2017年度 企画展

本橋成一写真展「ふたりの画家」

2017年4月22日(土)~7月17日(月/祝)

1980年代なかばに丸木美術館へ通い、二人の画家の共同制作の現場や暮らしの風景を撮り続けた本橋成一の写真展。

ジミー・ツトム・ミリキタニ展

2017年7月22日(土)~9月2日(土)

映画『ミリキタニの猫』で知られる在米日本人の路上画家の展示。9.11を経験したミリキタニは、かつての日系人収容所時代を思い出し、原爆の絵を描く。

丸木スマ展 おばあちゃん画家の夢

2017年9月9日(土)~11月18日(土)

一宮市三岸節子記念美術館との共催企画。70歳を過ぎて絵を描きはじめた丸木スマの天真爛漫な自然讃歌の絵画展。新たに発見された絵画も紹介。

今日の反核反戦展2017

2017年11月23日(土)~2018年1月13日(土)

実行委員形式で開催される自由参加の「反核反戦展」。今日の問題意識が多数の表現者によって浮かび上がる。

石川真生展「大琉球写真絵巻」

2018年2月3日(土)~3月4日(日)

沖縄の抵抗の歴史を再現し、絵巻として撮り続ける写真家・石川真生の写真展。

横湯久美展

2018年3月10日(土)~4月21日(土)

祖母の生と死を静謐な写真と言葉で表現する現代美術展。




これまでの企画展

1999~昨年までの企画展の案内はこちらのページをご覧ください。


2017.9.9-11.18 丸木スマ展-おばあちゃん画家の夢-
   協力:一宮市三岸節子記念美術館


  丸木スマは、1875年に広島県伴村(現・広島市安佐南区)に生まれました。結婚後は飯室村(現・広島市安佐北区)で船宿業と農業に従事しながら、画家となった位里をはじめ4人の子どもを育て、働き詰めの毎日を送りました。その後、「年をとってなにもすることがなくなった」とこぼしていると位里・俊夫妻に絵を描くことを勧められ、1948年頃から絵筆をとるようになります。1951年には俊が出品していた女流画家協会展で初入選を果たしますが、その際、創立会員の三岸節子がスマの作品を高く評価したと言われています。

 美術教育を受けることもなく「おばあちゃん画家」と呼ばれたスマの絵は、遠近法や透視図法などとは無縁で、身近な動物や魚、四季の花々等を題材に配色や構図に独自の工夫がなされています。晩年になって花開いた、色鮮やかで自由奔放な世界をお楽しみください。

 本展は、今夏に一宮市三岸節子記念美術館で開催された展覧会の巡回ですが、吉川英治旧蔵の《カニの図》など一部展示作品が異なります。広島の丸木家で今春発見された《ピカドン》をはじめ、貴重な作品が数多く展示される機会となりますので、ぜひご覧下さい。


田楽 1956年 丸木直也氏蔵

ふるさと 1951年 広島県立美術館蔵
 
ピカドン 制作年不詳 丸木直也氏蔵

しゃも 制作年不詳 小田芳正氏蔵

カニの図 1955年頃 吉川英治記念館蔵


会期中の関連企画

●特別トーク 「丸木スマの絵画を語る」
 10月21日(土)午後2時 参加費500円(入館料別途)
 ゲスト 小沢節子(近現代史研究者)
 聞き手 岡村幸宣(原爆の図丸木美術館学芸員)


↓チラシはこちらからご覧ください