第5話『甦る逆転』探偵パート3日目(その2)

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成歩堂 龍一…黒
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
宝月 茜…桃
宝月 巴…藤
巌徒 海慈…紫
罪門 恭介…紺
市ノ谷 響華…水
原灰 ススム…黄
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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2月24日 某時刻
警察署内 刑事課

成: ここ、いつもヒトが少ないけど‥‥
今日は特にヒドいな。
茜: 刑事課が静か、ということは。
忙しいのかな、やっぱり。
課: ああ。みんなは今、大会議室で
ドンチャン騒ぎだよ。
成: あ‥‥‥どうも。
(課長さんが話しかけてきた)
課: 主席検事のバクダン発言に、
御剣検事の、これからの処置。
マスコミ対策に、明日の裁判‥‥
もう、ヒドいコトになってるな。
まるで、そう。
盆と正月がイッペンに来た感じさ。
成: (それは、おめでたいのでは‥‥)
茜: あの。あたしたち、巌徒局長さんの
お部屋に行きたいんですけど。
課: わたりろうかでトナリのビルに
行って、エレベータで最上階だよ。
茜: ‥‥‥え。
あの。行っていいんですか?
あたしたち、いわゆるその。
イッパンジンですけど。
課: あ! イカン、そうだった!
ダメだよ、行っちゃ。
成: (さすが、イトノコ刑事の
上司だけのコトはあるな‥‥)
茜: じゃ。さっそく
行ってみましょうか。局長室。

(「警察局長室」に移動する)


2月24日 某時刻
警察局・局長室

成: こ、ここが‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なんだ? ここ。
茜: <<局長室>>ですよ。
ソトに、そう書いてあったから。
成: あの、巨大なパイプオルガン‥‥
信じられないけど、ホンモノだぞ。
茜: あたしね。ようちえんのころ、
オルガン習ってたんですよ!
<<ゆり組のバッハ>>なんて
呼ばれて、天才きどりでしたねー。
‥‥どれどれ。
”ド”はどこだったっけ。

(巨大な音)
茜: ‥‥死ぬかと思った。
巌: あれー?
なんだキミたち。来てたんだー。
成: きょ‥‥局長さん!
(読んでいた書類を、デスクの
引き出しにしまいこんだぞ‥‥)
巌: どーなのよ、ナルホドちゃん。
泳いでる? 最近。
成: あ‥‥いえ。
最近ちょっと、忙しくて‥‥
巌: こっちもタイヘンよ、ホント。
罪門のアニキの不始末とかね。
トモエちゃんまで、トンでもない
発言してくれちゃってさあ。
成: ”トンでもない”‥‥ああ。
証拠品の”ねつ造”ですか。
巌: あの事件から、2年ねー。
かー! 早いモンだわ、ホント。
‥‥ホラ。あそこのカベに
でっかい写真があるでしょ?
トモエちゃんと、ナオトくんと
3人で撮ったんだけどさ。
成: (これが‥‥罪門さんの弟。
罪門 直斗検事、か‥‥)
巌: 『3人で、がんばっていこう!』
なんて言ってたんだけどねー。
成: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(なんだろう、この写真‥‥
ビミョーな”違和感”が
あるような‥‥)

証拠品<<2年前の写真>>の
データを法廷記録にファイルした。
巌: あー、悪いんだけどさ。
ボク、アトシマツで忙しくて。
今日はここ、もう閉めちゃうから。
いっしょに出ようか。
茜: え‥‥‥
あ。でも‥‥ここって、その。
現場、なんですよね。2年前の‥‥
巌: あの事件、もう終わったんだから。
今さら捜査する必要、ないってさ。
成: でも、できれば
調べたいんですよ、ぼくたち。
巌: ‥‥もう一度、言わせるの?
今さら捜査する必要は、ない。
成:‥‥!
巌: じゃ。出て出て。そろそろ
カイギに行かないとさ。

茜: ‥‥追い出されちゃいましたね。
成: やっぱり‥‥あの事件は、
終わっていないんだよ、きっと。
茜: な、成歩堂さん‥‥?
成: 巌徒局長は、”現場”を
調べられることを、拒否した。
そこには‥‥かならず。
何か”理由”があるはずだよ。
茜: じゃ、じゃあ!
あの部屋には、手がかりが‥‥
成: (‥‥何か、ないかな。
局長室を調べる方法‥‥)

(「警察署・刑事課」に移動する)


