SIMの日記(3月)


1998年3月1日(日)

『ごちそう!!』
今日は先日肉じゃがをご馳走したお礼にと、ごはんをつくってくれました。
しかも、雪の中をわざわざうちまで来てくれた。
とりあえず、最初は昼寝をしました(笑)
昨日、あんま寝てないので・・・(^^;
その後買い物に行って材料を買ってきました。
さぁ〜料理や!!
・・・・・・僕は何もせずにただぼけ〜っとビデオを見てました。
だって、座って見とけって言うんだもん(^^;
『星獣戦隊ギンガマン』を見ながらウハウハしてました。
ギンガマンはなんかいいぞ〜! 昔懐かしい感じがした!!
これは毎週見なければ!!
などと思ってたら、いきなり台所から料理を運んできました。
予想よりも早くできあがってびっくり(@@)
おまけになんか豪勢・・・・
自分の部屋でこんな豪勢な料理を食えるとは思っても見ませんでした(感涙)
自分が作るいい加減な、とりあえず食えればいいという料理とは違ってましたね。
自分で作る時なんか何も気にしないで装うし・・・
う〜ん おいしくて満足!! ご馳走様でした〜!!


1998年3月2日(月)

『新4年生・・・かどうかは謎(^^;』
今日は来年度の研究内容について連絡をするべく、メンバーに集まってもらった。
これがまたまゆつばもので、全員が全員4年生になれないかも?という危険性のある連中なのだ。
だから、今日話をするのはムダのような気がしていた。
うちは進級発表が3月6日にある。その後の方が自然だと思ったのだが、うちの親分は何を考えてるのかわからない。
午前中にたまたま先生の部屋に行く用事が会ったので、その辺のことを尋ねてみた。
「先生。今日は3年生に集まってもらうんですよね?」
「え? やっぱ今日だったか・・・」
『・・・またいつものことか』
もう慣れたので平然と答えることができた。
「そうですよ。」
「何時だったっけ?」
『自分で設定した時間くらい覚えておけよな・・・』
「2時ですよ。」
「そっか・・・ でも、まだ進級発表がされてないんだよね。
 今日集めるのはムダだったなぁ。」
『んげっ! こいつ、やっぱ何も考えてねー・・・』
「そうですね。今日は本人達の意志の確認をしておいた方がいいんじゃないですか?
 もしダメだった場合、来年以降どうするかっていうのを。」
「そうだね。来年SIM君の下に学部生欲しい?」
『あったりめぇじゃ!! てめぇの注文を一身に受けると身がもたん!!
 あ、待てよ・・・ あんま使えそうなヤツもいないしなぁ・・・
 使えるやつは実験に回した方が、後々いいし・・・』
な、ことを考えながら答えた。
「やっぱ、欲しいですよ。」
「そっか・・・ ちゃんと後輩の面倒を見ておくと論文を書く時に手伝ってくれるんだよ。」
『ほぉ〜う? よくわかってるじゃない! んで、あなたは?』
と思わずニヤリと笑ってしまった。
「でも、僕が論文を書く時期って卒論と重なるじゃないですか?
 だから、むやみに手伝わせるわけにはいかないでしょう。
 まぁ。留年してくれれば楽ですけどね?(無論、冗談)」
「こらこら。自分勝手なこと考えてんじゃない(笑)」
「冗談ですけどね・・・ じゃあ、今日は2時に研究室の方に行けばいいんですよね。」
「そうだね。」
淡々とした会話を済ませて先生の部屋を後にした。
あ、今日はバトルはありませんよ。期待された方すいません。

