SHOCK

2000年11月04日(土) 帝国劇場 18:30〜
2000年11月24日(金) 帝国劇場 18:30〜

11月4日(土)

 「SHOCK」ショービジネスに賭けた人々の物語。堂本光一くんがとあるカンパニーの花形・コウイチ。3年前にニューヨークで自殺したのち亡霊となり人々を見守るコウイチの兄(正体がばれなければこの世に留まっていられる。(笑))が東山さん。その妻が鈴木ほのかさん。妻の弟・ツバサが今井翼くん。コウイチのライバル(?)・アキラが赤坂くん。カンパニーのリーダーが篠井英介さん。
 日本で成功してニューヨークでも成功目指しましょう、その過程の出来事も盛り込みましょう、ショービジネスの世界だから当然舞台の模様も入れましょう、だから劇中劇もてんこ盛り。
 少年隊のプレゾンでは、毎度お馴染みの手法なので、取りたてて違和感も感じず、いつかのプレゾンで見たこと・聴いたことあるような設定や歌やイリュージョンの世界を楽しめる。毎夏のプレゾンを少年隊ではなく、四天王(by某J事務所)で演ってみた。そんな舞台。
 って、少年隊のプレゾンを見た事がなかったら、(?_?)な説明なのだろうなぁ。(自爆)

 赤坂くんは、最初の出番のシーンがいきなりのフライング。ただし客席の上は飛ばず、ステージ上を左右に往復2〜3回するだけ。思わず笑いがこぼれたら、同じタイミングで他の観客からも笑いがもれた。(笑)赤坂くんのフライングはこれ1回のみ。
 赤坂くんソロ1曲目はブギ(曲名不明)。ブギを小粋に歌い踊る赤坂くん。「big」のときのような曲もいいけど、こういうのもまた違った魅力♪踊る飛ぶ(ダンスでのジャンプ。フライングない)♪
 4人のキャラクターを出すためか、赤坂くんの曲は、ちょっと大人の魅力を出しつつ小ジャレた雰囲気を漂わせつつ、みたいな感じかなぁ。
 今井くんとバイクに2人乗りするサービスシーン(?)もあったり、劇中劇の和風「ハムレット」では、和風の衣装でハムレット(光一くん)の従者(;_;)を演じたり。この和風のお衣装、お気に入りです、はい。(*^^*)

 東山さんがコウイチやツバサから”兄貴”と呼ばれるのは納得。赤坂くんが東山さんから”アキラ”と呼ばれるのも納得。でも、コウイチやツバサから”アキラ”と呼ばれるのは内心忸怩たる思いがする。芝居だし役だけど……心が狭い(?_?)
 主演の光一くんの出番が多いのも、東山さんの見せ場が多いのも、予想通りだけど、思っていたよりも赤坂くんソロの曲とかが多くて(あくまで思ってたより、だけど)、ちょっとHAPPY。反対に今井くんのファンは途中ほとんど出番がなかったり歌・踊りのシーンがなかったりして寂しいかもしれない。MAもセリフのあったのはおそらく秋山くんだけだったと記憶している。秋山くん以外のJrくんは誰が誰だかだったともいうけど。(^^;)

 4人で演るので、ソロはもちろん、いろいろな組合せや順番でダンスシーンが展開する。そうすると当然、並んで踊ったりするときもあるわけで、キャリアが違うし、ダンスのキャラクターも違うけど、ついいろいろ思ってしまうわけで……。まぁ、やっぱり東山さんは東山さんなわけで、東山さんなんだな。
 身長があるとその分、手や脚も当然比例して長いわけで、そうすると踊ってキマルと非常に綺麗に見えるのね。そういうキメのポーズとか……やはり場数に比例して綺麗に見える。(←はっきり表現しない日本人的表現手法)
 異論はあるでしょうが、あくまで私見、個人的感想なのでご容赦を。

