ゴーギャン展

2009年8月
 六本木の東京ミッドタウン内で開催中の『写真でめぐる「スイス絶景の旅!」』。

 スイスの山、鉄道、花、湖の春夏秋冬がプロの写真で巡れます。構図など参考になります。撮影するときにも忘れずに心がけなくては。

 同時開催で『「アルプスの少女ハイジ」に描かれたスイスの世界』も展示されています。
 東京ミッドタウンで昼食。いろいろ物色して、食べたことのないベトナムのフォーに挑戦です。
 フォーとチキンカレーのセット。

 フォーというものを初めて食べました。見た目は日本の食材で例えるなら春雨が一番近い感じでしょうか。

 チキンカレーは、辛そうに見えて、その実、マイルドな味でした。
 東京国立近代美術館で開催中のゴーギャン展を見学すべく、六本木から竹橋へ移動。

 駅から国立近代美術館への道は、同じ目的の方々がいるので、初めてでも迷いませんでした。

 この日、この時間のチケット売り場の待ち行列なし。当日券を購入して館内へ。
 ロッカーへ見学に不要な荷物を入れて見学開始。(100円。荷物を出すときに返金される。)

 第1章 野生の解放。

 このコーナーの作品は、普通に印象派っぽい作品かな。
 「洗濯する女たち、アルル」は結構、私的なイメージのゴーギャンっぽくなってきている作品。
 「海辺に立つブルターニュの少女たち」はガン飛ばしてます。(笑)
 「純潔の喪失」は、かなりゴーギャンしてる。
 第2章 タヒチへ

 いわゆる私のイメージするゴーギャンの作品たちのコーナーです。
 「どこへ行くの?」女性の髪が解説に書いてあるとおり、本当に青く光っているように見えます。この作品はポスターか何かで、見たことがあるような気がするのですが、気のせいでしょうか。

 「ノアノア」の連作版画。同じ作品のオリジナル版、ルイ・ロワ版、ポーラ版が、3つ、或いは2つ展示されていて、それぞれの版の違いが分かるのと同時に、ポーラ版で何が描いてあるのかよく分かる。ポーラ版は見易くて、ロワ版は線が大胆な感じがします。
 第3章 漂泊のさだめ

 このコーナーの最初の展示作品が、この展覧会の目玉でもある「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」です。もっと大きい絵かと漠然と思っていました。思っていたよりも小さくてビックリ。この作品の見学コースは、最前列で立ち止まらずに歩きながら見るコースと、2列目以降で立ち止まってじっくり鑑賞するコースです。
 まず、最前列で何物にも遮られずに鑑賞。そして2列目でじっくり見て、部屋の後まで下がって見てから、もう1度最前列で見て、作品に向かって左側の壁にある解説を読んでから、3度目の最前列での鑑賞です。
 最前列で見るのも、カニの横ばい状態にもならず、すぐに作品の前まで行けるので、ストレスは全くありませんでした。

 展示作品は53作品と少なめ?1時間15分くらいで全てを鑑賞しました。
 フォーは消化が良いのか、見学中からお腹が空いたので、夕食をはしっかりボリュームたっぷり摂りました。疲れたときは甘い物!です。(笑)