第3話『逆転のレシピ』探偵パート1日目(その3) −横道−

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成歩堂 龍一…黒
綾里 千尋…赤
綾里 真宵…青
糸鋸 圭介…黄土
裁判長…緑
ゴドー検事…薄橙
須々木 マコ…橙
芝九蔵 虎之介…紫
鹿羽 うらみ…灰
本土坊 薫…桃
五十嵐 将兵…紺
小池 けいこ…黄
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(1人で「成歩堂法律事務所」に移動する)

同日 某時刻
成歩堂法律事務所

成: やれやれ‥‥本土坊さん、
真宵ちゃんを気に入ったみたいだ。
しかたない。彼女には
しばらく、はたらいてもらうか。
‥‥ほとぼりがさめたころ、
吐麗美庵にむかえに行こう。



警察署・刑事課


(「弁護士バッジ」をつきつける)
糸: ホンモノッスか? それ。
成: ‥‥見せると
みんなにそう言われます。
糸: どんなヤツッスかねー、
アンタのニセモノ‥‥
成: マコちゃんを、ワザと
有罪にしたヤツですよ。
(なんとかして、
見つけだしたいな‥‥)

(「雑誌の記事」をつきつける)
糸: 自分も、その裁判は
傍聴していないッスが‥‥
知り合いの刑事に聞いてみたッス。
このときの、アンタの弁護のコト。
成: ど、どんな感じでしたか?
糸: 『あきれてモノも言えないよ』
‥‥と、前置きしてから‥‥
1時間ぐらい聞かされたッス。
アンタの無能ぶりを。
成:うう‥‥
糸: どう見ても、ワザと
有罪にしたんじゃないか、って。
成: (ワザと‥‥か‥‥)

(「本土坊の借用書」をつきつける)
糸: 5000万円ッスよ!
1円玉で、えーと‥‥
ざっと5000万枚ッス!
成: (今の”えーと”は
なんだったんだ‥‥?)
今回の事件、そんな
大金がカラんでいるんですか?
糸: 資料を見てないから
知らないッス。
でも‥‥
本土坊が、金のためなら
なんでもやる状況にいたコトは、
やぶさかでないッス。
成: ‥‥よくわからないけど、
なんとなくわかりました。

(「綾里 真宵」をつきつける)
糸: アレ。今日は
いっしょじゃないッスか。
成: ええ。今、レストランで
はたらいています。
糸: ‥‥そッスか。
カナしいッスよね‥‥ビンボーは。
成:は‥‥?
糸: 今度、おいしいソーメンの
ゆで方を教えてあげるッス。
ビンボーどうし、
強く生きるッス!
成: (なんでアクシュしなくちゃ
ならないんだ‥‥?)

(「綾里 千尋」をつきつける)
糸: ムカシ‥‥一度だけ、
尋問を受けたことがあるッス。
成: え‥‥千尋さんに、ですか?
糸: あれは‥‥名勝負だったッス。
証人対弁護士! アツいアツい
カケヒキが展開されたッス。
成: (証人がカケヒキしちゃ
マズいだろ‥‥)
糸: おしいヒトを亡くしたッス‥‥。

(「ゴドー」をつきつける)
糸: 明日、マコクンの再審理を
担当するッス。
成: そ、そうなんですか。
糸: 他に、もっと大きな事件も
あるのに‥‥
なぜか、アンタと戦うために
キャンセルしてるッス。
成: (‥‥なぜ、そこまでして
ぼくを倒そうとするんだ‥‥?)
糸: ホント、人気者ッスねー。
‥‥モチロン、悪いイミで。

(「糸鋸 圭介」をつきつける)
糸: ‥‥自分が情けないッス。
マコクンを、一人前の刑事に
するのがユメだったのに‥‥
いつのまにか、殺人の罪を
着せられて、タイホされて‥‥
有罪判決が下されるまで、
気がつかなかったなんて!
‥‥もう、自分が
イヤになったッス。
成: 大丈夫ですよ、イトノコ刑事。
‥‥まだ、最後のチャンスが
残っています。
糸: ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
アンタが、ココロなしか
いいヤツに見えてきたッス。

(「須々木 マコ」をつきつける)
成: 面会には、行ってあげましたか?
糸: モチロンッス!
ただ‥‥
あまりのコトに、なぐさめる
コトバが出て来なかったッス。
成: そう‥‥ですよね。
糸: 思わずうつむいたら、マコクンが
はげましてくれたッス。
‥‥うれしかったッス。
成: (何しに行ったんだ、
この刑事さんは‥‥)

(「五十嵐 将兵」をつきつける)
糸: ‥‥ガンコなジイさんッス。
成: そうですね。
糸: 自分は、ガンコなジイさんは
キライじゃないッス。
でも、事件の関係者となれば、
ベツッス。
成: ‥‥はあ。
糸: あのジイさんから情報を
引きずり出すには‥‥
”弱点”を探し出して、
そこをたたくしかないッスね‥‥
成: (あのジイさんの
”弱点”‥‥ねえ‥‥)

(「その他の証拠品」をつきつける)
成: あの。これなんですけど‥‥
糸: 今は‥‥マコクンのコトで
アタマがいっぱいッス。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ちち、ちがうッス! そういう
イミじゃなくて、自分は‥‥!
成: (ムリしなくていいのに‥‥)



吐麗美庵


(証拠品をつきつける)
成: これなんだけど‥‥
真: ゴメン、なるほどくん!
あたし今、ウエイトレスさんの
仕事おぼえるのでタイヘンだから。