第5話『華麗なる逆転』探偵パート1日目(その2)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
ゴドー検事…薄橙
裁判長…緑
裁判官…黄
矢張 政志…紺
天龍斎 エリス…桃
毘忌尼…橙
葉桜院 あやめ…藤
美柳 ちなみ…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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同日 某時刻
奥の院・修験堂内

成: ‥‥なんだか、スゴいな。
サムくて小さな部屋だけど‥‥
今夜は、ここで修行するの?
真宵ちゃんたち。
真: え? ううん、修行するのは
あたしだけだよ。
成: あれ‥‥そうなの?
真: だってさ。はみちゃんには
ムリでしょ、さすがに。
成: (ぶるぶるフルえてる
真宵ちゃんのほうがムリっぽい)
真: それに‥‥修行場は、きっと
あの扉の向こうじゃないかな。
なんだか、それっぽい空気を
感じるもん。
成: (たしかに‥‥神秘的な空気が
ただよっているな‥‥)
?: ‥‥あの‥‥
失礼ですが、あなたがたは‥‥
‥‥あ‥‥っ。
成: き‥‥きみは‥‥‥
真: こんにちは! あたしたち、
今晩、お世話になるんですけど‥‥
?: ‥‥‥‥‥‥‥‥
真: ‥‥‥?
どうかしましたか?
?: あっ。いえ!
な、なんでもありません‥‥
真: なんか、うろたえてるねえ、
なるほどくん。
成: え‥‥あっ。なな、なんか言った?
ま真宵ちゃん。
真: ‥‥なるほどくんまで
うろたえてる‥‥
あ: あ‥‥あやめ、と申します。
この宿坊の‥‥尼僧でございます。
真: 綾里 真宵です。
今晩は、よろしくおねがいします!
あ: こちらこそ‥‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あ。そ、それでは!
準備がありますので‥‥のちほど。
真: はああ‥‥キレイなひとだねー。
ちょっと、ぽーっとしてたけど。
やっぱり、あたしたちみたいな
都会っ子がめずらしいのかな。
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
真: なるほどくん?
成: (‥‥彼女‥‥。どう見ても‥‥)
真:‥‥‥?

(「鉄の扉」を調べる)
真: この向こうだね、修行場。
どんなところかなー。
ううう‥‥、
カギがかかってるよ。
はい、なるほどくん。
開ける開ける。
成: ‥‥ムリだよ。
真: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なんか、さっきから
ノリが悪いなあ、なるほどくん。
‥‥ズヴァリ!
あやめさんのコトでしょ!
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
真: あははははは!
赤くなった赤くなった!

(「掛け軸」を調べる)
成: (掛け軸‥‥か。そんなに
古いものじゃないな‥‥)
真: きゃわわあああああっ!
成: きゃわわあああああっ!
‥‥って、なんだよ! 急に‥‥
真: ここ、これ! このひと‥‥
あ、あたしの‥‥‥
おかあさん‥‥‥
成: え‥‥‥
ええええええええええええッ!
真: ‥‥綾里 舞子。
倉院流霊媒道の、家元‥‥
成: ま‥‥まちがいないの?
真: うん‥‥。
‥‥掛け軸の上に、
<<紋>>があるでしょ。
あれがね。倉院流家元をあらわす
<<アカシ>>なの。
成: (あのマークが‥‥)
真: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
成: ど、どうしたの?
真: ‥‥うん。
おかあさんがいなくなったの、
もう15年以上も前なの。
この<<紋>>がなかったら‥‥
気がつかなかったと思うんだ。
おかあさんなのに‥‥あたし。
カオもわからないんだな、って。
成: ‥‥真宵ちゃん‥‥

<<掛け軸>>のデータを
法廷記録にファイルした。

(「奥の院・修験堂入口」に移動する)

(「吊り橋」に移動する)


同日 某時刻
おぼろ橋

真: いやー、なんとか
わたれたね、おんぼろ橋。
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
真: なるほどくん、カオが
深ミドリ色になってるよ。
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
真: もう! どうしちゃったの?
修験堂であやめさんに会ってから、
急にダマりこんじゃって。
成: え! あ、ああ。ごめん‥‥
?: そこのアンタ! ‥‥ちょっと!
真: ‥‥‥?
あたしたちのコトかな。
成: そ‥‥そうみたいだね。
他にだれもいないし‥‥
?: コマるんだよなー、
そこに立たれるとさあ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥あ。
真: あれ!
あなたは、たしか‥‥
?: うッ! ここ、これはどうも
シツレイしました!
‥‥じゃッ。
成: お、おい。ちょっと待てよ!
?: は、はじめまして。
‥‥天流斎 マシスです。
成: ウソつけ!
ただの矢張だろうが。
矢: うるせえよ!
オレは‥‥オレは‥‥
マシスなんだよおおおおおおおッ!
おぼろブリッジを
そぞろスケッチしてるんだあ!
真: ‥‥やっぱり、ヤッパリさんだよ。
ワケ、わかんないもん。

