第4話『さらば、逆転』第1回法廷(その1)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
堀田(自称)…黄
荷星 三郎…紺
オバチャン…灰
大沢木 ナツミ…橙
王都楼 真悟…紫
華宮 霧緒…藤
虎狼死家 左々右エ門…桃
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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3月22日 午前 9時47分
地方裁判所 被告人第3控え室

王: 華宮 霧緒が‥‥?
成: ‥‥ええ。
王: まさか‥‥! 彼女にそんなこと、
できるわけがない。
成: 今日の法廷では、あなたに不利な
証拠がザクザク提出されますね。
王: ザクザク‥‥
成: だれかがあなたに、ツミを着せよう
としているのは、まちがいない。
王: おねがいしますよ、弁護士さん。
昨日も言いましたけど‥‥
”春風のようにサワヤカなアイツ”
‥‥ですからね、ボク。
スキャンダルだけは、ゼッタイに
さけなくちゃいけないんですよ。
成: ‥‥わかりました。
?: さあ‥‥そろそろ時間ね。
成: 千尋さん‥‥
千: 今日中にかならず、
無罪判決を勝ちとりましょう。
成: わかっています。
これ以上‥‥真宵ちゃんに、
ツラい思いをさせられません。
‥‥それに、春美ちゃんにも。
何がなんでも、今日中に
ネジふせて見せます!
千: ‥‥そうね。
それで行きましょう!

‥‥ピピピピピピ‥‥
成: (‥‥アイツだ‥‥!)

‥‥ピッ‥‥
成: ‥‥こちら、成歩堂!
?: 『おはようございます。
今日はいよいよ、本番ですね。』
成: ま、真宵ちゃんは‥‥
真宵ちゃんはブジだろうな!
?: 『さあ‥‥
今朝のぞいてみたのですが、
ぐったりしてましたよ。』
成: ‥‥‥‥!
?: 『だいじょうぶ。人は
そうカンタンには死にません。
それより、今日の勝負。
それだけを考えることです。』
成: く‥‥くそッ‥‥
?: 『私としても、あなたにはぜひ、
勝ってもらわなければなりません。
そこで‥‥
今朝、あなたに1つ、
プレゼントを用意しました。』
成: プレゼント?
なんのことだ、いったい‥‥
?: 『法廷が始まれば、
わかるでしょう。イヤでも。
こころよく受けとって
‥‥そして、勝ってください。』
成: ちょっと待て!

‥‥ピッ‥‥
成: (ユーカイ犯がぼくに
”プレゼント”だと‥‥?)
王: 弁護士さん。
‥‥今のは‥‥?
成: あ、ああ‥‥ベツに。あなたには
ゼンゼンカンケイありませんから。
王: ‥‥ウソっぽいなあ。


同日 午前10時
地方裁判所 第3法廷

裁: これより、王都楼 真悟の
法廷を開廷します。
検察側・弁護側とも、
準備のほうはよろしいですか?
成: 弁護側、準備完了しております。

(狩魔検事 不在)
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥
コラッ! 弁護人!
狩魔検事はどうしたんですか!
成: しし、知りませんよ!
(なんでぼくに怒るんだよ!)
係: ‥‥裁判長どのッ!
裁: 静かになさい、係官。
開廷中ですぞ。
用件は手みじかにおねがいします。
‥‥なんですかな?
係: ‥‥検事が‥‥狩魔検事が‥‥
今朝、ナニモノかに‥‥
狙撃されました!
裁: ‥‥‥‥‥‥‥‥
ななななんですってェェェッ!
成: そ‥‥狙撃だって!

(ざわめきが起こる)
千: ‥‥どうやらこれが‥‥
あの男が言ってた
”プレゼント”というわけね。
成: ”プレゼント”‥‥!
千: 狩魔検事は、今、この国で
もっとも優秀な検事よ。
その検事を‥‥消した。
これであなたは‥‥
”有利になった”ということ。
成: (そ‥‥そんな‥‥
まさかそんな、バカな!)
か‥‥狩魔検事は!
彼女のイノチは‥‥!
裁: わ、私に聞かれても‥‥
?: ‥‥イノチに別状はない。
狩魔 冥は生きている。
裁: そうですか‥‥
ホッとしました。
‥‥‥‥‥‥!
あ、あなたは‥‥
成: (やはり‥‥来たか‥‥)
御: ‥‥裁判長。
狩魔 冥はツゴウにより、
出廷できない。
代理で出廷した
‥‥検事・御剣 怜侍。
検察側の準備は‥‥
無論、完了しているッ!

