第5話『華麗なる逆転』探偵パート1日目(その4)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
ゴドー検事…薄橙
裁判長…緑
裁判官…黄
矢張 政志…紺
天龍斎 エリス…桃
毘忌尼…橙
葉桜院 あやめ…藤
美柳 ちなみ…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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同日 某時刻
葉桜院 本堂

毘: ‥‥ふう‥‥。
糸: あ、どうも。
‥‥どッスか、具合は。
毘: まあまあ、おかげさまで。
‥‥あら。こちらは?
御: ム‥‥‥。御剣 怜侍と申します。
毘: あらあらあらあら。
カワイイ男のコは大カンゲイよぉ。
‥‥ふう‥‥。こんな状況じゃ
なかったら、オバサンも‥‥
御: (お、”男のコ”‥‥)
つかぬことを尋ねますが‥‥
”ビキニのおばさん”
‥‥を探しているのですが‥‥?
毘: ああ。それなら
オバサンのコトね。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
見たところ‥‥
ビキニではないようだが。
毘: あらあら。オバサンだってねぇ、
スゴいんだから。特に夏は。
わはは。わは。わははははわは
糸: あの‥‥御剣検事。
このカタ、住職の毘忌尼さん。
‥‥例の、目撃者ッス。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
そういうコトは、早く言いたまえ!
だからキミの給料は、
いつまでたっても下り坂なのだ!
糸: ‥‥ううう。ハラへったッス。
毘: それで、あの‥‥どうなんですか?
ウチのあやめは‥‥
御: とにかく‥‥
お話を聞かせていただきましょう。

(「事件当夜のこと」を聞く)
御: まずは‥‥ゆうべのことを
お話しいただきたい。
毘: ゆうべはねぇ‥‥ホラ。
修験者さまがいたでしょ。
晩ごはんのあと、奥の院にある
修験堂へ行ったわけよ、ふたりで。
御: (真宵くんのことだな‥‥)
‥‥それは、何時ごろの
コトだろうか‥‥?
毘: ここを出たのは、9時ごろ‥‥
だったかしらねえ。
修行はね。一晩中つづくから。
それはもう、タイヘンなのよお。
霊行道場の住職は、ずっと
つきそっているキマリなの。
糸: いやあ。
それはタイヘンッスねえ!
御: ‥‥刑事。
感心してる場合じゃない。
糸:へ。
御: あなたは午後11時ごろ、
境内で、事件を目撃している。
奥の院にいるべきあなたが、
なぜこちらに戻っていたのか‥‥?
毘: ううん‥‥そんなに見つめられたら
オバサン、ゾクゾクしちゃうわぁ。
御: (ううう‥‥こっちも
少し、ゾクゾクした)
糸: ハッハッ。サムがりッスねー、
御剣検事は。

(「目撃したこと」を聞く)
御: それでは‥‥あなたが、境内で
目撃したことを聞かせてください。
毘: あれは、11時をすぎていたわね。
もう! もうね!
モロよモロ! あれは‥‥
糸: ままま。落ちつくッス!
ネクタイ、引っぱっちゃダメッス!
毘: ‥‥ふたつの人影が見えたわ。
ひとりは、もうグッタリしてて‥‥
もうひとりが、うしろから、
か、カタナを‥‥ぷっつりと!
御: その”ハンニン”‥‥
あなたは、目撃されたのですか?
毘: 信じたくなかったわ。
あれは‥‥あやめでした!
御: それは‥‥タイヘンな
ショックだったでしょう。
糸: そりゃそッス!
自分に置きかえて考えてみれば‥‥
御剣検事、なんと法廷にて
成歩堂弁護士を串刺しィッ!
イトノコ刑事、なんとそれを
証言台にて目撃ィッ!
‥‥みたいなものッスから。
毘: あり得ない‥‥でも、
それが現実だったわ。
気がついたら、悲鳴を上げていて。
気がついたら‥‥キゼツしていた。
御: (‥‥どうやら‥‥目撃したことに
マチガイはないようだな‥‥)
毘: ‥‥ただ‥‥
なんとなく、あのときのあやめは、
不自然だった気がするの。
御: 不自然‥‥?
毘: ‥‥いつもとちがう、
っていうのかしらねェ‥‥
御: (‥‥どういうことだ‥‥?)

