第4話『さらば、逆転』第1回法廷(その2)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
堀田(自称)…黄
荷星 三郎…紺
オバチャン…灰
大沢木 ナツミ…橙
王都楼 真悟…紫
華宮 霧緒…藤
虎狼死家 左々右エ門…桃
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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御: では、証人。
名前と職業を‥‥
オ: ‥‥‥‥‥
御: ‥‥‥‥‥‥‥
証人! 名前と職業を明かしてもら

カタカタカタカタ‥‥
御: ぐふうっ!
オ: ‥‥フッ。
イ・チ・コ・ロ‥‥!
御: うむむむむむむむ‥‥
成: (さっき、さんざんカッコつけてた
のは、なんだったんだ‥‥)
オ: もお。ミッちゃんたら!
‥‥1年ぶりの再会でショ?
もっとうれしそうなカオ、
しなさいって!
御: ‥‥ヘルメットをかぶった写真と
証言は、調書で見ていたが‥‥
まさか、この証人だったとはッ!
オ: オバチャン、わかってる。
わかってるんだからネェ!
いいョ。今日はオバチャン、
なーんでもしゃべっちゃうからサ!
あることないこと。なーんでも。
裁: しょ、証人。”あること”
だけ、おねがいします。

カタカタカタカタ‥‥
裁: むふぐッ!
オ: オバチャンは今、
ミッちゃんと話してんだョ。
ジイちゃんは、引っこんでな!
裁: はあ。
御: いやいやいやいや、
引っこんでもらっては困る!
とにかく証人!
証言をおねがいする。
オ: セッカチだね若いコはやっぱり。
キライじゃないけどオバチャンも。
‥‥じゃ、
ナニから行っとこうかねェ。
御: 証人は事件当夜、現場のホテルで
警備員をしていた。
‥‥まちがいないだろうか?
オ: イサオちゃんをナマで見られる、
オイシイ仕事だったョ!
もお、オバチャンの小さなムネも
オドるっちゅうハナショ!
裁: では、オバ‥‥あなたは、
被害者のファンだったわけですか?
オ: 世間じゃホラ、オートロが
サワヤカでカワユイ、とか、
そーんなアマっちょろいコト
言ってるケドねェ。
あんなオコサマにゃあ、
オバチャン、キュンとこないネ!
もお、イサオちゃんヒトスジ
だったんだョ、オバチャン!
成: (いちおう同い年のハズだけど‥‥
イサオさんとオートロさん)
オ: ‥‥ま、そういうワケで、
あの夜は、ナニかにつけては
控え室の前をウロついてたのョ。
御: ‥‥では事件当夜、あなたが
目撃したことを聞かせていただく。
オ: まかせて! ミッちゃあん!

(目撃したこと)
オ: 『とにかく、授賞式のあとも
控え室の前をウロついてたワケ。』(証言1)
『‥‥ちょっとオバチャン、
気になるコトもあったしネェ。』(証言2)
『ま。シゴトもあったから、ずーっと
見てるワケにも行かなかったケド。』(証言3)
『ひとりだけ、いたのョ! イサオ
ちゃんの控え室から出てきた男。』(証言4)
『王都楼だョ、王都楼 真悟。
アイツが、コソコソ出てきたんだ!』(証言5)
裁: ふむう‥‥被害者の控え室から、
王都楼さんが‥‥
オ: どうだい、ホレ! アイツしか
いないだろ! ハンニン。
御: ‥‥‥‥‥‥
裁: わかりました。
では、弁護人。
尋問をおねがいします。

(「証言5」をゆさぶる)
成: 被告人を見た‥‥
まちがいありませんか!
オ: ないョ。
成: 本当に?
オ: クドいね! 見たって
言ってんだろ!
成: (でも、1年前の事件じゃ
ものスゴい目にあったからな。
‥‥目撃した人物について、
もっと細かく聞いておくか‥‥)

(「その人物の服装」を選択)
成: 証人の見た人物の服装について、
もっと詳しく聞かせてください!
オ: ‥‥メンドくさいコだね
マッタク。どうでもいいでショ。
成: よくありません。
オ: えーと、なんだ。
ホレ、アレ。
成: は?
オ: いっつも着てる、ハデな
バイクスーツ。
成: (留置所でも着ていたアレか‥‥)
オ: アレだよ。まったく、
色気づいちゃってサァ‥‥
成: はあ‥‥
裁: ‥‥それで? 成歩堂くん。
今の証言が、
何か重要なのですか?
成: そ、そうですね‥‥

(「もちろん重要」を選択)
成: モチロン、重要だったのです!

