第4話『逆転、そしてサヨナラ』探偵パート1日目(その1)

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
御剣 怜侍…茶
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
大沢木 ナツミ…橙
矢張 政志…紺
星影 宇宙ノ介…黄
ボート小屋のオジさん…灰
サユリさん…黄緑
狩魔 豪…紫
(フォントサイズをご都合に合わせて変えて、お楽しみください。量が多いので、最小が オススメ)


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‥‥15年ぶり、だな。

そうなりますね。

キミには
想像もつかないだろう‥‥。
この15年間、私がどれだけ
苦しんだか‥‥。

あなたが‥‥苦しんだ?

そして、今。‥‥やっと、
チャンスがめぐってきた。
そう‥‥。
キミに復讐するチャンスがね。

なんですって!

‥‥メリー・クリスマス。


12月25日 午前10時8分
成歩堂法律事務所

真: ね。ね。なるほどくん。
このあたりに、滝ないかな、
滝?
成: タキ‥‥?
どうするんだ、そんなの?
真: ナニ言ってるの、なるほどくん。
滝って言ったら、打たれるに
決まってるでしょ?
成: ‥‥‥‥
そういえば真宵ちゃんは
”修行中の身”なんだっけ。
真: そうだよ。‥‥最近、修行の方が
おろそかになってるから、
滝ぐらい打たれておきたいな、
って思って‥‥。
成: うーん‥‥。
近くに”ひょうたん湖”ってのが
あるけど、滝はないなあ‥‥。
真: うううう‥‥。
成: ないものはしょうがないだろ。
シャワーでも浴びといたら?
真: ‥‥‥‥
うん、そうする。
成: (やれやれ‥‥)

‥‥では、次のニュースです。
ひょうたん湖で、ナゾの巨大生物が
目撃されました。
ネス湖の”ネッシー”にちなんで
”ヒョッシー”と名づけられ、
大きな話題を呼んでいます。
本家のネッシーがニセモノだった
だけに、
ヒョッシーは本当にいるのか?
‥‥日本中の注目を集めています。
‥‥‥‥‥‥
成: あーあ‥‥ヒマだなあ。
ニュースも、ロクなこと
やってないし‥‥。
真: なるほどくん。
成:
真: パワー、弱いよ。シャワー。
成: ‥‥‥‥。
‥‥じゃあ、そうだなあ。
消防署に行って、ホースで
思いっきりぶっかけてもらったら?
真: ‥‥‥‥
うん、そうする。
成: (やれやれ‥‥)

り‥‥臨時ニュースが入りました!
ひょうたん湖で、今度は、
さ‥‥殺人事件です!
成: (また、ひょうたん湖か‥‥)

今朝がた、ひょうたん湖から男性の
死体が見つかった事件で、
警視庁は、逮捕した容疑者の
氏名を発表しました。
容疑者の名前は、
ミツルギ・レイジ、24才。
ミツルギは、将来を約束された、
有名な若手検事でした。
その彼が、なぜ殺人を?
‥‥日本中の注目を集めています。
成: (‥‥?
ミ‥‥ミツルギ‥‥?)
な、な‥‥なんだってェ!
どういうことだ!
あのミツルギが‥‥?
真: なるほどくん。
成: わっ! ‥‥ま、真宵ちゃん!
真: 電話したら怒られたよ。
‥‥消防士さんに。
成: それどころじゃないよ!
御剣が‥‥逮捕された!
真: えっ! ‥‥あの、
ケンジさん?
成: しかも、殺人容疑だぞ!
真: えええええええっ!
いつ? どこで? 誰を?
どうして? どうやって?
成: し、知らないよ!
真: すぐ行こう! なるほどくん!

