オランダ・ベルギー

1999年4月



運河巡り
 成田 → アムステルダム 泊

 am10:20成田発KLM862便で一路アムステルダムへ。15:10アムステルダム着。(時差7時間)空路約11時間30分の 旅。着陸するときにちょっとへろへろになってしまった。(@_@) 乗換えがなくてよかったと実感。(@_@)
 ホテル着16:30。このまま眠るのには早いのでホテル近くにある船着場から遊覧船に乗船。10G(ギルダー。1G=約60円)約1時間。
 前半は雹混じりの雨。睡魔と空腹との闘い。この運河巡りで市内の大雑把な位置関係を掴みむ。
 ホテルに戻ってから部屋に用意されていたサンドイッチとサラダ・オレンジジュースで空腹を満たした。
 アムステルダム → マルケン島 → フォーレンダム →アムステルダム 泊

 午前中にアンネ・フランクの家、アムステルダム国立美術館(国立博物館)等のアムステルダム市内観光とダイアモンド工場見学の後、マルケン島へ。
 マルケン島は海 風が冷たかったけど、小さくて可愛い漁村。昼食はマルケン島の対岸のフォーレンダムで。フォーレンダムの街中の散策をしましたが、こちらも水路沿いに可愛 いお庭を作っている街。”見せる”ことにどこの街々も様々な工夫をこらしているので散策をしていてもどこも楽しい。(*^^*)

ザーンセ・スカンスの風車
 フォーレンダムからザーンセ・スカンスへは主要道ではなく田舎道を通る。道路脇に次々と趣向を凝らした農家が表われます。こういう田舎の風景って 好きだな。(^^)v
 ザーンセ・スカンスの風車は何かちょっと観光モデルのようで自然さがなくてなんとなく若干の物足りなさを感じた。
 アムステルダム市内に戻り、ダム広場で写真撮影をしてホテルに戻る。ホテルのレストランで食事。これがとっても美味しくて全部食べてしまいました。 (^^)v

キューケンホフ公園

 アムステルダム → キューケンホフ → アムステルダム半日フリータイム 泊

 午前中はキューケンホフ公園。このチューリップを見るためにオランダに来たと言っても過言ではない。心ゆくまでチューリップを 堪能した。!(^^)! 2時間も時間をもらえるとさすがにゆっくりできて、風車の上に登ったりもできた。天気も良くて満足満足。(*^^*)
 咲き乱れるチューリップ、ムスカリ、ヒヤシンスなどに狂喜乱舞(*^^*)
 なんだかキューケンホフ公園だけでものすごい枚数の写真を撮ってしまった。本当にここはすごいです。超お勧めの場所。
 キューケンホフ公園から戻り、アムステルダム市内を散策。まず、アムステルダム国立美術館(国立博物館)内に仮設展示(ゴッホ美術館修 復中のため)されているゴッホ美術館の作品を見てから博物館内のカフェで昼食。その後、アムステルダム国立美術館内を少しふらふら見学していたら、昨日のガイドさんが別のグルー プを率いて説明しているのに行き会った。彼女は午前中にキューケンホフ公園でも目撃されているそうで、春の観光シーズン真っ最中のおり、大忙しみたい。(笑)
 マヘレの跳ね橋を見た後、ダム広場まで、お土産物などを見ながらウィンドウショッピングを楽しむ。

 アムステルダム → ユトレヒト → ゴーダ → アントワープ 泊

 アムステルダムを後にして一路ユトレヒトへ。約30分で到着。ドーム(その街の大聖堂)の外観を見てから、1時間くらいオルゴール博物館を見学。他の日本人グループ1組と一緒になるがそのグループはガイドさんがいなくてかつ40人くらいもいてあまりの多さにビックリ。
 近くのハウザーレンの村のレストランで昼食を摂り、デ・ハール城観光。お庭とマッチした素敵なお城。庭園とマッチした城の外観がとてもロマンチック。 (*^^*) 中身は19世紀のお城の雰囲気を出していた。

デ・ハール城

 ユトレヒトは“ミッフィー”の原作者のブルックナー氏が住まわれている街。お店にもミッフィーちゃんのぬいぐるみやグッズが並んでいる。行くまで知りませんでした。すみません。>ブルックナーさん&ミッフィーちゃん

 ユトレヒトに着いたときはお店のOPEN前の時間で、オルゴール博物館
を見学後はすぐにユトレヒトを離れてしまったので、ミッフィーちゃんのぬいぐるみが買えなかったのが、返す返すも残念!!いつかまた行きたいな〜☆そしてミッフィーちゃんのぬいぐるみをスーツケースに詰め込んでくるのだ!(^^)!