説明が終わった後で先生が棚に飾ってあった「Zガンダム(SIM作)」を見ていた。
『げっ! ヤバ・・・』
ヤツは怒るってほどでは無いが、研究室に余計なものがあると一言つっこんでくるタイプに人間なのだ。
先生も僕の趣味をわかってるので、アニメ関係のものがあると僕の仕業と思うわけである。
正直な話、研究室にあるプラモは僕の同期の友達が持ってきたものがほとんどである。
が、何事もなく通りかかった瞬間!
「あ! Zガンダムがある。いやぁ。うちにもガンプラいっぱいあるですよ。」
と一人いきなり叫んだやつがいた。
『アカン・・・ そんなこというたら、アカン(なぜか、マンモス西調)』
そいつがプラモを見ているのを先生はしばし眺めていたが、何も言わずに出て行こうとしている。
『GO! GO! 早くでていけ〜!!』
心の中で煽ってるオレ・・・
バタン!! ようやく出ていった・・・
  しかし・・・ 先生の後ろ姿は何かを語っていた。そう怒りとも嘆きともつかない何かを・・・
そんなことを考えていても始まらないでの、研究室のパソコンに入ってるソフトがどういうものかの説明を始めた。
その時に誤って音声ファイルを開いてしまった・・・
「百式出る!!」
ちと、焦った僕をよそに連中は驚いている。
「な、なんですか今の?」
「あ、今のは遊びのヤツだよ。まぁ、君達はこういうのを入れちゃダメだからね(^^;」
などと動揺を隠しながら次のファイルを開いていた。
「私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない。」
「おー! すげー!」
『ん? もしかしてコイツはいけるヤツか?』
「先輩。これで『まだ終わらんよ』があればいいですね。」
『ふっ・・・ 私を誰だと思っているのだ?』とまたファイルをクリック!
「まだ、終わらんよ!」
「おーーーー! すごいっすね。これどうしたんですか?」
「え? LDから落とした・・・ まぁ、この辺の遊びはまた教えるから(笑)」
しょっぱなから、バカなことをやってしまった院生・・・
半ば後悔しながらも『逸材!!』と安西先生のごとく目を光らせた。
これで来年の研究室も安泰!!(笑)


1998年3月3日(火)

『先生と食事だゾ!』
今日は先生から計算結果のデータをもらった。
MOを接続すれば早いのだが、先生の持ってるMOを98に接続する時は別途に接続キットを容易しなければならないらしい。
普通は付属してると思うのだが先生は無いとおっしゃってる。
まぁ、物持ちの悪い女だし、ヤツの部屋を見ればその言葉の裏付けになる・・・
ホントに足の踏み場がないのである。
仕方が無いのでFTPで送っていただくことにした。
ただし、僕が使える容量が少ないので小出しでもらうことにした。で、送信が終わったらメールで連絡をくれということであった。
最初のうちは連絡だけだったのだが、12時を回ったころに「おなかすいたぁ」というメッセージが一緒についてきた。
『そんなもん知らん!!』とマジで思ったが、自分の為に付き合ってもらってるので「終わったら食事にいきませんか?」と返した。
「いいねぇ」
という返事が返ってきた・・・ 今朝、胃の調子がおかしいと言ってたから、食堂では食べないと思ってたのに・・・ あさはかだった・・・
まっ、食事中はまったく問題の無い会話であった。
先生が胃が悪いと言ってたので「誰かがワラ人形でもつかってるんじゃないですか?」と顔は冗談、心はマジで言ってやった。
「あ〜 そうかもしれない(笑)」
『あんた、やっぱ自覚ないね・・・』
仕方無いかもしれない。他の研究室ではウケがいいもん。
夜、何人かで話しをしていた時に、ふとこんな会話になった。
「おまえの所の先生はいい人だよ。」
「・・・・」
「人間的にできてるよ。」
『?<>(#&$‘‘=〜〜{@@@++、。!!!!!!(意味不明)』
「普通、冗談を返してくれる先生っていないよ。」
返答に困った。
「まぁ、あの人は気分的に学生だから。」
これが精一杯の返答であった。本音をぶちまけたらヤバイし。やっぱ人間は保身的になるものです(^^;
僕の返答があまり無いのに気づいたのか、その後でフォローをしていた。
「そりゃ、指導教員だからSIMは緊張するかもしれないけどな。やっぱ。いい人だよ。」
どこをどう見たらヤツがいい人だと思うんだろう?
どうも先生に対する僕の態度は普通と違うらしい。
先生に対しては、かしこまってるように見えるらしい。
そりゃ、見えるだろうなぁ。意識的にそうしてるんよ〜!
対外的には仲がいいところを見せておかないと・・・(^^;
仲のいい友達は冷戦状態を知ってます。
先生自身はきっと気づいてないであろう・・・


1998年3月4日(水)

『動揺』
たとえそれが文字だけの世界としても、目の前にいるのは人である。
時として感情は理性を支配する。
結びつく絆。もつれる思惑。
ただわかるのは体中に響く巨大な鼓動のみ。
次回「動揺」
心臓の鼓動は鼓笛隊。♪ドンドコドコドコドコ・・・♪

ボトムズの予告風に行ってみましたぁ!!


