会期:2001.12.18(tue.)-2001.3.30(sat.)
2001.12.23(sun.) オープニング
2002.1.13(sun.) シンポジウム


呼びかけ文
針生一郎


出品作家の声
パフォーマンス日程
(画像は2001.1.13. シンポジウム会場でのパフォーマンス)
2月11日(月・祝) 小林芳雄 午後1時半

3月21日(木・祝) 秘女こずえ 午後1時、午後3時


3月24日(日) 黒田オサム 午後1時

出演者プロフィール


佐藤俊男
アメリカン・カウボーイの逆襲 
2001
  2001年9月11日の同時多発テロ事件で、世界は大きく揺れました。
 直後、ブッシュ米大統領が「報復戦争」を明言して以来、 インターネットを通して多くのアーティストから報復に対して「NO!」の声を聴きました。
 そこで急遽〈Piece For Peace 2001―「Oh No! 報復戦争」詩画展〉の企画が立てられました。 短い期間にもかかわらず184名の参加を得て、今までにない規模の展覧会となります。
 宣言どおりアメリカの報復攻撃が始まって、早くも二ヶ月がたちました。
 この展覧会で一人でも多くの人が戦争に対峙する意識を強めることが出来るなら、 それこそが芸術の持つ平和のための力に他なりません。
 どうかご高覧ください。

志茂弥栄
負の遺産(報復戦争) 2001




バルトロメオ・ドス・サントス
エピローグ
2000
2001年9月11日、アメリカの政治・軍事・経済の中枢をねらった、「同時多発テロ」の衝撃は、いったい何だったのか?
 それに対して、ブッシュ大統領が「これはもう戦争だ、すぐ報復の戦争をおこすしかない」と言って、 アフガニスタンに大量の軍事攻撃をはじめたのは、ただしいか?
 犯人グループを特定する根拠も示さず、アメリカの覇権主義的な一極支配と「グローバリゼイション」の名による経済支配が、 世界中に憤懣をよびおこしているテロルの背景にも眼をむけず、古典的な国家の威信と国対国の戦争方式にしがみついて、 世界でもっとも貧困といわれるアフガンに、ミサイルを含む新型兵器を雨あられとそそぐことが、 なぜ「正義の戦争」などといえるのか?
まして「テロとたたかうか、テロに同調するかどちらかで、 中間はありえない」と誤った二者択一を踏み絵のように世界の国々に押しつけて、 参戦・協力する60カ国を炭疽菌その他「報復の報復」の脅威にみちた臨戦体制に追いこんだアメリカの政策は、 はたして許されるものか?
 死者はひとりひとりかけがえのないいのちを失ったので、数で測ることはできないが、 6千数百の犠牲者を出した「同時多発テロ」の報復として、さらに多くの住民をまきぞえの犠牲者とし、 難民とするこんな戦争を黙視していていいのか? 2千万人を殺戮したといわれる日本の15年戦争の報復としてにしろ、 アメリカは一発で20万人以上の生命を奪う原爆を広島と長崎に投下し、第二次大戦後も朝鮮、ベトナム、エル・サルバドル、 サウジアラビア、イラク、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、コソボなどに軍隊を出動させながら、 今度のテロルまで本土に空襲ひとつ受けたことがなかったのは、不合理な特権ではなかったか?
日本の小泉首相がテロがおこるとすぐワシントン詣でして、日本にできることは何でもして支援するとブッシュに言い、 憲法との関係すらあいまいのままテロ対策特別法、PKO法などを強行成立させて、遮二無二自衛隊を戦場に派遣したのは、 「構造改革」が何ひとつ具体化しないことのカムフラージュだとしても、歴史に汚点を残すような大きな錯誤ではないか。 それでもなお小泉首相が70%近い支持率を保っているのは、日本人全体がおかしくなっているのではないか?
 

佐藤忠良
炊事場から粥を運ぶ捕虜 他


富山妙子
灰の記憶
2000



佐々木正芳
みてる みてる
2001

大津年雄雄
人々の悲願、平和希求を未来へも。
2001
このところ、これらの疑問が解決されないまま多くの人びとのうちに渦まき、報復戦争反対の出版物はよく売れ、 集会には多くの人びとが集まる。 この詩画展は生前あらゆる戦争に抗議しつづけた丸木位里・俊夫妻の遺志を継いで、 これらの疑問に作品でとり組もうとする詩人と画家たちの表現の結集である。 わたしたちは詩や絵にすぐ眼前の現実を変える力があるとは思わないが、 人びとの魂に語りかけてそれらの人びとが力をあわせて現実を変えようとする、勇気をふるいおこすことはできると信じている。
針生一郎(丸木美術館館長)

