MDソフト「ま」行

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マージャンコップ竜  98-12/24

 スケ番雀士竜子の続編、なのかね一応。ストーリーは何を狙っているのか良く分からないが、キャラが基本的に間抜けなので笑える。
 パッケージやマニュアルやゲーム中のキャラの顔が全然違い、ゲーム中はアノ清水氏。まあアーケードの竜子は清水だから妥当か。
 しかし清水氏の仕事って竜子、メルヘンメイズのインスト、銀河任侠伝、これ、唯、マージャンクエスト、魔剣道と、無いようで結構あるね。

マーブルマッドネス  93-8/13

 アーケードではトラックボールでビー玉を転がしてゴールまで運ぶゲーム。
 たしかゲーム界初のCのゲームだったと思う、違ったらすまぬ。移植の出来は十分。
 マニュアルがイカすテンゲンだが、このマーブルのマニュアルが一番飛ばしてると思う。エンジン版が没った経緯が載っちゃってるのはやっぱイカスよ。

マイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー  90-8/25 

 横アクション。世間では奇ゲーム扱いされているが、これが変なゲームだと思っているようではまだ甘い、格好良いと思ってこそMDバカ一代漢であろう。
 実際上手なプレイは実に華麗で、ジャンプしながらスピンして空中で敵を倒し、着地後帽子でもう一人倒すとかいったプレイが実に格好いい。面の最後で出てくる敵を計算して、8人並ばせて倒すなんてのは基本中の基本。
 無人島に行くとき持って行く10本には入らないけど、大好きなソフト。

魔王連獅子  91-10/25 

 ファイナルファイトの亜流。
 「悪の歌舞伎に支配されそうな歌舞伎界を救うべく、富士山に封印されていた伝説の歌舞伎ソルジャー赤獅子、白獅子兄弟が戦う」というストーリーから馬鹿ゲームに分類されているが、確かに馬鹿ゲー。しかしながら馬鹿具合の表現がビジュアル的にいまいち弱いため馬鹿度が甘い。
 ゲームは、難易度が高いファイナルファイトの出来損ないと表現できよう。タイトーの馬鹿下ゲーのエースを名乗るのは、こいつじゃない。

マジンサーガ  93-2/26 

 横アクション+格ゲー。レリクスから始まった関節分割キャラ表現(なんだそりゃ)を取り入れている。
 対戦格ゲーのような巨大キャラモードの動きの滑らかさは、スト3くらいうにうに滑らかに動き、通常の横アクションのモードですらキャラの動きは実に滑らか。
 それ以外に特徴があるわけじゃないが、その特徴が群を抜いているので一見の価値は有る。

マスターオブウエポン  91-9/27 

 縦シュー。もとのゲームから面白くはなかったが、MD版も同様にたいして面白くない。
 曲はタイトーのカセット中最悪で、あのむせび泣くような音色は痕跡すらない。ストーリーもクトゥルフ神話が絡んでいるという話だが、ゲームからはその臭いはしない。
 主人公の名前はユキオで、レイメイズのリカの弟。一応レイメイズの後の話なのでレイメイズ2と言えなくも無い。そういえば曲の音色も似てるな。
 どうせならレイメイズそのものを出して欲しかったね。

