トルコ

2007年4月
チャナッカレ → ブルサ → イスタンブール


 5時50分起床。4日連続の5時代起床。トルコ旅行は移動時間が長いので、ホテルの出発が早く到着が遅いとは聞いていてそれなりに覚悟はしていたつもりだったけれど、実際に体験してみると想像以上に結構ハード。

コリン・ホテルの
トロイの木馬

 ホテルの敷地を出てすぐもう海なので、出発前にお散歩タイム。

 海側に出ようとしたら、ホールに←のミニトロイの木馬がありました。プリティ。(笑)

 海を見ながら、深呼吸。「これがエーゲ海♪」今日も移動距離が長いけど、海を見て気分転換できたので、がんばれそう。

 気分を新たに8時ホテル出発。
 ホテルを出てブルサを目指す行程のはずだったけれど、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」で使用された木馬がチャナッカレ港にあるのを見に行こうということになり、ちょっと寄り道。→が映画で使われたトロイの木馬。
 チャナッカレ港の木馬は映画の宣伝で新宿に来たこともあるということなので、ご覧になったことがある方もいるかもしれませんね。

 昨日見た、トロイにある“トロイの木馬”よりも→の映画で使われたトロイの木馬の方が本物っぽい。(笑) いえ、実物の本物がどういうものかは知らないのですけど。何だか→の方がそれっぽく見えません?

 途中の休憩のところで、ニハットさんが地元のクッキーとチップス、チェリージュースをツアーメンバーに差し入れしてくれたので、地元の味を試せた。クッキーの方がチップスよりも食べやすかったかな。

チャナッカレ港のトロイの木馬

 同じ休憩地で私たちはイスタンブール3連泊用のお水を購入。ツアーは毎日500mlペットボトル1本付きなので、観光中の飲み水には不自由しないけど、3連泊でゆっくりできるなら、部屋でコーヒーくらい飲もうかと思って。

イシェル・ジャミィ

 12時20分にブルサのイシェル・ジャミィの見学開始。当初の予定では昼食後に観光を始めるはずだったのだけど、あいにくとこの日の昼の礼拝が1週間のうちで最も長い時間をかける礼拝だそうで、それを避けるために昼食前にイシェル・ジャミィの見学をしてしまうことになったのだ。

 内部のブルーやグリーンのタイルが印象的なジャミィで思っていたよりもこじんまりとしている建物だった。

 ジャミィ見学なので、スカーフの出番。内部に入るときは靴を脱いで汚れてもいい靴下を靴下の上に履きました。特に気にしなければ、そのままで何の問題もないけど、用意して行ったので履いただけです。
 オスマン・トルコ時代のジャミィで、出入り口の彫刻も素敵。

 ↑礼拝のために人が集まってきています。

 →はグリーンのタイルのエリア。ここだけエアポケットのように人が居なかったのはなぜ?

 30分程見学して、イシェル・ジャミィとは目と鼻の先の徒歩1分のレストランで昼食。昼食のレストランが近いのはいいことだ。昼食になったのが12時55分。朝が早かったのもあってお腹空いてます。(笑)

イシェル・ジャミィ内部


花嫁のスープ


サラダ


チェリージュース


イシュケンダルケバブ


クリームキャラメル

 花嫁のスープとイシュケンダルケバブはブルサの名物。チェリージュースは休憩時に振舞われたのを飲んでレストランでトライしたもの。イシュケンダルケバブはすっぱいヨーグルトが添えてあって食欲をそそり完食。クリームキャラメルは久々に普通のプリンで美味しかった。

イシェル・テュルベ

 昼食後、出発までの10分間を利用してイシェル・ジャミィの隣りにあるイシェル・テュルベまで写真を撮りに往復。昨年まで今回のコースにはイシェル・テュルベ見学が含まれていたのにどうして今年ははずされているのかと思っていたら、どうやら修復中だかららしい。(あくまで推測)

 修復のための足場が組まれていたため、グリーンが美しいとガイドブックにあった外壁のほとんどは網に囲まれていて、ほんの一部しか見られなかった。見られただけでも幸いと言うべきか。

 バスに乗って午後の観光のウル・ジャミィに向う途中はブルサの街中を通るので、礼拝帰りの方々やお買い物を楽しむ地元の皆さんで大賑わいをしていた。久方ぶりに都会の中を通るような気がする。