出品作品一覧
※作品名の長いものは一部略しました。
※組作品など複数出品の場合は一点のみ記載しました。

ホームページがある場合はリンクしています。
平面作品 130名
氏名 作品名 制作年 氏名 作品名 制作年
相田一夫 視線 2001 畔上志づ子 アフガンの地に 2001
井口環誠 「殺、ゲーム」軽くなった人命 2001 伊勢利枝 Sadness―Why do you do?― 2001
市川一郎 Oh No! 報復戦争 2001 井出志保子 DESERT(沙漠) 2001
稲木秀臣 アフガンのいきもの 2001 井上リラ 形態 2001
今井恵子 野に咲く花のように夫々が輝いて 2001 岩渕祐一 「連」2001 2001
上原二郎 コロセ コロセ 2001 右澤康之 峡谷X 1991
内田和美 ふうけい 2001 内海信彦 INNERSCAPE 2001:"MANIFESTATION" 2001
越前和代 青の記憶 2001 太田道子 日々のかけら 2001
大西弘之 考える人 2001 岡田伊登子 男たちの戦争ごっこ・2001 2001
小川憲一 家族を愛するだけでは平和は守れない 2001 郭徳俊 ブッシュウ2001と郭 2001
鹿児島一平 テロ 2001 梶田淳一 エゴイズムの国 2001
片岡昌 Show the flag 2001 片岡露満 深淵 1999
桂川寛 アメリカン・ストライプス 2001 加藤世紀 ひまわりの花 1999
加藤義勝 餓鬼 2001 金山明子 妄執
金山政紀 風花―序曲 2001 上久保省太 無題 2001
上條明吉 別れ 2001 上條陽子 光と影 2001
清永昇運 人類愛と平和は最大で永遠のテーマ 2000 草薙静子 生―1― 2001
工藤志穂 内部と外部 2001 久保俊寛 ヒロシマ 残された二重像 2000
倉智憲夫 蝕れゆく平和 2001 黒田オサム こんちきちき 2001
纐纈敏郎 燃えつきる都市 小林幸子 テロ積木 反省猿にず ブッシュッ子 2000
小山千賀子 迷子の小鳥 2001 小山哲生 AFGUN SKY 2001
三枝泰之 信仰と自己同一 2001 佐々木正芳 みてる みてる 2001
佐藤精芳 宇宙共生―「怒」 1992 佐藤忠良 炊事場から粥を運ぶ捕虜
佐藤俊男 アメリカン・カウボーイの復讐 2001 宍倉哲夫 やった、やられた 2001
篠原一夫 木のシリーズ/2001/T 2001 島村喜兵衛 弱者 2001
志茂弥栄 負の遺産(報復戦争) 2001 白川昌生 勝者の論理 2001
白須純 レタドロ―私達の空に降る鳥― 1999 すずきふみえ 青い小鳥 2001
鷲見純子 自分の左手を撃ち抜いた 2001 清野光男 地・人・2001 2001
関谷興仁 悼 01 2001 宋恩玉 戦争の行方 2001
大道あや 越生のささら踊り 高草木裕子 生きる力、カブール 2001
高頭祥八 侵略と虐殺の記憶 80-01 高野るり 平和への祈り 2001
高山良策 騒々しい沼で 1977 竹内敏江 他 平和のためのキルター 2001
田島和子 生命のあたい(値い) 2001 田立泰彦 荒らされる大地 2001
田辺和郎 再制作再展示(長崎キノコ雲) 2001 谷口登茂子 私の皮膚はどこへいったの 1994
タマリ・
ヴラディーミル
WAR AND PEACE 2001 津田勝久
出店久夫 天と地に捧ぐ 2001 外崎智子 under the Daisy 2001
富山妙子 灰の記憶 2000 友葭良一 LS-0112 2001
豊島弘尚 轟く(報復の原理) 2001 長島吉三郎 怒りと懐疑の仏像 1994
中村安子 We shall show the flag 日本憲法再生 2001 西元利子 報復戦争 2001
野口ひさし 盲目の大魚 2001 野原未知 原初の声 1999
朴一南 瓦礫の街 1995 浜島行江 2001
林保次郎 台湾海峡の悪夢 1999 原健吾 戦争屋(いのち貪る者) 2001
バルトロメオ・
ドス・サントス
Running battle 2000 晴山英 四つの花 2001
ヒーロー伊藤 justice? 2001 平野貞一 炎えるターバン 2001
広河隆一 アフガン難民キャンプの子どもたち 深澤義人 地―崇拝―'99 1999
福田恒太 パレスチナ讃歌 1979 藤江民 生きてきた場所で 2001