(「本堂に戻った理由」を聞く)
御: 修験者の修行中‥‥住職は、
つきそうギムがあるそうですが?
毘: ま、まあまあ、そうなんだけど。
オバサンねぇ。こう見えて、
コシが悪いのよぉ。
御: コシ‥‥?
毘: 冬はね、特にもお、ダメ。
バケツも持てないぐらい。
ゆうべは特に冷えこんだでしょ?
コシがバリバリ言いだして。
死ぬ前に、おフロでゆっくり
あったまろうと思ったのよぉ。
だから、葉桜院に
戻ってきたワケ。
御: ‥‥修験者を、ほったらかして?
毘: やあねえ! オバサン、
そんなコトしないわ。
そのために、あやめを呼んだの。
‥‥消灯の鐘を鳴らしたあとに。
御: (たしか彼女は‥‥奥の院には
行かなかったはずだが‥‥?
この住職は、彼女を‥‥
あやめさんを、見ているのか?
‥‥もう少し、
詳しい情報がほしいな‥‥)

(「修験者のこと」を聞く)
御: その、”修験者さま”と
いうのは‥‥
毘: ああ、綾里 真宵さんね。
悪いコトしたワ、あの子には。
せっかくのスペシャル・コース
なのに、ほったらかしに‥‥。
糸: すぺしゃる・こーす?
毘: 霊氷の上に座って、
呪詞を3万回となえる修行ね。
御: まさか‥‥ッ! 今もなお
奥の院で、そのスペシャルを‥‥?
毘: いえいえいえいえ!
さすがにそれは、大丈夫よぉ。
ゆうべはまだ、本格的な霊行に入る
前だったからねぇ。
御: そ、それならばよいのですが。
毘: ‥‥あ! そうそう。
もう1つ、気になることがあるの。
糸: ‥‥聞きたいような、聞きたくない
ような。揺れるオトコゴコロッス。
毘: 小さな女の子がいたでしょ?
真宵さんの、妹さんみたいな。
御: (真宵くんに、妹がいたのか‥‥)
糸: きっと、春美ちゃんッスね。
綾里 真宵のイトコッス。
御: はるみ‥‥ちゃん‥‥?
毘: ゆうべ、エリス先生といっしょに
いたはずなんだけど‥‥
今朝から、見てないの!
‥‥どこにも、いなくて‥‥
御: な‥‥なんだとッ!
被害者と、いっしょにいた‥‥!
毘: みィんな、オバサンの‥‥
オバサンのコシが悪いのよォォい!
御: (被害者といっしょにいた
女の子が‥‥消えた!)
糸: まさに‥‥
<<ナゾはミステリー>>ッス!

(「あやめ」をつきつける)
御: ゆうべ‥‥あなたは、真宵くんと
奥の院・修験堂に行かれたという。
その際‥‥あやめさんには
会われたのですか?
毘: もちろん、会ったわ。
10時に<<消灯の鐘>>を鳴らしたら
すぐ来るように、言っといたから。
糸: それで、あやめさんは‥‥
奥の院に来たと言うッスか?
毘: アタリマエでしょお。
スナオな子なんだから、あやめは。
それでね。真宵さんの霊行を始めて
もらったわけ。あの子に。
御: (しかし‥‥あやめさん本人の
供述は、まったくちがう。
彼女は”奥の院には行ってない”
‥‥と言っている!)
糸: まさに‥‥
<<ナゾはミステリー>>ッスねえ‥‥

(「積まれた円座」を調べる)
御: (部屋のすみに、ワラの
円座がつまれている)
‥‥下からのぞいている
白い紙は‥‥なんだろうか。
糸: さあ。なんスかねえ。
御: ‥‥調べてもらえるかな?
イトノコギリ刑事。
糸: ははは、ハッ!
御剣検事ィィ! こんなものがッ。
御: みすぼらしい茶封筒だな‥‥
糸: んぎゃああああ‥‥ッス!
御: ‥‥どうした、刑事?
糸: こ‥‥コイツは‥‥
超・重要な手がかりッス!
ある種、スペシャルッス!
御: ‥‥とりあえず、
さっさと読みたまえ。
糸: どうやら、あやめさんに
宛てられた手紙みたいッスね。
『今夜10時、極楽庵にて待つ。
‥‥秘密を知られたくなければ』
御: ま、まさか‥‥脅迫状‥‥?