1998年3月5日(木)

『売店のおばちゃん』
僕の学校での生活は売店に買い物に行くことで始まる。
すぐレジで軽口をたたくので、おばちゃんには既に面が割れてしまっている。
その他にも常に大福もしくはドラ焼きを買ったのが印象的だったらしい。
春休みになっても毎日来ている僕を見ておばちゃんは「春休みはないの?」と聞いてきた。
「はぁ、院生なんでないんですよ。でも来週は実家の方に帰ろうかとも思ってるんですけどね。」
「あ、そうなんだ。実家どこ?」
「九州です。大分なんですよ。」
「え? それは遠いところから・・・」
「そうなんですよ。遠いですね。だから、おちおち帰れないんですよ。」
「そうだろうね。」
「やっぱ一週間は休みが無いと帰れませんね。」
「うち(売店)にも九州の人多いよ。○○さんでしょ。△△さん、□□さんもそうだわ。」
「あ、○○さんは以前に聞きましたけど。なんか多いですね。」
「そうなのよ。」
と、話しをしたのは昨日のことである。
いつもどおり「たまごスープ」とおやつを買って、レジ行くとおばちゃんがどら焼きをおまけしてくれた。
「あれ?」
「いいの。いいの。いや九州ってのを聞いたらかわいそうになって、いつもみたいに買ってて言えなくなった(笑)」
そう。僕がどら焼きを買わないとおばちゃん達は「どうしたの?」と言って無理矢理買わせようとするのである(笑)
それに乗って「仕方ないですねぇ。買いますよ。」とか言って買ってたけど・・・
ただ、そのどら焼きは昨日の残り物だったらしい・・・
でもタダでもらえたのでラッキー!!
売店のおばちゃんとは仲良くなっておくものですねぇ。


1998年3月6日(金)

『挨拶』
教授陣の部屋と同じ階に研究室があると先生にしょっちゅう会う。
「おはようございます。」とやっぱ会えば挨拶をするのが当然。
笑顔で返してくれる先生もいれば、いぶかしげに返してくる先生もいる。
中にはガンをとばしてくる先生もいる・・・ 『ひぇ〜。そりゃねぇだろ(^^;)』
挨拶っていうのは打算的にやるものでないので、そういう人がいようとも、誰かに会った時は常に挨拶をしようと心がけています。


  1998年3月7日(土)

『焦燥』
精神の状態というものは身体に直結してるのだろうか?
今日は『ぐたぁ〜』っとしてた・・・(^^;
明後日は報告会なんだよなぁ。まだ、なぁんもできてないぞ(^^;
さて、お仕事お仕事・・・と夕方から学校に行くのであった。
それまで何してたかったって? それはナイチョ!!


1998年3月8日(日)

『明日は報告会』
今日は一日中、学校にいました。
先生からの課題である、実験値と数値解析の結果を比較してたのだが、かなり違ってた。
プログラムは先生が作ったものだけど・・・
何を基準にプログラムの妥当性を判断したのかわからんけど、一体どうしろと・・・
日頃のコミュニケーション不足がここで浮き彫りに・・・
「!?」
一体僕はなぜこんなことをしてるのだろうか・・・?
何はともあれ発表は明日だ。
さぁて、やるべやるべ。


1998年3月9日(月)

『報告会』
今日は報告会でした。
予想では先生とバトルになるかもと思ってたんですが、そうはならなかった。
もう先生の方で「この程度!」と思ってるのか、別段毒づいてこなかった。
本当にごく普通であった・・・
もしかしたら、口調に免疫ができてしまって、そう感じなかっただけかもしれない。
まぁ、それでも要所要所は責めて来た。
「なんで?」
至る所で質問がくる・・・
答えられない・・・
今回の報告会の意図は、僕と先生とではかなりの開きがあったようだ。
自分の認識があまかった・・・
それでも、新4年生に先生の実態を見せるという裏の目的は果たせた。
報告会の後で「先生ってコワイですね・・・」と言っていた。
『あんなもんじゃないよ・・・』

