'99 春のTokyo Walkerまつり

12:30〜13:15 GAME STAGE 2 塔堂なつ 石井ゆき 佐藤寛之
14:50〜15:20 佐藤寛之 ON STAGE  
15:20〜15:45 GAME STAGE 4 佐藤寛之

【GAME STAGE 2】

 渋谷に着いてまず腹ごしらえ。ちょっと早めの昼食が終りかけた頃、仕事の都合でイベントは見られないけれども食事にだけ参加して、一足先にレストランを出た知人からTELが入る。曰く「寛くん、ステージにいます!!!」え?!何ですと! FCの告知では14:50〜では……。一目散にレストランから109にダッシュしたのは言うまでもない。もちろん、会計を済ませてから……。
 確かにそこには寛之がいた。ゲームコーナーに出演していた。茫然とする私たち。寛之何故あなたはこの時間にここにいる。(ショック)唖然としながら見守る私たちを尻目にゲームコーナーが終了し、ステージから引き上げて行く寛之。すぐ近くで食事をしていたのに見損なうとは。(;_;) ステージ脇のスケジュールボードにはしっかり12:30〜の出演のところに寛之の名前があった。ふう(ため息)、食事に行く前にここを確認すべきだったってことね。ボーンヘッドであった。(;_;)
 4ヵ月半ぶりに寛之に会えた嬉しさよりもショックの方がこのときは大きく、冷静に寛之を見つめることが出来なかった。
 ゲーム自体は非常に簡単。大きなトランプがあり、主催者側は常に”7”を持ち、ゲストが引いたトランプがそれよりも大きいか小さいかを当て、当たれば図書券\500がもらえる。

 次の歌のステージまで時間があるためどうしようか考えたが、何があるかわからないのでかなり寒いがこのままステージ前で待機することにし、延々と”そのとき”を待つ。

 この時点になってやっと4ヵ月半ぶりに寛之に会えた実感が喜びとともに込み上げてきた。(*^^*)
 注目のヘアスタイルは、金髪とまでは言わない(言いたくない、が正確かもしれない……(^^;))けど、”かなり明るい茶髪”。前髪はライブのときから若干伸びてるかな?くらいだが、揉み上げと襟足が、「いつ髪の毛切りました?」とつい質問したくなるくらいになっていた。伸びている、伸ばしているというわけではなく、切り揃えられていなくて、最近は切ってないから毛先が不揃いになってしまっている感じで、そこのところがちょっとマイナスポイントかな。
 服装!モスグリーンのタートルネックのセーターに、その上に同色のフード付のベストを着て、シルバーグレーのパンツ(何となくスーツのパンツのような気が……)に海老茶の色が入ったスポーツシューズといいでたち。(^^)v
 上着を着ていないせいか、もうスタイル抜群の細さが強調されていて、もしかして少しやせたかしら?とか思ってしまった。顔もあごの線が少〜しシャープになっているような気がした。

 寛之の出番待ちの間、石井ゆきさんのON STAGEがあり、寛之のステージの予習に勤しむ。司会の人とちょっとトークしてから歌に入って、歌は3曲。ふむふむ。やったぁ。!(^^)!


【佐藤寛之 ON STAGE】

『ROCKET MAN』


 司会の人の「佐藤寛之」のコールとともにいきなり『ROCKET MAN』のイントロが流れ、予想と違う流れにびっくり。そしてダンサーズのおねえさん2人とともに現れた寛之は(ステージが狭いため)私たちと同じ高さのステージ前の場所で踊りだした。一般の観衆の皆さまの前で聴くのはちょっとテレちゃうと思っていた『ROCKET MAN』だが、本人が目の前で踊って歌ってくれたら、そんなテレはどこかに吹き飛んでしまった。ダンサーズのおねえさんたちは満面の笑みでのりのり。寛之は多少テレがあるのかときおり少々うつむきかげんになって歌って踊っていた。ダンサーズのおねえさんたちくらいに開き直ってしまえばいっそラクで楽しめるだろうに。(笑)
 ダンス自体は、ライブのときほどの緊張しているようすもなく、ラクに流していたのかもしれないけれど、そのラフなところが調度よく力みが抜けていて、少々踊りが小さいのは会場の狭さとあいまって致し方ないところだろうが、ライブのときよりもこちらも安心して見ていられた。(*^^*)

