ポルトガル旅行記
2011年6月

成田 → ミュンヘン → リスボン

 今年はいい時間帯にスカイライナーがなく、集合時間少し前に集合カウンターへ着けるスカイライナーに乗車。

 私の初♪新型スカイライナー乗車です☆
 ですから、海外旅行記の1枚目の写真が電車の写真です。(笑)
 2010年7月の運航開始から既に11か月が経過していて、今更、“新型”も何ですけど、一応、お初の乗車ですので、結構楽しみにしていました。(笑)

 初めて間近に見る流線型のすっきりしたお顔も麗しい♪
 いつもなら撮らないスカイライナー車内の写真まで、浮かれて撮影。車内は→な感じ。各シートにコンセントが付いているので、乗車中に携帯の充電をしてしまいました。
 中途半端な時間帯なのか、私から見える範囲の乗車率は30%くらい。

 写真を撮ったり、充電器出してセットしたり、これまでのスカイライナーとの線路の分岐点をチェックしたりと、ひとしきり新型スカイライナーを堪能して落ち着いたら、もう成田までの所要時間の半分が経過していました。
 窓の外を流れる景色は、昨年までのスカイライナーの線路沿いの景色と同じ千葉県内なので大きく変わらないながら、そこはやはり違う土地を走っているので、目新しくてワクワクしながら眺めていました。

 こうしていると、これまでに乗車された皆さんのお話しどおり、約40分の乗車時間はアッという間で、落ち着いて食事するという感じはなくなったように思えます。
 成田空港に着いてから脇目も振らずにスーツケースの宅配サービスのカウンターへ行き、スーツケースを受け取ってから、集合場所へ着いたのは予想通り集合時間少し前。でも、私たちでまだ半分くらいだったようです。

 添乗員さんにご挨拶&諸注意&Eチケットをいただいて、飛行機会社のチェックインカウンターでチェックイン。2-4-2の進行方向右側の通路側&窓側の2席をアサインされました。やったね!
 今年は、飛行機会社のチェックイン後の添乗員さんとの再集合はありませんでした。昨年と同じ旅行会社で、昨年は再集合がありましたから、段取りが変わったのでしょうか。
 搭乗時間までは1時間20分。昨年、おいしかったけど辛くて完食できなかった「唐朝刀削麺」という中華レストランにリベンジ。2人で入店して炒飯セット1人前の注文ではお店に申し訳ないので、ザーサイご飯の単品もオーダーして2人でシェアすることにしました。炒飯セットの麺が好きな麺から選べるそうなので、ウェイトレスさんに「辛くないのはどれですか?」と聞いて、いくつか挙げられた中から排骨麺をチョイス。これは全然辛くなくて、ツルツルっといただけました。
 炒飯も小海老というより極小海老なサイズの小海老がよい味を出していてgood。

炒飯セット&ザーサイご飯

 セットの杏仁豆腐もいただけてニッコリ。
 お会計は1,700円で、口コミサイトにあった10%offになる割引券をプリントアウトして持参・提示して1,630円のお支払。ちょっと嬉しい。
 お腹が満足したら、手荷物検査を受けて出国審査です。

 何事もなく手荷物検査をパスして出国審査へ。出国審査場も空いていて、前に並んでいるのは2〜3人。すんなり出国。

 搭乗開始時間の10分前にゲートに到着。

 飛行機の写真を撮ってから、少し椅子に座るとすぐにゲートopen。ゲート前にできた列に並んで、するっと搭乗。
 昨年のクロアチア・スロヴェニア旅行の往路と同じ路線でしたので、てっきり同型機で今年もエコノミークラスの中央の階下にトイレがあると思っていたら、機体が違っていたようで階下のない普通の飛行機でした。残念!たまたま違ったのか、就航機種が変わったのか、どちらなのでしょうか。