(ざわめきが起こる)
御: 狩魔検事は右の肩に銃弾を受け、
現在、手術中だ。
さいわい私は、この事件の
すべてのデータに目を通している。
‥‥私なりのやりかたで、
王都楼 真悟の罪を立証しよう。
裁: わ、わかりました‥‥
御: ‥‥成歩堂。
この1年の旅で、
私がたどりついたコタエ‥‥
この事件が終了したとき、
キミもそれを知るだろう。
成: ‥‥‥‥!
御: それでは最初の証人‥‥、
イトノコギリ刑事を
入廷させていただこう!

御: ‥‥証人。
名前と職業を。
糸: 名前は糸鋸 圭介ッス。
とりあえず今は、
所轄署の刑事‥‥ッス。
裁: ”とりあえず”‥‥?
糸: この法廷が終了したら‥‥
辞表を提出するッス。
成: (い、イトノコ刑事‥‥)
御: ‥‥ショボくれた証人は
必要ない。
カオを上げたまえ。
イトノコギリ刑事!
糸: は‥‥はッ!
御: さっそく証言をしてもらおう。
この事件のポイントを押さえたい。
まずはそこから、おねがいする。
千: ‥‥カクゴなさい、なるほどくん。
キビシイ戦いになるわ。
成: ええ。‥‥なにしろ、
相手がアイツですからね。
(”たどりついたコタエ”
‥‥おもしろい。
見せてもらおうか‥‥)

(事件のポイント)
糸: 『事件は、ヒーロー・オブ・ヒーロー
授賞式のあと、発生したッス。』(証言1)
『被害者の藤見野 イサオは
控え室で、死体で見つかったッス。』(証言2)
『死因の特定に時間がかかったッスが
他殺なのはまちがいないッス。』(証言3)
『当初、カラのギターケースが
不審な点と考えられていたッス。』(証言4)
『その後、ギターケースは、事件とは
関係ないことがわかったッス。』(証言5)
裁: ‥‥ふむう‥‥
授賞式が終わったあと、
被害者はひとりで控え室に‥‥?
糸: はッ!
被告人・被害者とも、それぞれ
自分の控え室にひとりだったッス。
裁: ‥‥そうですか。
では、弁護人。おねがいします。

(「証言3」をゆさぶる)
成: 死因‥‥って、ムネに刺さっていた
ナイフじゃないんですか?
糸: そう考えるのが、シロートの
アサハカさ、ってやつッス。
‥‥現場写真を
よく見てほしいッス。
プロが注目するのは、
このマフラーッス。
裁: ”マフラーッス”‥‥ですか?
糸: ‥‥クビにぐるぐる巻きに
なってる布きれのコトッス。
裁: ああ、はいはい。エリマキね。
成: じゃあ、ナイフは‥‥?
糸: 被害者の死後、念を入れて
刺されたらしいッス。
裁: はあ‥‥。
用心深いハンニンですね。

証拠品<<解剖記録>>のデータを
法廷記録にファイルした。

(「証言4」をゆさぶる)
成: どうしてですか?
糸: いや、だってカラッスから。
忍者ナンジャは、まっかなギターが
トレードマークだったッス。
それが、現場から
発見されなかったッス。
裁: あっ、こういうのはどうですか!
ファンのひとりが、ギターほしさに
犯行におよんだ。‥‥どうです!
糸: ‥‥ワレワレも
それは考えたッス。しかし‥‥
成: しかし?
糸: ギターケースには、被害者の
指紋しか残されていなかったッス。
成: 被害者の指紋だけ‥‥
裁: ふむう‥‥そうですか。
ちょっと、ザンネンですな。

証拠品<<ギターケース>>の
データを書きなおした。

(「証言5」をゆさぶる)
成: 関係ないというコンキョは?
糸: あの夜、現場のホテル・バンドーに
ギターは存在しなかったッス。
裁: どういうことですか?
糸: まっかなギターは、ケッキョク
テレビ局のスタジオにあったッス。
被害者の藤見野 イサオは、
ケースだけ持ってきてたッス。
裁: 中身を入れ忘れた、
ということですか‥‥?
糸: そッス。授賞式のステージでも、
ギターは持っていなかったッス。
成: ギターケースは、最初から
カラだったわけですか‥‥
糸: そのとおりッス。
事件にカンケイしようがないッス。
裁: ‥‥ふむう‥‥
御: ‥‥そんなところで
じゅうぶんだろう。
被害者はまず、マフラーで
クビを絞められた。
そして絶命したのち、犯人は
念を入れて、ナイフを刺した。
裁: ふむう‥‥
御: それでは、次に進もう。
警察がなぜ、
王都楼 真悟を逮捕したか‥‥?
そのコンキョについて、だ。
成: (ついに、来たか‥‥)
裁: では、証人。
証言をおねがいします。
糸: はッ!

