スイートポテト実験ナンバー六六六



 名前のとおり、元はスイートポテト。ジョージが品種改良の末に創り出して しまい、あまりにも危険すぎてA級封印が施されていた。
 朽ち木や腐葉土から効率よく栄養を摂取するように創られたが、生きていない植物すべてを栄養として 摂取する能力を持ってしまった。つまりすべての木造建築や植物素材の服は、こいつのエサとなる。
 また、効率よく栄養摂取を行うためと、害獣たちから自己防衛するために、自律活動を行うことが できる。蜘蛛のようにツルを使って歩く。
 ちなみに、大きさは元々人間の子供ぐらい。成長すると人の二倍を越える。しかも叫び声をあげる。 しかもかなり知能も高い。すでに植物とは言えないシロモノ。
 芋もツルも葉もどこから見てもスイートポテトであるし、ツルを伸ばしてそこから増える。火をかければ 燃える。そこらへんはスイートポテトっぽいが、これだけ常識外れな能力を持っていては、もはや スイートポテトとは呼べないのではあるまいか。