そうそう。今日は進級発表後始めて新4年生が来ました。
3人中2人が留年しました。
留年した2人のうち1人は来年は来ないとのこと・・・
先生の一言がまた最高。
報告会の前にそのことを話してました。
「来年やる気が無かったら、ここにいなくていいよ。」
『おいおいおい・・・ もう少し言い方ってものがあるんじゃないのか?(^^;』
多少はそれを感じたのかフォローしていたが、フォローになっていない。
彼が去った後で「今年はアットホームで行きましょう!」と一言・・・
『先生、あんたの一言が全てをぶち壊すよ・・・』
報告会の前にこういうのがあったから、平穏無事な報告会であったのかもしれない。
そうそう、月末にもう一度報告会を開くということ。
今回の補足です。また、今月ものんびりできそうにない・・・

しかし、実家に帰るという話をしている時に「のんびりしてる暇はないよ」ってのはやめてくれんかね。
いくら冗談とはいえ、その一言は今の俺にはすごくキツイ・・・
これで今週の帰省は無くなった・・・
もう、先生の冗談を聞き流せないくらいになっている(^^;
全てがホンキに聞こえるほど余裕が無くなってる。
先生に対しては、心が狭くなってるようだ・・・


1998年3月10日(火)

『疲労』
「SIMさん、なんか疲れてませんか?」
と後輩に言われてしまった。
自分では自覚は無い。だけど顔に出てるらしい・・・
そういえば、昨日の夜、友達から電話があった時も途中で寝てたもんなぁ。
今まで、電話の相手に寝言を言わせた事はあっても、自分が寝たことは無かった。
でも昨日は危うく寝言を言いそうになった(^^;
『さて、今日はとっとと寝よう!!』と21時くらいから寝ようとしてた(笑)
途中に電話で起こされたけど、また本格的に寝ました!!


1998年3月11日(水)

『でぃずにーらんど』
今日は久々にディズニーランドに行ってきました。
高校の修学旅行で行って以来だから、5、6年ぶり?
元々、出不精な人間なのでこういう所には行かないからなぁ。
あと人込みが嫌いってのもある・・・
シンデレラ城のミステリツアーでヒーローになりそこなったが心残りだ・・・
でも僕がやってたら悪乗りしてしまって余計なセリフを入れそう・・・
「くっ! てめぇの好きにはさせねぇぜ!! くたばれーーーーー!!!」
とかね(^^;
おおよそ、おとぎ話のヒーローとはかけ離れたものだな。
先天性熱血症候群は直らないか・・・

それよりもびっくりしたのは「スプラッシュマウンテン」での出来事。
別に僕の心拍数が急上昇して不整脈が出かかったとか、そういうことはどうでもいいんですよ。
自分が乗り終わって歩いてると突然聞こえてきた奇声・・・
「きゃあああああっ」
『なんだなんだ?』と振り返ると、丸太の上に裸族が・・・
しかも6人くらいの男の・・・
思わず目が釘付けになってしまった。
その後で、ちょっと後悔! ああいう手もあったか・・・
でも、自分のおすもうを見せても仕方ないよな。やっぱ体をしめないかんなぁ。

なんだかんだと今日は疲れました。
でも楽しい一日でした。


1998年3月12日(木)

『I'm tired.』
昨日の疲れが取れずに今日は一日中ぐったりしてました。
家に帰ってもすぐに寝ちゃったし・・・
こうやってHPの更新が遅れていく・・・


1998年3月13日(金)