(王都楼を逮捕した理由)
糸: 『王都楼と被害者の藤見野 イサオは
ライバルの関係だったッス。』(証言1)
『たがいの存在がジャマだった‥‥
それが、動機ッス。』(証言2)
『そして、証拠。‥‥まず、
忍者ナンジャのボタンがあるッス。』(証言3)
『衣装からちぎれたボタンが、王都楼
のハカマから発見されたッス。』(証言4)
『さらに、凶器のナイフには、被告の
指紋がハッキリ残っていたッス。』(証言5)
『被告は、ナイフを買って準備して
いた‥‥これは、計画殺人ッス!』(証言6)
裁: ふむう‥‥凶器のナイフに、
被告人の指紋が‥‥。
糸: べとべとになるほど
指紋まみれだったッス。

証拠品<<ナイフ>>のデータを
法廷記録にファイルした。
糸: ‥‥そして、このボタンッス。
裁: それが、被告人の衣装から
発見されたわけですね。
‥‥ふむう‥‥これもまた
血でよごれていますが‥‥?
糸: その血痕は‥‥被害者のもので
あることがわかったッス。
成: えええええッ!

証拠品<<忍者ナンジャのボタン>>の
データを法廷記録にファイルした。
裁: これは‥‥もう、
決定的ですね。
御: まさにそのとおり。
‥‥いかがかな。弁護人?
成: ‥‥フ、フン! 穴だらけですね!
御: 強がりはケッコウ。
さっさとムダな尋問をしたまえ。
成: ‥‥うううううう‥‥

(「証言6」に「ナイフ」をつきつける)
成: ちょっと待ってください!
糸: な‥‥なんスか‥‥?
成: <<計画殺人>>‥‥そのコンキョは、
”あらかじめナイフを買っていた”
からですか。
糸: そのとおりッス。
このナイフは、被害者(被告の間違い)が‥‥
成: 買ったものではないんですよ。
糸: ど、どういうコトッス‥‥?
成: ナイフの柄をよく見れば、
すぐわかることです。
糸: ‥‥え。
裁: ”バンドー”‥‥と
刻印されているようですね‥‥
糸: ‥‥バンドー‥‥?
どこかで聞いたような。
成: ホテルの名前ですよ。
”ホテル・バンドー”。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥あ。
成: 凶器のナイフは
ホテルのものだった!
犯行は、計画的なものでは
なかったのです!

(ざわめきが起こる)
裁: たしかに、そうなります!
これは、大きな‥‥
御: クックックッ‥‥
裁: ‥‥な、なんですか?
御剣検事。
御: ‥‥シツレイ。弁護人が
あまりに必死だったもので。
成: なんだと‥‥!
御: 犯行が<<計画的>>だったかどうか?
‥‥わかりきったことだ。
成: ど、どういうことだ‥‥!
御: ‥‥たしかにこのナイフは、
あのホテルのものだ。
そんなことに気づかない
バカは、警察にはいない。
糸: ‥‥気づかなかったッス。
御: 問題は。
そのナイフが、いったい
どこにあったものなのか‥‥?
裁: そ、それはモチロン、被害者の
イサオさんの部屋、なのでは‥‥
御: ザンネンながら、そうではない。
‥‥被害者は、殺害される前に
食事をとっている。
しかし‥‥テーブルの上に
注目していただきたい。
裁: ナイフとフォークが‥‥
そろっていますッ!
‥‥では、いったい!
このナイフは、どこから‥‥!
御: ここで‥‥
今度は被告人・王都楼 真悟の
控え室を思い出してほしい。
‥‥テーブルの上、だ。
‥‥足りないものがある。
ナイフが、1本。
我々は、残された食器の
指紋を調べた。
‥‥足りないのは、
王都楼 真悟のナイフだった。
成: ‥‥うう‥‥
御: 王都楼は、食事に使ったナイフを
持って、被害者の控え室に行った。
ではなぜ、ナイフを持っていたか?
‥‥殺意があったから、だ。
‥‥以上。この犯行が計画的
だったことを‥‥
私なりに、立証してみた。

(ざわめきが起こる)
裁: さすが、御剣検事です。
アザヤカな立証でした。
千: どうやら‥‥最初から
仕組まれていたみたいね。
成: (”ワナ”‥‥!)
裁: 凶器に残っていた指紋。
被害者の衣装からちぎれたボタン。
‥‥証拠はじゅうぶんですね。
御: これ以上の審理は、
ムダだと断言できる。
もっとも‥‥
弁護側に、まだ提出すべき
証拠でもあれば、ベツだが、な。
成: (提出すべき‥‥証拠?)
千: 当然‥‥まだ審理されていない
重要な証拠品、ということね。
裁: 弁護人。いかがですか。
成: そ、そうですね‥‥
千: ‥‥なるほどくん。
裁判長の心証は、かぎりなく
検察側にかたむいているわ。
ここでいいかげんな返事を
したら‥‥
成: (その瞬間
‥‥木槌はふりおろされる!)
裁: 弁護人。審理を必要とする重要な
証拠品、何か提出できますかな?