(「天流斎マシス」を聞く)
成: よりによって、
なんでおまえが天流斎なんだよ!
矢: オレ‥‥オレよお‥‥‥
生まれ変わりたいんだよ。
マッシロな自分に!
真: まっしろ‥‥?
矢: あっただろ? こないだの事件。
成: (怪人☆仮面マスクの事件か‥‥)
矢: オレ‥‥矢張 政志ってオトコが、
つくづくイヤになったんだ。
そんなとき、出会ったんだよ。
‥‥あの、ウンメイの本に!
真: ”ウンメイの本”‥‥って、
もしかして!
矢: 『まほうのびん』だよ!
天流斎 エリス先生の!
うつくしくて‥‥センサイで‥‥
そして、やさしくて。
オレ、ココロが洗われたんだよ!
救われたんだ!
成: (ぼくも買ってみようかな。
‥‥『まほうのびん』)
真: あたしも、
ムショーにほしくなってきた。

(「天流斎エリス」を聞く)
矢: すばらしいヒトだよ、
エリス先生は!
もお。一生ついてくぜ、オレは!
真: なんていうか、
上品なひとですよね。
矢: だろ? だろ? だろ? だろ?
‥‥ほれ。盗み撮りした写真だぜ!
真: へええ。キレイに撮れてますねー。
矢: しょうがねえなー。
オマエにもわけてやるよ!

<<エリス先生の写真>>を
法廷記録にそっと挟んだ。

(「絵本」を聞く)
成: それにしても‥‥
おまえが”絵本”ねえ‥‥。
どうせ、何か
下ゴコロがあるんじゃないのか?
矢: な、バ。バカ言ってんじゃねえよ!
オレ‥‥もう、オンナなんか‥‥
オンナなんか、ダレも信じねえぞ!
真: ‥‥いきなり完全否定されたよ。
成: でも‥‥おまえ、
描けるのか? 絵本なんて。
矢: 絵は、技術じゃねえよ。
ダイジなのは、キレイなココロさ。
成: だから聞いてるんだよ。
描けるのか、って。
矢: ‥‥‥‥!
ううん‥‥言われてみれば‥‥
どうなんだろ‥‥
真: まだ、ココロに
迷いがあるみたいですね。
矢: ジツは、そうなんだよ‥‥。
彼女をひとめ見た、そのとき!
オレの中で何かが終わり、
何かが始まろうとしてるんだ。
真: お。ヤッパリさん、恋してますね!
‥‥エリス先生に。
矢: ちち、ちがうって!
あのコだよ、あのコ!
成: ”あのコ”って、まさか‥‥?
(イヤな予感がするな‥‥)

(「あやめ」をつきつける)
矢: そう! このコ!
あやめちゃん、な!
真: キレイなひとですよねー。
矢: もお、カンゼンに
オレのタイプだぜ、ああいう子。
モデルになってくれねえかなあ。
‥‥オレの絵。
真: ナニがなんでも、モデルさんが
好きなんですねー、ヤッパリさん。
‥‥って、ヤッパリさん! もう、
女のヒトにはコリたんじゃあ‥‥?
矢: えッ! あ? ああ。
‥‥ああ、モチロンそうさ!
そうなんだケド!
真: ”ケド”‥‥?
矢: でも‥‥あやめちゃんとなら。
もう一度だけ‥‥
ユメが見られそうなんだよなあ‥‥
成: (つきあいきれない)
春: みなさーん!
真: あ‥‥はみちゃん!
春: お夕食のジュンビが
ととのいました!
大急ぎで、
本堂に集まってくださいね!
真: よおし。今夜という今夜は、
食べるよ、はみちゃん!
春: わたくし、奥の院に行って
あやめさまを呼んで来ますね!
真宵さまの修行なさる場所も
見学しておきたいので‥‥。


