われていたのですね?
あ: はい‥‥。
御: しかし‥‥
あなたは、行かなかった。
”こわかったから”という理由で。
いったい‥‥何が
”こわかった”のだろうか?
あ:‥‥‥!

(サイコ・ロック 錠2つ)
御: (な‥‥なんだ、これは!)
あ: あの‥‥。
どうかされましたか?
御: い、いや。‥‥シツレイ。
(本人には見えないようだな‥‥
これが、成歩堂の言っていた
‥‥<<さいころ錠>>!
たしか‥‥この勾玉を
”つきつける”と聞いたが‥‥)
あ:‥‥‥?

(「事件の心当たり」を聞く)
御: この事件について‥‥
何か、心当たりはあるだろうか。
あ: おそらく‥‥すべては、霊力が
引き起こしたのだと思います。
御: ‥‥霊力‥‥?
あ: はい。霊行道は、古くから
ヒゲキを引き起こしてきました。
‥‥今回の事件も、また‥‥
御: ‥‥あやめさん。
そのコトバには、同意できない。
私は、<<霊力>>というものの
存在は、信じられそうにない。
あ: ええ‥‥。
それがフツウだと思います。
御: 被害者を殺害したのは
まちがいなく、人間なのです。
ひとつ‥‥カクニンさせて
いただこう。
天流斎 エリスを殺害したのは
‥‥あなた、なのだろうか?
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ちがいます。
あの方の命をうばったのは、
私ではありません。
御: ‥‥むう‥‥。
(<<さいころ錠>>が現れない‥‥
”ウソをついていない”と
考えていいわけか‥‥)
‥‥フッ。
あ: どうされましたか?
御: (‥‥我ながら‥‥
”霊力など信じない”と言った
オトコの思考ではないな‥‥)
‥‥どうやら‥‥
あなたから聞ける
情報は、これぐらいのようだ。
あ: ありがとうございました。
‥‥話を聞いていただいて。
御: ‥‥今日、ここへ来る前、
私は成歩堂の病院をたずねました。
そこで、彼からたのまれたのです。
‥‥あなたのことを。
あ: 私‥‥ですか?
御: 明日の裁判‥‥
あなたを守ってほしい、と。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
成歩堂さんが
そうおっしゃったのならば‥‥
‥‥御剣さま。
あなたに、おまかせします。
御: その前に、1つだけ。
うかがっておきたい。
あ: なんでしょうか‥‥?
御: あなたは、成歩堂を
ご存じなのですね?
あ: え‥‥。
ど、どうしてですか?
御: どうも、あなたのことを話す
彼のタイドが、妙だった。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
御剣さまは‥‥、あの方の
お友だち、なのですか?
御: ‥‥かけがえのない友人です。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
今から、5年ほど前‥‥
私は、あの方を
あざむいたのです。
御: ”あざむいた”‥‥?
あ: あの方は‥‥ずいぶん、
お苦しみになったと聞いています。
私が、弱い人間だったから‥‥
いけなかったのです。
だから‥‥二度と姿を見せまい、
と思っていました。
何も知らないまま、すべてを
忘れてほしかったのです。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
成歩堂は、今もなお、
苦しんでいるようでした。
真実を知らないかぎり、
彼は永久に苦しむでしょう。
‥‥あやめさん。
今からでも、おそくはない。
彼にだけは‥‥真実を
話してやってください。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
御: それが‥‥あなたの
弁護を引き受ける、条件です。
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
わかりました。
‥‥お約束します、御剣さま。
御: ‥‥了解しました。
全力をつくしましょう。
(”情報”はそろった。
そろそろ、現場へ向かうか‥‥)

(「吊り橋」に移動する)


