第4話『さらば、逆転』第2回法廷(その8)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
綾里 春美…黄緑
御剣 怜侍…茶
狩魔 冥…水
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
堀田(自称)…黄
荷星 三郎…紺
オバチャン…灰
大沢木 ナツミ…橙
王都楼 真悟…紫
華宮 霧緒…藤
虎狼死家 左々右エ門…桃
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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成: 王都楼さん。
どうやら、あなたの
お望みどおりになりましたね。
‥‥あなたは、ついに
無罪判決を受けるわけです。
御: しかし‥‥1つだけ言っておく。
近い将来、ウデキキの殺し屋が
被告の前にあらわれるだろう。
王:‥‥!
御: その男のシゴトは、すばやく、
そして、たしかだ。
そのようすは、このビデオを
見れば、よくわかるだろう。
王: ‥‥た‥‥
‥‥助けて‥‥
御: では、裁判長!
判決をおねがいしよう。
裁: よ‥‥よろしいですかな?
弁護人。
成:‥‥!
千: ‥‥すでに勝負はついたわ。
無罪にせよ、有罪にせよ‥‥
彼に逃げ道はない。
‥‥さあ。
好きに料理してあげなさい。
成: ‥‥わかりました。

(「無罪を要求」を選択)
成: ‥‥おめでとうございます、
王都楼 真悟さん。
王:‥‥!
成: せいぜい楽しんでください。
‥‥残り少ない人生を。
裁判長!
‥‥弁護側は、今度こそ
無罪判決を要求します。
裁: ‥‥わかりました。
それでは、王都楼 真悟に
判決を言いわたします。


(待った!)

王: ま‥‥待ってくれ‥‥
裁: ど、どうしましたか?
王: 無罪判決を受けたら‥‥
こ‥‥殺される‥‥
裁:‥‥?
王: お‥‥オレは‥‥
オレは‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
うおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおお
おおおお有オオ罪おオオヲ有ヲお罪
ヲヲヲヲおおヲヲオ有オおお罪ォ有
ォォォ有ォォ罪ォォォォォ有罪ォォ
ォ有罪ォォォ有罪ォ有罪ゥ有ゥ罪ッ

裁: ‥‥今度こそ、私たちは
真実にたどりついたようですね。
成: (あなた以外はね。裁判長‥‥)
裁: ‥‥御剣検事。
王都楼 真悟は‥‥?
御: 連行は、狩魔検事に
まかせてある。
今ごろ、ムチのフルコースを
食らっていることだろう。
裁: ‥‥けっこうです。
あぶないところでしたね
‥‥証人。
霧: ‥‥ええ。
私も、自分の罪は
つぐなうつもりです。
‥‥‥‥‥‥
今度の事件で、はじめて
証言台に立たされたとき‥‥
私、本当に心細かったんです。
成: (そういえば‥‥
あのときの御剣‥‥
ヨウシャなかったからな‥‥)
御: 『‥‥そこの証人は‥‥
ある種、病気と言っていい。
証人が”死”を選ぼうと、
私の知ったことではない‥‥。』
霧: でも‥‥あのあと、
留置所でひとりきりになって‥‥
私、はじめて自分と
向き合うことができました。
御: ‥‥‥‥‥
霧: そして、今日。
おふたりのチカラで、
王都楼が有罪になったとき‥‥
私、やっと
‥‥救われたんです。
成: (はじめて見たぞ‥‥
彼女の笑顔‥‥)
霧: あなたたちが事件を
担当してくださって‥‥
‥‥ホントによかった。
私‥‥はじめて、
私自身になれたような気がします。
みなさん。どうも、
ありがとうございました!

裁: ‥‥ついに、すべてに
決着がついたようですな。
私自身は、ちょっとコンラン
しているところもあるのですが‥‥
ま。みなさん、ハレバレと
してらっしゃるから、
これでヨシとしておきましょう。
では、今度こそ‥‥
本日はこれにて閉廷します!


