所沢航空発祥記念館&聖天宮 |
航空管制部前
「あぽやん」→「GOOD LUCK!!」→「TOKYO エアポート」→「ミス・パイロット」と立て続けに視聴して、すっかり航空機が見たくなり検索してみると、所沢航空発祥記念館が2025年9月から改修工事のため長期閉館予定とのことで、これは改修工事前に行かねば!と遊びに行きました。
所沢航空発祥記念館付近の交差点に“航空管制部前”の文字があり、いきなりテンションが上がります。
航空管制部。「TOKYO エアポート」で度々その存在が登場した東京コントロールです。東京コントロールは東日本の管制を管轄しています。
羽田や成田の管制塔は空港の離発着の管制で、離陸して何分経たないくらいのあっという間に、もう、この東京コントロールの管轄する空域になります。
航空発祥記念館の前には、植え込みで“こうくうこうえん”の文字があり、ほっこり♪
10時30分から航空発祥記念館の見学スタート。入館料は520円。現金のみでクレジットカード不可。キャッシュレス化の波に乗っていない感満載です。
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
航空発祥記念館の展示室に一歩足を踏み入れると、そこには小型機がいっぱい。よくよく見ると、退役した自衛隊機が圧倒的に多いです。
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
小型機、ヘリコプター、輸送機、医療用の機体…etc。空を飛ぶ乗り物をたくさん見られて嬉しいな☆
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
チケット売り場から1番遠い最奥まで行って1枚↑。
展示室には、鎮座している機体の他に、上空に吊り下げられている機体も多数あり、編隊飛行しているとも見えるので、この展示方法、好きです。
奥まで行ったら、1階横の展示室の見学は後にして、2階の展示室へ。
所沢航空発祥記念館
2階でまず見学したのは、航空管制。
ここには、1991年3月まで所沢の運輸省東京航空交通管制部で実際に使用されていたものが展示されています。30数年前まで使用…30数年前ってこんなにアナログな世界でしたっけ…?
所沢航空発祥記念館
管制機器は展示のみでシミュレーションなし。
この航空管制の展示室の外観は、管制塔の形になっています→。芸が細かい。座布団1枚!
航空管制の展示の次は、フライトシミュレーター。
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館
所沢航空発祥記念館のフライトシミュレーター体験は、予約不要の無料。フライトシミュレーターの実施時間に並んで順番を待てば体験できます。
ただし、未就学児童不可、体重80㎏以上不可etcいくつかの条件があります。
フライトシミュレーターに行ったとき、並んでいたのは小学校低学年くらいの男子2人のみ。ラッキー☆と並びます。
フライトシミュレーターは2台。
フライトシミュレーターは5つのコースから、体験者が自由にチョイスできます。1から5まであり、1が最も機体が小さく簡単で、2、3と進むほど難しくなり、5が最も機体が大きく難しいシミュレーターと言われれ、1のセスナで羽田コースをチョイス。
機体の大小はあくまでシミュレーター内の機械的なことで、実際の体験するために座るシートは同じ大きさです。
フライトシミュレーターで羽田空港の着陸を目指します。上手くルートに乗れずに、右に左にと旋回を繰り返しているうちに、フライトシミュレーターなのに、自分で操縦桿を握り、自分で操縦しているのにもかかわらず、乗り物酔いの症状が出てきました。どこまで乗り物に弱いのか!>自分
所沢航空発祥記念館
フライトシミュレーター 外部
シミュレーター体験は、わずかに4分なのに、乗り物酔いの症状が出てきていることもあり、これがずいぶん長く感じられました。
