D.26年3月


25日:第一回傭兵徴募始まる

 軍部は戦力増強の為、スィーズランド連邦を通じて、傭兵徴募を開始した。

 戦力増強を歓迎する声があがる一方、諸外国から傭兵を流入することで、治安の乱れを懸念する声も少なくはない。


27日:プロキア軍ダナンを占領

 27日未明、プロキア軍によって国境都市ダナンが占領され、事実上ドルファン側はプロキア迎撃の拠点を失う事となった。

 尚、ダナン占領時に、プロキア側との戦闘は無かったとされている。


28日:ヴァルファ プロキアに加担

 開戦当時より噂されていた、傭兵騎士団ヴァルファバラハリアンの参戦が27日のダナン占領で明らかになった。

 ヴァルファバラハリアンは、スィーズランド所属の傭兵部隊で、その実力の高さは世界屈指と恐れられている。


28日:プロキアにおいて反乱発生

 28日正午、プロキアにてヘルシオ公による反乱が勃発。ダナンを占領されたドルファンにとって、まさに天恵と言える出来事であった。

 進行中であったプロキア軍は、進行を断念し、ドルファン領から撤退した。


29日:ヴァルファ ダナンから撤退せず

 ヘルシオ公の反乱により内戦状態になったプロキアだが、ヴァルファバラハリアンは事態を静観。プロキア軍が撤退したにも拘わらず、依然ダナンを占領し続けている。

 尚、プロキア内戦はヘルシオ公側とフィンセン公側でのにらみあいが続いている。


30日:プロキア内戦終結

 30日正午、プロキア側の正式発表によると、フィンセン公とその支持派はゲルタニアへ亡命を遂げた事が明らかになった。

 これによりプロキアはプロキア=フィンセン公国からプロキア=ヘルシオ公国へと名称を改める模様。


D.26年4月へ

 

戻る