第4話「ミッション・スタート」


 現在、我々は3つのチームに分かれての活動が開始されている。と言うのも、こういった作戦は時間との戦いであるからだ。事実、敵に発見され、作戦失敗または最悪の場合部隊の全滅にも繋がる恐れがあるためだ。しかし、我々には決定的に情報が少ない。特にプリシラ王女の所在が確認できていないのはつらい。是が非でも救出しなければならない人物の身柄は絶対に確保しなければならなかった。

 さて、3つのチームの一つアルファチームと行動を共にしているユウこと俺はあらかじめ手を打っておいた。

「たのむぞ、ピコ」

「まかせといて」

ピコを連れて来たのはこのためである。真っ先に制圧しなければならないプリシラ王女が監禁されている場所を突き止めるためだ。もうじき、結果がくるころだが…。

「場所分かった」

 タイミングのいい奴だ。ピコが情報を持ってきた。

「で、どこだ?」

「やっぱり艦長室みたいだよ。でもなーんか変なのよねー」

「何がだ?」

「敵の数が少ないのよねー。あたしの見た限りじゃ大体3・40人くらいかなー」

 そう言われればそうだ。敵の数が異様に少ない。元々の情報では100人ほどいたはずである。その約3分の1ほどしかいないのは情報の混乱だろうか?それとも…。

「おい、ボヤボヤしているヒマは無いぞ急いで艦長室を押さえるぞ」

 アレックス隊長に促され急いで艦長室を押さえにかかるのだった。


予告

 

バー「ディック」にて

マスターことクレア「今夜のお客さんは誰かしら?」

作者ことDIK「こんばんわ」

クレア「あらいらっしゃい。何にしますか?」

DIK「未成年だからお酒はパス。紅茶かコーヒー、自信のあるほうを」

クレア「かしこまりました。ではコーヒーを」

DIK「薄いやつであと砂糖だけでいいから」

クレア「はい。ところで」

DIK「なんですかな?」

クレア「このSSっていつまで続くんですか?」

DIK「分からん」

クレア「分からんってそんな」

DIK「大体の話はできている。しかし、この話のビフォー・アフターがな…」

クレア「訳分からないですよ」

DIK「てな訳で次回『王女奪還』でーす」

クレア「はい、コーヒー」

DIK「やっぱりうまいな」

クレア「ありがとう」

DIK「ここだんだん予告になってないような気がする」

クレア「気のせいですよ」


あとがき

 

はうっ、気づいたら3週間も間が空いてしまった。

まあ忙しいのでそのへんは勘弁してくださいね。

え、ダメ。だって車の練習(免許取りたて)やら何やらで忙しかったもーん(本当)。


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