同日 午後5時14分
地方裁判所 被告人第3控え室

千: やっぱり、あなたは最高ね!
なるほどくん。
成: これで‥‥よかったんですよね。
千: ‥‥依頼人がいない
休憩室は、はじめてね。
あなたが手にしたのは、
たしかに”無罪判決”ではないわ。
でも‥‥あなたにも
わかったでしょう?
弁護士にとって、”無罪判決”より
大きなものがあることを。
成: ‥‥はい!
千: なるほどくん、思い出してみて。
狩魔検事が証拠品を
とどけてくれる前に、
あなたが一度、
大きな決断をしたことを‥‥
裁: 『‥‥では、弁護人。
あなたの、最終的な
結論を聞かせてもらいましょう。』
成: 『‥‥‥‥‥‥
(もう、証拠はアテにならない。
心の声にしたがうんだ!
真宵ちゃんの命を取るか‥‥
正義を取るか‥‥?)
‥‥ぼくの依頼人は‥‥
王都楼 真悟は‥‥』
千: ‥‥”有罪”か”無罪”か‥‥?
あのときの”選択”。
その答えこそが‥‥
あなたにとっての<<弁護士>>を
象徴していたのよ‥‥
御: 成歩堂!
成: み‥‥御剣‥‥
御: いいニュースだ。
真宵くんが、さきほど
ブジ、警察に保護された!
春: ホントですかッ!
成: は‥‥春美ちゃ
春: ホントなのでしょうね!
みつるぎ検事さんッ!
御: む‥‥むむ。
ま、まちがいない。
ただ今、署のクルマで
こちらに向かっている。
春: きゃあああああっ!
真宵さまが! 真宵さまがアアッ!
やりましたね! やったんですね!
さすが、なるほどくん!
成: (な‥‥なんて重いパンチだ‥‥)
春: わたくし‥‥わたくし、
信じていました。
なるほどくんなら‥‥
なるほどくんなら‥‥
うわああああああああああああん
成: ああ‥‥ありがとう。
春:あ‥‥
成: どうしたの?
春: かるま検事さん‥‥
冥: ‥‥‥‥‥‥
成: さ、さっきはどうも‥‥
‥‥いてッ!
冥: なぜ、笑っている?
‥‥成歩堂 龍一!
あなたは‥‥負けたのよ!
今まで無敗だった経歴が‥‥
ゼロになった!
なのに、なぜ‥‥
そんなにうれしそうなのッ!
成: ‥‥‥‥‥‥
きみにはわからないだろうな。
‥‥狩魔検事。
冥: なんですって‥‥!
御: ‥‥ムリもない。1年前までは‥‥
私もそうだったのだから。
成: ‥‥み、御剣‥‥?
御: 自らの勝利のために‥‥
有罪判決のために‥‥
私はあらゆる手段を使い、
そして‥‥勝利しつづけた。
‥‥しかし‥‥
‥‥そんな私の前に、
ひとりの男が立ちふさがった。
私はいつものように戦い、
そして‥‥初めて敗北した。
‥‥すべてを失ったような
気分だった。
その後‥‥
私はある事件で、
被告席に立つことになった。
そして‥‥その”敵”に
‥‥救われてしまった‥‥
‥‥自分がユルせなかった。
だから私は、検事局を去った。
”検事・御剣 怜侍は死を選ぶ”
‥‥と、メモを残して‥‥
冥: ‥‥フン、当然ね。
勝利を断たれた検事など、
死んで当然!
御: ‥‥だが、そうではなかった。
検事局をはなれて、
私はようやく気づいた。
あの敗北の瞬間こそが‥‥
すべての始まりだったのだ、と。
冥: ‥‥な、何をバカな‥‥
御: われわれは、あらゆる手段を
使って、被告を攻撃する。
しかし、そのたびに‥‥
どんな絶望的な状況でも、
決してあきらめることなく‥‥
食らいついてくる男がいた。
悪夢のような信念を持って‥‥
そして、私はいつしか‥‥その男を
信頼し始めていたのだ。
冥: な‥‥なんですって!
敵を‥‥信頼‥‥?
御: だれかが、どんなに
キタナイ手を使っても‥‥
真実はかならず、カオを出す。
われわれにできるのは、
全存在をかけて戦うことだけだ。
‥‥やがて、ナゾは1つずつ
すがたを消して‥‥
最後にわれわれは、たどりつく。
‥‥かならず。
‥‥1つしかない”真相”に。
春: ”しんそう”‥‥
御: ‥‥そう。検事と弁護士は、
そのために存在しているのだ。
成歩堂。もちろん、
キミはそれを知っていた。
成: ‥‥‥‥‥‥
御: だから‥‥すがたを消した
私を、ユルせなかったのだろう。
自分の勝利のみしか目に入らずに
すがたを消した、この私を‥‥
春: ‥‥あ‥‥
そ、そうだったのですか!
なるほどくん‥‥!
成:
(‥‥ウラ切られた‥‥)
お前の失踪を知ったとき、
そう感じた‥‥
ぼくが弁護士になる決心を
したのは‥‥
ずっと昔‥‥お前が語った言葉を
信じていたからなのに。
その言葉を‥‥
お前自身がウラ切った。
‥‥だから‥‥1年前。
ぼくは心に決めた。
ぼくの知っていた御剣 怜侍は
もう、死んだんだ‥‥
‥‥そう思おう、って‥‥。
冥: くだらないッ!
春: か‥‥かるま検事さん‥‥
冥: 敗者の逃げ口上など
聞きたくないわ!
狩魔は‥‥カンペキである
宿命を背負っているのよ!
御剣 怜侍‥‥
見そこなったわ!
キサマはもう、狩魔の
人間ではない!
‥‥そして、この私も!
もう‥‥すべては
終わったのよ!
成: (‥‥狩魔のヤツ、
何か投げつけていったぞ‥‥)
御: これは‥‥電波受信機だ。
成: イトノコ刑事に
セットしてあったヤツか‥‥
御: ‥‥あとで、私のほうから
署のほうに返しておこう。
そして‥‥もうひとつは‥‥
春: あ。かるま検事さんの
ムチではないですか!
御: ‥‥”もう、法廷に
立つことはない”‥‥
そういうコトなのだろうな。
成: ‥‥‥‥
御: ‥‥これは、キミが
受けとるべきだな、成歩堂。
成: ‥‥‥‥‥‥
ああ。そうするよ。
?: ‥‥なるほどくんッ!
成: ‥‥あ‥‥
ま‥‥
‥‥真宵ちゃんッ!
春: 真宵さま‥‥!
マヨイさまああああっ!
真: いやあ、さっすが
なるほどくんだよねえ!
ヤクソクどおり、アイツを
有罪にして‥‥
そのうえ、このあたしまで
助けてくれちゃってさ!
成: なんで、あんなムチャな
ヤクソクをさせたんだよ!
もう少しで‥‥
死んじゃうところだったんだぞ!
真: いいのいいの。
‥‥そのときはホラ!
はみちゃんに乗りうつって、
バケて出ればすむハナシでしょ!
成: ‥‥‥‥‥‥
(そんなカンタンな
ハナシだったのか‥‥?)
真: ‥‥‥‥‥‥‥‥
どうも、ありがとう。
‥‥なるほどくん。
成: ‥‥う‥‥うん。
御: 真宵くん‥‥。
真: あ。御剣検事。
御: その‥‥。おめでとう。
真: おっ。さすが御剣検事。
ちょっと進歩しましたね!
御: うむう‥‥
まあ、1年前の私とは
ちょっとちがうかもしれない。
真: へええ‥‥

