ルーヴル美術館

vol.1 2005年5月



 ルーヴル美術館。えむちゃんのご希望は

「『モナ・リザ』、『ミロのヴィーナス』、『有翼人面雄牛図』、その他見られるだけいっぱい。」☆♪§∽∝

 え〜っと・・・。ということで、時間のない人のためのルーヴル美術館早巡りコースをベースに各翼、各階の”これだけは”をピックアップ。しかしながら、そうすると、それなりに時間がかかるコースとなってしまった。(^^;) あはは……。そのため、パリに着いた日にルーヴル
へ行く元気があったので、早速、観光に出かけた。


 ルーヴルは大好きなところなので、パリにくる度に訪れている。そして相変わらず好きな作品も変わらないため、どうしても見る作品は固定化してしまいがち。

 しかし、今回は絵の他に彫刻等にも興味のあるえむちゃんと一緒なので、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナス以外の彫刻部門の数々の作品が見学に含まれることになった。

 絵画部門のドノン翼はともかく、あまりお馴染みでないシュリー翼やリシュリュー翼は、日本でガイドブックなどで入念に下調べをして行ったつもりだったのに、ルーヴルの広さと元が宮殿だった作りの関係でちょっとした階段がそこここにあるので、位置関係の把握があやふやになったりもした。


「岩窟の聖母」レオナルド・ダ・ヴィンチ


「聖母子と幼子聖ヨハネ」ラファエロ

 通る部屋通る部屋に数多の作品。それをゆっくりじっくり鑑賞するだけの時間がないので(1度でいいからそういう旅を計画したい。これ、未来への宿題)、取りあえず、ピックアップした作品の前で足を止めつつ、モナ・リザを目指す。

 といっても、私のルーヴルでの1番のお気に入りは、↑の「岩窟の聖母」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)。え〜、だってモナ・リザよりマリアさまが可愛いんだもん。(思いっきり主観)
 お気にNo.2が、←の「聖母子と幼子聖ヨハネ」(ラファエロ)。こちらもマリアさまが優しそうなので。

 『有翼人面牡牛像』まで見学予定だったので、行く経路を探したのだが、見つからずに館員の方にお尋ねしたところ、残念ながら『有翼人面牡牛像』があるところは、Closeだということだった。この日だけなのか、夜間開館のときは常になのかは不明。(そこまで訊く機転が廻らなかった(^^;))

 今回、ここで紹介している11作品+『モナ・リザ』+ α の鑑賞するのに、ルーヴル入ってから出るまでで1時間15分(19時〜21時15分。夜間開館は21時45分まで)かかった。成田からのフライト後に行ったので体力的に、また、夜間開館時間でのルーヴル見学だったので時間的にも、限界だった。
 夜間開館時間なら、多少なりとも空いているのを期待していったのだが、それが案に相違して結構、人がいて驚いた。同じような考えの人が多いということなのだろう。ただ、チケットを買うのに並ぶことはなかったので、それはそれなりにいい選択だったと思う。

 ちなみに、これらの作品はガイドブック等の時間のない人用をベースにしてはいるものの、かなり趣味も入ってアレンジしていることは言うまでもない。(^^;) I love レオナルド・ダ・ヴィンチな人間なもので…(^^)v






↓ 小さい画像をクリックすると大きな画像がその絵に変わります。


ボルゲーゼの剣闘士


サモトラケのニケ


「岩窟の聖母」
レオナルド・ダ・ヴィンチ

「預言者聖ヨハネ」
レオナルド・ダ・ヴィンチ

「聖アンナと聖母子」
レオナルド・ダ・ヴィンチ

「カナの婚礼」

 

「聖母子と幼子聖ヨハネ」
ラファエロ

ミロのヴィーナス


書記座像


夫婦の陶棺


「瀕死の奴隷」
ミケランジェロ