アンコール遺跡旅行記 |
コー・ケー遺跡群(プラサット・トム(2))
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
遂に真打ち登場!コー・ケー遺跡のメインヴィジュアルのプランです。
プランとは、「寺院」の意味で、921~932年頃に建造されたと考えられています。
東側の正面には、急峻な石階段が設置されていますが、現在はこちらの石階段は登れず、北側にある木製の階段を使用して登ることが可能です。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
少し近づいてから更に1枚↑。プランの写真を撮るのが楽しくて楽しくて♪
正面に近づいてから、正面向かって左手に回り込んで、プランの周囲を回る形で、プラン北側に設置されている木階段に向かいます。
プランの周囲の周壁の上に設置されている装飾の形はもしかしたら?と思い、ガイドさんにお尋ねすると「リンガです。」と即答されました。あ、やはりそうですか。
リンガを周壁の上に乗せて装飾にするセンス…世界観の違い?
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
プランは登れます!ツアーでも登ります!
登る前にガイドさんから「登られない方は、この場所で待っていてください。」と言われ、登るか否かは自己判断となりました。確かお2方、登らなかったと記憶しています。
もちろん!私たちは登ります。
このプランに登るのを、同行者さんは今回のアンコール遺跡観光で最も楽しみにしていました。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
途中の踊り場?のようなところで、下を見下ろして1枚↓。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
途中休憩を挟んで登ります。
結構、息が上がってハァハァしているツアーメンバーさんが複数人。
特に息が上がりもしなかったのは、たま~に低山ハイクをしている賜物?
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン 頂上より
167段!登頂成功!!
ガイドさんからは「頂上からは、“木がなければ”コー・ケーの全ての遺跡が見渡せます。」と言われていました。
そう、木がなければ…。
視界には、カンボジアの緑のジャングルに覆われた大地ばかり。遺跡の姿を捉えることはできませんでした。
頂上部分には祠堂があり、黄金のリンガが祀られていたと考えられています。
今は大きな土台の石と、基壇を支えるガルーダ像が名残を伝えています。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン 頂上
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン 頂上
リンガがあったのではないかと思われる場所には、底が見えないくらい深い穴が開いています。
深い緑と青空のコントラストの満喫タイム。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン 頂上
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン 頂上より
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン 頂上より
360度の大パノラマが圧巻です。
しばし、パノラマを楽しみます。遮るものの無い直射日光を受けながら、心地よい大気を感じます。
←プランへの参道。私たちがプランに来るまでに通ったプラサット・トムでさえ、緑の木々に覆われて、僅かに環濠の一部が見えるのみ。
プランからの眺めを十分に堪能したら、プランを下ります。
上りからすると、下りはアッと言う間に下りてしまいます。
プランの頂上への上り下りを含めた滞在時間は、わずかに18分でした。
プランを下りたら、往路とは別の、プラサット・トムを通り抜けないルートで戻ります。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラン
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
プラサット・クラハム
すると、戻る途中、環濠の対岸にプラサット・クラハム発見。逆さプラサット・クラハムが環濠の水面に映り、物凄く映えます。
戻りの対岸からみる遺跡たちの風情も素敵な、往復両方とも絵になる遺跡です。
12時47分、入り口前のお土産物屋のあるエリアに戻り、プラサット・トム見学終了。
コー・ケー遺跡、予想を遥かに超えた素晴らしい遺跡でした。
2023年に世界遺産に登録されたばかりで、知名度があまり高くはありませんが、知名度が高くない分、観光客の数がさほど多くなく、ゆっくりと見学できます。遺跡的にも見応え十分ですし、おススメ、激推しの遺跡です。
プラサット・トムに向かって左側の一番遺跡側の食堂?前に案内され、ガイドさんから「ドリンクはジュース1ドル(約160円)、ビール2ドル(約320円)です。好きなものを選んでください。」と言われます。
店先の赤いクーラーボックス?→から、私はファンタ・オレンジ、同行者さんはファンタ・グレープを選び、バスに積み込まれていたお弁当が並べられた席に着席。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
昼食の食堂
ドリンク1本購入したら持ち込みのお弁当を店内で食べてOKとは、お店と手配会社とどういう契約?と、つい考えてしまいます。
昼食のお弁当
12時50分から、昼食。
下の写真向かって右端の黒い物体↓は、ノリが巻いてあるご飯。おにぎりと思って一口。全く塩気なし、具もなし。おにぎりでもなくお寿司でもなく…これは、一体?。
どの料理を食べても、これはもしかしたら玉子焼きのつもり?これはもしかしたらカツのつもり?な感じで、似て非なる見栄えと食感。ただ、なぜかシイタケの煮物は、普通に食べ慣れた煮物の味で美味しかったです。
昼食のお弁当
2006年にスイスのユングフラウとマッターホルンのハイキングで食べたお弁当は、どちらも普通のお弁当だったから、実はクオリティ高かったのだなぁの思いが、何の脈絡もなく頭を過りました。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
昼食の食堂 店内
13時25分、昼食終了。
世界遺産の遺跡を目の前にしたお店のファンタ1本が1ドルというのは、私的には今回の旅行での最高のコスパのドリンクでした。
コー・ケー遺跡群
プラサット・トム
昼食の食堂 店内から遺跡
コー・ケー遺跡群
チケットセンター
13時31分、駐車場出発。
13時42分から13時50分、コー・ケー遺跡群チケットセンターでトイレ休憩。
その後、バスはベン・メリアへ向けてひた走り、私は心地よい冷房と疲れで夢の中へ。