 ウル・ジャミィに着いたのが14時20分。着いたときにはさすがに礼拝が終わっていたので、そのまますんなりと内部見学を始めることができた。

ウル・ジャミィ

ウル・ジャミィ内部


ウル・ジャミィ内部

 ウル・ジャミィは“偉大なモスク”、“大きいモスク”という意味だそうで、1399年創建。
 内部にあるアラビア文字は全てときのオスマン・トルコ帝国の皇帝が7年の歳月を費やして書いたものだそうだ。アラビア文字なので、全然判らないのだけどよほどの能書家だったのかなぁ。

 14時40分にウル・ジャミィを出て徒歩でシルクバザールを目指す。後でガイドブックで確認したところ、徒歩で歩いた距離と方向からしてシルクバザールとは某ガイドブックでは、コザ・ハンと記述されているものらしい。

シルクバザール

 左の写真のようなシルク製品のお店がぐるっと右の写真の広場を取り巻いているシルクバザールで40分間の予定外のショッピングタイム。

 絹製品ではなくてナザール・ボンジュを自分用とお土産用に合計3つ購入。

 スカーフはパッと見ていいなっと思ったのは125YTL(約11,250円)。衝動買いでこの金額は手が出ませ〜ん。

シルクバザール

 もう1枚、手が出る範囲のものでデザインが気に入ったけど色が好みでないので、色違いがあるか尋ねたら、色違いはなかったのでパス。この会話、お互いに判る英単語だけで会話を成立させていた。

 バスの中で、ニハットさんがシルクバザールでスカーフを買ったと大発表があった。「ひゅ〜ひゅ〜。」「お母さんにプレゼントです。」「見せて〜!」(大合唱)
 色柄ともに、ニハットさんの彼女向きというよりはお母さんの年代向き。お母さん用、ツアーメンバー全員納得。
 15時30分、最終目的地イスタンブールに向けて出発。

 17時に一旦休憩した後、17時30分のカーフェリーに乗船してTopcular港からEskihisar港まで30分の船旅。そこからイスタンブールに入ってから第1ボスポラス大橋を渡るのに大渋滞に巻き込まれて2時間もかかってクムカプ地区にある夕食のレストランにようやく20時に到着。

 日没のイスタンブール。19時20分くらい。


ライトアップされたイェニ・ジャミィ

 夕食は6日ぶりにレストランですぅ☆シーフードレストランなので前菜、スープ、メインと魚介づくし。ふっふっふ。ひたすらビュッフェでないのが嬉しい。

魚のフライの煮物


スープ


イカリング


貝のフライ


チャイ


デザート


楽団の皆さん

 そして、この夕食のレストランでは楽団が席の近くまで来て音楽のサービス。

 その音楽に合わせて踊るニハットさん。今回利用した旅行会社には踊る添乗員さんがいるらしいが、踊る現地ガイドさんもいたようだ。(笑)

 この夕食、盛り上がりました!

踊る現地ガイド、ニハットさん


伸び〜る、伸び〜る

 夕食後、レストラン界隈を20分くらい散策する時間があったので、バスを降りてからレストランまでの間にあった伸びるアイス屋さんに直行。伸びる伸びるの実演をしてくれて、←のおじさん後方の絵のポーズ↓もとってくれた。
 1人分2US$。YTLでもUSDでもEURでもOKなのでUSDで払った。

ハイポーズ

 味は、ちょっと固めのアイスかな。それまでのトルコのスィーツが激烈に甘かったので覚悟して食べたけど、覚悟したほど甘くなくて、ごく普通のちょっと固め&甘めのアイスって感じかな。
 トルコへ行ったら、お約束ってことでしょう。(笑)
 ホテルへ向う途中の道でニハットさんが何やら大きな声を出している。何があったの?トラブル?

 そうしたら、添乗員さんが「ニハットさんから女性の皆さんへ花のプレゼントです。」とバラを1輪づつ配っていく。先程のニハットさんの大きな声は、このバラを路上の花売りさんから買う声だったのだ。
 ニハットさんによるとトルコでは、男性が女性に1週間に1度、お花をプレゼントする習慣があるのだそうだ。特に恋人とかガールフレンドとかではなく、会社の同僚にもプレゼントするのが日常的だそうで、ツアーの中の女性陣にプレゼントしてくれたのだ。トルコの男性はいろいろ気配りすることがあって大変だぁ。

エレシン・トプカプの部屋

 ホテルに着いたのが21時45分。さすがに1日が長かったぁ。

 これから3連泊するお部屋。

 ニハットさんからプレゼントされたバラの花の記念写真。ニハットさん、ありがとうございました。

ニハットさんからのプレゼント


 さあ!イスタンブール!!おやすみなさ〜い。