ゴーダの市庁舎

 ゴーダの街を散策。市庁舎などを見て廻って約30分を過ごしました。デ・ハール城からゴーダまで30分くらい。
 市庁舎のある公園の前にチーズ問屋さんがあった。(笑)

 その後、国境を越えてベルギーに入ったのですが、国境でのチェックは全くなし。EU統合への前進がこんなところにも垣間見られるのかもしれない。
 アントワープのホテルは中央駅前にある2年くらい前にできた新しいホテルで、クラシカルな中央駅とは好対照な外観をしていた。(^^;)
 アントワープ → ブルージュ 泊

 アントワープの中心であるマルクト広場では、自転車競技だったかな、何かのイベントのメイン会場(マルクト広場で競技をするわけではない)になっていて、体育祭などでよく使われるような白い屋根のテントがいくつもあった。

 アントワープ市内観光。ノートルダム寺院内のルーベンスの「キリストの降架」を見ることができた。これがあの「フランダースの犬」のネロ少年が最後の瞬間に見た絵なのね。

マルクト広場
(アントワープ)

ノートルダム寺院
(アントワープ)
 ノートルダム寺院からルーベンスの家まで徒歩。これが結構な道程。ルーベンスの家にも多数のルーベンスの絵があり見応え十分。ルーベンスの家を見学して市内徒歩観光終了。(^^)v
 再びノートルダム寺院まで徒歩で戻り、ノートルダム寺院裏手のレストランで昼食後、80km、約1時間40分のバス旅行でブルージュに向かう。
 ブルージュ着後、ホテルの部屋に手荷物を置いてすぐにこれまた2時間の徒歩市内観光に出動です。
 ノートルダム寺院、市庁舎、聖血礼拝堂、マルクト広場、ベギン会修道院などなど。今日は本当によく歩きました。(^^)v
 ブルージュのホテルは市内にあってノートルダム寺院まで歩いて10分かからないのはgoodですが設備はイマイチ×。ただし夕食のホテルのレストランは ○でした。(あくまで個人的感想です)

ブルージュの運河沿いの街並

ノートルダム寺院
ミケランジェロ作の祭壇


マルクト広場(ブルージュ)

ベギン会修道院入り口より

 終日ブルージュ フリー 泊

 終日ブルージュでのひとときを過ごします。朝のベギン会修道院、愛の湖の散策から始まって、運河巡り、鐘楼、市庁舎、グルーニング美術館、近郊の街Damme(ダム)への2時間のミニツアーと目一杯盛りだくさんに過ごしました。(*^^*)
 ダムからの帰りの遊覧船は素敵な郊外の船旅を満喫。(*^^*)
ベギン会修道院
 午前中の早い時間の運河巡りで行きかう船はそのほとんどの乗客が日本人。いや、私もそうなんだけど。(^^;)

 鐘楼は階段でがんばる。でも、がんばる甲斐のある風景が塔上からは広がっていた。塔上にいたときに、ちょうど正時の時報で鐘楼のカリオンが鳴り出したので、その音の大きいことといったらなかった。頭がグワングワンする。

鐘楼よりブルージュ市街を
のぞむ
 近郊の街Damme(ダム)への2時間のミニツアーはマルクト広場へ行って、ミニバスへ直接申込む。行きたかった時間は満席になってしまったので、その2時間後に再トライして行くことができた。
 Damme(ダム)から帰ってきてから、もう1度ベギン会修道院に行ったら、pm6:30で出入り口の鍵を掛けられてしまって出られなくなってあたふたしてしまい、その後、 鍵を持ったおばさんに開けてもらうという事件(?)に遭遇した。おばさ〜ん、観光客が全て退場したのを確認してから施錠して下さい。m(_ _)m

マルクト広場

運河沿いの街の夜景
 夜になってから、再び、マルクト広場から市庁舎、ノートルダム寺院へと夜景見物。空の色の深い海の色の空の色(何か例えが変?)に照明に照らし出されて えもいわれぬ美しさに、夜なのについ1時間もお散歩してしまった。
 ブルージュ → ゲント → ラボー・サンタンヌ城 → ナミュール
 泊

 朝食後、ゲントへ。聖バーフ教会の「神秘の小羊」見学など、約1時間半のゲント市内観光で大体1万歩。海外旅行はよく歩きます。
 ゲントもこじんまりしていて散策にはもってこいの可愛い街だ。

