登山列車の車窓から 1
ラウターブルンネン 〜 クライネ・シャイデック


2006年7月


 ユングフラウヨッホへの登山列車はインターラーケン・オストからラウターブルンネン経由。インターラーケン・オストからラウターブルンネン間の20分は車両に外国の方と混乗なので窓を開けるのがためらわれ、また何となくシャッターチャンスもなく過ぎていったので、登山列車の車窓風景は車両に乗っている全てが日本人で窓を自由に開けられたラウターブルンネンからクライネ・シャイデックまでの車窓からの風景を最初にご紹介する。(日本人は窓を開けたがるが、外国の方々は窓を開けるのを好まない方が多いそうなので、この辺、注意が必要かもしれない。)


ラウターブルンネンの隣の駅だったかな?

 天気がよくて窓からは爽やかな空気が入ってくる。(*^^*) が、長時間窓を開けていると流石に指先が冷たくなるので、みんなして窓の開け閉めを繰り返している。

 とにかく天候に恵まれ、徐々に高度が上がり空気が澄んでくると、スイスの山岳地帯の気分がどんどん増してくる。
 そして、視界が開けるのと同時に飛び込んでくる山々の姿に、乗客一同、窓の外を食い入るように見つめ、ある者はシャッターチャンスを狙う。

 晴れて雲一つない空。澄んだ空気。ユングフラウヨッホの頂上も晴れてるのかな。やはり山は晴れているとその輝きが遥かに増す。

 → 草原と雪を戴く山々。スイスだ。


 こ〜んなカーブも疾走して行きます。線路脇にもお花がたくさん咲いていて目を楽しませてくれる。

 疾走と言っても登山列車なので、そんなに目茶苦茶早いスピードではないので、それなりに線路脇の花も見られる。
 ラウターブルンネンからクライネ・シャイデックへの道程の半分以上を過ぎ、クライネ・シャイデックに近づいたところ。牛がのんびりと草を食んでいる光景に出くわした。

 この辺りの風景が、今回の登山列車の車窓から見た風景の中で個人的に最も気に入っているところ。

 視界が広がり、雄大な山をバックに牧草の中にいる牛。気持ちが開放される。
 更にクライネ・シャイデックに近づくと、クライネ・シャイデックからラウターブルンネン方向に走る登山列車とすれ違った。乗客の姿がないので回送車かな?乗務員のおじさんが手を振ってくれた。(^^)/~~~

 おじさん、ありがと〜う☆
 そして、もう少しクライネ・シャイデックへ近づいたところ。

 もう、もう、もう、言葉にならないくらい素敵なの〜〜〜!!!(^^)v!(^^)!(*^^*)

 

 ラウターブルンネン→クライネ・シャイデック間40分間の登山列車の旅。車窓に広がる山々と草原と花を見ていたら本当にアッと言う間だった。車窓からの風景お勧めNo.1。