(御剣検事「異議あり!」)
御: 果てしなくつかれる
今の証言の、どこが重要なのか!
成: わからないのか?
御剣検事‥‥。
御: ‥‥‥‥‥‥
成: 裁判長! 証人の発言を、
証言に加えてください。
裁: ふむう‥‥よくわかりませんが、
証人。おねがいします。
オ: ‥‥やれやれ。オバチャン、
ムダ口たたくの、キライなのにサ。
『なんか、キザなバイクスーツでサ。
ホント、カッコだけはつけてたネ。』(証言・補足)

(「証言・補足」に「忍者ナンジャのボタン」をつきつける)
成: オバチャン‥‥
オ: なんだい!
気やすく呼ぶんじゃないョ!
成: これ‥‥、
なんだかわかりますか?
オ: ギャッ!
忍者ナンジャの第2ボタン。
成: (さすが、大ファン‥‥
ヒト目で見わけたぞ)
オ: おくれ! おくれョ!
‥‥くれないと、こうだョ!

カタカタカタカタ‥‥
成: (うう‥‥血まみれの
ボタンをほしがるとは‥‥)
このボタンは、オートロさんの
身体検査で発見されました。
オ: そうだろそうだろ!
オートロがやったっていう
何よりの証拠さネ。
成: トノサマンのハカマに
挟まっていたんですよ。
オ: そうだろそうだろ!
トノサマンといえば
オートロだからネ!
成: ‥‥証人!
今さら説明するのも
バカバカしいけど‥‥
さっき、あなたは
こう証言したはずです!
”目撃した被告人は、
バイクスーツを着ていた”と!
オ: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
はあ‥‥カナシイね
オバチャンは。
ニンゲンを着ているモノで
判断するのかいアンタはッ!
そりゃオバチャンだって、ハヤリの
ドレスを着りゃァ、かがやくわョ!
でもそこをグッとガマンして、こん
なバカみたいなカッコをしてるワケ
でしょうが! なんだいこのムネに
ぶら下がってるテープレコーダーは
重たくってしょうがないっつーの!
でもコドモたちのユメをこわさない
ためにオバチャン、エガオでがんば
ってるワケョ。だいたいなんだい!
アンタのカッコだって、おもしろ味
のカケラもありゃしないちったァ
ミッちゃんのセンスを見習えっちゅ
うハナシだョもうこれでも食らいな

カタカタカタカタ‥‥
裁: ちょっと待ってください!
あ、あなたが見たのは‥‥
被告人・オートロさん自身
ではなく‥‥
‥‥トノサマンだった
というのですかッ!
オ: ‥‥あるいはネ。

(ざわめきが起こる)
オ: どっちだって
おんなじコトなのに‥‥
成: 証人! これは重要な
コトです!
オ: そうなのかい?
‥‥ミッちゃん。
御: ‥‥一考の価値はある
問題と言えるかもしれない。
成: ”重要です”って言えよ!
裁: 証人! よく思い出して
証言してください!
オ: はああ。やれやれだョ。
成: (こっちが”やれやれ”だョ!)

(目撃した人物について)
オ: 『王都楼、王都楼‥‥あっ!
オバチャン、思い出したョ!』(証言1)
『トノサマンだョ、トノサマン。
たしかにそうだったワ!』(証言2)
『犯行のときも、着ぐるみのほうが
ツゴウがいいだろうしネェ。』(証言3)
『そのあとすぐ、受賞記念のショーも
あったワケだから。』(証言4)
『イサオちゃんを刺したときから
着てたんだョ、トノサマンの衣装。』(証言5)
成: や、やっぱり‥‥
やっぱり、トノサマン
だったんじゃないですか!
オ: あらやだアンタ。
まさか、”トノサマンの中に
他の人間が入っていた”とか、
そんなフラチなコト
考えてるのかい?
成: そ、その可能性はあります!
オ: やれやれ。
‥‥そんなワケ、ないのにネェ。
裁: ど、どうしてですか?
オ: だって。
‥‥そんなワケ、ないから。
成: (オバチャンに”理由”を聞く
ほうがまちがってる、か‥‥)
裁: ‥‥弁護人。
尋問をおねがいします。

