クロアチア・スロヴェニア旅行記
2010年6月

プリトヴィツェ → ザグレブ


ホテル・イェゼロ

 夜中に何度か目が覚めてうとうと。観光最終日だというのに、まだ時差ボケが続いているような…。
 4時30分に小鳥の鳴き声で本格的に覚醒。さすがにこの辺りは鳥が多いですね。30分くらいベッドでうだうだして5時に起床。スーツケースをすぐに荷物回収できるようにパッキングして、5時55分から散歩に出かけます。

 散歩の行き先はプリトヴィツェ湖群国立公園の入口。昨夜の散歩でいい被写体を見つけていたので、それを撮影しに行きます。

釣り禁止


ペットを放すの禁止


焚き火禁止


川遊び禁止


植物採取禁止


水泳禁止

 ホテルと公園の入口の間に公園内での禁止事項の標識が6種類。実に端的で分かり易い絵柄です。「ペットを放すの禁止」はこのときにはてっきり「ペット連れ込み禁止」だと思っていました。ツアーでの公園見学のときペット(犬)を連れている観光客がいたので、ガイドさんに聞いたら「リードを外すのがダメで、連れてくるのは許可を受ければOK」だというお答えでした。
 昨夜、添乗員さん、ドライバーさん、ツアーメンバーさんと夜の散歩に来たプリトヴィツェ湖群国立公園の出入口に到着。
 カッコウの鳴き声を聞きながら、周辺をゆっくりまったり散歩。国立公園まで歩いて行けるホテル確約のツアーにした甲斐がありました。至福のひととき♪

 もっともっと散歩をしたい気満々だけど、朝食の時間等もあり、7時5分にホテルに戻って一旦部屋に入ってから朝食のレストランへ。
 朝食は7時10分から7時50分。

公園の入口2


朝食

 今日の午前中はしっかり公園内を歩くので、十分に腹ごしらえ。
 しか〜し!このホテルのジュースも薄い!色の付いた水!ということは、ドブロブニクのホテルも水の分量を間違えたのではなく、このくらい薄いジュースがクロアチアのリゾートホテルの普通なのでしょうか。プリトヴィツェのホテルのジュースの方が若干ドブロブニクのホテルのジュースよりもマシでしたが。グレープフルーツジュース < オレンジジュース < アップルジュース という感じで、アップルフルーツは許容範囲でした。

ホテルロビーのくま

 レストランから部屋に戻る途中にあるホテルのお土産物屋さんが営業を開始していたので、部屋に戻ってスーツケースを出してから、お土産を物色。
 木と滝とクマの模様のラベンダーの香袋黄色と赤、1つ約17Kn(約340円)と、自分用にうさぎのぬいぐるみ約60Kn(約1,200円/命名 プリトヴィツェちゃん)と、絵はがき3Kn(約60円)を購入。

うさぎのぬいぐるみと
ラベンダーの香袋
 黄色の香袋の方が柄がくっきり判るので、お土産として友人の手に渡りました。
 プリティなぬいぐるみがゲットできてご機嫌に部屋に帰ってしばし休憩。スーツケースは既に出してしまっているので、バスに持ち込む手荷物の中にぬいぐるみと香袋をしまいます。

 ベランダに出て、外を眺めながらまったりこれからの公園見学の時間に想いを馳せます。

部屋のベランダにて


園内バス

 9時にロビー集合。プリトヴィツェ湖群国立公園の女性ナショナルガイドさんと合流して9時5分にホテルを出発して、園内バス乗り場2(以下、ST2)へ。
 そこには、世界各国からの観光客が鈴なり状態。一体どこからこんなにたくさんの観光客が集まったのか信じられない気持ちです。

 私たちが泊まったホテルにこれだけの人数は泊まれませんから、イェゼロの近くにある2つのホテル、または近郊のホテルに泊まっていたのでしょう。それにしてもスゴイ数。
 某リーズナブルなツアーのバッジを付けたグループが何組も。しかもバッジの色が違うのですから、おそらく別グループでしょう。同じ時期に一体何組、ツアーを催行してるんですか?>某H交通社Tブランド。
 ST2から乗り場1(以下、ST1)へ行くグループや、こちらにあるゲートから公園内に入るグループが多いようです。