『余計な一言』
今日は研究室の謝恩会がありました。
うちの研究室は先生の立場が低いので分室という形になってます。
今日はうちの大元の研究室と合同でした。
大元と言っても研究に関連性のあるものでは無く、全く別の研究室と言ってもいい。
しかしそこの親分であるM先生は忙しくて来れなかった。
つまり先生はうちのアネゴ一人!!
これじゃ謝恩会じゃなくて、単なる飲み会だな。
余計なこと言わなければいいけど・・・と思ってました。
何の因果か僕は先生の隣りに座ってしまった。
そしてことある事に先生にツッコミを入れてたら先生に言われてしまった。
「SIM君。私に何か不満でもあるんじゃないの?(笑) さっきからつっかかってくるし。」
『はぁ? 俺って前からこんなんじゃない? 何を今更・・・』
横から友人が口を出す。
「あ、もうこの男は不満だらけですから(笑)」
『コラコラ。余計なことを言うな! ズビシッ!!』
と一発、キングオブハートチョップを友人に食らわせて黙らせた。
まだ、この時は何ともなかった。
気づくとなんか場が異様な雰囲気になってた。
院生Aが学部生(女の子)Wに対して自分の非礼を詫びていたのだ。
その辺だけ異質なオーラが漂っていた・・・
WさんはA君の下で研究をやっていたのだが、後半になると学校に来なくなっていた。
A君の方も最初は心配で電話とかしていたのだが、最後は怒ってほっといた。
これにはWさんの相棒であるKなる人物も関わっているのだが、他人の研究室の詳細なぞ知らん!!
Wさんの言い分は「前半は私は学校に来てました」だった。
僕に言わせてみれば「全然、学校に来てないぞ!!」なんだけどね。
おまけにA君もあまり見てないけどなぁ・・・
まっ、それはどうでもいいや!!(おいっ!)
しかし、この辺からおかしな空気になってきた。
僕は例によって先生の発言に対して、ことあるごとに反論をぶつけていた。
あ、別に感情の問題では無くて意見の対立です。
しかし、些細なことに対してのアネゴのつっこみはすごかったなぁ。
『俺に対して「不満があるんじゃないの?」とか言っといて、てめぇの方がアリアリじゃねぇか!』
僕の発言が女性を軽視したものだという話だったんですがね。
Wさんと先生が話してる脇で僕が団地の奥さん風に割り込んだのが気に入らなかったらしい。
それが女性を差別してると・・・
冗談のつもりだったんだけどな。人間関係によっては言っていい冗談と悪い冗談はあるもので、自分の判断基準のアマサに嫌悪しました。
そういう話をしてる時にほとぼりの冷めたAがやってきた。
「なに? バトルですか?」
とか、
「どうして先生とSIMは仲が悪いんですか?」
とか、もう自分はすっきりしたからという顔で話しに割り込んだ来た。
それが結構「カチン!」ときた。 『何かしてやろう』という顔だったし。
それにしても先生の一言は笑った。
「そんなことないよ。仲いいよね。」
焦りを隠しきれないのが見え見え・・・ はっきりとキライって言ってるようなもんやん!
まぁ本心がわかったから、これからやりやすくはなったけど・・・
そこから、話は俺と先生のことになってしまった。
しかも、もう看板なので尻切れトンボ・・・ 後味が悪かった。
駅へと歩きながら、先生とAは話していた。
酔いつぶれた後輩を介抱していたので、僕はそれどころじゃなかった。
「・・・・研究をちゃんとやってれば、私は文句を言わないよ・・・」
という声が途中で聞こえてきたので、さっきの続きだと思ったが相手にする気も無かった。

この際言っておきましょう。
ここで書いてる愚痴っていうのは、自分に対する甘えであると認識してます。
授業で忙しいとか、就職活動だとか言っても時間を有効に使えば、そんなものは問題ではないわけです。
(先生の言い分はこう!!)
それは重々承知です。
だけどそれじゃいくら俺でも潰れてしまう。
こういう理想論だけでは、人は生きていけないでしょ?
だから、友達にこぼしたりしてるわけだけど、それを本人の前で言うのはどうかと思うわけ。
先生(上司)に対する不満なんてものは誰しも持っていて、下にいるものはその不満をぶつけ合ってるわけですよ。
でも、それは決して上司に言うべきことじゃないでしょう?
それとも、それすら甘えなのか・・・

僕の愚痴がAを不快にしてたのかも知れないですね。
そのことに気づかなかった自分が許せなかったです。
それと同時に人を見ぬけなかった自分も・・・
自戒を続けて生きてます・・・
ただ、このAに対して不信感を抱いたのは確か!!


