原爆の図丸木美術館 HOME
利用案内 原爆の図 企画展 共同制作 丸木スマ イベント 美術館クラブ パネル貸出 アートスペース
Shop 友の会 FOR PEACE 略歴 美術館の四季 おもなあゆみ 美術館ニュース Links  美術館データ

坂口寛敏企画 
シュシュポス・ナウ

〜罪と罰のでんぐり返し〜


2008年 112日− 2009年 110

出品作家   イベント

「シシュポス ナウ―罪と罰のでんぐり返し―」展
坂口寛敏(東京芸術大学油画教授)
 「コリントの王シシュポス(Sisyphus)は、ゼウスに背き死神をだましたため死後地獄に落とされ、大理石の大石を山頂に押し上げる罰を課せられたが、大石は山頂近くで必ず転げ落ち、その苦行は果てしがなかった。」(ギリシャ神話)

 頂上まで大石を持ち上げてしまえば終わると思われた労役は、山の斜面を大石とともに上がったり下がったりし続けるシシュポスの内に、時間軸を通じた社会と言う山形とその営みの様相を相対化し、視覚化する喜びを持たらしたのではなかったのか。
罪と罰のでんぐり返しの様相である。 
 「シシュポス ナウ―罪と罰のでんぐり返し」展はシシュポスの労役が新たな世代に受け継がれ、あいは意味を変換され、次々に連鎖して永続する創作活動の現在として丸木美術館に展開される。これらの新たな世代の作品群がここに労役として接続されることで、丸木位里、俊が「原爆の図」等で現した作品群と連動した場を作る展覧会としたい。
 東京芸術大学出身の7人の現代美作家による展覧会である。

会期中の関連イベント
美術館入場券で鑑賞できます。
11/8 (土)
13時〜アーティストトーク
   その後オープニングパーティ

11/26(水)
15蒔〜トーク【戦争と美術】
      カーシム・サブティー(イラク人画家・画廊主宰)
      坂口寛敏(東京芸術大学油画教授)


11/29(土)
13時〜パフォーマンス
 【母乳vs受身〜遺伝子異常でも繋がりたいの★】
      佐々木裕司×増山麗奈・白井愛子(桃色ゲリラ)
15蒔〜トーク【政治とアート】
18時〜革命鍋&キャンプ(+1000円/食費込み)
    注)キャンプ道具をご持参ください。野外宿泊です。

シシュポス・ナウ展「パフォーマンス打ち合わせ風景」

出 品 作 家
伊東 孝志 Takashi ITOU

刻跡 - 水たまり・息
丸木美術館 ― これほど知名度の高い美術館を私は他に知らない。
そしてまた、これほど強い方向性、特徴を持つ美術館も私は他に知らない。
今回、この場に、自分がどう反応し制作するのか、楽しみにしている。


1958年 群馬県富岡市生まれ
1984年 東京芸術大学大学院油画終了
現在 埼玉県小川町在住

最近の発表歴
個展
2006年 伊東孝志展 ART214 埼玉県小川町
2008年 伊東孝志展 - 刻跡 - 秋山画廊 東京

グループ展
2006年 「サバイバルアート」 旧麻屋デパート跡 前橋
「とまどう」展 ART214 埼玉県小川町
2007年 「DANKEあーとプロジェクト2007」 赤城高原牧場
クロ−ネンベルク・ドイツ村 前橋
「ブルーノ・タウトとひかり」展
小林山だるま寺境内 洗心亭 高崎

潮田 友子 Tomoko USHIODA
太陽系の涯をめざして飛び続けている宇宙船。三叉路の標識には、矢印だけが示されている。
後方に人の住まう地域、前方にコンクリートの建築群、左手に夕日がてらす水面、長い夏の夕暮れ、私達は、この同じ道を辿っていく。


1947年  宇都宮市生まれ
1972年  東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1983年  ミュンヘン美術アカデミー卒業
1994年 「ファーレ立川アートプロジェクト」 東京
2000/03/06年 「越後妻有アートトリエンナーレ」 新潟
2004年 「ディスタンス展」 栃木県立美術館
2008年 まつしろ現代美術フェスティバル  長野

小川 佳夫 Yoshio OGAWA

2008年表参道画廊での個展風景
わたしのなかの「記憶の底の光景」、を画布に写したいと考えています。
それは眼に見える世界だけはなく、五感に訴えてきた全ての「イメージ」(例えば、匂い、温度、湿度、音、肌触り、……等)を指します。



