動物園にある池の中で一番大きいのがこの水鳥池です。
春から秋にかけては、飼育しているサカツラガンやマガン、カリガネ、コハクチョウが池を我が物顔で泳ぎ、サギの仲間やカワセミが水辺で魚を狙い、その後ろでタンチョウが闊歩しているのを見ることができます。
しかし、冬になれば遠くシベリアから渡ってきたカモたちにたちまち占拠されてしまいます。
この池は、季節が変われば池の表情も変わる、自然を写す鏡なのです。あなたも動物園に来た時は、ぜひこの池にも足を運んでみてください。きっと、その季節なりの池の表情を見ることができるでしょう。