魔天の創滅  93-12/29 

 最初に言っておくが、このゲームはクリア可能だ。
 とはいえクリアしたのは俺じゃなくてもりりん。俺がまだクリアしてなかった魔道物語1を、俺の目の前で俺より先にクリアしやがったので、罰としてこのゲームのクリアを命じたのよ。
 しかしながら、あの駄目ゲーでは「たけしの挑戦状」と肩を張る「星を見る人」をクリアした過去を持つもりりんをもってして「今までで最悪のRPG」とのお墨付きをつけるほどだから、そのバランスの悪さは推して知れよう。実際プレイすれば3分でニューロンが全部ちぎれて即死確実。
 システム的には、味方の魔法を見た仲間がそれをラーニングしたり、昼と夜で呪文が使えたり使えなかったりと、色々冒険してて面白い。しかもストーリーは「オウム真理教事件」や「エヴァンゲリオン」「ファイナルファンタジー7」を先取りしまくっている恐ろしい作品。
 主人公が「幸せ教」教団に捕まって毒を飲まされ、地下牢で他の囚人に「あんた、通常の10倍の濃さの毒を飲まされて、よく生きていたね」というくだりは「通常の10倍の濃度の教祖の風呂の残り湯を飲んで、よく解脱しちゃわなかったね」と読み替えて爆笑。
 しかもクリアすればわかるが、もりりんは幼なじみの名前を「リリス」などと名づけてしまったため終盤でまた爆笑。ラストバトルの直前劇はファイナルファンタジー7の某イベントもどきでこれまた爆笑かつ驚愕。ここまで壮絶なラス前劇とラストバトルは俺もかつて見た事は無かった。
 なにかの間違いでクリアする事になったときには、絶対に最後まで頑張ってクリアしてほしい。ちなみにもりりんのクリア時の平均レベルは55である。少しやった事の有る人ならわかるだろうけど、しんどいなんていう話じゃない。でも55でクリア可能な事がわかれば希望も出てくる。

魔道物語1  96-3/22 

 MD最後のカセット作品にて、もとMSXの迷宮型RPG。原作のころはまだコンパイルにやる気があった頃なので、十分に面白い。
 どうも、名も無い「ボク」がいつのまにか「アルル・ナジャ」という名前になったのがコンパイル腐敗開始時期と重なるのは気のせいか。キャラを立てて売ろうという姿勢そのものが駄目になる前触れだったのかね。まあいいや。
 さて、ゲームの方は元々面白いゲームだったので、移植に際して大きな変更点は戦闘のみということも手伝って、普通に十分面白い。
 しかしMDもMCDも見取られたのがコンパイルというのは泣けるな。まあ、悪例夢だったら号泣ものなのでまだましか。

魔物ハンター妖子  91-3/22 

 横アクション。たしか劇場での映写が、池袋の某映画館が初で、併映がボーグマンか何か。ボーグマン目当で来ていた親子連れが、妖子が始まったとたん帰ってしまったという話をもりりんから聞いた。そりゃ帰るわな。
 OVAの方は凄いことになっていて散々続編も出たが、ゲームの方はエンジンで2作のMDで1作。しかもMD版は難易度の非常に高いアクションで、ただひたすらに、孤独に、絶望的な魔物との戦いへと身を投じる妖子を描いていて、他のすべての作品とは極めて異質。
 難易度は高いが1クレクリアが出来ないほどではなく、俺のクリアスコアは残機2だか3だかの273??0点。ただし徹底したパターン化が必要、しかも3面は一回時間切れは必定で、各面1機づつ(2面は2機)残機が増えるとはいえ難しい事にかわりはない。
 ゲームに直接関係は無いが、このゲームのポーズ時の処理はMDのソフト中最高の演出。そういえば、北海道のド田舎にしばらく島流しになることになったシビレに、餞別にこのソフトを貸したら、クリア出来るようになって帰ってきた。本人曰く「ほかに何もやるものが無かったんだよぅ」との事。この逸話に涙せずにはいられない。
 そういや、キャラデザの宮尾さんはヒカリアンの方もやってるんだよな、畜生!、あれは仕事で見れん。ビデオ回そうにも時間不定期だし。

MIG29  93-11/26 

 テンゲンのフィライトシミュレーター。テンゲンなので外れ無し。パソコンで出ているシミュレーターと同様の出来であり、同様の操作を要求される。離陸したら車輪をしまわないといけないくらい細密なのよ。
 タイトル画面で、プガチョブス・コブラや航空ショーでの正面衝突のシーンが流れるので、貴重といえば貴重な映像では有る。
 ちなみに、航空機の空中衝突判定が有るのは、多分MDではこのMIG29だけだと思う。

ミッキーマニア  95-3/31 

 横アクション。MDで結構出ているディズニー系の最終作。丁重で高難易度な作りで、滑らかなキャラの動きで目を楽しませ、難易度で指先を疲れさせてくれる。
 白黒の元祖ミッキーが気に入ったので手元においてある。悪くなくそつなく、持ってて損の無いソフトではある。