略歴
1962年、静岡県藤枝市生まれ
1990年、東京藝術大学美術学部大学院絵画科油画専攻修士課程修了
1995年〜2007年までアーティストビザを取得し渡仏パリ在住

グループ展
1994年、第1回VOCA展、上野の森美術館(東京)
2004年、ギャルリ・パスカル・バンネック、(カシャン、フランス)
2007年、パリへー洋画家100年の夢展、東京藝術大学美術館(東京)

個展
2005年、ギャルリ・アンドレマセ(パリ)
2007年、サンピエール・ド・モンルージュ(パリ)
2008年、ギャルリ・ピエリック・トゥシュフー(ソー、フランス)
      ギャラリーf分の1、表参道画廊(東京)

佐々木 裕二  Yuji SASAKI
@YouTube

受身絵画 "Ukemi Painting" 横断歩道
凄いことになって来た。
部屋に入ると奥の壁面に「南京大虐殺の図」その反対は「水俣・原発・三里塚」両側に「水俣の図」と「アウシュビッツの図」
その真ん中床面に受身絵画のパフォーマンスを投影する。
乞うご期待!


略歴
1960年 福岡県出身
1990年 東京藝術大学美術学部油画専攻卒業
現在 お茶の水美術専門学校専任講師

1989.5 「天皇展」東京芸術大学学生会館
1994.6 「縁日風景'94パリ」参加 パリ、バスティーユ広場
1994.10〜12 「辻説法似顔絵千人斬」MANIFEST'94参加 表参道
1995.11 パフォーマンス「多喜二の夢―CRUCIFIXION」MORPHE'95参加 CLUB BLUE
2006.12 「私もまた7月28日に生まれた……がしかし!」ギャラリーエス 青山

増山 麗奈 Rena MASUYAMA
http://renaart.com
貧困も放射能もいや〜ん!
アジアは聖なる母乳の源泉!
戦争とエロス、原爆とゲイダイ。
私を苦しめ、そして奮い立たせてくれたトラウマが交差する。
いのちと繋がる麗奈タンわーるどは、恋?という闘いなのら!

1976年 千葉県千葉市生まれ
2001年 東京芸術大学油画中退
2003年 カワイイ系反戦アート集団「桃色ゲリラ」立ち上げ、各地でパフォーマンス
2007年 絵本「幼なじみのバッキー」で第10回岡本太郎現代芸術賞入選
横浜ZAIMにて「ART LAN@ASIA」総合キュレーション
2008年 増山麗奈ドキュメント映画「桃色のジャンヌ・ダルク」(鵜飼邦彦)製作中
超左翼マガジン「ロスジェネ」編集委員。 メディアミックスで活躍中!

柳 健司 Kenji YANAGI
十数年前、広島原爆資料館で見た一台の被爆した三輪車。
資料館で受けた多くの衝撃的な記憶が薄れていく中で、その三輪車は、なぜか私の脳裏に今も強く焼き付いている。

1961年 福岡県生まれ
1988年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
1995年 チェルシー美術大学大学院彫刻科修了
1995-1996年 文化庁芸術家在外研究員としてロンドンに滞在

1994年 ファーレ立川アートプロジェクト(東京)
2000年 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟)
2003年 個展 渋川市美術館(群馬)
2005年 「ブルーノ・タウトを讃えて」少林山達磨寺 洗心亭(群馬)
2006年 「とまどう」ART214(埼玉)
2007年 個展 秋山画廊(東京)

坂口 寛敏 Hirotoshi SAKAGUCHI
(キュレーター/東京芸術大学油画教授)
人は自立して生きるために環境から学び、創造力を得、再びそれを環境へと還元する。

1949年  福岡市生まれ
1975年  東京芸術大学大学院油画修了
1983年  ミュンヘン美術アカデミー卒業
現在   東京芸術大学美術学部絵画科教授

1999年 「現代日本彫刻展」、宇部市野外彫刻館、山口(東京国立近代美術館賞受賞)
2000,03,06年 越後妻有アートトリエンナーレ、新潟
2006,07,08年 まつしろ現代美術フェスティバル  長野
2007年 「坂口寛敏展」渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館、群馬
2007年 「プライマリー・フィールド」神奈川県立近代美術館葉山館