証拠品<<あやめ宛てのメモ>>の
データを法廷記録にファイルした。
糸: それにしても、
さすがは御剣検事ッス!
どうしていつも、重要な手がかりを
発見できるッスかねえ‥‥
超・検事ッス!
ある種、スペシャルッス!
御: ‥‥これを見落とせるほうが
ある種、スペシャルだと思うが。

(「葉桜院・境内」に移動する)


同日 某時刻
葉桜院 境内

糸: さあ、ここが殺人現場ッス!
死体以外は、ほぼそのままに
保存されているッス!
御: ‥‥ゴクロウ、刑事。
調べさせてもらうとしよう。
(まだ、警官たちが
捜査中のようだな‥‥)
糸: あ‥‥ところで、御剣検事。
念のために、うかがうッスが‥‥
検事は、ホントに弁護するッスか?
あしたの裁判で‥‥あの尼僧を。
御: むう‥‥。引き受けた以上、
全力をつくすつもりだ。
糸: ‥‥ううううむ。
そうなると、自分の立場上‥‥
ワレワレの捜査状況を、ウッカリ
もらすワケには行かないッス。
御: ‥‥よけいなことを
シンパイするな、刑事。
キミはただ、
ダマって情報をタレ流せばよい。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
リョーカイッス! タレ流すッス!
御: う、うム。‥‥その調子だ。
(たまに不安になるな、この刑事)

(「被害者について」を聞く)
糸: 被害者は絵本作家の
天流斎 エリス。本名は不明ッス。
去年、絵本の賞をとるまでの
経歴も、まるで不明ッス。
御: ‥‥いまどき、考えにくいな。
<<身元不明>>‥‥など。
糸: 被害者の死亡推定時刻は、2月7日
午後10時から、11時ごろッス。
死因は、背中から刺された
凶器による失血死ッス。
御: 凶器‥‥‥?
糸: 被害者の身体は、カタナでプッスリ
刺しつらぬかれていたッス。
御: むうう‥‥。キノドクに‥‥
糸: それと、もう1点。
奇妙な点があるッス。
御: ‥‥なんだ。
糸: 被害者の全身には、”打ち身”の
ようなアトが残っているッス。
どうやら被害者は、2階ぐらいの
高さから、落下しているッス。
御: 2階ぐらいの高さ‥‥というと‥‥
ちょうど、あそこに見える
部屋の高さにあたるようだが‥‥?
糸: さすが、御剣検事ッス!
天流斎 エリスはゆうべ、まさに
あの部屋に泊まっていたッス。
御: (刀で刺しつらぬかれたのち、
突き落とされたのか‥‥?)

証拠品<<解剖記録>>のデータを
法廷記録にファイルした。

(「事件のあらまし」を聞く)
御: ‥‥それでは、刑事。
ゆうべ、ここであったことを、
整理して聞かせてもらいたい。
糸: ハッ。‥‥では、見取り図を
見ていただくッス。
‥‥事件の目撃者・住職の
毘忌尼の証言によると‥‥
葉桜院で夕食が終わって、
彼女と綾里 真宵は、奥の院へ。
午後10時、あやめが<<消灯の鐘>>
を鳴らした後、奥の院へ。
毘忌尼は、あやめに修行をまかせて
葉桜院に戻っているッス。
そして毘忌尼は、葉桜院で
おフロに入ったあと‥‥
境内で、殺人の現場を
目撃したッス!
ま。詳しいコトは、本堂にいる
オバサンから聞いてほしいッス。
御: (<<奥の院>>‥‥か。
もう少し、情報がほしいな‥‥)