(「相談する」を聞く)
成: どうしようか、これから。
真: ど、どうするって‥‥。
とにかく、いろいろ
調べてみようよ!
御剣検事の話を聞いたり、
現場に行ったり‥‥。
成: (そうだな‥‥最初から
迷っていても、しかたないか)

(「気づいたこと」を聞く)
成: ‥‥どう?
何か気づいたこと、ある?
真: うーん‥‥。
滝に打たれたら、いい考えも
浮かぶんだけど‥‥。

(「留置所」に移動する)


12月25日 某時刻
留置所 面会室

真: 考えてみたら、
あたしたち、みーんな
ここに入ったことがあるんだね。
成: まあ、このシゴトをしていれば、
フツーじゃないかな。
真: ‥‥誰かが聞いたら
ゴカイするよ‥‥。
わっ!
成: ‥‥‥‥。
こら! 帰るな御剣!
御: ‥‥何しに来た!
真: なるほどくん、
フキゲンだよ‥‥御剣検事。
成: そりゃ、
留置所に入れられて
ゴキゲンって
わけにもいかないだろ。
御: こんな私を見て、笑いに来たのか!
‥‥笑いたければ、笑うがいい。
どうした! さあ、笑えよ!
真: なるほどくん。
‥‥わ、笑った方がいいのかな?
成: こいつ、スナオじゃないからな。
笑ったら、怒り狂うか泣きだすぞ。
‥‥御剣。
笑いに来るほどヒマじゃないよ。
御: ‥‥‥‥
ヒマなくせに。
成: (まあ、ヒマはヒマだけど‥‥)
御: ‥‥‥‥。
見られたくなかった。
‥‥こんなすがたを、キミにはな。
成: (ぼくだって‥‥
見たくなかったぞ‥‥)

(「事件のこと」を聞く)
成: 御剣。
‥‥事件のこと、聞かせてくれよ。
御: ‥‥‥‥。
そんなことを聞いて、
どうするつもりだ?
真: きまってるでしょ!
助けるんだよ、御剣検事を!
御: ‥‥‥!
‥‥‥‥‥‥。
‥‥助ける? 私を? キミが?
うぬぼれるな。
成: ‥‥どういうことだ?
御: キミは、たかだか3回の法廷に
立っただけの、新米弁護士だ。
成: なんだと?
御: そりゃあ、運よく勝ったかも
しれない。
だが、ラッキーは
そう何度もつづかない。
実力だ。‥‥もっと
実力をつけたまえ。
成: ‥‥。
真: なるほどくん!
なんであたしたちが
怒られなくちゃいけないの!

(「ひょうたん湖」を聞く)
成: 事件は”ひょうたん湖”で
起こったんだろ?
御: ‥‥昨日の深夜だ。
成: 湖って、裁判所や検事局とは
ずいぶん離れてるよな。
何をしに行ったんだ?
そんなところに?
御: ‥‥‥‥。
キミに言う必要はないだろう。
真: み‥‥御剣検事‥‥。
まさか‥‥ホントに、人を‥‥?
御: ‥‥‥‥。
ヒョッシー。
真: え?
御: ヒョッシーを見に行ったんだ。
真: ”ひょっしー”?
なあに、それ?
成: あとで教えてやるよ。
(御剣のヤツ‥‥ぼくたちには
話せないのか‥‥?)

(「弁護士バッジ」をつきつける)
御: 弁護士バッジ‥‥か。
成: 御剣。
ぼくにやらせてくれないか、
きみの弁護を。
御: ‥‥‥‥。
ハ‥‥、ハッ!
ワルい冗談はよしてくれ。
私はそこまで
落ちぶれてはいないつもりだ。
真: ど‥‥どういうことですか?
御: たまたま3回、勝訴しただけの
新米にすがるなんて、ゴメンだ。
真: な‥‥なんですって!
御: たしかに私は、非常に不利だ。
私が依頼した弁護士たちは、
すべて断ってきた。
成: ‥‥どういうことだ?
御: ”私には、自信がありません”
ときたもんだよ。
‥‥もしかしたら、
彼らの依頼人を、かたっぱしから
有罪にしてやったからかもしれん。
成: そんなわけ、ないだろう!
御: とにかく、
私にはかまわないでほしい。
きみには‥‥きみにだけは、
依頼するつもりはない!

