エジプト

ギザ → サッカラ → メンフィス → ギザ




ピラミッド作りに携わった労働者の村からギザのピラミッドを望む
馬に乗っているのは警備の方々


ギザ → サッカラ → メンフィス → ギザ 泊

ピラミッド作りに携わった労働者の村の発掘現場見学
 → ギザのピラミッド
 → サッカラの階段ピラミッド
 → メンフィスの遺跡

 の順でギザとその周辺の観光。

 ギザ観光は添乗員さんとこれから帰国までお世話になるスルーガイドの通称あぶちゃん(エジプト人)の他に、現地旅行会社の方とガードマンさん(ライフル携帯)がバスに乗り込む物々しさ。数年前のハトシェプスト女王葬祭殿での乱射事件以後、観光客に対する警備が厳重になったのだそうだ。……あの〜、ガードマンさんのライフルが怖いのですが…。

 本日は、とってもよい天気なうす曇。エジプトでは晴天ではなく曇り空をよい天気と言うのだそうだ。(by あぶちゃん)
 確かにこれが炎天下だったら、1月とはいえかなりバテそう。半袖だと日焼けしてひどいことになりそうなので、終日、Tシャツの上に長袖のシャツを着用する。

 ホテルをバスで出発して10分と経たずに壁で区切られた所にぶつかる。壁から先が砂漠で、なんと!すぐそこにピラミッドが見える!!市街地から近すぎるゾ!!!ピラミッド!!!
 もっとこう、クルマで延々走って、ようやくその姿が現れる、みたいなのを想像してたのに。ちょっと簡単に見られ過ぎ。(^^;)

 エジプト政府考古学庁の許可をいただいての発掘現場見学。大小様々に作られた労働者さんのお墓。大きく立派で職業や経歴や家族構成が彫られたお墓から墓碑だけの簡素なものまで、その当時の人々の生活を今に伝える。
 発掘現場の現場主任さん自らいろいろ案内&説明してくださる。間近にヒエログリフを刻んだ建造物を見るのは、かなり興奮する。

 労働者さんの村からはピラミッドが見られ、ピラミッド建造と建造に携わった人々に現実感がわく。

ピラミッド作りに携わった労働者の村の発掘現場から
ギザのピラミッドを望む


 ピラミッドへ続く砂丘には、ラクダに乗った警備の方(軍の方か警察の方かは定かではない)お2人の姿が見られた。馬に乗り彼方にピラミッドがある姿が絵になる。


ギザの3大ピラミッド
 ギザの3大ピラミッドの展望ポイントも思っていたよりもずっとギザ市街に近く、大型観光バスが何台も停まり、お土産物屋さんが軒を連ねた(店が建築されているわけではなく、シートを敷いた上に商品並べたり、簡単な日よけを作ってるくらい)すっかり観光地。
 観光用ラクダ乗りもある。

 そうは言いつつ観光客はしっかり、ピラミッドをバックに記念撮影するのです。いいの。やはり、押さえるところは押さえないと。(^^)v
 1日300人(?)限定のクフ王のピラミッドのチケットは入場する本人が行って並んでないと売ってくれないとかで(こういう決まり事はかなりの頻度で変わるらしいので、あくまで2003年1月でのこと)、昼食後、そうそうにチケット売り場に並ぶ。先頭グループだったので、難なくチケットGETして、建造当時の本来の出入り口ではなく、後の世の盗掘口が現在の入場口となっており、そこから入場。

 石が遠くから見ているのよりも、実際登ってみると結構大きくて、登りずらいし、登り甲斐もあった。
 内部の写真撮影はOKでフラッシュ撮影も可。しかし、ビデオは禁止で、入場口でビデオは預けないと入れてくれないほど厳しい。この差は何?(2003年1月)

 内部の階段もかなりきつくて段数も多く、すっかり筋肉痛になってしまった。(:_;)(下り(帰り)の方が効いた。)

 大回廊やいわゆる王の部屋は、テレビで見ていたので、「これがそうなのか」な感じできょろきょろ。ロマンだしこれを5000年前に造ったのか。
 なんだか「すごい」という陳腐な言葉でしか表せない自分がもどかしいけど、やはりすごいしか言葉が出てこない。

クフ王のピラミッド内部 大回廊


 サッカラ、メンフィスへは大型観光バスではなく、タクシーに分乗して行く。このタクシーの運転がまた物凄いことと言ったらない。スピードといい、運転の激しさといい、カーチェイスとはかくやと思うほどで、手に汗握り、一刻も早く無事に着くことを天に祈っていた。
 特に乗った運転手さんの運転が、というのではなく、これがエジプトでは普通の運転なのだそうだ。ああ!エジプトでは絶対に運転できないし、運転したくもない!


階段ピラミッド
  

階段ピラミッド前から屈折ピラミッドを遠望
 
 ギザの市街から田舎の村々を通り過ぎ1時間くらいのところに現れる階段ピラミッド。現れ方としては、こちらの方が観光客好みか。(笑)
 ただし、こちらを訪れる観光客はギザのピラミッドよりも圧倒的に少ない。

 サッカラの階段ピラミッド前からは、遥か彼方にダハシュールの屈折ピラミッドが遠望できる。かすかに煙るように見えている。こちらも行きたかったが、時間の都合でダメだった。残念!

 ダハシュールの屈折ピラミッドを造ったのはスネフル王。そうか、「ファラオの墓」の敵役のスネフェルの名前はここから取ったのか(勝手な想像)と1人で納得。



ラムセス2世の像
 

ラムセス2世の像
 メンフィス遺跡では、ラムセス2世像を見学。体長15mもある巨大なもの。たまたま現地の方が横にいらっしゃったので、その大きさが判るというもの。顔なども綺麗に残っている。これを発掘した方々は、最初、驚いたことだろう。
 全体像は2階の回廊から見るしかない。

 ラムセス2世像の置かれている建物付近を散策。遺跡の閉館時間には、まだ間がある(30分程)のに、出入り口の警備をしてる方々が早く帰りたいらしく、しきりに「早く出ろ」みたいなことをアラビア語で言っていた。すっごい雰囲気のいいところだったし、夕方になってきて散策しやすい気温になってたので、もうちょっとぶらぶらしてたかったのに残念。

 アメンホテプ2世の小スフィンクスはさほど大きくなく、いうなれば神社の狛犬さんのようなもの。例えがおかしい?


アメンホテプ2世の小スフィンクス
「王家の紋章」のヒーローの名前であるメンフィスが、この古王国時代のエジプトの首都であったメンフィスの地名から取ったのであろうことを初めて考えたりした。遅いって。(^^;)

 エジプトを旅すると、かつて読んだコミックの登場人物の名前の由来をなんとなく連想できて興味深い。

 メンフィスからギザへは三度目のタクシーの旅。ふっふっふぅ。(@_@) 心臓によくないことこの上ない。クルマ優先社会ということだが…。

 観光初日から、あちこち見て廻って、こんなにがんばって観光して、体力が続くのか?
 夕食前、簡単な発掘のときに使う用語のレクチャーを受けて、本日の日程は全て終了。