同日 某時刻
おぼろ橋

御: (ハナシに聞いていたとおり、
かなり冷えるな。
これが‥‥
あの<<おぼろ橋>>か‥‥)
?: うごほおッ!
み、御剣検事どのォッ!
御: む‥‥イトノコギリ刑事。
糸: おひさしぶりッス! 1年ぶり
‥‥いや、もっとッスっけ?
御: どうでもいいが、こんなところで
何をほっつき歩いている?
糸: うごほほおッ!
‥‥いきなり、ガツンと来たァ!
でも、うれしいッス!
それでこそ、御剣検事ッス!
御: ‥‥もしかして、
人事異動でもあったのか?
ムサいキミにピッタリの、
サムいところだが。
糸: 御剣検事が帰国されると聞いて、
ムリヤリ出張してきたッス!
みんな親切だから、
捜査にまぜてもらってるッス。
御: (‥‥あいかわらず、
ムチャなオトコだな‥‥)
糸: 事件のことは、
現場で詳しく報告するッス!
今日はこの糸鋸 圭介、
トコトンお供するッス!
御: ‥‥そうか。ごくろう。
糸: まったく‥‥ゴドー検事が来る
ハズだったッスのに。
ホント、困ったヒトッス!
御: (ゴドー‥‥検事‥‥?)

(「事件について」を聞く)
御: とにかく‥‥帰国したばかりで、
何もわからないのだが‥‥。
糸: 事件は、単純ッス!
御: ‥‥単純なキミに断言されると
いささか、サムさがつのるな。
糸: くううう‥‥刺すようなヒニク。
もお、なつかしいッス!
‥‥でも、今回は安心ッス。
決定的な目撃証人がいるッスから。
御: 目撃証人‥‥?
糸: もちろん、ビキニのおばさんッス。
御: び、ビキニ‥‥?
このサムい山奥でか?
糸: ‥‥詳しくは、御剣検事が会って
ハナシを聞いてほしいッス。
御: (”決定的”というのと、
”ビキニ”が気になるな‥‥)

(「おぼろ橋」を聞く)
御: ところで‥‥これが、
成歩堂が踏みコワしたという橋か。
糸: そッス! マッタク、用心深い
自分には、考えられないッス。
ええと。”石橋をたたいてコワす”
‥‥だったッスっけ?
御: それで‥‥
この橋の向こうには、何が‥‥?
糸: <<奥の院>>というボロっちい
建物があるらしいッスが‥‥
橋がないと、向こう側に
わたることはできないッス。
御: なんだと‥‥?
糸: ふだんは、ヒトが住んでないから
モンダイないッスが‥‥
どうやら現在、奥の院には
修行中の人間がいるらしいッス。
御: 成歩堂から聞いている。
‥‥真宵くんだろう。
糸: また、あの子ッスか‥‥
とにかく。気流が荒いため、
空からの救助はムズカシイッス。
おそらく、奥の院に行けるように
なるのは、明日ッスね。
御: (‥‥このサムさだ。
ブジならばいいが‥‥)
そもそも‥‥なぜ、
この橋は燃え落ちたのだろうか。
糸: それは‥‥おそらく、落雷ッスね。
御: ‥‥らくらい‥‥?

(「ゴドー検事」を聞く)
御: ゴドー検事、というのは‥‥?
聞いたことのない名前だが。
糸: 御剣検事がこの国を去ってから
出てきた、ヒヨッ子ッス!
ズブの新人ッスが‥‥なぜか、
ダレもアタマが上がらないッス。
御: どんなオトコだ?
糸: 検事になったのは最近ッスが‥‥
かなりのヤリ手らしいッス。
御: (そんなオトコなら、私の耳に
入っているハズなのだが‥‥)
そいつが、この事件の
担当検事なのか?
糸: そッス! なんといっても、
アイツがからんでいるッスから。
御: ”アイツ”‥‥?
糸: 成歩堂 龍一ッス、モチロン。
ゴドー検事‥‥なぜか、あの
弁護士をつけ回しているッス。
御: 成歩堂を‥‥
糸: ナニか、恨みでも
あるんじゃないッスかねえ。
御: ”恨み”というと‥‥?
糸: たとえば‥‥
あの仮面を笑われた、とか。
御: (‥‥自分で調べるとするか)

(「落雷」を聞く)
御: この橋‥‥落雷によって
炎上した、というのか‥‥?
糸: そッス。‥‥ゆうべは、
3日ぶりに雪が降っていたッス。
そんなときに雷が発生するのは、
めずらしいッスが‥‥
気象データによると、たしかに
カミナリが落ちているッス。