1998年3月14日(土)

『なんだかなぁ・・・』
今日はとりあえず学校に行きました。
でもなんか集中できなかった。
ウダウダ過ごして3時くらいには帰りました。
夕方に新宿で飲み会の予定があったので行ってきました。
でもいつものキレ(笑)が無かったみたいです。
みんなから「どうしたの? 今日は元気ないね」と言われる始末。
おまけに全く飲めないのにやたらペースが早かったし・・・(^^;
う〜ん? やっぱ昨日のことがふっきれてなかったのかなぁ?
あんま気にしてないつもりだったのだが。


1998年3月15日(日)

『の〜んびり』
今日は久々にのんびりした休日を過ごしました。
ホント、ひさしぶりだなぁ。
ワイワイ遊んで過ごす休日も意義のあるものだけど、のんびりするのもいいものです。
気がつけば前回の報告会から一週間・・・
今週は何もしなかったなぁ。気ばかりが焦ってました。


1998年3月16日(月)

『念動・集中・そこっ!!』
また一週間が始まりました。
今日こそは集中して勉強!!と意気込んでましたが、また空回り。
このままズルズルとは行きたくない!!
『やぁぁぁってやるぜ!!』って感じです。
それは置いといて、今日は昼間に先生に会いました。
しかも妙な所で・・・
学校の中庭のベンチに先生が座っていて、僕はそこから約15メートル離れた階段を降りてました。
進行方向上に友達とその仲間たちの姿を見つけて『お! 飯の帰りか?』なんて思ってる矢先だった。
はっきり言って先生には気づいてませんでした。
「SIMくーーーん 論文ありがとう!!」
予期せぬ出来事に思わず階段を踏み外しそうになりました(^^;
『なんだ? なんだ?』((・・ )( ・・))キョロキョロ
先生の姿を見つけて一礼をしたが、はっきり言ってああいうのはやめて欲しい。
大声で名指しされるのはキライなのである。
それに礼を言われるようなことをしたわけでは無いし、礼を言うにしても態度がなっていない。
『まぁ、あの程度だよな・・・』
すれ違った友達に苦笑いを返すと「ナイスな先生だね。」と一言。
他に人がいなくて良かった。


1998年3月17日(火)

『体がダルイ・・・』
今日はなかなか起きれなかった。
体がダルイ・・・
でも起きて学校に行く。
プログラムをチャカチャカ打っていたが、どうも気分が悪い。
昼過ぎに早退して帰りました。
悪いことに今日はビデオを返す日だった。
延滞料を払いたくないので、約30分かけてビデオを返しに行った。
ビデオ屋で少し時間を潰そうと思ったが、体の方が帰りたがってる。
思うように体が動かなかったが、気合と根性で何とか帰りついた。
で、なぜか洗濯をして、食事を作った(笑)
その後で体温を測ると熱があった。
微熱なんですけどね。
風邪はひき始めが肝心ですね。
今日はおとなししく寝てましょう。
あ、お見舞いのメロンは受け付けてますよ〜


1998年3月18日(水)

『風邪・・・?』
昨日は早く寝たので目覚めは割とよかった。
調子の方は・・・ いいのか悪いのかわからない。
まぁ、悪くはないといった所です。
この季節に風邪をひくと、長引くので用心しましょう。
と、ゆっくりもしてられないんですよね。
風邪を治しながら研究と進めなければ・・・
なんか割りに合わないと思うのは気のせいか・・・?
幸いなのは症状が微熱とダルさということか。


1998年3月19日(木)

『お片づけ』
今日は研究室の移転に伴い、片づけをしていた。
4年生がテキパキと動いてくれたので、指示が出しやすかった。
こう書くと僕は何もしてないように思われるが、もちろん行動派隊長は先陣を切ってやりました。
まるで「ビッグワン」のように!!
人の上に立つ者はふんぞり返ってるだけじゃダメだと思うんですよ。
ボロが出ない程度にしておきましょう。


1998年3月20日(金)

『誕生日』
今日は『超絶熱血天才男』がこの世に誕生した日です。
記念日になってもいいと思うんだけどおかしいよなぁ・・・
それはおいといて。
よく「誕生日おめでとう」と聞くが何がおめでたいんだろう?
今まで疑問に思ってた。
今朝、親から電話があった時に思わず聞いてしまった(^^;
いくつになっても誕生日には必ず電話をかけてくれる。
有り難いけどいい加減恥ずかしい所もあります(^^;
「おっはよ〜 お誕生日おめでと〜!!」
「あう。あんま、めでたくもねぇけどな。何がおめでたいんやろうな?」
「そりゃ、一年間無事でおめでとうってことじゃないんかなぁ?」
「あ、そういうことか・・・」
と、あっさりと納得しました。
今後、誕生日が来るたびに、一年間無事でよかったと感謝することでしょう。

