特別企画「父と暮せば」ドラマ・リーディング



 「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」
愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。
そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、実は、もはやこの世の人ではない――
「わしの分まで生きてちょんだいよォー」父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。



作:井上ひさし 演出:蒔村三枝子
出演:〈桂月企画〉内山森彦・岡崎弥保・蒔村三枝子・太宰百合(ピアノ)
2015年4月18日(土)開演:午後2時(開場1時30分)
料金=全席自由2,500円(入館料込・予約制)、丸木美術館友の会会員は800円割引
予約・お問い合わせは丸木美術館(0493-22-3266)



丸木美術館で初めての『父と暮せば』を上演いたします!!!
――「心を揺さぶる力」が演劇にはあるのです。登場人物に感情移入し、心が揺さぶられ、何かが芽生えれば、雄々しく前を向くことができるのではないでしょうか。この作品の登場人物、美津江が再生していく姿が、皆さんの心を揺さぶることができると信じています。
演出 蒔村三枝子(2014.8.6プログラムより)――

ぜひ、4月18日、丸木美術館に足をお運びくださいませ。 丸木夫妻の魂が宿る絵にかこまれた中で、心を込めて『父と暮せば』をお届けいたします。 



内山森彦(父・福吉竹造)
俳優。長野県諏訪市出身。法政大学卒業。 NHK俳優養成所卒業と同時に劇団三十人会を創立。 劇団解散後はフリーの俳優として活動。 主な出演作品、【テレビ】「徳川慶喜」「母の告白」 「緋の十字架」「教えて!ドクター」【映画】「南極 物語」「白夜行」【舞台】「桜の園」「哄笑」「どん底」 「鶴八鶴次郎」「聖なるかな」等 ニューヨーク・ロンドン・パリ・モスクワ等、海外での公演も数多い。


岡崎弥保(娘・福吉美津江)
公式ブログ「言の葉つむぎ」http://ameblo.jp/ohimikazako/
俳優・語り手。 東京女子大学大学院修了。編集者を経て、言葉 の力を自ら体現すべく演劇の世界へと転身。福島 での朗読ボランティアをきっかけにヒロシマの作品に 取り組む。 『源氏物語』『にほんむかしばなし』等、朗読・ナレー ション収録多数。今春、丸木俊氏の絵本『ひろしま のピカ』の朗読CD発売予定。


蒔村三枝子(演出・語り)
俳優・演出家。 青山杉作記念俳優養成所卒業。演劇倶楽部『座』所属。ラ・ぺジブル主催、 一人芝居「広島にチンチン電車の鐘が鳴る」を、2000年 から2010 年まで11年間連続上演し、爆心地から 360mの本川小学校での公演の様子は、RCC中国放送 でドキュメンタリー「ある被爆二世の伝える夏」として 放送され、筑紫哲也NEWS23でも取り上げられた。 広島市出身の被爆二世。


太宰百合(作曲・ピアノ演奏)
桐朋学園ピアノ科、東京都立大学哲学科卒業。 ジャズからクラシックまでボーダーレスなジャンルを 土俵に、色彩感溢れる独自の演奏スタイル、宇宙感 で活躍するピアニスト。 作編曲においても色濃くその世界観を表現。芝居や 朗読の音楽・演奏も多数手がけている。自己のCD3枚、 EP1枚をリリースしている。