アンコール遺跡旅行記 |
シェムリアップ(アンコール・ワット(1))
15時10分、ロビー集合。
15時14分、大型バスでソカ シェムリアップ ホテル出発。
15時25分、アンコール・ワット到着。見学スタート。
アンコール・ワット
西参道正面で、環濠とその向こうの建築物を見た瞬間、「写真で見たアンコール・ワットと同じだ~!」と、実物を見て当たり前のことが、まず頭を過りました。
アンコール・ワット
アンコール・ワット
アンコール遺跡群の人気No.1、アンコール・ワット。アンコール・ワットは「寺院のある都」の意味。
アンコール・ワットは、12世紀初頭にヒンドゥー教寺院として創建され、後に仏教寺院に改められました。
中央祠堂は世界の中心で神々が住む須弥山を象徴し、周りの回廊は雄大なヒマラヤ山脈を、環濠は無限の大洋を象徴しているそうです。
アンコール・ワット
西参道
アンコール・ワット
西参道
参道の両側のナーガさんとシンハさんにご挨拶してから、参道を進みます。このナーガは舟を表し、環濠を渡ることが海を渡ることを表しています。
アンコール・ワットの西参道の環濠にかけられた参道は長く修復工事中でしたが、2023年11月に修復が終了し、参道を歩いて行けるようになったとのことです。
アンコール・ワット
西参道
この参道の修復工事中は、アンコール・ワットに向かって右手にかけられた浮橋を渡っていたそうです。
渡ってないので浮橋の渡り心地は分かりませんが、浮橋ではなく頑丈な参道の方がより安心感があるから、参道が完成していたよかったです~☆
参道の幅はそれなりにありますけれども、写真撮影に夢中になりすぎて足を踏み外して環濠にドボンしないようにしないと、と自分で自分に注意を促して歩き出します。
無事に参道を通り、西塔門に到着。
こちらにもナーガの尻尾ではなく頭が。
午前中よりも天気が良くなり、青空の面積が広がっています。その分、気温が上がっているのか汗を拭う回数が増えます。
アンコール・ワット
西塔門
アンコール・ワット
西塔門 デバター
西塔門から周壁内部へ入ります。
西塔門には美しいデバター像がてんこ盛り。美の競演を繰り広げています。そんな美の競演から一転、周壁内の回廊には、仏像がひっそりと佇んでいたりまします。
アンコールワットでも、建物内は微妙な段差に溢れていて、足元注意です。
アンコール・ワット
西塔門 仏像
西塔門内から、西塔門の建物が続いているところを1枚→。
本来は連子状窓になっていたのが、壊れてしまって連子が1本しか残っていないようです。その分、内側から外側の見通しがよくなっています。
アンコール・ワット
西塔門
アンコール・ワット
西参道
周壁の内部に入っても、まだまだアンコール・ワット中心部は遥か彼方です。
しかも、その間、日陰らしきものはありません。ここで日傘の出番!となりました。ふっふっふっ、この日のために用意したおニューの晴雨兼用傘♪しかしながら、日傘を差していると写真を撮るのがままならず、早々に日傘撤退となりました。あちゃ~。
アンコール・ワット
経蔵
アンコール・ワット
経蔵
参道を直進していくと、アンコール・ワットの中央祠堂↓が、遥か前方に、そして左右に経蔵↑が見えます。
左上の経蔵が参道から中央祠堂に向かって左手、右上の経蔵が参道から中央祠堂に向かって右手に建っています。
経蔵のイメージと南の国の光と木々のギャップがスゴイ。でも、経蔵の佇まいが孤高の人っぽくて素敵です☆
“アンコール・ワット”として、すっご~く見覚えのあるシルエットがどんどん近づいてきます。
そうそう!これこれ!!
これを見に来ました~!!
アンコール・ワット
中央祠堂
アンコール・ワット
中央祠堂
中央祠堂に向かって右側の聖池で、お約束の逆さアンコール・ワットの写真撮影。
狂喜乱舞で、少しずつ、位置、角度、大きさを変えて何枚写真を撮ったことか。
その中から、←私的ベストを1枚。
アンコール・ワット
ナーガ像
7つの頭のナーガ像のお顔側と頭の後ろ側。ナーガ像は、本当にあちこちで私たちを出迎えてくれます。
こうして見ると、ナーガ像の背景は青空。少し角度が違うだけで、背景が青空になったり、雲に覆われた空になったりの、雲行きです。
アンコール・ワット
ナーガ像
至るところでお目にかかったナーガさんとガルーダさん。個人的には、ビジュアルではナーガさんが好みです。
アンコール・ワット
十字テラスと中央祠堂
アンコール・ワットに着いてから、この十字テラスに辿り着くまでで既に約30分かかっています。メインディッシュは少しずつじっくりと味わいます♪
いよいよ第一回廊に突入。連子状窓は外側からの光と視線を遮りますが、内側からは外がよく見え、風も光も入ります。
連子状窓の格子の連子の影はアンコール・ワットの形になっているとか(byガイドさん)。
アンコール・ワット
第一回廊 連子状窓
第一回廊に入って左手の「ラーマーヤナ」のレリーフから見学。
ラーマーヤナは、ラーマ王子が魔王ラーヴァナに攫われた妻のシーターを奪還するため大軍を率いて闘う壮大な叙事詩。
アンコール・ワット
第一回廊 ラーマーヤナ
アンコール・ワット
第一回廊 ラーマーヤナ
右上の写真のずっと先の回廊の端の壁まで「ラーマーヤナ」の物語のレリーフが刻まれています↑。
アンコール・ワット
第一回廊 ラーマーヤナ
あまりに壮大な物語とレリーフで、頭が説明に追いつきません。 ←左の写真が「ラーマーヤナ」のラーマがシーターを奪還したシーンだったはず。
アンコール・ワット
第一回廊 ラーマーヤナ
この奪還劇で、シーターを攫ったラーヴァナの弟であるヴィビーシュナは、兄のあまりの悪辣さにラーマに味方し、右上の写真の中央の2人のうち、向かって右側がラーマの弟のラクシュマナで、向かって左側が味方になった敵の弟ヴィビーシュナ、と聞いたような気がします。この辺り、覚え違いしていたらすみませんの世界です。