もう一つ誕生日というのは両親に感謝する日だと思うんですよ。
『自分を生んでくれてありがとう』って。
親元にいる時はそうは思いませんでしたが、親元を離れて生活すると両親に感謝することが多いです。
特に24にもなって、まだスネをかじってると・・・

『ありがとう』


1998年3月21日(土)

『友人』
今日は買い物に行ってから学校に行こうと思ってました。
昨日は卒業式だったので、学校をお休みしたのでした。
体調も悪かったし・・・
そろそろ出かけようかなとする時に電話があった。
「もしもし。Uと言いますが、お元気でしょうか?」
「え? ひさしぶりやん!!」
卒業してから電話では数回やりとりがあったが、それも絶えて久しかった。
「今から行ってもいいでしょうか?」
「お! いいよ。来い来い!!」
「ホントに? んじゃ車で行きます。」
受話器を置いて『一年ぶりか・・・』などと感慨にふける間もなく、またコール音が・・・
なんか言い忘れたのかなと思って受話器を取ると別の友人だった。
「もしもし。わたくしですが・・・」
思わず笑ってしまった。
「何がおかしい!!」
とドモン調で返して来た友人I。
「あ、すまんすまん。さっきUから電話があって、今から来るんだって。」
「そうなん?」
「そうなんよ。お前も来る?」
「よし。行く!!」
う〜ん・・・ なんかタイミングよかったなぁ(笑)
久々に会ったUはあんま変わって無かったが、でもどこか社会人の風格がでてた。
一年間社会に出ると違ってくるんだな。って思いました。
人間関係は大切にしたいですね。

さて、自分が友達に会ったりすると必ず「変わらないよな」とか「SIMはやっぱSIMだな」って言われます。
これってどうとればいいんだ・・?(^^;
まぁ、自分でもまだまだガキだと思ってますがね。
しかし、いつオトナになるんだ・・・(^^;


1998年3月22日(日)

『雨』
今日は昼から買い物に行きました。
14時くらいに帰って、それから学校に行こうと思ってました。
そしたら、雨が降り出した・・・
小降りだったけど、長時間、雨ににさらされれば濡れるというもの・・・
おかげでまた熱っぽい・・・
なかなか風邪が治りきれません。
ゆっくりしてろって話もあるけど(^^;


1998年3月23日(月)

『ダル・・・』
今日は研究室のお引越し作業で疲れました。
帰ってビデオを見ながらウトウトしてました。
ちょっと今日は疲れたな。


1998年3月24日(火)

『講演会』
昨日の帰り際に先生に「明日講演会があるんだけど行っとくといいよ。」と言われたので、行ってきました。
実は目的は別にありました(^^)
講演会は都内であるわけです。つまり公然と都内に出られるわけで・・・
こうでもしないと平日に都内に出られない(^^;
でも予想以上に時間がかかったために買い物ができなかった。
18時に待ち合わせをしていたのだが、それにも遅れる始末・・・
まぁ、それはそれであれなのだったわけですが・・・(^^;
その後、買い物をしてカラオケに行ってシャウトしてきました。
今日は盛り上がった(^^)
さて、明日からまたがんばるべ!!


1998年3月25日(水)

『助かった・・・』
今日は午前中に友達と買い物に行ってきました。
昼ご飯を食べて、院生室に戻ると書き置きがあった。
早速、先生の部屋に行くと先客がいた。どうやら4年生らしい・・・
入れ違いで先生の部屋に行くと「あ、もう4年生の子達に頼んだからいいよ。」と言われた。
詳しく聞くと、これから研究助成金の申し込みに虎ノ門まで行ってくれとのこと。
『助かった・・・』 正直にそう思った。
二日も続けてお出かけなんてやってられません!!
『だって、研究しないといけないもん(建前)』
『ばっきゃやろー! んな面倒くさいことやってられっか!!(本音)』
しかし、そういうことは指導教員自らが行くべきでは無いかと思う今日このごろ・・・
ま、何はともあれ今日は平穏な一日でした。
でも帰宅は23:30・・・(^^;