 私たちは、ST2から乗り場3(以下、ST3)までエコバスで移動。このエコバスは2両編成で、私たちは2両目に乗りました。このバスに乗ったのは、明らかに少数派。すぐにバスに乗れてラッキー☆

 9時10分にバスは出発。バスに揺られること15分弱でST3に到着。

ST3でバスを降りた所

 ST3でバスを降り、9時25分、カロヴァツ湖から電動ボート乗り場2(以下、P2)を目指して公園見学スタート。

 プリトヴィツェ湖群国立公園は、最大の湖であるコジャク湖より南が下湖群、北が上湖群と別れていて、上湖群はプランクトン濃度が高いので、下湖群よりも濃い緑色をしているそうです。


 バスを降りたST3は上湖群の最寄りのバス乗り場です。先にプリトヴィツェ湖群国立公園をツアーで訪れた皆さんのHPを拝見すると、見つけ方が良くなかったのか、プリトヴィツェに1泊するツアーでは、ST2→ST1→ボート乗り場3(以下、P3)→P2または、その逆回りしか見つけらませんでした。上湖群も少しだけでもいいから見たいと思っていただけに、カロヴァツ湖から南とはいえ上湖群を散策して歩けるのは嬉しくて、ここでもえむちゃんと小さくガッツポーズをしあって喜びを分かち合いました。
 ↑公園内で最初に対面した湖。水が綺麗で沈んでいる木まで透けて見えます。




 ガイドさんの説明を聞きながら木道を歩きます。この木道はきちんと整備されているので歩き易いです。

 順路に従って歩いていると、無数の小さな滝が流れ落ちる池があちこちにあって、テンションは上がりっぱなし、写真撮りまくりで、ここでも昨日と同じく新婚さんカップルとしんがり争いを繰り広げました。(笑)


 ガイディングレシーバーのおかげでガイドさんとある程度離れていても説明が聞けるのがありがたいです。

 また、イヤホンから聞こえるガイドさんの声がノイズ混じりになると離れすぎなので、急いで追いかける目安にもなります。

 ガイドさんが見つけた青いトンボをツアーメンバー全員で大撮影大会。

青いトンボ
 青いトンボって初めて見ました。羽がブルーのグラデーション。不思議な感じです。


 ガイドさんによるとプリトヴィツェ湖群国立公園のハイシーズンは7月8月だそうです。
 ただ、ガイドさん自身は、6月のプリトヴィツェが訪れるのに1番いい時期だと思うと言っていました。なぜなら、6月は水がたっぷりあるので、小さな滝や小さな池がそこここにあるけれども、7月8月なると水が少なくなって、それらの小さな滝や池は干上がってなくなってしまうからだそうです。何となく「そうかも」と思わせる納得の説明でした。まぁ、ガイドさんのリップサービスの可能性もありますが…。

 「世界中から観光客が来るけれど、プリトヴィツェの冬の景色を知っているのは日本人だけです。」だそうです。
 これには、ツアーメンバー全員で苦笑い。ジョーク?皮肉?まぁ、冬はツアー代金がお値打ちですからぁ。(笑)




 でも、冬の凍った滝の景色もステキだと思いますよ。




 木道、土の散策路はボート乗り場に向かってゆるやかに下って行きます。


 ←この場所は歩いていても水の細かいしぶきが当たり、マイナスイオンがいっぱい。ツアーメンバーさんと「マイナスイオン♪」と言いながら歩きました。滝は、やはり水量が多い方が迫力があって迫ってくるものがあります。

 周囲の草も水しぶきを浴びて、幸せそうに生き生きとしています。ん〜、気持ちいい♪

 水に囲まれているのに、全然、湿気とかじめじめした感じがなくて、水しぶきが気持ちいい状態は、何と説明したらいいのか…。
 時間がよかったのか、ガイドさんのコース取りがよかったのか、その相乗効果なのか、あまり他の観光客さんとすれ違ったり、追い抜かされたりせずに…つまり、会わずに…快適に公園内の観光をしています。

