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いのちをつなぐ希望の木

柿の木プロジェクト in からこ

  

2007年 1222日[土]− 2008年329日[土]

丸木位里は、妻、俊とともに描いたヒロシマ「原爆の図」を背負いながら全国を行脚し生涯にわたって世界に平和の尊さを訴え続けました。

彼が原爆投下後、広島の地にたどりついたのは、昭和20年8月9日。
一面焼け野原となった惨状を目の当たりにして、立ち尽くすしかなかったといいます。
それは、ヒロシマに原爆が落とされた3日後。

しかも、同じ8月9日、今度は長崎に原爆が落とされていたのです。

長崎も、広島と同じように原爆により、一瞬のうちに一面焦土と化してしまいました。
しかし、そんな中、半身を真っ黒に焼け焦げにしながらも、尚、奇跡的に生き残った「柿の木」がありました。
やがて、被爆「柿の木」は、樹木医の海老沼正幸さんの手厚い治療を受け、二世の赤ちゃんを産み出すことに成功。
この「被爆柿の木赤ちゃん」は、やがて、美術家の宮島達男さんとの出会いを通し、アートの力で世界中の子どもたちへ平和のメッセージを伝える使者「時の蘇生」柿の木プロジェクトへと生まれ変わっていったのです。

原爆投下から60年あまり、世界各地を巡ってきたこの二つのメッセージは、ホタルの光に導かれるように、昨年唐子の地で出会いました。
この展覧会では、柿の木プロジェクトの10年にわたる歩みと、昨年から唐子小学校を中心に行っている東松山市での取り組みを、位里の母で自然讃歌の絵を描いた丸木スマの柿にちなんだ作品や、ホタルの里、児童文学「天の園」など地域ゆかりの資料とともに展示します。












(柿の木の写真はいずれも東松山市、2007年11月撮影)


   
2006年3月唐子中央公園に植えた被爆二世柿の木
長崎被爆二世柿の苗





「柿の木の日」 イベントスケジュール
会期中は、丸木美術館で毎月1回「柿の木の日」イベントを行います。
ぜひご参加ください。
※各回とも午後1時より
◆12月22日(土) オープニングイベント
 午後1時からオープニングの挨拶。
 木谷安憲さんの紙芝居「かきのきおやこ」
 和太鼓集団「都幾の里 葛太鼓」公演
 平和を祈る折り鶴の笹舟流し
 唐子を舞台にした児童文学「天の園」朗読会
          (朗読:「天の園」の会 屋代明子さん)
 丸木美術館クラブ工作教室
          (柿渋を塗ったキャンヴァスの裏に絵を描きます)
温かい汁物もご用意しています。

◆1月12日(土)
 木谷安憲さんの紙芝居
 「天の園」朗読会
 丸木美術館クラブ工作教室(置物のケーキ作り)


◆2月16日(土)
 「天の園」朗読会
 「比企郷土かるた」を使ったかるたとり
 丸木美術館クラブ工作教室(ザルを使ったルームアクセサリー作り)


◆3月22日(土)
 木谷安憲さんの紙芝居
 「天の園」朗読会
 丸木美術館クラブ工作教室(100年前の白壁の粉などを使った工作)


紙芝居「かきのきおやこ」 木谷安憲 2004年