今日はフジテレビでアニメソングの特番をやってた。
知ったのは帰宅してから・・・(+_+)

<後日談>
おつかいにでた4年生。
先生の地図が間違っていて迷ったらしい・・・


1998年3月26日(木)

『淡い期待』
さて、今日で計算機センターが使用不能になった。
おまけに研究室も移転工事のために使用不可!!
と、いうことで4年生は4月1日までお休みということになった。
待てよ? 3月30日に報告会を予定していたはず・・・
まさか、先生とマンツーマンでやるわけも無いので中止!? あるいは延期。
これはおいしいぞ!!
と、いうわけで週末はのんびりできそう(^^)
でも報告できるようにはしておこうっと・・・


1998年3月27日(金)

『バンダイお客様センター』
「スーパーロボット大戦F」をやっていた。
突然、画面が真っ黒になった!! また最初からやり直しだ・・・
そして、また・・・
バンダイで取り替えてもらったヤツなのに。
もう一度、電話を試みた。
「かくかくしかじかで・・・」
すると先方は説明してくれた。
戦闘データの読み込みのタイミングによって電圧の変化が起こり、それがバックアップに過不可を与えるとのことであった。
現在、読み込みのタイミングをズラした修正版と交換を行っているとのこと。
現在のバージョンは、12月に改良を行ったものらしい。
それが、最近になってようやく配布が可能になったとのこと。
さて「完結編」までにもう一度やるぞ!!
って、時間あるのかな?(^^;


1998年3月28日(土)

『選択の時』
人に示された道を歩くのはイヤだ。
だが決して自分は一人で生きてきたわけでは無い。
多くの人の助けを借りて生きてきた。
自分が今ここにいることも・・・
また選択の時を迎えた。果たして自分はどう歩むべきか・・・
迷いますね。


1998年3月29日(日)

『ゴロゴロ』
ここ数週間は週末にたっぷりと休みを取ってる。
今日も一日中ぼ〜っと過ごしました。
完結編の発売までに、スパロボFをクリアしようと思って奮闘仲です。
ようやくマジンガーZも空を飛んでくれるようになったし(^^)
いつも思うことだけど、スパロボは2回目のプレイから味が出てきますね。
1回目はクリア優先というのもあるし、前作のイメージで改造とかするので苦労します。
特に第4次をやったころは遠距離、近距離の概念が定着しておらず、無駄な遠距離武器を改造したりしました。
今はじっくり楽しんでやろうというほどの余裕は無いですが、改造も無難にこなしております。
空飛ぶビッグモスなんて、とてもできない(一部笑)
あと、がんばれボスボロットとか・・・
一日一シナリオでクリアまでたどり着けるかな?


1998年3月30日(月)

『愛妻弁当(ウソ)』
最近、何を血迷ったか弁当を持っていってます。
先週くらいから、ほぼ毎日。
弁当を食うのって何か恥ずかしいんですよね(^^;
必ず「お? 愛妻弁当?」とからかわれる・・・
僕のセリフはきまってこう。
「これで愛妻弁当だったら、愛されてないって・・・(^^;」
僕の弁当はご飯&おかず一品の極めて簡素なモノです。
最近の夜飯は学校でカップ麺を食ってるので、残り物がでない。
それにおかずを二品も作るほど時間的余裕が無い。
高校の頃、毎日弁当を作っていた母親は偉大だ・・・
でもでも、明日は二品入れちゃおうかなと思ってます(^^)
たぶん、卵焼きとウィンナーだろうけど・・・
前にも増して主づいてます。


1998年3月31日(火)

『これで3月も終わり!!』
今日で3月が終わりました。
この3月はいろいろありました。
私的にはいいことありました。うん。
学校の方も、ようやく燭光が見えてきたかな?(願望が幻想を生む・・・?(^^;)
久々にいろいろと考えた月でありました。
果たして自分の選択はこれでよかったのか・・・?
人生の岐路に立たされた時の判断の正誤なんて誰もわからない。
それを良きものにするのは、個人の生き方によるものだと思う。
まぁ、ちょっと気が早い話ですね(^^;
10年後に笑っていたいですね。



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