 上湖群のこの辺りは、終日、公園内を観光するコースだとお昼から午後くらいに通る場所のようで、ST3からP2を目指す(またはその逆)半日コースをチョイスする観光客は少ないのでしょうか。






 ↑カモもくつろいで泳いでいます。

 →水量が少なくなって、これらの小さい滝が涸れてしまったら、味わいというかプリトヴィツェの魅力のかなりの部分が損なわれるような気がします。






 ←木道がじょじょに下っているのがお判りなりますでしょうか。

 この辺りを通ると、ボート乗り場のP2に到着。ボートを待っている観光客の数はゼロで、私たちだけです。待っている間に、2組ぐらいの個人の観光客さんが来たくらいです。

電動ボート

 数分待っただけで、P3行きの電動ボート到着。あまり待たなくてラッキー。
 右上の写真のボートで公園内最大の湖であるコジャク湖を縦断してP3に行きます。
 P2のボート乗り場に着いたボートには、ほぼ満員の乗客。それに引き換え、ここで乗船するのは私たちのツアーメンバー+数人。ボートの中はガラガラで好きな席を選び放題でした。

 湖の途中でP3から出航して来たボートとすれ違います。あちらの船の乗客は、ほぼ満員でした。



P3の船着場

 P3の船着場が徐々に近づいてくるにつれて、乗船を待つ行列の多さもはっきりしてきました。ぱっと見、私たちが乗っている船の定員の2倍くらい待っているような気が…。少なくとも、確実に全員は乗れないでしょう。

 乗船時間は20分弱くらい。ちょっぴり湖クルーズの気分が味わえました。これで、今回の旅行では、ブレッド湖とコジャク湖の2つの湖のクルーズです☆(何かが違うと突っ込まないように。)
 P3の船着場には、トイレ、カフェ、インフォメーション、お土産物屋さんなど施設が充実している上、9時25分から10時35分まで1時間10分も散策していたこともあり、11時まで休憩することになりました。

 トイレを使った後、私たちはコジャク湖のほとりのベンチに座って、持参した350mlペットボトルのお水を飲んで休憩と水分補給をしながら、まったり湖を見ていました。ここは、そんなに暑くありませんし、くつろぎます〜。こういう湖や、行き交う電動ボートを見ながら、ぼ〜っとするのはいいなぁ。幸せ。
 25分休憩して11時に下湖群の公園見学スタート。

 下湖群の湖や池の色は、上の上湖群の湖や池の色よりは、少し白っぽくなって水色っぽい感じがするような…。気のせい?

 下湖群は、上湖群を散策していたときとは、人口密度が違います。とにかく人が多いです。同じ方向に歩く人はもちろん、すれ違う人の人波にもまれ放題もまれてしまいました。


 いきなり人気観光地に来た気分になったりして。(笑)

 現地ガイドさんが女性のせいか、こういった花を見つけると教えてくれます。花の名前に詳しくないので名前は…。
 下湖群は人が多いので、現地ガイドさんに遅れないように一生懸命歩きます。
 地元の小学生の遠足だか郊外見学だかで、何百人もの小学生とすれ違いました。そしてここでも、小学生から「konnichiwa!」攻撃の嵐。一体、彼らとすれ違い様に何回「こんにちは」を言ったことでしょうか。何だかそれだけでも、もの凄いパワーを消費(浪費?)したような気分。いや、まぁ、楽しかったですし、いい思い出にもなりましたが…生気を吸い取られました。
ミルカ・トルニナ滝

 ミルカ・トルニナ滝はクロアチアの有名なオペラ歌手のミルカ・トルニナさんにちなんで名付けられたそうです。


 上湖群にも下湖群にもたくさんの魚がいます。何枚か魚の写真を撮った中で、←が最も魚影が鮮明なものです。「釣り禁止」ですから、釣りはできません。プリトヴィツェのレストランで出される魚料理の魚はこの湖産のものではなく、養殖か近くから運んで来たものだそうです。日本だと漁業権を何人かの人が持っていて天然物とかで名物になっていそうですけれど、そういうこともないそうです。




