新・同棲時代 〜第1話 空に星のある限り〜

1998.04.03(金) TBS 21:00〜22:54

 レコード会社の営業マン宇藤(萩原聖人)と宇藤の高校時代の恋人石井(篠原涼子)(既婚・1児の母という設定)が偶然再会し別れるまでの物語。

 寛之の役は宇藤の上司の継木(石橋蓮司)に会社を辞める決心をさせる音楽プロデューサー。

 登場シーンは物語の最初のシーン。レコーディングスタジオで歌うコギャル出身のアイドル歌手のプロデュースをする岩崎(佐藤寛之)。
 曲に合わせてリズムを取る指を見てもしやと思う。(茶系の)グラサン姿で登場。すぐ取ってくれたのでほっとする間もなく、煙草に火をつける。髪が伸びたようで前髪が分かれて額がのぞくのがキュート。(*^^*)

 (歌手に向かって)「いいねぇ、その調子」など、ここまでにも多少セリフがあったがそれはレコーディング風景のためか無難にこなした。
 
 いよいよ宇藤・継木との絡み(会話)のシーン。コーヒーを注いだりしながらのセリフだが、久々のドラマ出演のためかセリフ回しが上手いとは残念ながら言えない。緊張も見え隠れする。しかし、役に真剣に取り組んで演技しようという意欲が感じられた。そう意欲が大事だ。
 会話が終って、レコーディングに戻り、歌手やスタッフにキューをふるのはセリフも仕草ものびのびとしている。会話シーンが終った安心感からか、レコーディングは普段の仕事のため慣れているせいか。ここではいかにも音楽関係の仕事をしている人間がサマになっていた。

 2番目のシーンは営業部の部屋で、継木が岩崎プロデュースの新人歌手の第2弾シングルをブルースにと提案した事への抗議のシーン。いやはや強気に捲くし立てる。(^^;) 「俺はおりてもいいんだよ」とまで言う。捲くし立てるのだが、画面の中心は「どうしたの?」と同僚に聞く宇藤や困り切った継木が中心で岩崎は斜め後方からか映って横顔程度。抗議する声だけ聞こえて画面は宇藤というときも数秒あった。(^^;)
 これが原因で継木が退職を決意するのだが……。

 以上で岩崎(寛之)の登場シーンは終了。時間にして2分弱。これだけ真剣に食い入るようにドラマを見たのはどのくらいぶりだろう。物語展開上のターニングポイントを作るインパクトの強い役だったと思う。

 現在、”業界で1、2を争うヒットメーカー”岩崎(佐藤寛之)実に高飛車な男だ。親子ほど年齢の離れた継木に向かって「あんたで大丈夫?」と面と向かって言ってしまう。更に(新人のアイドル歌手のCDを売るのに)「俺の名前を前面に出せば良い。」と言い切る、いばりんぼ岩崎。そこまで言っていいのか岩崎。そこまで言い切る自信と個性がこのドラマでの岩崎に必要なのは設定上、物語の進行上分かる。それを寛之が演るとなると少々不思議で戸惑ってしまったのはいたしかたなしか。(^^;)

 今までドラマ出演のときはどちらかというと素直な・儚げなタイプの役だったので、非常に新鮮な印象を受けた。こちらが勝手に抱いているイメージを破る役に果敢に挑戦してくれたことが嬉しい。音楽活動が中心なのはわかるがこれからも、積極的にドラマ出演して活動の幅を広げて行って欲しいと切に願っている。

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