ミッドナイトレジスタンス  91-3/29 

 ならず者部隊ブラッディウルフ(もっと戻れば迷宮ハンターGか?)から始まるデコの「あの系列」アクションシューティング。
 移植として見ればかなりの相当な出来で、喋らない、ファイアが3本にならない、処理落ちするという3点を除けば問題点は見当たらない。パターンさえそのまま使える。電気の中で上下して電撃を放つ通称「電気の中でもバブルスター」こと電気人間も再現。こういうのを移植と言うんだと思う。
 そういえばサンダーゾーン以来こういうゲーム出さないねデコって、空牙シリーズに吸収されちゃったのかな。今のマジドロ路線も悪くはないんだけど。せっかく飼ってるんだからつかぽんさんに仕事させてあげてよ。あの才能を埋もれさせるのは勿体無さすぎる。

港のトレイジア  92-2/14 

 RPG。技術力やバランスに大問題を抱えているが、そのあまりに繊細なストーリーは必見などという言葉では語れない。テレネットが唯一作品を出したという証拠になるソフト。
 あまりに静かに始まり、あまりに静かに終わるストーリーは、今までのありがちRPG大氾濫時代への警鐘を鳴らしていたのかも知れない。ところでバネジーが死ぬという事は、あのあれは血筋が絶えちゃったのかなやっぱり。いいのかね。
 あ、そうだ、終盤、記憶が薄れつつある主人公のところの演出は洒落にならない。お願い、見て。
 もう何もわからない もう何も覚えていない いや、まだ まだ覚えてる 故郷のあの町あの港 そして そして僕を待ってる 港のトレイジア

ミュータントリーグフットボール  93-9/10 

 ミュータントでプレイするアメフト+2020スーオパーベースボール。人間じゃないからなにしてもOK。ゲームは大味で笑いを取る以外にあまり使い道が無い。
 真面目にアメフトやるんだったら、MDならジョーモンタナ2で十分だし、笑うなら2020でいい。中途半端。

夢幻戦士ヴァリス  91-12/27 

 横アクション。これ読んでる人には関係ないけど、いまうちのメビウスノート「メイファン」のFEPが一発で「むげん」を「夢幻」て変換しやがったのよ。再教育だな。
 さて、ゲームはオリジナルで、パソコン版とはマップが狭いとか溜め撃ちが導入されたとか細かい点は違うけど、たいして面白くないという点は同じ。むしろヴァリス3システムのヴァリス1という声も有る、それも正解だね。
 まあ、持ってなくてもかまわない代物だから気にしないでいいよ。

武者アレスタ  90-12/21 

 縦シュー。MDの縦シューで多分一番面白い。難易度は決して低くはないが、オプションの弾消し、ウエポンがあると一発死に無しという二つの要素がそれをカバーし、絶妙なバランスで調整されている。初心者から上級者まで幅広くお勧めできるソフト。

メガパネル   90-11/22

 アクションパズル。15パズルの要領で、何色かのパネルを縦横3個以上同色で並べて消す。アイデアを「パネルでポン」に思いっきりパクられた、頭と指先を猛烈に使うパズルの傑作。俺はマジドロと同じくらい好き。
 女の子のグラフィックを拝むモードは、グラフィックを見るためにはブロックを壊さなくてはならないのだが、消し方と消した位置、縦か横かで消えるブロックの位置と数が違うため、一瞬の判断がとても重要。操作性も良好なので必携ソフト。

メガロマニア  93-4/23 

 「文明の曙」に似てる、って古くて誰も知らんか。勿論ボードのマルチゲームの方のだぜ。
 ゲームは、人口を開発か採掘か繁殖に割り振って、人口を増やして武器を作って相手の民族を殲滅する。陸地内に自分以外の民族が居なくなれば、そのマップは勝ち。普通に遊ぶ分には十分に面白い。
 数々のボイスが大爆笑なので、一度は聞いてみてほしい。

メタルファング  93-12/17 

 ホバーカーでするローラーゲーム。ローラーゲームといえば東京ボンバーズだが、何で俺そんなの知ってるんだろ。年齢的に考えて、知ってちゃいけない筈なんだけどな、まあいいや。
 ゲームは前述したとおりで、5台の車でチームを作り、相手チームをぶったおす。パイロットが全員やばい奴等ばかりで、どいつもこいつも頭にボルトが3本足りないような気違いの馬鹿ばっかりで最高にファンキー。
 CPUに邪魔されたら「Fua−−−ck!!」とか叫びつつぶっ倒そう、気分爽快だ。