 12時23分にスポットを離れ、12時38分にTake off。
 13時40分から13時52分まで気流の悪いところを飛行したため、ドリンクサービスが前列までされたところで撤収。飲み物をいただいていたら、揺れたときに大変だったから良かったのかも。
 気流が安定してドリンクサービス再会。13時55分に烏龍茶をいただきました。昨年と同じ路線なのでスナックが変わっていません。←→の写真は昨年の使いまわしではないので…念のため。自分で見て、同じような絵面に笑ってしまいました。
 14時30分の1回目の機内食は3列くらい前に和食の牛肉が無くなってしまい、選択権なく洋食の鶏料理。機内食としては美味しい部類だとは思うけれど、胃が受け付けず鶏肉と付け合せのポテトとインゲンをいく切れか食べたところでgive up。サラダ、海苔巻き、フルーツを食べて食事終了。

 飲み物に烏龍茶をいただいたら、CAさんに「他にもいかが?」(英語)と言われたので、素直にアップルジュースもいただきました。別に欲張って2種類いただいたのではありません。(笑)
 食後のホットドリンクはコーヒー。

 そして睡眠タイム。

鶏胸肉のマスタードソースがけ

 パーソナルディスプレイで、映画などのエンターテインメントが観たいときに観たいものを観放題です。

 今回の映画は、まずは「塔の上のラプンツェル」。途中、何回も眠ってしまって、都合2回繰り返して、ようやくストーリーが繋がりました。(苦笑)

 映画を観ながら眠って、目が覚めたら運動がてらトイレに行き、トイレの帰りにギャレーでドリンクを飲んで席に戻りを2回くらい繰り返すとおやつタイムです。
 この昼食の後がこのフライトでは最もよく眠れた時間でしたが、全体的にはあまりよく眠れませんでした。
 19時におやつタイム。おやつはおにぎりとマーブルケーキから好きなほうをいただけるので、えむちゃんと半分づつシェアすることにして1個づついただきました。おやつのお供は紅茶。

 そしてまたまた映画を観ながら睡眠タイムです。
 2本目の映画は、「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」。途中で眠ってしまったので、気が付いたらエンディングになっていました。

豚肉の生姜風味

 22時15分の2回目の機内食のサービスは、1回目の機内食のときに、和食・洋食の選択権がなかったところからスタート。こういう配慮、好きです。

 今回は無事に和食をチョイスできて完食。え〜っと、この2回目の機内食のメニュー、昨年6月のミュンヘン便の2回目の機内食のメニューと同じです。(苦笑) 2年連続で同じ時期に同じ飛行機会社の同じ路線に乗るのは初めてなのでよく判らないのですけど、こういうことはよくあることなのでしょうか?
 17時29分(ドイツ時間、以下同じ/日本時間-7時間)、ミュンヘン空港にランディング。スポットに着いたのが17時34分。
 機体を出て、階段を2階分くらい上ったところにいた添乗員さんのところに集まり、粛々と進んで17時45分頃入国ゲートに到着したら、入国するEU圏の人たちとEU圏外の人たちがごちゃ混ぜになってもの凄い混雑でもの凄い状態。パスポートコントロールがEU圏内、EU圏外と交互に並んでいるけど、その最後尾がどの列なのか判らなくてごちゃごちゃ。これ、空港の作り自体に問題があるような気が…。

 ようやく入国して手荷物検査に辿り着いたときには疲労困憊。そのせいか、昨年と同様のベルトはずせ、靴脱げ、時計はずせetcの厳しいチェックに、ツアーメンバーさん21人中、パスポートを手荷物検査の場所で落として添乗員さんに言われるまで気づかなかった方が1名、貴重品の入ったバッグを置き忘れた方が1名と、惨憺たる状態。

 パスポートのほうは、添乗員さんのところに集合して、添乗員さんの「パスポートありますか?」の問いかけに、確認してみたら「ない!」で真っ青になって慌てて手荷物検査のところに引き返して探したら、外人さんにパスポートを蹴飛ばされていたのをツアーメンバーさんのお一人が拾い上げて検査台に置いてくださっていたそうです。
 バッグのほうは、忘れた方の後に検査を受けた中にツアーメンバーの方がいて、「この○○色のバッグ、忘れた方いませんか?」と大きな声で手荷物検査のところから、声をかけてくださったので気づいて事なきを得ました。
 両方とも初めての出来事が同じツアーで時間差で発生して、びっくり。
 乗り継ぎ便のゲートに到着したときには、もう搭乗予定時間まで20分あるかなしかでした。乗継時間は約2時間予定されていたのに…。待ち飽きるよりいいかもしれないと言えなくもなくもないですけど。これはこれで疲れました。ふう。(ため息)