(「もちろん提出する」を選択)
成: 1つだけ‥‥
御: ‥‥‥‥‥‥
成: 1つだけ、気になる
証拠品があります。
‥‥まだ、審理されていない
証拠品です!
裁: 成歩堂くん。
ハッキリ言います。これ以上の
審理の必要性は、感じません。
‥‥一度だけ。
チャンスを与えましょう。
御: お得意のハッタリは
通用しない‥‥そういうことだ。
成: (こいつをまちがえた瞬間
‥‥すべてが終わる!)
裁: 証拠品を1つだけ、
提示していただきます。
さらに審理を必要とする
重要な証拠品とは、なんですか?

(「グラス」を選択)
裁: これは‥‥
グラス、ですか?
成: 現場写真をもう一度、
よく見てください!
犯人と被害者が争ったためでしょう
‥‥現場は、荒れています。
花ビンは割れているし、
化粧品のビンが散乱している‥‥。
これらは、おそらくドレッサーの
上に置かれていたものでしょう。
裁: ふむう‥‥
まあ、そうでしょうね。
成: ‥‥しかし!
ドレッサーの上の、このグラス
だけは、なぜかブジでした。
まっ先に倒れてしまいそうな、
このグラスだけが!
これは、じゅうぶん
”不審な証拠”です!
裁: ‥‥‥
糸: ‥‥‥‥‥
御: ‥‥‥‥‥‥‥
成: ど、どうですか?
みなさん‥‥
裁: あ、いや。たしかにちょっと、
気になりますね‥‥。
成: で、ですよね! やっぱり!
裁: その、すがるような目は
やめてください。
‥‥御剣検事?
御: なんだろうか。
裁: ご意見は‥‥
御: ‥‥意見など、必要あるまい。
そんなグラス、
なんのイミもないのだから。
成: ‥‥なんだと‥‥!
御: そんなもの、犯行のあと
だれかが置いたと考えればよい。
たとえば、発見者の華宮 霧緒。
死体を見ておどろいて、思わず
持っていたグラスを置いたのだ。
裁: ふむう‥‥ありそうなことですね。
どうですか? 弁護人。
成: (あのグラス‥‥華宮 霧緒が
思わず置いたのか‥‥?)

(「そんなはずはない」を選択)
成: (ここで弱気なタイドを
見せたら‥‥審理は終了する。
コンキョなんて、とりあえず
あとで見つければいい!
ここはココロの目をつぶって、
この人差し指をつきつける!)
千: シビれるわ、なるほどくん。
そのニクらしいほどの開きなおり!
成: そんな推測では、
弁護側はナットクできない。
発見者が置いたというのなら、
その証拠を見せてください!
裁: ふむう‥‥。いつもと立場が
逆転してしまいましたね。
御剣検事。あなたの主張を
ウラづける証拠は‥‥?
成: (あるわけない。デタラメだ!)
御: ‥‥私は弁護人とはちがって、
コンキョのないことは言わない。
成: な‥‥ナニっ!
御: アマく見られたものだな、成歩堂。
‥‥このグラス。
この私が見逃した、とでも?
成: じゃ、じゃあ‥‥
御: もちろん、調べさせたよ。
‥‥指紋をね。
成: しもん‥‥
御: このグラスには、ひとりぶんの
指紋だけ、残されていた。
裁: ひとりぶん‥‥
いったい、だれの!
御: 被告でも被害者でもない。
‥‥発見者、華宮 霧緒のものだ。
成: なんだってェ!

証拠品<<グラス>>の
データを書きなおした。
御: だからこそ私は『発見者が置いた』
と発言したのだ。
‥‥おわかりかな? 弁護士クン。
成: (くそ!
‥‥またやられたか‥‥!)
御: 発見者は、グラスを持って現場の
ようすを見に来た。
そこに死体を発見した彼女は、
おどろきのあまり、グラスを置く。
裁: ‥‥そう考えるのが
きわめて自然でしょう。
御: クックックッ‥‥弁護人。
少しはリカイできたかな?
キミは、私の書いたシナリオを
変えるコトはできないのだよ。
成: ぐ‥‥ぐッ!
御: ‥‥私は、この1年間、
”検事”について考え抜いた。
‥‥そのコタエを、
これから、お目にかけよう。
裁: ちょ、ちょっと待ってください
‥‥御剣検事!
私は、検察側の立証は、すでに
じゅうぶんだと考えますが‥‥
御: ‥‥非常にザンネンながら、
そうはいかない。
ワレワレはこれから、さらに
新しい証言を検討するのだ。
成: ”新しい証言”‥‥?
御: ‥‥そのとおり。
係官! 次の証人を
入廷させていただきたい!
千: 御剣検事‥‥いったい、
何を考えているのかしら‥‥。


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