考えるための道具
一太郎2004
 
for Windows Thinking Processor
with ATOK17
 
 
 
 実は買ってない。友人宅のPCにインストールされたものを使ってみた。
 筆者の勤務する会社では標準のワープロソフトは「一太郎」定められている。学生時代から一太郎を愛用する自分にとってはとても好都合な環境であった。人より多少一太郎に詳しいというアドバンテージもあったし。でも正直なところ一太郎固有の機能をそんなに使っているわけではない。個人的にもワープロに求めるものはもうそんなにないかもしれない。それに学生時代ほどワープロを使わなくなった。学生時代はレポートの作成にワープロは必須のツールだったが、社会人になってからは会社で使う書類を作るときだけ。個人としての利用の機会はめっきり減った。つまりこの文書を作成するために一太郎を久々に使ったのである。
 
 たくさんの機能が強化された今回の2004だが正直なところ持て余してしまう。もちろんワープロの機能をすべて使い切る場面などそうそうないが。私の場合ワープロの使い方としてはまず・・・
 
1.頭に浮かんだことをワープロに向かって次々と書き殴る。
2.関連性のある文章をつなぎ合わせこれを一つの段落とする。
 不要な文章はこの工程で削除される。
3.段落を適当につなげる。
 この工程で一度、修太をかけ文体をチェックする。
4.フォントやインデントなどを設定し文書を修飾、体裁を整え完成。
 
 まぁイメージ的には細胞が増殖し一つの組織を作り上げるのに似ているかな。確かにこういう作業は紙に書いていてはできない。ワープロの強力な編集機能のおかげだ。しかし一太郎でなければならないということではない。もちろん一太郎2004でなければいけない理由はない。あまり使わないがWordでも問題ない。ただ自分にとって一太郎が使いやすかったからこうなっただけの話。ワープロの機能そのものというよりATOKと自分が相性がいいのかもしれない。
 
パッケージ裏面
 
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