ゲント

ラボー・サンタンヌ城
 ゲントをあとにして約2時間、ラボー・サンタンヌ城のミシュラン星1つのレストランで昼食。ミシュランの星があるとお料理もいきなりお上品になる。(笑)メインはうさぎのお肉でちょっと食べつけない匂いがするので抵抗感が……。それでもこの先、ミシュランの星のあるレストランで食事をするチャンスが あるかどうか判らないので一生懸命食べてしまうあたり、権威づけに弱いのね。(^^;)
 ラボー・サンタンヌ城内は狩猟博物館といった感じかな?
 ラボー・サンタンヌ城を簡単に見学してから約40分でナミュール着。シタデル、聖オーバン寺院などの市内観光の後、ホテルに入る。シタデルの観光では、トラクターを蒸気機関車みたいな外装にした乗り物に乗る。ちょっと楽しい。

 今日のホテルはすごい郊外で、ちょっとやそっとでは市内に出て行けないかわりに、おとなりがスーパーなので食料品の買出しには困らないところ。 (^^;)

シタデルよりナミュール市内をのぞむ

アンの洞窟
 ナミュール → アンの洞窟 → ディナン → ナミュール 泊

 ナミュールからアンの洞窟へは、田舎道から山道を通ったので途中で少しへろへろに……。
 ヴェーブ城という可愛いお城の前で写真を撮ってからアンの洞窟へ。まず、専用の列車洞窟前まで行き、内部は徒歩約2.5km。最後の500mが船というバ ラエティさ。ベルギーの丘陵の地下にこのような巨大な洞窟があるとは知らなかったし、大きな驚きです。鍾乳石がきれいだったのが印象的。(*^^*) 
 次のディナンまでは高速道路利用でほっとした。(^^;)
 ディナンのノートルダム寺院で15世紀のステキな色鮮やかなステンドグラスを見学したあと、ケーブルカーでシタデルへ。風が強くて冷たかったですけど、 おみやげ屋さんでかわいいディナン君(フクロウの置物にそう名づけました)をゲット。(^^)v
 シタデルから下へ降りて、次はミューズ川の45分のミニクルーズ。雨が降ってしまったのが残念。でも船を降りたら雨がやんだからラッキーかもしれない。

ミニクルーズ船より
 
ディナンの街とシタデル

アンヌボワ城
 ラストにアンヌボワ城で庭園見学。ここではまだ咲いていないチューリップのほうが多かったです。紫色(青 色かな?)の小さな花(ちょっとスミレに似ている)やムスカリの花がいろどりを添えていました。今日は、電車、船、ケーブルカーと、様々な乗り物に乗って 変化があった。明日は最後の観光地ブリュッセル。ラストスパートでがんばって行きましょう☆ってバスで1時間ぐらいで着いてしまうらしいですけど。(笑)
 ナミュール → ブリュッセル市内観光&半日フリータイム 泊

 朝の出発前にホテル近辺を散策。ホテルはナミュール郊外なので、ホテルの裏手は、気持ちのよい散歩道がある。カモさんが子供連れで歩いているのを見て楽しんだ。

 ナミュールからブリュッセルへは日曜日ということもあって道がすいていて、1時間かからないで到着。

ナミュールのホテルの裏手

凱旋門
 凱旋門、科学技術博物館、王宮、グランプラス、小便小僧などを徒歩・下車観光。
 グランプラスはどこも修理の骨組みのないきれいな状態で見られた。

 街を車窓から眺めているとブリュッセルって、ロンドンやパリほどではないにしろ、やはり都会なんですね。(^^;)
 昼食の中華料理はご飯が予想外の白いご飯でしたが、ぱさぱさでイマイチ。実はチャーハンを予想していたので…。(^^;) 他のはチャーシュー以外はまあまあおいしかったかな。

プチ・サンバン広場

聖ミシェル大聖堂
 午後のフリータイムにはプチ・サンバン広場、聖ミシェル大聖堂、ベルギー王立美術館と巡り、最後にグランプラスでワッフルを食べてにっこり。王立美術館では時間的都合で古典だけを見て近代は見るのをあきらめざるをえなかった。残念(:_;)

 夕食ではムール貝。リンゴのタルトと桃のワインがおいしかった♪桃のワインを飲んでいる途中で持って行かれて、思わず「まだ〜!まだ飲む〜!」と ウェイターさんに向かって日本語で叫んでしまいまし。(^^;) そして、無事、戻してもらって最後まで飲んだのでした。(*^^*)

小便小僧