 『ROCKET MAN』が終り、かなり息切れさせながらMCに突入。いきなり頭から踊ってしまったので「ちょっと座って落ち着いた感じにやってみたい。」と言ってから、ギターのデカパンさんを紹介。このあとの曲をデカパンさんのアコースティックギターをバックに展開した。
 Tokyo Walkerについてふれ、「ついつい立ち読みとかしちゃったりとかするんですけど、これからもたくさん読んでもらいたいと思っています。」だそうだ。
 天気やギャラリーのことは「何とか雨も降らずに過ごせてますね。でもすごい人ですね。ここ結構高い所だから向こうの方まで見えるんですよね。」くらいに天気が良くないけれど、人は多かったのだ。この日の妙な薄着については「寒いよね。最近暖かくなったな〜と思ったら急に寒くなって、またコートとか厚手のもの出したりとかしてるんですけど。僕は仕舞っちゃったんでこんな薄着になってるんですけど。」と説明。

『君と風と太陽と』


 歌詞が途中でちょっとだけ飛んだ。あのくらいは生ならあってもさほど不思議ではないかな。いや、もちろん完璧であることに越したことはないけど、ちょっとくらい飛ぶのもライブのお楽しみってヤツで、それに気がついてクスッとかするのもその場にいなければ味わえない喜びだったりして。(笑)
 曲についての説明をここで少々。「最初に踊ったやつと今回の2曲目と次にやる3曲目は7月……夏に出した僕の……え〜〜〜3枚目? ……2枚目のフルアルバムになるんですけど、『Can you hear me now?』というアルバムを出したんですけどその中に収められている曲で、今聴いてもらった曲なんかはけっこう春らしくて、こういった街並で歌うとすごく気分がいいかなぁという感じだったので、ちょっと歌ってみたんですけど。」ちゃんとさりげなくアルバムの紹介までするようになったのね。(*^^*)

『降水確率30%』


 ここで司会の女性登場。「こういう場所でやるのが初めてのことで、歌ってるんですけど、どうも向こうの方をみてるとねぇ……全部吹っ飛んじゃうんですよね。いろんなことしてる人が多いですよね。でも、楽しかったです。」と語る。
 そう、つまり、聴いていて「あら?ここって間奏だったかしら?」とファンが思うくらい素直に飛んだのだ。(笑)だもんだから、表情に出さなければそれほど気づかれなかったと思うのに、正直に顔に表れるものだから、「あ?やっぱり。」ってことになってしまうのだ。でも、そんな正直者の寛之と寛之の表情が実にキュートに思えるのはファンだから?(*^^*) そういう寛之がいいなぁ。(*^^*)


【GAME STAGE 4】

 ここでのゲームもトランプの7よりも寛之の引いた数字が大きいか小さいかを当てるもの。このゲーム大会結構寛之はハイになっていて道行く人に「Tokyo Walkerよろしく!」なんて声をかけたりして、どうしたの?って思うくらい。(笑)

 ラストに今後の予定を尋ねられて、「今、調度曲作りしてるんですよ。スタジオにずっと入って。曲作りしながら詞を書いたりとか。」しているらしい。その気晴らしに渋谷のこの辺りに現れて、近くのパチンコ屋さんでパチンコをしたこともあるらしい。さすがに混んでいるときには1人で歩いているとからまれたりするので来ないそうだ。
 曲作りをしていて結構時間をかけてやる方なので、「みんなに聴いてもらえるのは、大体……なつ〜〜〜〜〜ぐらいとか?………。もうちょっと早くなるかもしれないんですけど?………。」のようだ。この言葉の合間に不確かさがにじみでている気がする。この夏って寛之の願望か?

 この後、Tokyo Walkerの印象などを語った後、集まった人々へのメッセージで締めくくり。「今日はなんとか雨も降らずに、でもすごく寒い中、ほんとに来てくれてどうもありがとうございました。今、調度レコーディング入ってるんですけど、ちょっと先になりますけど皆さんにいい曲を聴いてもらえると思うんで、そのときまで待っててもらいたいなぁというふうに思ってます。ありがとうございました。」
 待ってるからいい曲たちをお願いね。(*^^*)


 ステージ脇のスケジュールボードには、17:20〜のGAME STAGE 5 にもゲストとして寛之の名前があったので、あまりの寒さに一旦お茶してから17:00にステージ前に再び脚を運んで見ると、そこには寛之の名前がマジックで塗りつぶして消されてあった。(ガ〜ン)寛之の出演がなくなったのではなく、その時間のGAME STAGE自体が中止になったようなのだが、この日は1日何となく振り回されてしまった感が否めない。(^^;)

 そんなこんなで寒い中、右往左往することもあったけど、幸せな気持ちで帰途に着いたのは言うまでもない。久々に会えただけじゃなく歌も聴けてその上踊りまで見られたら、もうそれで充分幸せ。(*^^*) 自然に顔がほころんでピュアな気持ちになれてしまう。こんな素敵な気持ちをくれた寛之に感謝。(*^^*)

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