大滝

 そして、下湖群のみならず、プリトヴィツェ湖群国立公園の最大の呼び物である大滝の登場です。

 右上の写真の大滝が、クロアチアで最大の滝で約78mの高さから流れ落ちているそうです。滝つぼ近くから滝を見上げる形で見学できます。これまでの観光日程中はず〜っと晴れていたのに、この日このときは薄曇。仕方がないこととはいえ残念!

 大滝を見に行く木道は行きも帰りも、→の人の列で大賑わい。


 大滝見学が終わると、公園の観光も終わりに近づいてきます。

 現地ガイドさんによると、プリトヴィツェ湖群国立公園としては、たくさんの観光客が来ると公園の整備や雇用の創出ができるが、たくさんの観光客が押し寄せると環境問題が発生することを憂慮していて、そのジレンマが、現在の7台のエコバスを増やさずに、このエコバスで捌ける観光客数となっているそうです。また、公園内ホテルとして、私たちが宿泊したイェゼロと他に2軒のホテルの計3軒があり、これ以上は公園内にホテルは造らせないと決めているようです。


 ←の木道を黙々と歩き終わると、入口1へと続く上り坂に差しかかります。

 公園見学のラスト近くの上り坂、しかもメインイベントが終わった後ですから、精神的にも体力的にも疲れが増幅するような気がします。

 現地ガイドさんの、大滝の全体を見渡せる展望スポットがこの先にあるという言葉を信じて、先に進みます。
 ↑の木道が、→の写真中央やや左から左隅に横切る緑の線の木道です。石灰分が塞き止められて大小様々な池、湖、滝を形作っているそうです。

 これまで歩いてきた木道がこんなに下に見えるのにまだ上ります

 山道を上る途中には、こんな小さな可憐な花も見うけられました。プリティ☆


 大滝と湖が見える場所に来ると、ツアーメンバーさんと順番に写真撮影。ポジション取りは大切です。

 木が!木の枝が邪魔です〜!!!大滝と木道と湖が1枚の写真に収められる格好のポジションなのにぃ!

 木の枝を避けて写真を撮影していたら、現地ガイドさんが、この先の少し上にベストポジションがあるので、そこで写真を撮ろうと先を促します。
 そして、ここが現地ガイドさんお勧めの場所。

 アングル的にガイドブックとかパンフレットで、プリトヴィツェ湖群国立公園のイメージ写真として使われている写真は、この近辺で撮影された写真だと思われます。

 逆光なのが、晴天ではないのが、返す返すも残念!

 現地ガイドさんのご挨拶の締めは、「皆さん、今度は冬に来てください。」でした。お茶目なガイドさん。(笑)
 このガイドさんが今回の旅行で1番話が面白いガイドさんでした。
 12時、プリトヴィツェ湖群国立公園の観光が全て終了。と、同時に今回のツアー日程上の最後の観光の終了です。

昼食のレストラン

 入口1を出て、歩いて2〜3分で昼食のレストランです。このレストランの予約が取ってあるので、入口1から出るコース取りは絶対的なものだったのですね。納得。入口近くのレストランだったから、目一杯公園内を見学できてよかったぁ♪

 ここでドライバーさんと合流。
 レストラン内には、メインの厨房の他に、観光客に見せるために、動物…豚か羊かなぁ…を焼いているグリルや、サラダやフルーツを取り分けるちょっとした調理場のようなものが設えてありました。
 調理場はともかく、グリルの近くの席は暑いので、なるべく遠くの席を選んだのは言うまでもありません。