 ラスト、光一くんが「これが僕たちの『SHOCK』です。」で幕が閉じるのだけど、そのあとのキャストご挨拶が、赤坂くん登場のときのBGMが『ガラスの十代』で、じ〜んと来てしまった。ちなみに東山さんのときは『仮面舞踏会』

 開演してから幕が降りるまで、時間が押して3時間30分。それのラスト20分くらいがショータイム。
 赤坂くんが『ガラスの十代』歌って、込み上げてくるものがあった。大切な歌を大切に歌ってもらえるのは嬉しい。(*^^*)
 このショータイムの圧巻というか、最大の見所は、東山さん→今井くん→光一くん→赤坂くんと1フレーズづつ歌い繋げて、ラスト4人全員で横並びで一緒に披露する『アンダルシアに憧れて』でしょう。これがやりたいがために『SHOCK』があるのでは?とか思ってしまった。(失礼)

 ショータイムのラストに光一くん→今井くん→赤坂くん→東山さんの順でご挨拶。赤坂くんのご挨拶はほとんどショータイム見たあとの爆裂しきった頭には記憶にも残らないくらい平凡な内容を台本通り暗記してそのまま棒読みしましたって感じのご挨拶。(^^;)
 このときのご衣装が、4人が白地に金色のデザイン違いの衣装だったの。で、ラストの東山さんが、黒柳徹子さんが観にいらしてるのを紹介して、2階席最前列にいらした黒柳さん、手も千切れんばかりに舞台&会場に向かって手を振って下さったの。
 黒柳さんの紹介のあと、東山さんが「少年隊じゃなくてこういう同じような衣装を着てると同じグループみたい」のようなことを言ったら(ニュアンスのみ。記憶爆裂のため言葉として記憶できず。(@_@))、会場から「だははははは!」(←私にはこう聞えた)すかさず東山さんが「黒柳さん!(笑)」 そう、この笑い声は黒柳さんだったようだ。その後、東山さん、「黒柳さ〜ん☆」と呼びかけ、「こういうのは『ベストテン』を思い出す。な、赤坂(あれ?晃、だったかも)」と赤坂くんに振る。「そうですね。」と無難に応える赤坂くん。
 東山さんのMCで、ころころ変わるところを、赤坂くんと光一くんは、今井くんに向かって「よく見習うんだぞ。」って。そのやりとりとタイミングが絶妙で妙に面白かった。

 ショータイム最高!ショータイム\5,000立見で入場させてくれるなんてもしあったら、通っちゃうわ。(暴言/あくまで仮定なのでご了承を)

11月24日(金)

 「SHOCK」2回目の、そしてラストでもある観劇。

 1回目は2階席で、今回は1階席。その最大の違いはフライングが1階席の方がものすご〜く!迫力があること。2階だとフライングしても所詮は視線よりも下。唯一上を飛ぶのは昇天する兄さん・東山さんのシーンのみで、それも物語の中心は舞台上に移ってしまっていて1階席の観客の視線からははずれたと思われる位置なので、かなりスピードも遅くて迫力には欠ける。
 その点、光一くんの最初のシーンのフライングは文字どおり頭上を光一くんが飛ぶ理由で、ほぼ同じタイミングで舞台奥を左右に赤坂くんがフライングするのは予習して判ってはいても、つい目も心も頭上の光一くんに奪われてしまった。(^^;) 回りの観客も同じで、ここでは2階席で見たときのような笑いはもれなかった。それも判るなぁ。だって2階席だと1階席上を飛んでる光一くんも舞台奥を左右に飛んでる赤坂くんも見下ろす格好で同じ視線上にあるのだもの。そうするとどうしても左右に往復する奇妙さを感じてしまうのだ。それに引き換え、1階席だと頭上の光一くんに目を奪われていて赤坂くんに視線があまり行きにくいのね。