(「明日の裁判」を聞く)
御: 裁判は明日、だったな。
検事のほうは、どうなっている?
糸: この事件の担当は、あの
ゴドー検事のはずッスが‥‥
今、連絡がとれないので
他の検事を探しているらしいッス。
御: どういうことだ‥‥?
糸: いっつもそうッス! スパッと
連絡がとれたコトがないッス。
あ。もしかして、あれッスかね!
成歩堂 龍一がカゼをひいたので、
ヤル気をなくしちまった、とか。
御: 明日の裁判‥‥私は、特別弁護人
として出廷するつもりだ。
しかし‥‥私が検事だと
知られると、非常にメンドウだ。
糸: そりゃそッスね。
とは言っても‥‥
あの裁判長を相手に、
それは、ムリなのでは‥‥?
御: ‥‥さすがに、私のカオぐらいは
おぼえているだろうな。
だから‥‥ベツの裁判長の
法廷を手配しておいた。
彼とは、一度しか会っていない。
私を忘れている可能性は、高い。
糸: し、しかし‥‥
検事のほうは、どうするッスか?
検事局で、御剣検事を
知らない者はいないッス!
事情を知らない検事が
騒ぎ立てたら、ヤッカイッスねー。
御: それならば、問題ない。
念のために、検事もすでに、
私のほうで手配しておいた。
糸: み‥‥御剣検事って‥‥
そんなにエラかったッスかッ!

(「奥の院」を聞く)
御: 真宵くんが修行をしていた
<<奥の院>>というのは‥‥?
糸: オバサンの話では、修行をする
ためのボロ小屋らしいッス。
おぼろ橋をわたった向こう側に
あるッス。
御: (あの、焼け落ちた橋か‥‥)
おぼろ橋の向こうは、奥の院の
他に、何があるのだろうか?
糸: 何もないッス。
御: ”何も”‥‥?
糸: 橋の向こうは、切り立った
ガケにかこまれていて‥‥、
ある種、”陸の孤島”
らしいッス。
御: (おぼろ橋の向こうに存在するのは
<<奥の院>>だけ‥‥)
糸: ヒトの住めるようなトコロじゃ
ないらしいッスよ。
御: (ブジでいてくれ‥‥真宵くん)

(「綾里供子像」を調べる)
御: この黄金像が持っている
カタナが‥‥凶器、か。
糸: そッス。<<七支刀>>って
呼ばれているらしいッスね。
御: 凶器に残っている血は‥‥
被害者のもの、なのだろうな。
糸: そッス。べったりッス。
‥‥あ。べったりと言えば。
七支刀のニギリには、
これまたべったりッス。指紋が。
御: しもん‥‥?
糸: モチロン、被告人の尼僧‥‥
あやめのものッス。
御: (彼女の指紋が、凶器に‥‥!)
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥
どうかしたッスか?
‥‥しんみりして。
御: 成歩堂のヤツ‥‥いつも、こんな
気分で弁護席に立っていたのか。
糸: イヤな感じッスか? やっぱり。
御: ‥‥ハッキリ言って、
カラダに悪い。

証拠品<<七支刀>>のデータを
法廷記録にファイルした。

(「杖」を調べる)
御: なんだ‥‥?
この、魔法使いのツエは。
糸: 被害者の天流斎 エリスが
持っていたものらしいッス。
アヤシイところは、ないッスね。
‥‥あ、そうだ!
ここだけのハナシがあるッス。
御: む。‥‥なんだ。
糸: これは、ゴクヒッスよ。
ダレにも言っちゃダメッス。
御: ‥‥わかった。
糸: じつは‥‥自分はムカシ‥‥
魔法使いになりたかったッス。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
御: もしかして‥‥
それで終わりか?
糸: 終わりッス。
御: (このツエ‥‥がんじょうな
木でできているようだな‥‥)
‥‥指紋は?
残っていたのか?
糸: ‥‥付着していたのは
被害者のものだけ、ッス。

証拠品<<被害者のツエ>>の
データを法廷記録にファイルした。

(「葉桜院・本堂」に移動する)

(「葉桜院・山門」に移動する)


同日 某時刻
葉桜院 山門

御: ‥‥おや。
矢張の姿が見えないな。
糸: きっと、ワレワレに
恐れをなしたッスね!
御: (アイツは、ココロに
<<さいころ錠>>を抱えていた。
いずれ、探し出さねば
なるまいな。‥‥メンドウだが)

(「吊り橋」に移動する)

(「留置所」に移動する)


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