レストラン内の調理場


レストラン内のグリル


アイスティ


クラムチャウダー


マスのグリル


アイスクリーム

 12時10分から13時10分まで昼食。ドリンクリストにアイスティがあるので注文したら出てきたの上の写真の1番左の飲み物。このアイスティ12Kn(約240円)の風味はラズベリージュース。
 クラムチャウダーは少し味が濃い目だけど美味しい。マスのグリルは塩、胡椒のシンプルな味付けながら、焼加減が香ばしくgood。アイスクリームは食べても最後まで何のアイスか分からなかったのですけど、おいしかったです。(笑)

ラトスケ村

 13時20分、バスはザグレブに向けて出発。外気温は24度。快適な温度です。

 ここで、我らが写真ストップ大好き添乗員さんから、「予定にはないですけど、ラトスケ村で写真ストップしましょう。」

 ラトスケ村。私がチェックしたいくつかのツアーでは立ち寄るとパンフレットに明記されていた村の中にいくつもの滝の流れるプチ・プリトヴィツェの村。残念ながら、今回のツアーではパンフレットに記載がないので諦めていたら、添乗員さんが写真ストップしてくださるとのことで、えむちゃんと私は今回のツアーで何度目かの小さなガッツポーズ。
 ラトスケ村での写真ストップは13時50分から13時55分までの5分間。
 川を挟んだ道路脇からラトスケ村を展望。同じ場所で、私たちのツアー以外に何台も写真ストップしている大型観光バスがあります。

 村の中を散策して川の流れる横を歩いたらどんな感じなのかなぁ。こういうところで昼食を食べられたら、気持ちがいいでしょうね。
 写真ストップができたら、欲がわいてきてしまいました。ラトスケ村の概観がつかめたので、短時間の写真ストップでも満足度は高いです。

ラトスケ村


ホテル・インターナショナル

 14時50分から15時まで休憩。この休憩は特に印象なし。

 ザグレブに着く前に、添乗員さんから「今回のツアーはザグレブ市内観光が付いていません。夕食のレストランがザグレブ旧市街なので、ホテルに着いたらチェックイン後、旧市街へ行って解散して、夕食の時間に改めて再集合するというのはいかがでしょうか。」との提案があり、ホテルに着いたら、夕食までの時間を利用して旧市街へ個人的に散策に行こうと計画していた私たちは大喜びで当然賛成。他のツアーメンバーも全員一致の挙手で即決。
 私たちは、大喜びでまたまた小さくガッツポーズをしたのでした。(笑)

ホテルの部屋

 15時40分ホテル着。
 ドライヤーあり、スーツケースも2つ十分広げられ、湯沸しポットまであります。
 3つ☆ホテルでも十分ですけど、やはり4つ☆ホテルは快適♪

 中央駅まで徒歩10分の距離のシティホテルですから、バルコニーはありません。

ホテルの部屋

 16時45分にホテルを出発して聖母被昇天大聖堂へ向います。希望者はドライバーさんの知り合いのお土産物屋さんに案内してくれるそうです。えむちゃんと私は、予め練っていたザグレブ市内観光をする気満々だったりします。

 他のツアーのザグレブ市内観光を参考にして、聖母被昇天大聖堂、石の門、聖マルコ寺院を巡る心積もりでいます。
 聖母被昇天大聖堂の前に着いて解散になったのが17時。同じ場所に18時30分に集合です。

 大聖堂の開館時間は17時まで。大聖堂の入口目指して走って行くと、幸いにもミサを行っていてOPENしていました。

聖母被昇天大聖堂

 ミサ中なので、熱心にお祈りされる信者の皆さん、お説教をなさる神父さまのお邪魔にならないように、ゆっくりと音をたてないように注意しながら内部の見学をさせていただきました。

 大聖堂は13世紀から18世紀にかけて建てられたザグレブのシンボルだそうです。

聖母被昇天大聖堂内部
 現在の外観は1880年の地震後にネオゴシック様式で再建されたものだそうです。
 鐘楼が工事中なのはよくあるパターンなので、気にしないでおきましょう。