同日 午後7時46分
葉桜院 本堂

真: ‥‥いやあ、食べた食べた。
成: だいじょうぶなの?
修行前に、そんなに食べて。
真: いわゆる体力勝負だからね。
こういうのは。
春: 真宵さま‥‥。あの。
ムリ、なさらないでくださいね。
真: あはははは。ムリしなくちゃ
霊力はつかないよ。
春: うううう‥‥
シンパイです‥‥。
毘: さあさあさあ。じゃあ、そろそろ
したくを始めましょうかねぇ。
エ: がんばってね。
‥‥真宵さん。
真: いっちょ、やりますか!
行ってくるよ、なるほどくん!
毘: じゃ、あやめ。10時になったら
<<消灯の鐘>>をたのむよ。
あ: はい、毘忌尼さま。
毘: <<消灯の鐘>>を鳴らしたら、
あなたも修験堂に来てちょうだい。
あ: ええ。わかりました。
成: (やる気マンマンだったな‥‥
真宵ちゃんとビキニさん)
エ: ‥‥それで、春美ちゃんは‥‥
今晩は、どうするのかしら?
春: え‥‥ええと。そうですね‥‥
エ: よかったら‥‥わたくしの
お部屋に来ないかしら?
いっしょに、
ご本を読んであげましょう。
春: えっ! よ、よ、
よろしいのですか?
あ。あの、わたくし。
読めない漢字があるのですけれど。
エ: ふふふ。いっしょに
お勉強しましょうか。
春: わあ! うれしいです!
成: (春美ちゃんは、エリス先生に
ムチュウ、か‥‥)
矢張。おまえはどうするんだ?
矢: え‥‥えッ! オレ?
ええと。そりゃ、オマエ‥‥
自分の部屋でゆっくりするさ。
オレ、サムいのニガテだから。
成: (‥‥そうだな。
ぼくもそうするか‥‥)
春: あ、あの。先生! たとえば、
これは、なんと読むのですか?
エ: <<華麗>>‥‥ムズカシイ字。
これは、<<かれい>>ね。
春: わあ! じゃあ、
こちらは、なんと読むのですか?
エ: <<引導>>‥‥これもムズカシイわ。
<<いんどう>>ね。
成: (‥‥春美ちゃん、いったい
どんな本を読んでるんだ‥‥?)
春: それでは、わたくし。
お夕食のおかたづけをしますから。
あとで、うかがいますねっ!
先生!
成: (‥‥さてと。じゃあ、
ぼくも部屋に戻るとするか)


同日 午後9時12分
葉桜院 本堂

成: (うううう‥‥やっぱり、山の
冷えこみは、<<格>>がちがうな。
どうにも、トイレが
近くなって困る‥‥)
?: ‥‥成歩堂さん?
成: ひゃああああああっ!
あ、ああ‥‥エリス先生。
先生も、トイレですか?
エ: あの。春美ちゃん‥‥
見かけませんでしたか?
成: え。‥‥知りませんけど。
たしか、エリス先生の
お部屋にうかがう、って‥‥
エ: それが‥‥
まだ、来ていないんです。
あ。わたくし、探してみますから。
‥‥失礼しました。
成: (天流斎 エリス先生‥‥か。
フシギなひとだよな‥‥
でも‥‥
”フシギ”と言えば‥‥‥)
あ:あ‥‥
成: あ‥‥あやめさん‥‥!
あ: こ‥‥こ。こんばんは。
成: (フシギといえば‥‥
やっぱり、この子だ‥‥!)
あ: あの。成歩堂さんも‥‥
おトイレですか?
成: (‥‥このチャンスを
逃がすワケには行かない!
話を聞かせてもらおう‥‥)

(「あやめのこと」を聞く)
成: あの‥‥
あやめさん、ですよね。
あ: ‥‥はい‥‥
成: ええと‥‥その。いつから
この<<葉桜院>>に?
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥
おさないころから、ずっと
お世話になっています。
成: ずっと‥‥?
あ: 私、もう身寄りが
ないものですから‥‥。
毘忌尼さまが‥‥私の
おかあさまです。
成: あ、あの。大学‥‥へは
行ってませんでしたっけ。
勇盟大学の‥‥文学部、とか。
あ: ‥‥いいえ。私には、
必要ありませんもの。
学問は、こちらで
修行しています。
成: そ、そうですか‥‥
あ: あ。でも、街へ出ることも
たまには、あるんですよ。
”ぱそこん”も”けいたいでんわ”
も使えますし。
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(イバるほどのことでもない。
でも、サイコ・ロックが
見えない‥‥ということは
ウソはついてない、
ということになるな‥‥)
あ: ‥‥そんなに、
見つめないでください‥‥。

(「葉桜院」を聞く)
成: ここは‥‥いったい、
どういうところなんですか?
霊力を引き出す修行場‥‥
って聞きましたけど。
あ: ふつうのかたは、あまり
縁のない世界ですよね。
成: ‥‥ええ、まあ。なんか、
別世界のコトみたいで‥‥
あ: それでいいと思います。
成:え‥‥
あ: 死者と語らうなんて‥‥
だれのためにもなりません。
私は、きらいです。
成: そ、そうなんですか‥‥?
(じゃあ、どうして
ここにいるんだろう‥‥?)
あ:あ‥‥
成: ど、どうかしましたか?
あ: もう‥‥こんな時間。
<<消灯の鐘>>を鳴らさないと‥‥
成: (もうすぐ10時、か‥‥)
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あの‥‥成歩堂さん。
成: ‥‥はい?
あ: もし、よろしかったら‥‥
受け取っていただけますか?
成: あやめさんの
ずきん、ですか‥‥?
あ: 悪霊から身を守るための
ずきんです。
成: (そういえば、ビキニさんも
かぶってたな‥‥)
あ: この、不吉な宵闇‥‥ブジに
やりすごせますように。

