登山列車の車窓から 3
ツェルマット 〜 ゴルナーグラート


2006年7月


 マッターホルンの麓の街ツェルマットからゴルナーグラート展望台までは登山列車で乗換えなしの40分。ベルナーオーバーランド地方の登山列車よりもゴルナーグラートへの登山列車の方が列車も周囲の風景も気持ち力強いような気がする。


ツェルマット駅を出て少しのところ

 ツェルマット駅を出発してしばらくするとマッターホルンがその雄姿を現す。
 山頂に雲が纏わり付いている。ゴルナーグラート展望台に着くまでに、またはハイキング中に雲が切れて全貌が見られればよいのだけれど……。

 とりあえずマッターホルンの姿が拝めたことにホッとする。
 登山列車は満席で立っている方も多数。日本人ツアー客は添乗員さんに率いられて早めに駅に到着しているので、見える限りはほぼ着席。立っている方々は日本人か否かに関わらず個人客の方々がほとんど。

 早朝のことでまだ空気が冷たいこともあり窓は開けられず(日本人以外の方の方が多いので開けられないでしょう。)、窓ガラス越しの登山列車の車窓からの写真となった。で〜も〜、この窓ガラスがイマイチ綺麗じゃないのだ。え〜っと、観光産業に力を入れるなら朝イチで窓ガラスも拭いてほしいなっと。(^^;)
 マッターホルン以外の山々も顔を出している。

 山に詳しくないため名前は判りませんが、いづれも高い山々。

 これらの山々を登山列車に乗車して手軽に眺められる幸せ。スイス、登山列車などのインフラ整備にがんばってます。

 ←そしてそして、雲が切れてマッターホルンの顔がはっきりと見られた登山列車乗車中の瞬間。やった〜!(^^)!

 これが本日、最も雲のないマッターホルンを眺められた瞬間となったのであった。

 これだけ雲のない姿が見られたのだから幸せと思わなくてはね。
 こういう姿が見られると、“逆さマッターホルン”も見られるかな♪と期待が高まる。どきどきどき。
 →なんじゃ?と思われるかもしれません。(笑)マッターホルン付近の草原に見える白い物体は羊さんです。(ちなみに写真手前の灰色の物体は石なのであしからず。)

 とりあえず、マッターホルンと羊さんが車窓から見えたので、写して見ました。そしてこういう長閑な風景もあったということでHPにも載せてしまいました。(*^^*)

 個人的にこういうのって結構好きなんです。(笑)

 登山列車乗車時間がアッと言う間に感じられた40分だった。