 ゲート前で、無料のコーヒー・紅茶サーバーを探して、疲れたときには甘い物=カプチーノをいただきました。ちょっと一息。生き返ります。

 カプチーノを飲み終えて、カップを捨ててきたら、19時5分、もう搭乗開始。

コーヒー・紅茶サーバー

 ボーディングパスをゲートの係員さんに手渡して、チェックマシンを通したら、レジの紙が少しだけ厚くなった紙がシュルシュルっと出てきて、係員さんに「この席に座るように」と紙に印字された席を示されました。
 あれ〜?

 搭乗する飛行機まではバス移動で、1台のバスの乗客全員=リスボン行き飛行機の搭乗客全員でした。

リスボン行きの飛行機

 乗車中に回りを見ると、このレジの紙を持つ方が結構いらっしゃいました。席が変わった人がかなりいたようです。
 飛行機までは、バスで空港内をぐるぐる回り、途中で昨年クラーゲンフルトに行くのに乗ったドロミテ航空の飛行機が何台も駐機しているのが見えました。懐かしい〜。

 ドロミテ航空の飛行機を横目に更にバスは走って、ようやく搭乗する飛行機にバスは横付けされました。

 新しくアサインされた席は、ビジネス席まであと数席。この数席分、何mかの壁が厚くて乗り越えられない…。
 座席配列は2-2。

 19時37分に駐機スポットから移動を始めて滑走路を延々走って一旦ストップ。滑走前の準備かな〜と窓の外に目をやると、他にも同じ滑走路を使用して飛び立つであろう飛行機が待機中。どちらが先かと見ていると、同じ滑走路を使って着陸便が着陸して行きました。次に、待機中のもう1機が先に飛び立ち、更に2機着陸してから、20時、やっと私たちの搭乗便がTake off。ミュンヘン空港のこの時間帯はラッシュアワー?!
 ミュンヘンの緑の大地を眼下に上昇して行きます。

 水平飛行に入ったか入らないかの20時15分に、機内食が配られます。エコノミークラスの前から何列目かなので、サービスされるのが早いです。これは、いいかも。




ミュンヘン空港


リスボン行きの機内食

 リスボンまでの予定飛行時間は3時間10分。

 機内食はホットミール。しか〜し!←の機内食は、食べてもカレーかビーフシチューか判別できないお味でした。2口でパスしてパンを完食し、スプライトとコーヒーを飲んで機内食終了。お水はリスボンフリータイム時の持ち歩きの水になりました。

スプライト

 ミュンヘンからリスボンまでは、どういう空路で行くのか興味津々で窓の外を見ていました。でも、結局、どこを飛んだのか全く判らず仕舞いでした。(苦笑)

雲海に沈む夕陽

 飛行中に日没時間を迎え、雲に夕陽が沈んで行きました。雲の下は海でしたので、大西洋上に出たのかな?

 夕陽が沈み、睡眠タイムに移行。

 21時55分(ポルトガル時間、以下同じ/ドイツ時間-1時間、日本時間-8時間)にリスボン空港にランディング。22時にはスポット着。

 EU圏入国はドイツで済ませているので、ターンテーブル直行。
 スーツケースをピックアップし、リスボン空港にはポーターさんがいないそうで、バスまで自分でスーツケースを運んでバスに乗車。22時38分には、あっさり空港を出発。
 22時55分にリスボン郊外のホテルに到着。

 このホテルの部屋は、今回のツアーで利用したホテルの部屋の中で最も広い部屋でした。日本から着いて眠るだけのホテルなのにもったいない〜!この部屋が、5泊目・6泊目のリスボン2連泊の部屋だったらよかったのにと、心底思います。

 速攻、お風呂を使って23時50分に就寝。本日の総歩数 13,089歩。

リスボンのホテルの部屋
 夜中に寒くて目が覚め、クローゼットにあった毛布を出して掛けていたら、えむちゃんからも毛布を出してほしいと声がかかりました。
 翌朝、改めて聞いたら、肌寒くても起きて毛布を出すのは面倒だったので、私が起き出したのがラッキーだったそうです。(笑)