なんとか滑走路の脇にぎりぎりの草原に着陸でき、ホッとしたところで、タイムアップ。着陸できたのでよかったなっと。
所沢航空発祥記念館
2階で航空管制とフライトシミュレーターを見学後、1階へ降りて本田航空の実機の操縦席に座れる体験へ。この本田航空の機体では操縦席に座るだけではなく、操縦桿やラダーを動かすことができます。
この操縦桿やラダーを動かすと、尾翼や水平翼が動きます。
こんな実機体験もできるんだぁ☆と大喜びで操縦席に座ります。
ここは人気の場所ですから、実際に操縦席に座り、操縦桿やラダーを動かしていたのは2、3分だと思いますが、とても得難い体験でした。
こちらも予約不要、無料で、並んで待てば体験できます。
所沢航空発祥記念館
この後、1階の展示室で航空発祥の歴史や飛行機の飛ぶ仕組みなどのお勉強。
12時10分、全ての展示室の見学を終えて、航空発祥記念館をあとにします。
所沢航空発祥記念館、思っていたよりもず~っと面白いところでした♪
改修工事が終了し、何年か後に再開館するのを楽しみにしています。そのときには、ぜひ、また、お伺いしたいです。
所沢航空公園
航空発祥記念館の見学を終え、航空公園内を散策しながら、持参したお握りを食べる場所を物色します。
その途中に、木彫りの鳥の像がありました。20025年3月1日から2025年6月30日まで開催の木彫りQUESTです。航空公園管理事務所で解答用紙をゲットしチャレンジ料金100円で、チャレンジできます。参加しませんでしたが…。
見通しのいい木陰のベンチに座ってお握りの昼食。こういう、外で食べるお握りが実に美味しいのですよね~。
公園内では、ジョギング、ウォーキングする方々の他に、芝生にテントを張る方々も。
所沢航空公園
航空管制部
昼食後は、航空公園内の散歩。
航空公園に隣接する航空管制部=東京コントロール方向に向かいます。航空公園と東京コントロールの仕切りのフェンスは2重。重要な場所ですから、どこか気づかないところに絶対に監視カメラがあるに違いないと推測し、怪しいと思われないように普通に歩いて、写真を撮って通り過ぎました。
フェンス沿いに歩いて、東京コントロールの建物の写真を撮っている時点で、既に十分怪しいでしょうか?
地上波で放送された「TOKYO エアポート」の前作的な「TOKYO コントロール」がCSオリジナルドラマとしてで放送されていて、「TOKYO コントロール」をレンタルDVDで視聴した私としては、聖地巡礼的な(笑)。
航空管制部
所沢市民文化センター アークホール
所沢航空公園内から、公園に隣接する所沢市民文化センターのエリアへ。
こちらのアークホールは「のだめカンタービレ」で、清良や黒木くんなど、ライジングスターオーケストラの面々が出場したコンクールの会場として登場。
マーキーホールは、「のだめカンタービレ」でのだめが出場したマラドーナ国際ピアノコンクールの会場としてドラマに登場しました。
所沢航空記念公園とその周辺散策は、私的には、一石三鳥、1粒で3度美味しい見学でした。
所沢市民文化センター
マーキーホール
所沢航空発祥記念館
再び、所沢航空発祥記念館前に戻ります。
航空発祥記念館の横の駐車場は満車で、駐車場前には入庫待ちのクルマが10台近く。改めて航空発祥記念館や所沢航空公園の人気ぶりを感じました。
航空発祥記念館前には、航空機が屋外展示されているので、それを最後に見学。
この航空機はさすがに航空発祥記念館に入れると、他の展示物の展示場所がなくなるのかな。ん~、この大きさだと屋外展示がカッコイイです。
所沢航空公園
所沢航空公園
前方からも1枚。写真左端の回転翼の上の黒い物体は羽を休めるカラスです。
これで、所沢航空公園周辺見学終了。
航空機の写真を撮るなら、曇天ではなく晴天がよかったのだけが残念。再訪のときはぜひ晴天のときに。
坂戸の台湾のお寺、聖天宮を尋ねました。
2025年4月に台湾旅行のときツアーメンバーさんが現地地本後ガイドさん(以下、ガイドさん)に「坂戸の台湾のお寺」について質問しているのが耳に入りました。ガイドさんは「台湾人が作っていない」とのお答えでした。