(「ひょうたん湖公園」に移動する)


12月25日 某時刻
ひょうたん湖公園 入口前

真: ここが‥‥事件のあった?
成: そう。
ひょうたん湖のある公園だよ。
真: 警官たちがうろついているね‥‥。
成: 聞き込み、かな。
真: あれ? ‥‥あそこにいるの、
イトノコ刑事‥‥だね。
糸: どうなんだッ!
これだけいて、何かつかんだヤツは
いないのか!
刑: す‥‥すみません。
まだ‥‥。
糸: バカモン!
裁判は明日だぞ!
‥‥何としても、
手がかりを見つけるんだ!
刑: し、しかし‥‥。
こうして手がかりがないから、
御剣検事殿は、逮捕されて‥‥
刑: ‥‥そうですよ。
犯人は、検事殿‥‥
糸: うるさいッ!
もう一度、
そんなことを言ってみろ!
えーと、その‥‥ユルさんぞ!
早く行けッ!
刑: は、はッ!
真: イトノコさん‥‥コワい‥‥。
糸: まったく。
‥‥‥‥
あッ!
真: きゃッ!
糸: アンタはたしか、
ヤッパリくんだったッスな!
成: ナルホドです!
(いいかげん、おぼえろよ!)
糸: 何しに来たッス! 調査ッスか!
成: え? ‥‥ええ、そうですが。
糸: 協力するッス!
なんでも聞くッス!
さあ、カモンッス!
真: ‥‥いつもと違うよ‥‥。
どうしちゃったんだろ?
あの‥‥。
あたしたち、まだ御剣検事から
弁護を依頼されたワケじゃあ‥‥。
糸: え!
な、なんだ‥‥。
そうだったッスか‥‥。

(「事件のこと」を聞く)
成: イトノコ刑事。
‥‥いったい、
何があったんですか?
糸: えっ? 知らないッス?
事件のコト‥‥。
成: はあ。
糸: まったく、あきれた
オトボケ弁護士ぶりッスな‥‥。
成: オトボケ‥‥。
糸: いッス。教えるッス。
昨夜の、午前零時15分ごろの
ことッス。
ひょうたん湖に、ボートが1つ、
浮かんでいたッス。
ボートには、2人の男が。
そして、片方の男が、
ピストルでもう一方を‥‥。
真: ‥‥それが、御剣検事
だったんですか?
糸: かけつけた警官が
逮捕したッス‥‥。
真: ずいぶん、手回しが
いいですね。
糸: ‥‥それッス。
目撃者がいたッス。
そいつの通報で、ワレワレは
すぐにかけつけられたッス。
成: 目撃者‥‥。

(「御剣のこと」を聞く)
真: 御剣検事‥‥
まさか、サツジンなんて‥‥?
糸: あり得ないッス!
自分は信じてるッス!
たとえ目撃者がいたって、
そんなコト、カンケーないッス!
真: そ、そうですよね!
カンケーないッスよね!
成: (カンケーないことあるか!)
真: でも。
イトノコさん、御剣検事のコト、
信頼してるんですね。
糸: トーゼンッス!
‥‥しかし‥‥、
‥‥正直なところ、警察ではもう、
御剣検事が犯人ということに‥‥。
この聞き込みも、みんな、あまり
マジメにやってないッス。
真: そんな‥‥!
糸: みんな、あれだけ御剣検事の
お世話になってきたのに‥‥。
今じゃあ、彼を信じようとする
者は、いやしないッス‥‥。
真: イトノコさん‥‥。