 前回、赤坂くんが”アキラ”と”コウイチ”や”ツバサ”に呼ばれるのが気になったと書いたが、今回は、そのへんは全く気にならなかった。不思議と言えば不思議だが、舞台上の役としてアキラとコウイチとツバサを観られたのかもしれない。

 芝居は内容が変るはずもなく、そのままなわけだが、場数を重ねて、キャストもそれなりに余裕が出てきたのか、アドリブが見られるようになった。アドリブと言っても、毎回同じシーンでアドリブが行われる(と他の回を見た人の話を総合すると思われる)、アドリブのシーンが2つあって、ショーのカンパニーがツアーで移動してホテルに着いたところと、負傷したツバサがニューヨークに駆けつけてケガが治ったのを見せるシーン。
 ホテルに着いたところは、ベルボーイが荷物を片づけるのを見たコウイチがアキラに「ベルボーイの仕事はいいのか?」と尋ね、

アキラ「話すと長い話なんだよ。」
コウイチ「長い話って」
アキラ「……リストラされたんだよ。」
コウイチ「4文字じゃないか。『リストラされたんだよ』」(4文字じゃないと思う(^^;))

 アキラのリストラの前に間があって、一体どういう理由をつけてくれるのかドキドキしたけど、結局黄金のパターンのリストラだった。(笑)

 NYに着いたツバサがバットの回りをぐるぐる廻ってそれでも立ってて、「脚のケガが治った」は、「それだけじゃ治ったか判らない!」コウイチのリクエストでまずちょっとダンス。このダンス何?と思ってたら、ツバサ曰く「少年隊のニッキ」ひゅえ〜ん、判りませ〜ん(@_@) またしても「それだけじゃ判らない」コウイチのリクエストで次はピシ!ピシ!ピシ!のダンス。これは判った、東山さん!と心の中でつぶやくと案の上「少年隊のヒガシ。」すると「少年隊はもう1人いるだろ。」とコウイチは突っ込む。縄跳びを用意していたツバサはそれを使って、舞台を向かって左手から右手に縄跳びして「少年隊のカッちゃんの縄跳び。」判らないよ〜ん。(;_;)
 「少年隊のヒガシ」くらいから東山さんは肩を揺らせて笑っているし、「少年隊のカッちゃん」では客席にお尻向けて笑っちゃうし、ずっと舞台左手でアキラの演技を続けている赤坂くんは何だ!?って感じだし、いやいや激面ですわ、このアドリブシーン♪やっぱりプレゾンはこうでなくっちゃ☆ってこれはプレゾンじゃなかったわ。(自爆) 

 お待ちかねのショータイム。やはり何度見ても「アンダルシアに憧れて」4人バージョンは圧巻だわ。これは一見の価値あり。いいもの魅せてもらったって感じかな。
 赤坂くんの「ガラスの十代」は歌いだし部分とさび部分のみで、もっと聴きたい!歌ってほしい!って少々消化不良気味。後日談だけど、そんな気持ちを抱えていた翌日の寛之のライブで寛之が「ガラスの十代」を歌いだし部分を歌わず、その後からの歌詞を全て歌ってくれたのを聴いて、2日がかりで「ガラスの十代」が完結した!そんな想いになった。(*^^*)

 最後のご挨拶は、赤坂くんもいろいろ話す余裕ができたのか、翼くんと共演できたのがこの舞台の収穫、みたいなことを言っていた。挨拶的にも内容的にも今回の方がよかった。

 この「SHOCK」の舞台で赤坂くんが得た物。それは何だろう。舞台の経験、東山さんとの共演で学ぶこともあったろうし、1ヵ月間歌い躍り続けるのは計り知れないプラスがあったろう。
 興行的には、こういっては何だが、某Jファンが観客のほとんどを締める閉ざされた世界であり、外へのアピールは、いかばかりのものか……。

 「big」の次の舞台出演作だったわけだが、ソロで歌い踊るシーンには、主演俳優としての確かな風格が垣間見られ頼もしくなった。