後半は、ル・カインの副官としてエイジ達の敵に回る。
だが、さりげなくレジスタンス側に情報を漏らすなど、憎いことをやってくれる。
槍玉にされたアーサーにしてみれば、ありがた迷惑だろうが。
彼の真の目的はグラドスを内側から崩壊させることであった。
だがそのことを誰にも話さず、デビットからは「裏切り者」扱いされる。
しかし、それで正解だったであろう。特にアーサーに喋った日には・・・・
ル・カインのことを心から慕っているが、地球人であるという一念がル・カインを裏切る形となる。
最後のロアンはカッコイイ!! 「全軍に撤退命令を出したまえ!!」 やるなメガネ君!!
しかし、レイズナーの最終回がハイパーダイジェスト版では無く、普通の打ち切り形式だったら、当然このシーンもカットなわけで・・・
最終回の演出は見事だったと思います。
前半あれだけ影の薄かった人物が、この回だけで一気に人気を得た・・・・かどうかは定かでは無い。
ル・カインにも気づかれずに、グラドスタワーを占拠する人数を統率する管理能力はかなりのモノである。
まして、ル・カインの部下としての仕事もこなしながらである。
この辺が、あのル・カインに一目を置かれる所以であろう。
「閣下……、おわかり下さい。私は地球人なのです。」