(「証言1」をゆさぶる)
成: ‥‥さっさとそれを
証言してください!
オ: あ! なんだいなんだい
その言いかたは!
オバチャンはネェ、ビミョーな
おトシごろなんだョ!
そんなにカミつかれたら、
もお、ヘソ曲げちゃうからネェ!
成:え。
オ: なぎさでひとりィ〜
  トノサマン音頭ォ〜‥‥とォ!
成: (‥‥歌い出した‥‥)
裁: 御剣検事。
なんとかしてもらえますか。
御: ‥‥証人。証言をおねがいする。
あとでガムをごちそうしよう。
オ: オッケェェェイ!
‥‥そう来なくちゃネ!
御: 弁護人。ガム代はキサマの
事務所に請求するからな。
成: (おごれよ、それぐらい‥‥)

(「証言5」に「ナイフ」をつきつける)
成: これを見てください。
オ: なんだい、イミありげに。
そんなコトしたってオバチャン、
トキめかないョ!
成: い、いやいや‥‥
裁: 凶器のナイフ、ですね?
それが、ナニか。
成: 裁判長。この証拠が重要なのは、
どうしてですか?
裁: 聞くまでもありません。
被告の指紋まみれだからでしょう。
御: ‥‥‥‥‥‥‥‥
そういうことか‥‥。
成: そういうことです。
裁: ど、どういうことですか?
成: 犯行の際、トノサマンの
着ぐるみを着ていたのなら‥‥
このナイフに指紋が残る
はずがありません!
それどころか、ナイフについていた
指紋も、消えてしまうでしょう。

(ざわめきが起こる)
裁: い、言われてみればそのう‥‥

(御剣検事「異議あり!」)
御: 着ぐるみの手袋を脱いでから
刺したのかもしれない!

(成歩堂「異議あり!」)
成: なぜ、そんなことを?
凶器に指紋を残すためですか?
‥‥そんなことは、あり得ない!
御: 可能性が1つだけある!
成: その可能性とやらを
聞かせていただきましょう!
御: カンタンなことだ。
被告人は、トノサマンのかっこうで
被害者の控え室へ行った。
そのとき、被告人はまだ、
殺意を持っていなかった。
おそらく、受賞記念のショーの
打ち合わせでもしたのだろう。
‥‥だから、いったん彼は
トノサマンの着ぐるみを脱いだ!
裁: ふむう‥‥しかし、事件が
起こってしまったわけですね?
御: ‥‥被告人と被害者の
仲の悪さは、有名だった。
裁: たしかに‥‥それは、
ありそうなことですな。
いかがですか? 弁護人。
御剣検事の主張について‥‥。
成: (御剣の主張は、こうだ‥‥
”被告は、被害者の控え室に
行ったとき、殺意はなかった”
‥‥この主張、今までの御剣の
立証とムジュンしてないか?)

(「ムジュンしている」を選択)
成: 今の主張‥‥さっきまでの
きみの発言と、ムジュンしている!
御: な、なんだと‥‥
成: きみの主張に合わせるため、仮に
オートロさんを犯人と考えると、
”犯人が控え室を訪れたとき、
殺意がなかった”はずがない!

(「ナイフ」を選択)
成: このナイフ‥‥オートロさんが
食事に使っていたものです。
裁: そ、そのとおりですね。
成: つまり、もしオートロさんが
犯人なら‥‥、
このナイフを持って、イサオさんの
控え室を訪ねたことになります。
御: ‥‥そうなるな‥‥
成: しかし‥‥
きみはさっき、こう言った。
”被害者の控え室に行ったとき、
オートロさんに殺意はなかった”
それならば! ナイフなど
持っていくはずがない!
御: ‥‥うム‥‥ッ!
成: つまり、御剣検事!
きみの主張は、最初から
ムジュンしていたんだよ!

