ポルトガル旅行記
2011年6月

おまけのその他いろいろ

 おまけのその他いろいろです。

 旅行記では紹介できなかったことや、思ったりしたことをつぶやいたりします。


【両替】

 今回は、2010年のクロアチア・スロヴェニア旅行のときの残りと、2010年の7月以降と2011年に少しずつ両替していたEURを合計で300EUR持参しました。

 8日間のツアーで、6日目午後の半日フリータイムの夕食代と半日観光の交通費・etcを考えて300EUR(約3万6,000円)くらいあれば大丈夫かな〜と思いまして。プラス日本円で2万円持参して、全行程をしっかり賄えました。
【服装】

 ネットで世界の天気予報をチェックすると、ポルトガルの天気は概ね良さそうでしたので、日本の同時期とほぼ同じものを用意しました。紫外線が強いということなので、日中、観光するときはどんなに暑くても長袖を着用していました。
 薄手の春物のウィンドブレーカーを持参していて、それを着たのは雨が降りそう(最後に少し降った)ロカ岬の観光だけでした。


【ガイドブック】

 1冊持参しました。

ロカ岬


ファティマ

【食事】

 魚料理、海鮮料理がおいしかったです。それも、調理法方、味付けが妙に凝っていなくてシンプルだったので、余計に日本人の口にあったのではないかと思います。


【物価】

 他のEUR通貨圏よりも物価は安かったです。ホテルやレストランのジュース代でそう思えました。
【ホテル】
 ※ホテルの☆数は某ガイドブック及びネットのホテル予約サイトを参考にしています。
  都市名 ホテル名 ☆数 備考  
1日目 リスボン レアル・パルケ ☆☆☆☆ リスボン郊外の4つ☆ホテルです。部屋は今回のポルトガル旅行で利用したホテルの中で最も広かったです。
2日目 コインブラ トリップ・コインブラ ☆☆☆☆ コインブラと丘1つ離れたホテル。4つ☆というより感覚的には3つ☆リゾートホテル。
3日目 ポルト ティアラ・パーク・アトランティック ポルト ☆☆☆☆☆ ポルト郊外の5つ☆の高級ホテルチェーン。機能的で小洒落た内装。
4日目 ナザレ プライヤ ☆☆☆☆ 旧市街のリゾートホテル。立地良し。使用したのは新館(?)の部屋。宿泊した部屋にはベランダがありました。
5日目
6日目
リスボン マリオット ☆☆☆☆ リスボン郊外(1日目のホテルより更に郊外)の4つ☆チェーンホテル。宿泊した部屋にはベランダがありました。最寄の地下鉄駅まで徒歩10分以上。

【添乗員さん】

 ベテラン女性添乗員さん。さっぱり姐さんタイプの方でした。


【現地ガイドさん】

 リスボンをのぞき、その他の都市の現地ガイドさんは英語ガイドで、英語で説明したのを添乗員さんが日本語に訳すかたちでした。
 リスボンは、ライセンスガイドさん(現地の方)と日本人通訳(女性)さん。実質、日本人通訳さんがガイドさんでした。

コインブラ


アヴェイロ

 個人的修道院お気に入り度順位
 
※個人的な感想ですので、人によって異なります。
  修道院 都市名 理由
1位 ジェロニモス修道院 リスボン 2階からも見学できたのがポイント高。
2位 勝利のサンタ・マリア修道院 バターリャ 2つの回廊のうちジョアン1世の回廊のポイント高。
3位 サンタ・マリア修道院 アルコバサ 上記を見てしまうと普通の修道院に感じられてしまいました。
 個人的リスボンの展望スポットお気に入り度順位
 
※個人的な感想ですので、人によって異なります。
  修道院 理由
1位 サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台 サン・ジョルジェ城とリスボン旧市街を両方展望できる。
2位 サン・ジョルジェ城 城から旧市街を眺められるのがgood。
3位 グラサ展望台 ガラオンを飲めたので(笑)。

ポルト

【ポルトガル】

 申し込んでいたイギリス旅行が最少催行人員に達せず、ツアーキャンセルとなってしまったため、急遽、申し込んだポルトガルツアー。“いつかは”行きたい国でしたが、こんなに早く行くとは思っておらず、申し込んでから慌ててガイドブックで勉強しました。
 リスボンは1755年に大地震に見舞われていたことを、このガイドブックを読んだときに始めて知りました。そのリスボンに2011年に行くのは、何かの“偶然”なのでしょうか。

バターリャ


ナザレ

【治安】

 観光中、気をつけるように注意を受けたのは、ポルトとリスボンです。

 ポルトはツアーでの行動が主で、個人で歩いたのはリベルターデ広場とサン・ベント駅の間のわずかな距離だけですので、実際のところはよく判りません。

 リスボンでのフリータイム。特に乗り物に乗っているときは、警戒レベルMAXで気を張り詰めていました。特にアブナイことはありませんでしたが。
 他の街では、普通の海外旅行中の普通どおりの気の使い方でした。

 夜に歩いたのはナザレだけでした。夜でしたので、あまり路地には入り込まないように注意はしました。



オビドス

【オビドス】

 オビドスのフリータイムは1時間25分でした。過去に同じツアーで旅行された方の旅行記を拝見すると2時間くらいのフリータイムがあったようなので、それで計画をたてていたら、私たちのフリータイムは1時間25分。そのときの交通状況その他いろいろでフリータイムの時間は変わるのを実体験しました。
 フリータイムを過ごしての感想としては、ゆっくり街歩きを楽しむのには私的には2時間くらい必要ではないかと思います。
【祈り】

 ポルトガル旅行では、ツアーの行程で様々な教会、修道院を訪れました。

 それらの教会、修道院の祭壇に立ったとき、東日本大震災からの1日も早い復興と、福島第1原発の1日も早い収束を祈りました。

リスボン


リスボン

【日本人】

 ポルトガル旅行中、歩いていて、数回、“日本人”というつぶやきを耳にしました。日本語でも英語でもなく、何語かは判らないけれど、“日本人”と言われているのだけは何となく判るってことあるじゃないですか。
 海外旅行している日本人なんて世界中のどこにでもいます。日本人観光客がいないところのほうが少ないでしょう。今まで、私は海外旅行していて日本人というつぶやきを聞いたことはありません。それが今回の旅行だけで数回。
 実は、成田からリスボンに着いた1日目のリスボン空港からホテルへ向かう途中で添乗員さんから、「“日本人”と言われることがあるかもしれませんが、気にしないでください」と言われていました。

 2011年3月11日、東日本大震災発生後、1週間くらい、海外では、日本では放送されることがなかった映像…人が乗ったクルマが津波で流される映像、人が津波で流される映像…が、連日放送されたそうです。
 その東日本大震災の当時者である日本人がそこを歩いている。様々な想いが“日本人”というつぶやきになったのではないでしょうか。

 聞こえただけで数回ですから、実際、聞こえないところでは、もっとつぶやかれていたのでしょうね。

リスボン

 面積的にあまり大きな国ではないので観光地間の移動時間が少なく、午前と午後と別々の観光地を観光してまわれますし、物価も比較的他のEUR通貨圏よりも安いですし、食事も口に合いますし、ポルトガルはとても旅行し易い国でした。見所となる小さな街々も、今回見学した以外にもたくさんあるので、また、いつか機会があったら旅行したいと思っています。


 ここまでお付き合いいただきましてありがとうございます。ぜひこちらにご感想etcをお寄せください。見たよ〜の一言でもとても嬉しいですので、よろしくお願いいたします。