メタルヘッド  95-2/24 

 3Dロボシュー。ローラーダッシュで町中を走りまわり、敵メカを駆逐する。ミッション毎に彩りを添える演出がそこそこある。
 人間キャラの顔が変わる技が笑える。姉ちゃんモードも間抜けでよし。ラスボスの変形はいんちき臭いが、まあいいでしょ。
 特筆すべきはメカデザイン。あの鉄板を無造作に組み合わせて、強引にボルトで締め上げただけのような無骨極まりないデザインは、とても日本人のセンスとは思えないがデザインは日本人。狙って描いたのだろうが、あそこまでアメ公臭いデザインを出来るってのは凄い腕だ。

モータルコンバット完全版  94-6/8 

 言わずと知れたモタコンのMCD版。アーケード版は池袋のロサ会館で見た事がある。
 カセットとどっちを買おうか迷ったが、結局こっちにした。こんなゲームにアクセスだ何だは気にならねえよな。むしろMCD版は、海外でしか放映してない筈の怪しげなTVCMが見られる分お得でしょ。餓鬼共が集団で町中を走りまわりながら「モータルコンバーット!」と叫ぶあのCMは超異様。
 まあ、他のコンシューマーは血の色が緑だったりと甘っちょろいことをしてやがるので、モタコン1はMCDで決まり。(注、モータルコンバットはMKと表される事が多いが、小松屋ではMK3などと表記した場合セガマーク3、MK4ならマスターシステムの事になるので、モータルコンバットはモタコンと略す。混同されないようお願いする)

モータルコンバット2究極神拳   94-9/9

 その続編。残虐度とお笑い度がアップ。アーケードは神保町でしか見なかったなあ。
 こいつは発売が海外と同時で、1のときは海外から神拳の出し方を入手できたんだけど、今回は発表を待つしかなかった。この年のCSGのアクレイムブースで配ってたんだけど、俺は入手失敗で無念。あれ?1のときの話かなこれ?それとも32Xのときの話かな?まあいいや。
 ゲームは、上級者になるまでやりこむと色々美麗なコンボが出来るようになっている。フィニッシュはフェイタリティのほかにフレンドシップとベイビリティが導入。隠しオプションで、一撃死で、CPUのフェイタリティフィニッシュ確定にして、観戦モードで垂れ流すと、延々と残虐シーンが流れる環境ビデオの出来上がり。やってみよう。

モータルコンバット2究極神拳  95-5/19 

 その32X版。神拳の出し方コマンドを変えやがったので、あんまりやらずに投げちゃった。

モンスターレア  90-12/22 

 アーケードからの移植、一応ワンダーボーイシリーズの筈。横スクロールで、ジャンプアクションエリアの前編と、ドラゴンに乗って飛び回って戦う後半で1ステージ。
 移植は良く出来てるけど、取りたてて面白いわけでもなし。まあ、手軽なのでサクッと遊ぶには適している。
 プラプリル王女は次作にも出演している。この時はちっこい少女だったのに、あっという間におばさんに成長、時とは無慈悲なものよのう。と思ったら子孫という設定らしい。
 ちなみにアーケード版がシステム16だったかは不明。

モンスターワールド4  94-4/1 

 ワンダーボーイシリーズじゃなくなっちゃって、主人公はアーシャという女の子になった。
 少年アーシャという誤植があったという話をメガディクで読んだが、俺もどっちでもオッケー、少女アーシャで更にちんこ生えてたらもう最高。
 さてゲームだが、現時点でこれを越えるアクションRPGは無いと断言できる。内容に関しては、俺の拙い筆ではとても書けないし書く自信も無い。ファミ通の例の投稿レビューなり、他のサークルさんの良い本を見てもらえば良かろう。俺は、あのイベントの時ではなく、ペペログゥ不在の時に彼の大切さを感じて、泣きながらベルトコンベアから落っこちていた記憶が有る。
 心の底から「良い作品」と言える。けど無人島には持っていかない。毎日泣いてばかりもいられないからな。

 

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