事件当夜の<<気象データ>>を
法廷記録にファイルした。
御: なるほど‥‥。かなり
詳しいデータだが‥‥、
いささか、詳しすぎるな。
なぜ、橋に落雷した時間まで、
セイカクにわかっているのか‥‥?
糸: あ。それは、目撃証人の証言が
あったらしいッス。
御: 落雷の瞬間を目撃した、だと?
‥‥いったい、どんな証人だ!
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あとで、地元の警察のヒトに
聞いておくッス。

(「葉桜院・山門」に移動する)


同日 某時刻
葉桜院 山門

矢: おせェぞ御剣!
ナニやってたんだよ!
サムくて、ノーミソが
シャーベットになっちまった!
御: ‥‥急いで帰国したのは、
まちがいだったようだ。
矢: な、なんだと‥‥?
御: 成歩堂はブジだし、
事件はありふれているし‥‥
あろうコトか‥‥その被告人から、
弁護をたのまれるとは!
糸: ‥‥ちょ、ちょっと!
待った! 異議あり!
どういうコトッスか、御剣検事!
御: う‥‥うム。セツメイしにくいが、
なりゆきで、そういうコトに‥‥
矢: なんだよ、その言い方!
それでもオマエ、弁護士かよ!
糸: 御剣検事は、検事だからこそ、
御剣検事ッス!
”御剣検事弁護士”なんて、
アキラカに、ちょっとヘンッス!
‥‥ねー、御剣検事!
御: (‥‥自分がナニモノか、
よくわからなくなってきた)
矢: 御剣ィッ!
‥‥しばらく見ないウチに‥‥
ココロがシャーベットに
なっちまったみたいだな!
御: ‥‥サムいからな、ここは。
矢: あやめちゃんじゃねえよ!
ハンニンは、他にいるんだ!
オレには‥‥
オレには、わかるんだよお!
御: ‥‥あいかわらずの
ロマンチストだな、矢張。
とはいえ‥‥私も引き受けた以上、
全力をつくすしか、あるまい。
(‥‥アイツに、
バトンをわたすまでは‥‥)

(「あやめのこと」を聞く)
矢: いやー、それにしても。
カワイイよなあ、あやめちゃん。
なー、御剣。オマエも
そう思ったろ? な?
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
矢: なんだよ、御剣。
‥‥ダマりこんじまって。
御: 今のヒトコト‥‥
ヒジョーに気になるのだが。
もしかして、おまえが彼女を
無実だと信じている理由は‥‥
矢: あんなカワイイ子が、殺人なんて
するワケないからさ!
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥やっぱり、
帰ってくるんじゃなかった‥‥
矢: 大丈夫だって!
オレの目に狂いはねえから!
御: (何回目だ? そのセリフ‥‥)
矢: でもなあ‥‥。あやめちゃん、
女の子なんだから。
あんまり、
ムリしちゃいけねえよなあ‥‥
御: ‥‥‥?
何か言ったか、矢張。
矢: ん。‥‥あ! いやいや。
なんでもねえよ。
御:‥‥‥?

(「事件当夜のこと」を聞く)
御: 矢張。事件があった夜は‥‥
どこで、何をしていた?
矢: ‥‥‥‥‥‥
御: 矢張‥‥?
矢: ‥‥おッ! オマエ‥‥
よりによって‥‥
このオレを!
うた、疑ってるのかよ!
御: な、なに‥‥‥?
矢: 帰れ! もお、ヒコーキ乗って、
どこへでも飛んでっちまえ!
‥‥そして、その途中で
ツイラクして死ね!
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
もう一度だけ、聞く。
事件があった夜、おまえは
どこで、何をしていた?

(サイコ・ロック 錠3つ)
御: (やっぱり‥‥
<<さいころ錠>>か!)
矢: いやー、さすがのオレも
よくおぼえてねえや!
‥‥そんなムカシのコト!

(「葉桜院・本堂」に移動する)


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