(「弁護の依頼」を聞く)
真: あの、あの‥‥。
ホントなんですか?
御剣検事の弁護、誰も
引き受けてくれない、って。
糸: ‥‥そッス。
御剣検事は、ちょっとした
有名人ッス。
その裁判で負けてしまっては、
自分たちの名前にキズがつくッス。
それに。
御剣検事は、かなり不利ッス。
成: (目撃者がいるもんな‥‥)
糸: アンタ!
アンタまで、
彼に背を向けるッスか!
トノサマン事件を思い出すッス!
御剣検事の協力があったから、
アンタの依頼人は無罪に‥‥
成: わかってますよ!
でも‥‥。
御剣検事は、ゼッタイに
たのむ気はないそうですよ。
‥‥ぼくにだけは、ね。
糸: なんスとぉぉぉ!
‥‥そ、そんなハズはないッス!
トノサマンの事件が終わったとき、
検事は言っていたッス!
”さすが成歩堂だ”って。
‥‥何度も言っていたッス!
真: ‥‥‥‥。
なるほどくん。
何が”さすが”なのかなあ?
成: ‥‥わかんない。
糸: ど‥‥どうしてッスか‥‥
御剣検事。
わ、わからないッス‥‥。

(「目撃者」を聞く)
成: 目撃者、ってのは‥‥?
糸: ワルいッスが‥‥、
それは捜査のヒミツッス。
とにかく、その人物は、
すべて見ていたらしいッス。
おそらく、明日の法廷に
出てくると思うッス。
成: 目撃者は、
その1人だったんですか?
糸: ‥‥そうみたいッス。
昨日の夜は特にサムかったし、
それにホレ、クリスマス・イブ
だったッスから。
でも。
他にも目撃者がいたかも
しれないと思って、
こうして聞き込みをしてるッス。
今のところ、成果は
上がっていないッスけど‥‥。
真: そうか。
今日はクリスマスなんだ‥‥。
なるほどくん。
なんかちょうだい。
成: サンタさんにおねがいしなさい。
刑: イトノコさん!
糸: どうした!
何か見つかったか!
刑: いえ。それはまだ‥‥。
署から連絡が入りました!
‥‥捜査会議だそうです!
糸: 捜査会議‥‥?
わかった!
‥‥すぐもどる!
あー。
‥‥すまんッス。
聞いたとおりッス。
何か、聞いておくことは
あるッスか?

(「解剖記録のこと」を聞く)
真: あ、じゃあ、
今回の被害者のデータを‥‥。
糸: ‥‥すまんッス。
死体の解剖記録は、まだ
できてないッス。
自分も報告を待っているッス。
‥‥そッスね‥‥。
時間があったら、署の方に
来てほしいッス!
話のつづきは、そこで
するッス!

イトノコ刑事から、警察署の
場所を教えてもらった。
成: あ! ちょっと!
‥‥イトノコ刑事!
糸: な‥‥なんスか!
成: あの‥‥公園の中、
調べたいんですけど‥‥、
歩きまわってもいいですか?
糸: ああ! いいッス!
キョカするッス!
真: いやあ、なるほどくん。
キョカをもらうには、その人が
忙しいときをねらうにかぎるね!
成: 生活のチエ、ってヤツだな。
真: さあ!
‥‥いろいろ調べてみようよ!

(「公園・広場」に移動する)


12月25日 某時刻
ひょうたん湖広場

真: うわあ。
‥‥これが”ひょうたん湖”?
成: そうだよ。
”うわあ”って言うほどの
こともないけどね。
真: まあ、そうだね。
それより、あれ!
‥‥あの屋台!
成: ”とのさまんじう”って‥‥。
真: あーん、食べたいよー!
トノサマンジュウ!
きっと、スゴクおいしいよ!
成: たしかに、マンジュウだからなあ。
真: でも‥‥。なぜ今、あえて
”トノサマン”なのかな?
ヤングがムチュウなのは、
”ヒメサマン”なのに‥‥。
ねえ。
成: (‥‥”ねえ”と言われても‥‥)

(「クラッカー」を調べる)
真: あ。こんなところに
クラッカー。
成: クリスマスだからね。
真: ね。ね。何かの手がかりに
なるかもしれないよ。
もらっておこうか。
成: 自分が鳴らしてみたい
だけだろ?
真: あは。バレちゃった?
成: (クラッカーか‥‥どうしよう?)

(「もらっておく」を選択)
成: そうだね。じゃあ‥‥
あれ? クラッカーがない。
真: もうポケットにしまっちゃったよ。

ポケットに<<クラッカー>>を
そっとしまった。


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