聖母被昇天大聖堂内部

 大聖堂内には、いくつもの礼拝室があります。何となく祭壇は同じような感じがしたりします。

聖母被昇天大聖堂内部


聖母被昇天大聖堂内部


聖母被昇天大聖堂
主祭壇と勇者の墓石


聖母被昇天大聖堂 主祭壇


聖母被昇天大聖堂 入口

 勇者の墓石は、16世紀にオスマン朝の軍隊が攻め込んできたときに闘ったクロアチアの勇者の墓石だそうです。

聖母被昇天大聖堂

 焦って大聖堂の内部に走りこんだので、内部見学を終えてからゆっくりと大聖堂の近辺を回ります。ザグレブ市の紋章などが花で作られていました。ザグレブ市の紋章は色鮮やかで綺麗。右下の写真のパープル、イエローとレモン色で作られた紋章は何の紋章でしょうか。

 ←花が飾られた外灯とザグレブ市の紋章と大聖堂。色鮮やかでビューティフル☆

ザグレブ市の紋章




 大聖堂から石の門を経由して聖マルコ教会に行くつもりで、地図を片手に歩いていると、青果市場に出ました。

 青果市場は1926年から現在の場所で開かれている“ザグレブの胃袋”だそうです。大体、8時から14時くらいに開店しているので、17時30分を過ぎているこの時間は、開いている店も人影もなく閑散としています。市が起っているときの賑わいはこの様子からは全く想像もできません。

青果市場


石の門内の礼拝堂

 
聖母マリアの像
 石の門は中世の城門の1つで、1731年の大火で焼け落ちたが、聖母マリアの像だけは無事だったといわれています。
 石の門の礼拝堂には、今もロウソクを捧げたり、祈りを捧げたりする方々が絶えません。
 聖マルコ教会はタイル張りの美しい屋根が特徴的な教会。向かって左がクロアチア・ダルマチア地方・スラヴォニア地方を表す紋章、右側はザグレブの紋章だそうです。

 聖マルコ教会に辿り着くと、聖マルコ教会をバックに記念撮影する先客の姿があり、それは同じツアーメンバーの新婚さんカップルでした。

 新婚さんの花嫁さんは、「買い物よりも観光ですよね☆」と高らかに宣言。おぉ!私たちと同じ主義主張の方がツアーメンバーさんの中にいらしたのですね。ドブロブニクの城壁のときにもしかしたらそうかもしれないと思っていました。(笑)

聖マルコ教会

 次の目的地も彼らと同じケーブルカー乗り場なので、そこまで彼らと連れ立って歩いて、ケーブルカー乗り場に着いてからは、目指す被写体が違うので、何となく別方向に別れました。

 ケーブルカーはイェラチッチ広場の西側から旧市街へ、高低差200mを片道約30秒で結んでいます。

ロトルシュチャク塔

 私たちはロトルシュチャク塔に上ってザブレグ市街を見渡します。ロトルシュチャク塔の入場料は10Kn(約200円)。この塔は上り易かったです。
 そして、ロトルシュチャク塔は13世紀に建てられた見張り塔だけあって、少しだけ上っただけなのに、見晴らしがとても良いのにびっくり。

聖母被昇天大聖堂

 旧市街の大聖堂、聖マルコ教会はもとより、新市街の建物も見渡せます。

 まずは、旧市街側から写真に収めます。

 大聖堂が存在を主張しています。やはり100mを超える尖塔2つはどこから見ても大聖堂だと判ります。ここからだと、やや見下ろす感じかな。
 聖マルコ教会の背景に緑の山が見えたり、視点が少し上がっただけなのに違う風景に出会えて楽しくなります。
 ザグレブ旧市街もオレンジ色の屋根が続く、美しい街です。

聖マルコ教会


クロアチア国立劇場




 新市街までは到底行けないので眺望でよしとしましょう。

 クロアチア国立歌劇場は19世紀末に建てられた黄色の外観が目にも鮮やかな建物です。

 これで、塔からの眺めは1周しました。
 1周して狙ったのは、上からのケーブルカーと下からのケーブルカーが行き交うシーンの撮影。18時30分に大聖堂前の集合のタイムリミットぎりぎりまで、ケーブルカーが動き出すの待ちます。じりじりして待つこと10分少し。ようやくケーブルカーが動きました。やったね!連写です。