‥ぐぎゅるるぐぐ‥‥ぅぅ‥‥う‥
真: ‥‥よし! じゃ、
みんなで行こうか!
成: え‥‥ど、どこに?
真: 決まってるでしょ!
ゴハンだよ、ゴ・ハ・ン!
あたしもう、なるほどくんが
フライドチキンに見えるんだから!
成: フライドチキン‥‥
春: ‥‥あ! みつるぎ検事さんも
ごいっしょに、どうぞ!
御: う、うむ。では、
おコトバにあまえて‥‥
成: ‥‥そうだな。じゃあ、
いつものラーメン屋に‥‥
真: ナニ言ってるの、なるほどくん。
成: ‥‥え。
真: 今度の事件で、あたしの舌、
すっかり肥えちゃったからね。
もう一度、ディナーの
やりなおしに決まってるでしょ!
成: ‥‥でぃなー‥‥
真: さあ! 食べるぞお!


同日 午後7時38分
ホテル・バンドー ロビー

糸: おそいッス!
待ちくたびれたッス!
成: イトノコさん!
だいじょうぶなんですか!
糸: いやー、メンボクないッス。
まさか、電柱にぶつかるとは
思わなかったッス。
成: でんちゅう‥‥
(赤信号は関係なかったのか‥‥)
ナ: やったなァ、ナルホドー。
また今回も、シンゾーにワルい、
イヤーな感じやったで!
荷: トノサマンの最終回よりも
ドキドキしましたよ!
成: は、はあ‥‥恐縮です。
ナ: コラ、検事! アンタちょっと
イジメすぎやで、ナルホドーを。
もっと、いたわってやらんと。
いーかげん、死ぬで。今夜あたり。
御: ム‥‥
ココロがけよう。
ナ: ‥‥じゃあ、みんなァ!
ならんでならんで!
プロのカメラマンが、
記念写真、とったるでー。
成: (ナツミさん、新しい
カメラ、買ったんだ‥‥)
糸: ‥‥ま。ま。とにかく、
事件は終わったッス。
さあ! 今夜はバンバン
食べるッス!
真: 食べるッス!


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