アテネ国立考古学博物館

2002年3月




アルテミシオンのポセイドン
 ギリシア各地の遺跡から発掘された出土品を展示している。各地の遺跡を訪ねる前、または、訪ねた後にぜひ訪れたい博物館。

 ツアーのガイドさんの説明を聞き名がら、ポイントとなる作品を押さえて歩くだけで、時間が瞬く間に過ぎた。

 ガイドさんについてまわった後、30分ほどフリータイム。しかし、ゆっくり見るのには、まだまだ足りない。やはり落ち着いて見るには、1時間くらいフリータイムがほしい。

 コレクションごとに分類されているので、目的のコレクションをはっきりさせておくのもいいかもしれない。

 アテネの守護神であるアテナ像。

 なのだが、なぜか、某コミック(某テレビアニメ)でこのアテナ像をモチーフにした絵をたくさん見た気がしてならない。(笑)

 ※ギリシア神話におけるオリンポスの12神とは

 1.ゼウス(最高神)
 2.ヘラ(ゼウスの妻、家庭の女神)
 3.アポロン(太陽、芸術の神)
 4.アテナ(戦いの女神)
 5.ポセイドン(海の神)
 6.ディオニソス(酒の神)
 7.アフロディーテ(美と愛の女神)
 8.ヘルメス(商売の神)
 9.アルテミス(月と狩猟の女神)
 10.アレス(戦いの神)
 11.ヘファイストス(鍛冶の神)
 12.デメテル(大地の女神)

アテナ像

黄金の王冠  ミケーネ遺跡の出土品
 ミケーネの出土品である黄金の王冠や、黄金のマスクはミケーネの博物館ではなく、アテネの国立考古学博物館にオリジナルが収蔵されている。

 ミケーネ遺跡を発掘したシュリーマンは黄金のマスクをアガメムノン王のものと考えたらしいが、その後の調査で、アガメムノン王の時代よりも古いものと判明した。