 ケーブルカーを撮り終わったら、大急ぎで塔を降りて集合場所に急ぎます。

 地図を見て、こちらからショートカットができるかな〜っと行くと、教会脇の展望ポイントに出てしまいました。

ケーブルカー


聖母被昇天大聖堂

 ←が、その展望ポイントから見えた大聖堂。ここだと視線が水平な気がします。

 これ1枚だけ撮って、地図を見て、この展望台から下へ降りるとイェラチッチ広場に出て、大聖堂へは遠回りになりそうなので、結局、安全策を取って来た道を引き返すことにしました。

 再び聖マルコ教会の前を通りすぎ、石の門に差しかかると、偶然にもお祈りを捧げる方が一人もいない瞬間に出会いました。
 おぉ〜!とびっくりしつつ、1枚だけ写真を撮って集合場所へ向います。早足で息を切らしつつ、がんばって歩きます(走ります?)。

 18時30分に何とか間に合ってホッ。お買い物でまだの方もいらっしゃって、更にホッ。ツアーメンバーの大部分の方が戦利品の大きな袋を提げていらっしゃいます。何も持っていないのは、新婚さんカップルと私たちくらいかな。

 全員揃って、添乗員さんとドライバーさんに率いられて、夕食のレストランに向います。

石の門内の礼拝堂


トカルチツェヴァ通り

 大聖堂から北上して公園内を横切ってトカルチツェヴァ通りに出てから、少し歩いて夕食のレストランに到着

 このレストランの2階に通されます。私たちのツアーの貸切の間。クーラーがあるのに効いていなくて、「もっと涼しくして」と多くのツアーメンバーさんから声が上がりました。

夕食のレストラン

 夕食は18時40分から20時10分までの1時間30分。結構、間延びするくらいゆっくりなサービスでした。
 お飲み物は、ここにもアイスティがあったのでアイスティ12Kn(約240円)をオーダー。
 どんなアイスティが出てくるか期待に満ち溢れて待っていたら、昼のアイスティと同じ物が出てきました。クロアチアでは、このラズベリージュースのような飲み物がアイスティのようです。昼のアイスティとの唯一最大の違いは、ラベルに英語で“Ice Tea”と印字されていること。昼のレストランで出たアイスティのラベルはクロアチア語(多分)なので判らなかったけれど、これならラベル上はアイスティと認識できます。(笑)

 マッシュルームスープはおいしく、ザグレブ風カツレツの付け合わせのポテトは少し塩味が効き過ぎかな。ザグレブ風カツレツは、ウィンナシュニッツェルやミラノ風カツレツと異なり、薄切り肉(ハム?)がチーズで巻かれて揚げてあって、これまで味わったことのないテイスト。

アイスティ


マッシュルームスープ


サラダ


ザグレブ風カツレツ


季節のフルーツ
(8人分)

季節のフルーツ

 季節のフルーツ(洋梨、メロン、オレンジ)は…最初、ナイフが置いてあったので、自分でフルーツを剥くのかと思ってドキドキしてしまいました。切り分けられて出てきたのでホッ。でも、欲を言えば、今回の旅行のクロアチアでの最後の食事だったので、アイスとかケーキの方がよかったなぁ。

  夕食後、来た道を大聖堂まで戻ってバスに乗車。ホテルに着いたのは20時30分。

 明日は帰国日なので、明日の朝、使う物だけ残して、とにかくしっかりパッキング。スーツケースの整理をしてお風呂を使ってから、部屋に湯沸しとカップが用意されているので、今回のクロアチア旅行最後の夜をカプチーノを飲みつつくつろぎます。

 ザグレブのフリータイムでは、通常のザグレブ市内観光で見学する場所を全て回れたので満足♪

部屋の湯沸しとカップ

 まったりしてから、24時に就寝。本日の総歩数は、20,202歩。プリトヴィツェ湖群国立公園での2時間以上の見学と、ザグレブ市内をフリーで歩き回ったので2万歩を超えたようです。

 おやすみなさい。