『花も嵐も』観劇記

1999.04.29 (土) 帝国劇場 12:00〜15:00


 2回目にして最後の「花も嵐も」観劇。今回は母・叔母・母の友人のおばさん’Sと同行。おばさん’Sは見事に劇場の他の観客の中に溶け込んでいた。(^^;)

 前回はB席=2階席から舞台の位置関係と登場の場所・タイミングなどを把握し、今回は役者の細かな表情を鑑賞。と言っても細かな表情を常時フォローしつづけたのは北川公平くん=赤坂くんだけなのだが……。主演の森光子さんの表情はほとんどフォローしてないような気がする。イヤ、目の端をかすめてはいるので常に見てることは見てるのだけど。(^^;)

 前に観たときにも増して今回はテンポと切れがよくなっていたように思う。特に熊谷真美さんと田根さんはノリにノッてちぎれた役を熱演されていた。それがちっとも嫌味でも何でもなくコミカルなこの舞台を更に盛り上げ、華を添えていたのではないか。
 何がいけないって中途半端が最もいけない。こういう舞台で中途半端に演られたら観ている観客の方が照れてしまう。ところが、この舞台では出演者の皆さんとも中途半端なしにイクとこまで行って徹底的にハイになってテンション上げて演じてらっしゃるので、観ていてその役柄を納得できるし感情移入することすら可能になっていた。東山さんのあのカッコつけすら自然なものとして受け取れてしまうから不思議だ。(笑)東山さんのあの役を東山さん以外に演じられる人がいるのだろうか……う〜ん、錦織さんなら東山さんとはまた違った味付けでカッコつけの圭介を作り上げてくれる気がする。(爆)ただ〜し、植草さんだとイマイチ納得できないかもしれない。(暴言)
 この舞台で公平くんはかなり一般的な常識人(が結婚詐欺師になるかな?)なのでその点では薄味な存在かもしれない。それでも舞台上では常に”北川公平”であり続けたことに大きな意義のある舞台だった。

 詐欺罪で服役した刑務所を出所後、サトと圭介は「歩足駅」で再会し、お互いを相棒と呼びあってふたりで「歩足(ふたり)駅」旅立って行った。駅長が駅名「ふたり〜」を告げると観客から「お〜!」の歓声があがったのだった。

 大上段に振りかぶった感想はこのへんにして、ちょこちょこと気づいた私のツボを。(笑)

 開演前に前後をスタッフらしい人に囲まれた芸能人らしいサングラスの男性が席についたのだが、私はそれが誰だか判らなかった。「Jrにしてはトウが立ち過ぎてるし……。」と罰当たりなことを思いながら見ていたのだが、舞台中、森さんがアドリブで「♪ギンギラギンにさりげなく〜♪」と歌ったので「年代が違〜う!え、もしかしてさっきのがマッチさん?!」ではないかと思ったのだが、はたしてあれはマッチさんだったのだろうか。(?_?)
 大晦日に井上順さん扮する詐欺師のイトコに当たる人の家の2階に集まるところで赤坂くんが着ているあの黄色(金色?)と赤の派手なジャンパーのロゴを何の気なしにチェックしたところ、”1991 LOS A NGELES”の文字が。(^^;) この舞台の舞台設定は東京オリンピックから大阪万博までの期間のはず。っつうことはなんですか、公平くんは20年も未来のロゴの入った服をどこからか探し出して着ていたわけですな。(笑)いや〜さぞかし大変だったことでしょう。(爆)
 東京五輪音頭を覚えることはできなかったが、手拍子をして参加させていただいた。まわりのおばさま方があっけに取られて舞台上の東京五輪音頭を見入ってたのに1人で喜んで手拍子してたのは私。(^^)v

 2ヵ月間の舞台、おつかれさま。m(_ _)m きっと一回りも二回りも成長しただろう赤坂くんの次なるステップを楽しみにしている。もしまた舞台を演るとしたら、歴史劇(洋物)、和物と続いたあとなので、次にはミュージカルを希望している。あくまで希望ってことで。(笑)