作品募集は終了いたしました。
出品者名簿は近日中に公開いたします。
たくさんのご応募ありがとうございました。

会期:2001.12.18(tue.)-2001.3.30(sat.)
2001.12.23(sun.) オープニング
2002.1.13(sun.) 作家トーク

 1999年、2000年と連続して行った企画展「Piece For Peace」―それはさまざまな「平和」のイメージを提出することによって、作り手も観客も自分の内にある「平和のかけら」の輪郭を探ろうとするものでした。

 2001年9月11日、ニューヨークで起きた無差別テロ事件。10月8日、米軍のアフガニスタン空爆開始。
 「戦争」という遠い土地の、あるいは遠い過去の存在が、今またわたしたちの目前に現れました。わたしたちはこの光景を己の目で見、一体何が起きているのかを考えなければなりません。

 今年の「Piece For Peace」は「Oh No! 報復戦争」というタイトルの通り、この一連の動きに焦点を絞り、表現の立場から考えていくための展覧会です。


丸木美術館企画展
〈Piece For Peace 2001 ―「Oh No! 報復戦争」詩画展―〉
出品のお願い
 2001年9月11日、アメリカで軍事経済の中心をおそった「同時多発テロ」は、6000人を超える各国市民をまきぞえ犠牲にし、わたしたちも深い衝撃を受けました。
 アメリカのブッシュ大統領は「これはもう戦争だ。それに対抗するには報復戦争しかない」と言明し、G7など大国首脳の同意または支援を取り付けて、米英正規軍がアフガニスタンに一方的に軍事攻撃を開始したことには、一層大きな憤りを禁じ得ません。
 わたしたちの怒りはまず第一に、このようなテロの原因ないし背景をなしている、アメリカが長年にわたって世界の警察国家であるかのようにどこへでも出兵して、一極武力支配を続けてきた上に、「グローバリゼイション」の名の下に自国の経済システムへの服従を強制してきたこと、それを全く顧みずに力づくで一極支配を維持強化しようとしていることです。
第二に、ブッシュ政権は「テロを容認するか、それに反撃するか」の二者択一で「中間はない」との考えを世界中に踏み絵のように押しつけて、多くの国を新たなテロの恐怖にさらしていること。
第三に、「テロの犯人も、それをかくまう勢力も同罪だ」と宣言して、外国の侵攻と内戦が続くアフガニスタンの国民をまきこみ、この国の民衆をさらなる窮乏のどん底に突き落とし、イスラム諸国に「ジハード(聖戦)」の意識を高め、果てしない戦乱の泥沼化に追いやろうとしていることです。
 わたしたちは、小泉首相がこの間にとってきた、ブッシュ大統領の報復戦争に即座に賛成し、ワシントンまで出かけて支援のために必要なことを何でもすると申し出、憲法や周辺事態法との関係すらあやふやなテロ対策特別法を国会で多数決採決して、是が非でも自衛隊派遣の実績を作ろうとする対米追従のやり方には、あくまで反対です。これまでアラブ諸国と一応友好関係を保ってきた日本の首相としては、報復戦争ではなく外交的手段でアラブ諸国とテロ克服の対策を相談し、それをアメリカに取り次ぐような役割をこそ求められていたはずです。小泉首相のどさくさまぎれに海外派兵のための憲法改悪の一歩を踏み出そうとする態度は、断じて許すことができません。
 すでにアメリカ、ヨーロッパ、日本でも、報復戦争に反対する集会、デモ、声明が相次いでいますが、丸木美術館の創立者丸木位里・俊夫妻が存命ならばまっさきにその意志を作品に表現したものと思います。丸木美術館は、心ある美術家、詩人に呼びかけます。〈Piece For Peace 2001 ―「Oh No! 報復戦争」詩画展―〉を今年末から来年はじめに開催したいと思います。むろん、かつて日本各地を巡回した〈アパルトヘイト・ノン〉国際展にみられたように、そのテーマに積極的にとりくむ作家もいれば、自分の年来のスタイルを守りながら抗議の意志を暗示する作家もいたので、どちらを選んでくださっても結構です。お忙しいと思いますが、アメリカと日本の政治家たちへの批判、アフガン民衆への同情、アジア民衆との反戦連帯の訴えなど、自由に作品をこの展覧会にお寄せくださいますようお願いします。
2001年10月 (財)原爆の図 丸木美術館
   館長 針生一郎

出品要項
【主催】 財団法人原爆の図丸木美術館
【開催主旨】 報復戦争反対のメッセージをこめた多様な作品を集め、展示 する。
【開催期間】 2001年12月18日(火)〜2002年3月30日(土)
*12月23日(日)午後1時よりオープニング
基調講演と出品作家による座談会
【会場】 原爆の図丸木美術館
【出品条件】 呼びかけ文に賛同する方。作品形態は問いません。
【応募方法】 以下の項目に履歴を添付して、11月15日(木)までに郵送、FAX、 E-mailでお送りください。書式は問いません。

記入項目
氏名・TEL・FAX・住所・E-mailアドレス・HP-URL・作品形態
【作品サイズ】 平面作品:50号以内
立体作品:1u以内
詩・短歌・俳句等の作品:原稿用紙等
【作品の搬入】 2001年12月11日(火)〜14日(金)午前10時〜午後4時
上記の日時に各自ご持参ください。
持参できない方は郵送・宅急便等にてお願いいたします。
直接搬入の場合、12月15日午前中まで可能です。
【作品の展示】 12月16日(日)に行います。
可能でしたら展示作業にご協力ください。
出品数の規定はありませんが、出品者多数の場合はすべての 作品を展示できない場合があります。
【作品の搬出】 2002月3月31日(日)、4月2日(火)〜6日(木)
午前10時〜午後4時
搬出を業者に委託する場合、着払いにてお送りします。
業者の指定があればお申し出ください。


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