ル−ベンス
栄光のアントワープ工房と原点のイタリア

2013年3月

Bunkamura入口にて

 3月9日(土)。ルーベンス展の初日の開館時間10時の少し前、Bunkamuraの入口に到着すると、そこには、そこそこ入場の待ち行列がありました。

 最後尾に並ぶと、女性係員さんが列の前から何かを配っています。あれ?あ!初日には、先着何名様かにプレゼントがあると、そういえばBunkamuraさんの公式サイトで見たような気がします。配っているのは整理券の模様。どうかな〜、ぎりぎりで貰えるか貰えないかってとこでしょうか。どきどきしていると、運よく整理券…ではなく引換券でした、いただけました。ラッキー。
 通し番号は68。思ったよりも若い番号でした。先着100名様の初日プレゼント。いったい何でしょう。嬉しいな♪

 引換券をいただいて、ほどなくBunkamuraの入口がオープン。係員さんに先導されてBunkamuraザ・ミュージアムへ、列のまま静々と進みます。

 展覧会会場前で、前売券を持っている人と、当日券を購入する人に別れます。前売券を持っているのでそのまま入場。

引換券


ベルギー産クッキーと
スマホクリーナー

 プレゼントでいただけたのは、←のクッキーとスマホクリーナーでした。ありがとうございます。

 先着100名様に入っての入場のはずなのに、館内、既にごった返しています。いきなりの混雑ぶりに、あわあわしてしまいました(苦笑)。

 ルーベンスの作品は、『○○美術館展』などで主な出品作として1点とか2点とか来日することはあっても、ルーベンス展としてまとまって見るのは初めてかもしれません。

 解説によると、ルーベンスは大規模な工房を抱えている親方で、たくさんの弟子や協力者としての他の親方画家さんに、作品を分担して描いてもらい、自らは主要部分等に筆を入れて作品の質を保っていたらしいです。
 ルーベンスの絵は人気があって引っ張りだこで、需要に間に合わせるための供給方法としての工房や協力者さんの活用ですか。
 いわゆる脚本、演出、監督、総合プロデューサーみたいな感じかな。で、大切なところでは、主演俳優を努めたり(自筆する)。
 「兄フィリプス・ルーベンスの肖像」を見て、思わずお兄さんの方がイケメンかも?とか思ってしまいました(笑)。お兄さんは若くしてなくなられたので、ルーベンス自身の自画像よりも若い感じなので、そう感じられたのかもしれません。

 「眠る二人の子供」を見て、「これ!見たことある!」と思ったら、国立西洋博物館所蔵。西美の常設展で見たのでした(笑)。と、いうことで、このルーベンス展の会期中(巡回中も?)は、西美の常設展に「眠る二人の子供」は欠席してます。

 いわゆる“ルーベンス”のイメージの作品あり、ちょっと違う作品あり、ん〜、小さめな作品だとイメージが違って思えることが多いような気がしたりしますが…。

「ロムルスとレムスの発見」


Bunkamura エスカレータ下

 このルーベンス展では版画がたくさん。ルーベンスは自身の作品を版画にするのに非常に熱心で、解説によると、かなり小まめにダメだしをしたり、自ら修正を入れたりして、質の高い版画作品を世の中に送り出したそうです。今でいうなら、ポストカードとかポスターとかを売り出す感じなのかな。自分の作品を世の中の1人でも多くの人に広めたかったようです。

 ルーベンスは外交官としての手腕も発揮していたようなので、忙しい中、工房=プロダクションを運営して、仕事のできる男だったのですね〜。
 アントワープ大聖堂にある「キリスト降架」とはイエス・キリストの降架の様子が左右逆の版画に見入ったり、刷りあがった版画とその銅版が並んで展示してある「9つの頭部」、「9つの頭部のための銅の原版」などは面白くて、じっと見比べてしまいました。

 ルーベンスの版画は比較的サイズが小さくないので、じっと眉間に力を入れて見なくても済み、眉間の中央が痛くならなくて助かりました。

 ラストの章「専門画家たちとの共同制作」も、お互いの得意な分野(花とか風景とか)を活かして作品作りしたのが、述べられていて面白かったです。

展覧会 出口付近

 久々、混雑している展覧会に来た〜って感じでした。何だか外国の方が結構いらっしゃってたような気がします。それと、年配の男性のお一人で見学されている姿が多かったように感じました。

 見学の所要時間は10時10分から11時30分までの1時間20分。

 そして、出口ではパトラッシュが募金を呼びかけていました↑。
 Bunkamuraで美術展を見学したら、いつものアイミティーとチャイのおいしい喫茶店でランチ。
 今日は、始めましてのメニューの紅茶の香りのローストチキンにしました。

アイミティー

 食べると紅茶の香りがほのかにしていい感じ。ただ〜、食後に紅茶の葉が青海苔みたいに歯に着きました…(笑)。

 久しぶりにおいしいアイミティーを飲んで幸せ♪

スープ&サラダ


紅茶の香りのローストチキン