2月24日 某時刻
警察署内 刑事課

糸: あ、アンタたち!
成: イトノコ刑事!
今まで、会議ですか?
糸: ま‥‥ちょっと一休みッス。
カタがコっちまったッス。
茜: そんなカタくるしい
会議だったんですか?
糸: いや。その。自分は‥‥
お茶をいれてたッスから。
‥‥みんなの。
成: (イトノコ刑事‥‥
今日もハズされてるのか)
糸: それより、アンタ!
御剣検事には会ったッスか?
成: 御剣‥‥?
どうかしたんですか?
糸: もー、検事局も警察局も、
エラいイキオイで暴走してるッス。
まるで、裁判中のアンタと
御剣検事のごとく!
成: それは‥‥きっと、
大暴れなんでしょうね。
茜: やっぱり‥‥騒ぎの原因は
お姉ちゃんの発言、ですか?
糸: ‥‥そッスね、ヒラたく言えば。
<<2年前の”ねつ造”>>ッス。
御剣検事は、今。
世界中をテキに回しているッス。
茜: そんな‥‥

(「御剣の危機」を聞く)
成: ‥‥でも、どうして御剣が?
アイツは、何も知らなかったのに!
ジッサイに不正をしたのは、その。
ともえさん‥‥だったんですよね?
茜: ‥‥‥‥‥‥
糸: まあ‥‥ジッサイに法廷に立つのは
検事ッスからねぇ。
それに、もう1つ。
知ってのとおり、御剣検事には
ずっと、黒いギワクがあったッス。
ただ、御剣検事には、ズバ抜けた
才能があったッスから‥‥
今まで、反対派も手を出すことが
できなかったッス。
茜: テキが多かったんですか?
御剣検事さん‥‥
糸: ‥‥検事局と警察局は、才能だけが
モノを言う世界ッス。
若い、ムキ出しの才能は
テキを作る‥‥それは、宿命ッス。
刑: よォ、イトノコ。
がんばってるな、今日も!
糸:ッス!
刑: 今度、またメシおごってやるぞ、
イトノコ!
糸:ッス!
刑: ノコさん! また連れていって
くださいね! あの店。
糸:ッス!
成: ‥‥よかったですね。刑事さんには
テキがマッタクいなくて。
糸: ま。自分はウマく
やってるッスからね。
とにかく‥‥自分はシンパイッス。
このイヤな流れに‥‥
御剣検事が、折れてしまわないか。

(「<<SL9号事件>>」を聞く)
糸: ジツは‥‥資料を調べてみたッス。
お茶をいれながら。
成: (本気でシンパイしてるんだな、
御剣のこと‥‥)
それで‥‥何かありましたか?
糸: ズバリ、すべての手がかりは、
ヤツの最後の犯行にあるッス!
成: 最後の犯行、というと‥‥
糸: 少女を救おうとした罪門検事が
殺害された事件ッス。
茜: あたしのコト、だ‥‥
成: (この子のコト、気づかなかった
みたいだな。イトノコ刑事‥‥)
糸: この事件で、青影は致命的な
証拠を残してしまったッス。
茜: その”証拠”というのは?
糸: え。えーと。たしか‥‥
<<凶器>>だったッスけど。
‥‥‥‥‥‥‥‥
まあ。詳しいコトは、
コレのどこかに書いてあるッス。
成: (‥‥ホント、コシャクな
刑事さんだよな‥‥)
茜: 見せてみましょうか。
”キョーキ”を。
何か、思い出してくれるかも
しれません!

(「青影の犯行」を聞く)
糸: 青影 丈‥‥犯行当時、42才。
ごくフツーの会社員だったッス。
成: 連続殺人犯‥‥なんですよね?
なぜ、そんなヒドいことを‥‥
糸: ある日。会社からの帰りに、
クルマで人をひいてしまったッス。
茜: クルマで?
それって‥‥事故、ですよね?
糸: しかし、その瞬間から!
ヤツは、キケンや野生動物にッ!
茜: やせいどうぶつ‥‥
糸: その事故を目撃した男性を、殺害。
その犯行を見ていた女性も、殺害。
そこに通りかかった学生を、殺害。
その死体を埋めているところを
サンポ中の男性に見られて、殺害。
‥‥そこでやっと、任意出頭を。
成: ずいぶん
うかつな野生動物ですね。
糸: 今、アンタに話したのは、
あくまで”スイソク”ッス。
証拠は、マッタクなかったッス。
成: それで、任意出頭を‥‥
糸: 取調べ中に逃げ出して、最後の犯行
‥‥罪門検事を殺害したッス。
その場でタイホされたッスが‥‥
その犯行すら、見られていたッス。
最後の目撃者がブジで、
ホント、よかったッスね。
成: (最後の犯行の”目撃者”‥‥
‥‥この子、か)