(ざわめきが起こる)
成: そして、さらにもうひとつ!
犯行の瞬間、もし犯人が着ぐるみを
着ていたのならば‥‥、
ナイフには、衣装の手ぶくろの
あとがつきます!
当然、王都楼さんの指紋だけが
べたべた残っているはずがない!
御: ‥‥‥‥‥‥
成: つまり、あのナイフは‥‥
真犯人によって偽装された、
ニセの証拠だったのです!

(ざわめきが起こる)
裁: せ、静粛に! 静粛に!
‥‥静まりなさいッ!
このナイフが‥‥ニセの証拠!
いったい‥‥犯人は
なんのために、そんなことをッ!

(「王都楼に罪を着せるため」を選択)
成: モチロン、オートロさんに
罪を着せるためですよ!
裁: 罪を‥‥

(御剣検事「異議あり!」)
御: そんなもの‥‥
コジツケにすぎないッ!

(成歩堂「異議あり!」)
成: しかし、証人の目撃した犯人が
”トノサマン”である以上‥‥、
凶器のナイフにオートロさんの
指紋が残ることは、あり得ない!
御: ぐぐうううウウッ!
証人ンンンンンッ!
オ: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なんかまた、アンタにメイワク
かけちゃったみたいだねェ。
御: ううううう‥‥
裁: ‥‥証人。あなたはホントに
見たんですか? トノサマンを。
オ: そ、そりゃネ。たしかに、
最初は忘れてたけどサ‥‥
成: それにしても、トノサマンと
オートロさんをまちがえるなんて!
オ: だって、しょーがないでしょッ!
オバチャンが控え室のあたりを
こそこそウロついていたのは‥‥
トノサマンが出てくるのを
待ってたワケじゃないからネェ。
成: ‥‥!
(”トノサマンが”出てくるのを
待っていたワケじゃなかった?)
じゃあ‥‥いったい、だれが
出てくるのを待ってたんですか?
オ: ‥‥フン! 警備上のヒミツだョ!
裁: それはもう、聞くまでもなく
藤見野 イサオさんだったのでは?
オ: ‥‥フッフッフッ‥‥
そう考えるのが、底のアサい
シロートの悲しさ、ってヤツだネ。
裁: シロート‥‥
成: (オバチャンは‥‥被害者の
控え室の前をウロついていた。
しかし、イサオさんが目当て
だったワケではないらしい‥‥)
千: もしかして‥‥なるほどくん!
あのおばさまが待っていたのは‥‥
成: (‥‥どうやら、考えれば
わかることらしいな‥‥)
証人。
あなたは、この人物が出てくるのを
待っていたのではないですか?

(「華宮 霧緒」を選択)
裁: このかたは‥‥
成: 華宮 霧緒‥‥
王都楼 真悟のマネージャーです。
裁: し、しかし‥‥どうして、
被告のマネージャーが、被害者と?
御: 最近、世間では
こんなウワサが流れているらしい。
裁: ‥‥ほほお。これはこれは。
ふむふむ‥‥ははあ‥‥なんとも。
成: (裁判長‥‥記事に
ボットーしている‥‥)
裁: では、この”マネージャーの
K.K嬢”というのが‥‥?
御: 華宮 霧緒‥‥少なくとも
証人は、そう考えたのだろう。
オ: ‥‥‥‥フッ。
バレちゃァしょうがないネェ。
いいョ。オバチャンのゴクヒ任務、
ぶちまけちゃおうかネ。
裁: しょ、証人‥‥?
あなたはいったい‥‥
千: ‥‥不吉ね。
これはもう、かぎりなく不吉よ。
オ: オバチャン、ある情報を
入手していたのョ。‥‥ゴクヒに。
‥‥だから、そいつを
調査してたワケ。‥‥ゴクヒで。
裁: な、なんのために‥‥?
オ: 自己形成ョ。‥‥ゴクヒの。
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
どうしますか? 御剣検事。
御: まったく気が進まないが‥‥
聞かないわけにもいくまい。
裁: わかりました。
では、証人。その、ゴクヒ情報に
ついて、証言してください。
オ: ‥‥カクゴするんだねェ‥‥
アンタたちッ!
成: (ダレのことだ?
‥‥”アンタたち”って)


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