聖天宮
聖天宮
そのときの会話が頭から離れず、帰国後、「坂戸 台湾 寺」で検索すると、埼玉県坂戸市にある聖天宮がヒットしました。
聖天宮の公式サイトを拝見すると、創設者さんは台湾の方で、台湾から職人さん方を招いて、この聖天宮を創建されたとあります。
ガイドさんの認識と相違が…。
聖天宮の入場料は1人500円。
チケット代を払い、門から中へ入ると、ツアー客を思しき団体が目に飛び込んできました。20名くらいでしょうか。聖天宮は、ツアーも来るのですかぁ。少し驚きました。何気に有名、なのかな。
聖天宮
聖天宮
長閑な田園風景の中にいきなり聳え立つ中華風な寺院。
コスプレイヤーの方が、盛んに聖天宮の建物の前で写真を撮っています。中華な建物を背景とした異国情緒の溢れる映え写真を撮るのには、いいのかもしれません。
聖天宮
聖天宮の前殿では、きっちり狛獅子さんが鎮座しています。狛獅子さん、やはり可愛いです~。好きです。
狛獅子さんにご挨拶して入り口を入ります。
聖天宮
前殿の入り口を通ると、そこから真っすぐに本殿への回廊が伸びています。思いっきりいい雰囲気です。
すぐに、この回廊を歩きたい気分ですが、ひとまず、順路通りに前殿の内部を見学。
聖天宮
聖天宮
前殿の中央部に“浄香原木”があります。この浄香原木の浄香とは、清め・厄除けだそうです。その浄香原木の左右に男女別のおみくじがあります。おみくじが男女別…初めて見るような…。
前殿から階段を上り、左右の楼閣に上れます。
まずは、向かって右側の楼閣へ上ります。屋根の上の鳳凰や龍の飾りが近くで見られるので、これはとても面白かったです。ただ、離れて見ると綺麗な鳳凰も、羽が欠けたり、抜けたりしていて残念なところもありました。メンテナンス、がんばっていただきたいです。
聖天宮
聖天宮
それでは、満を持して本殿にご参拝させていただきます。
本殿前の龍珠を持つ龍にご挨拶。この龍さんはツアー客さん方に大人気で、先刻まで取り巻かれていました。階段を上り、本殿前へ。本殿前には、立派な香炉があります。このときは、お線香は上げられていませんでした。このへんが、本場台湾とこちらとの違いかなぁ。
聖天宮
本殿の柱には、見慣れた龍さんが柱に巻き付くデザイン。これらが、日本で見られるのに驚きます。
本殿には聖天宮のスタッフさんがいらして、本殿の簡単な説明をしてくださいます。本殿は入り口から拝見するだけで、内部には入れませんでした。
聖天宮
聖天宮
天井は、頑張ってしゃがんで撮りました←。
三清道祖の三神、元始天尊(中央)・霊宝天尊(向かって左)・道徳天尊(向かって右)がご鎮座されています。
聖天宮
聖天宮
本殿の参拝を終え、一旦、一連の建物の外に出ます。外に出たところに、寿金亭がありました。
説明書きによると、寿金亭は「寿金(神紙)を焚き上げする炉」とあります。やはり、台湾の寺院で何回か見たこの手の炉は、お焚き上げの炉でした。日本で説明文を読み、用途を知ることができました。めでたし。
寿金亭から、少しお庭を散策。庭園はあるものの、あまり広くなく、あっという間に散策終了。
表に周り、前殿に入るときにコスプレイヤーさんが激写しておられて近寄れなかった画角から写真を1枚。
そして、内部に戻り、休憩室へ行きます。
聖天宮
聖天宮
休憩室には、台湾のお菓子(鳳梨酥など)、スナック、ドリンクを売る自動販売機が3台設置されています。
鳳梨酥(パイナップルケーキ)は1箱700円。何個入りか未確認。しまったぁ!鳳梨酥がどうしても食べたくなったら、ここで買う手も…しかし、入場料がプラスしてかかるから、やはりないかなぁ。
缶のタピオカミルクティー220円を購入。
お味はというと、劇甘。とにかく甘くて、「台湾で飲んだタピオカミルクティーでこんなに甘いの飲んだことない!」の考えが頭を過りました。
タピオカは、ずっと缶に入っていたせいか、ふやけてプニョプニョ。味も何もなし。残念!でした。
聖天宮
これで、2025年5月のお出かけの旅行記は完です。