(「飛び出しナイフ」をつきつける)
成: これ、なんですけど‥‥
糸: こッ、これは!
もしかして、あれッスか?
成: <<SL9号事件>>と書かれた
タグがついています。
先の折れたナイフ‥‥
あの事件の<<凶器>>ですよね?
糸: なんで、アンタが
このナイフを知ってるッス?
あの事件はとっくに解決されて、
証拠保管庫に入っているハズッス。
茜: 事件のあった日、証拠保管庫から
コツゼンと消えて‥‥
御剣検事さんのクルマの
マフラーから出てきたんです。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
あああッ! 思い出したッス!
青影 丈が、最後の犯行で
残した”致命的な証拠”‥‥
そのナイフを見ていたら、
ピン! と来たッス!
茜: また忘れないうちに、早く
聞かせてください! 刑事さん!

(「凶器」を聞く)
成: このナイフ‥‥
青影のもの、なんですか?
糸: そッス。買った店も判明して、
青影の指紋も付着していたッス。
茜: でも。ジッサイにコレで刺したか
どうかは、わからないんじゃあ‥‥
糸: そこが、ヤツの
運のワルいところッス。
ナイフをよーく見ると‥‥‥
なんと! 刃がポッキリ、
折れているッス!
茜: よく見なくてもわかりますよ、
それぐらい。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥
と、とにかく!
折れた刃の先が発見された”場所”
‥‥それがキメ手になったッス。
茜: ど、どこだったんですかっ?
糸: 被害者‥‥‥罪門 直斗検事の
”体内”ッス。
成:‥‥!
糸: 刺された際の、キズの奥から
ナイフの刃のカケラが。
成: それが、青影のナイフに‥‥?
糸: ピッタリ、一致したッス。
茜: なるほど‥‥カガク的ですねえ。

証拠品<<罪門 直斗の解剖記録>>の
データを法廷記録にファイルした。

証拠品<<飛び出しナイフ>>の
データを書きなおした。
糸: ‥‥とりあえず‥‥
自分にわかるのは、
こんなトコロ、ッスかねえ。
成: あの、最後にもう1つだけ。
おねがいがあるんですけど‥‥
糸: なんス? おカネなら、巌徒局長に
たのんだほうがいいと思うッスよ。
成: その、巌徒局長のコトです。
局長室は”現場”なんですよね?
罪門 直斗検事が
殺害された事件の‥‥
茜: 局長さんが出かけちゃって、
ロックされちゃったんです。
あの部屋‥‥調査して
みたいんです! あたしたち。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥
ジツは、捜査官のIDカードを
使えば、ロックは開けられるッス。
茜: え! そうなんですか!
糸: でも‥‥一般のニンゲンを
局長室に入れたら‥‥
背任罪にあたるッス。
茜: はいにん‥‥?
糸: わかりやすく言えば、
クビになっちゃうッス。
成: そ、そうなんですか‥‥
糸: ワルいッスけど‥‥自分。
アンタのためにクビになるのは
ゴメンナサイッスから。
茜: あ。じゃ、この
多田敷捜査官のIDで‥‥
糸: それはダメッス。亡くなった日に
データは抹消されたハズッス。
茜: うううう‥‥
成: (つまり。あの部屋を調べるには、
このヒトにたのむしかない‥‥)
茜: 何か、刑事さんの気持ちを変える
ようなモノが必要ですね。

(「警察局・エントランス」に移動する)

(「検事局・地下駐車場」に移動する)


2月24日 某時刻
検事局・地下駐車場

成: 今日は、ダレもいないね。
‥‥おキョウさんも。
茜: 証拠保管室のナゾが
キョーレツでしたからねー。
刑事さんたち、あっちに
行ってるんじゃないかなあ。
成: でも、今日の法廷で
ハッキリ立証したからね。
<<事件当日の5時15分、
証拠保管室で、事件はなかった>>
茜: それって、なんか‥‥1歩、
前進したような気がするケド。
成: ケッキョク、ともえさんが
アヤシイ、ってコトになるかな。
茜: うううう‥‥
成: (明日までに‥‥すべて、
コタエを見つけないと!)

(「上級検事執務室」に移動する)


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