あやめから<<ずきん>>を
受け取った。
あ: ‥‥それでは、
おやすみなさいませ。
成: ちょっと待って。
‥‥あやめさん。
あ: は、はい‥‥?
成: 今‥‥ぼくの名前を呼びましたね。
<<成歩堂>>‥‥って。
どうして知っているんですか?
自己紹介、していないのに。
あ: そ、それは‥‥
成: ‥‥あやめさん。
ハッキリ聞きましょう。
ぼくたち‥‥以前に、
会ったことはありませんか?
あ: ‥‥‥‥‥‥‥‥

(サイコ・ロック 錠5つ)
成: ‥‥‥あ、あやめさん‥‥
あ: も、もうじき、10時になります。
また、明日‥‥
お話ししましょうね。


ゴーン‥‥ゴーン‥‥ゴーン‥‥
成: (やっぱり‥‥彼女は
ぼくを知っているんだ‥‥
明日‥‥もう一度、
ゆっくり話をしよう‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥)


ぎゃああああああああああああ
ああああああああああああああッ!
成: (なな。なんだなんだ!
境内のほうから、
茶色い悲鳴が‥‥ッ!)


同日 午後11時6分
葉桜院 境内

成: (悲鳴は‥‥たしか、こっちから
聞こえてきたような‥‥)
‥‥うわああああッ!
(ひ‥‥ひとが倒れている‥‥!)
エリス先生ェェェェェェェェェッ!

‥‥むぎゅう。
成: (‥‥何か踏んづけたぞ‥‥)
毘: こらッ! ドテっぱらを
踏まないでちょうだい!
成: なな、ナニしてるんですか!
雪の上に寝ころんで‥‥
毘: キゼツしてたに
決まってるでしょうがッ!
成: やっぱり、さっきの茶色い
悲鳴は、ビキニさん‥‥
毘: とと、とにかく、アンタ!
はやく! はやく、警察を‥‥!
成: あ! でも、本堂に電話なんか
ありましたか?
毘: こんな山奥でもね。
電波は通じるんだよ!
アンタも、携帯電話ぐらい
ポッケに入ってるでしょ!
成: それが‥‥その。
持ってきてないんですけど‥‥
毘: もお、たよりにならない子だねぇ!
携帯電話ぐらい、
あやめだって持ってるのに‥‥
しかたない! おぼろ橋のたもとに
公衆電話があるから!
ホラホラホラホラ!
ひとっ走り、行っといで!
成: は、はいッ‥‥
毘: 早くしないと、
あやめが‥‥あやめがあ‥‥!


同日 午後11時18分
おぼろ橋

成: ‥‥ふう‥‥ふう‥‥
(けっこう、キョリがあるな‥‥
もうすぐ、おぼろ橋だ。
真宵ちゃんにも知らせないと!)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥うわあああああああッ!
おぼろ橋が‥‥焼け落ちている!
(いったい‥‥何が起こった!)
矢: ナニしてんだ、こんなトコで。
成: ひゃわあああああああッ!
矢: え。なな、ナニ? オレ?
成: お、おどかすな矢張!
しし、死ぬかと思ったぞ!
矢: だから、オレは矢張じゃねえ!
‥‥マシスだ!
成: 矢張、すぐに警察を呼んでくれ!
ぼくは、奥の院へ行く!
矢: ばば、バカ言え!
こんな燃えカス、わたれるかよ!
成: いいか! 葉桜院で、
殺人事件が起こったんだ!
矢: なんだってェェェッ!
成: この橋の向こうに‥‥犯人が
逃げこんだかもしれない!
真宵ちゃんを、
ほっておけないだろ!
矢: で、でもよお‥‥
成: たのむ! 早く、警察に電話を!
ぼくは行く。‥‥どいてくれッ!
矢: あ、あぶねえって!
成歩堂、待てよッ!

成: (‥‥ムチュウだった‥‥
ああなることは、
わかりきっていたのに‥‥)

‥‥バキッ!‥‥
成: うわああああああああああああッ!
矢: なるほどおおおおおおおおおおお!
成: (橋は、その名のとおり、
くだけ散って、おぼろに消えた。
‥‥この悪夢のような夜、
最後の悲鳴を上げて‥‥
‥‥ぼくは、永遠に閉ざされた
闇へと吸いこまれていった‥‥)


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