星野美智子 円環の廃墟 1999 堀川紀夫 Series of Zero-Yen Stamps 1999
前山忠 あなたは、どこに立っているか 2001 増子静 ヘリウム3 2001
松三郎 偽凧のステルス 2001 松澤宥 2001 2001
松本旻 2001 松山徹 荒地鬼・アフガンの怒り 2001
万年山えつ子 いのちの樹 2001 丸木ひさ子 楽しい日 2001
丸山あつし Why!? 1997 三木祥子
水谷勇夫 爆死した母からの夢告 2001 水谷イズル "The new world"新しい世界 2001
溝田コトヱ 禁漁区 2000 宮部真知子 乱舞V 2000
宮本和雄 浮遊する記憶 No.6-5 2001 村上秀夫 リリー マルレーン 2001
村田訓吉 イタイのイタイの飛んでけー 2001 森島繁 世界観の原視考 1996
もりやすやすこ 同罪 又は 原罪 2001 八鍬瑞子 Bound Land(拘束の地) 2001
矢田智也 無辜の民 2001 柳賢男 悲しむ 2001
山川靖夫 トルソ 2001 山崎涯之 ゆうぐれの青 2000
山寺重子 Parable-16-98 1998 山本宣夫 01-NL-M 2001
山本廣 作品001・D 2001 吉岡彩実 開かれた門 2001
吉岡弘昭 佐喜眞美術館の犬 2001 吉田照男 アポクリファ(黙示) 1998
ヨシトメサコ カタストロフィーを越えて 2001 吉留要 メタモルフォーズ 1984
吉永朋子 その時、私は……。 2001 若部浩一 ミサイルとガレキのオブジェ 2001
渡部一也 絵画 011102 2001 渡辺豊重 不安になったグローバルさん 2001
立体 他 19名
稲垣晴子 2001年12月の鳥 2001 出田由美子 (パフォーマンス・1/13)
井上活魂 スタンハンセンズ 2001 大榎淳 「明日への手紙」プロジェクト 2001
大津年雄雄 人々の悲願、平和希求を未来へも。 2001 沖田利紀 小さき花たち 2001
小野和子 命のメモリー 2001 柏原えつとむ 始まりの箱たち No.1 2001
木村巧 DON'T KILL 2001 小林利子 Ground Zero 2001
小林芳雄 Requiem//Dolly on Stage 2001 重村三雄 8月15日 のどもと過ぎれば…… 1989
嵯峨英二 森の子に平和を! 00-01 田島征三 箱の中の少年 2001
建畠朔弥 非攻撃的な「構造化された細部」 1999 たべけんぞう STAR GAZER 2001
中野多恵子 OHAMACHAN 2000 秘女こずえ 折り鶴〜ORIZURU〜 2001
山田彊一
詩 35名
相川祐一 青白き狂気 2001 五十嵐秀男 ヒガンバナにきこえる怨嗟の響き 2001
石川逸子 水の音 2001 井之川巨 戦争とテロル 2001
出海渓也 私たち 平和を孕みます 2001 岩崎風子 明日をその手に 2001
江原光太 4人のゲリラ 2001 小川貞子 おもいのままに 2001
大河原巌 泯亡する「知」の果てるところ 2001 加藤正 くずれゆく挽歌 2001
禿慶子 ひがんばなの季節 2001 菊池章一 戦争 2001
北村愛子 死んだ人間は二度と生き返らない 2001 鬼頭和美 不穏な時 2001
草津信男 じっきょうほうえいこんぽんぎ 2001 栗原克丸 赤ままの季節も過ぎ 2001
黒羽英二 終りの始まり 2001 こたきまなみ 奔馬 2001
坂本龍一 21世紀の子供たちに 2001 しま・ようこ 網の目―その1― 2001
下前宰一 あの日は寒く 2001 直原弘道 褐色の大地 2001
中川敏 ガレキの唄三つ 2001 仲嶺眞武 戦争を考える 2001
芳賀章内 岩と砂の映像 2001 早川純 洗礼のあとに 2001
平岡けいこ 空はひとつ、なのになぜ人は争うのだろう 2001 福田稔 地面に立つ者達 2001
福中都生子 こんな男はいないか 2001 松本恭輔 君よ やめないか! 2001
丸本明子 咆哮 2001 向井孝 非戦 2001
弓田弓子 2001年9月11日の 2001 若松丈太郎 自爆テロと報復 2001
和田文雄 会話 2001


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