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2009年
86日[木]
被爆64年
丸木美術館 ひろしま忌


64年目のひろしま忌には、270名あまりの参加をいただきました。
時折雨に見舞われましたが、都幾川でのとうろう流しまで、無事に終わることが出来ました。
ご参加、ご協力ありがとうございました。
来年もたくさんの方にご参加いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
とうろう作り
7月31日から来館者の皆さんにとうろうを作っていただきました。
ひろしま忌では午前中からとうろう作り。
色とりどりに平和のメッセージが描かれました。
DVD上映「ひろしまのピカ・HELLFIRE 劫火」 午前中と午後の2回、映画製作会社シグロの協力でビデオ絵本とドキュメンタリーの同時収録DVDを特別上映しました。
屋外での上映であまりコンディションは良くありませんでしたが、多くの方が鑑賞しました。

丸木美術館クラブ・工作教室


蚊帳(かや)をキャンバスにして、ボタン、くるみの殻、ベルトのバックルなど、身近なものを自由に貼り付けます。
子どもも大人も一緒になって、わいわいがやがやと楽しく工作しました。
城西川越中学 和太鼓「欅」
丸木美術館ひろしま忌に4年連続の出演です。
りりしくパワフルな演奏を聴かせてくれました。
和菓子の出店も開店。焼きたてのお団子と学校のマスコットマーク入りのどらやき、どちらもおいしかったです。
体感アーティスト 立松正宏さん野外コンサート
木琴やドラムなどが合体した自作の楽器と共に自転車に乗って登場した立松さん。
四肢と口をフル回転で、大道芸ならではの楽しい演奏を聴かせてくださいました。
加納実紀代さん講演「わたしの原爆の図」
被爆者であるジェンダー研究者の加納さん。自ら体験した原爆投下直後の様子を生々しく語ってくださいました。
その後、ご自身の専門のフェミニズムと平和学についてもじっくりと語られました。
ひろしま忌の集い
東松山市在住の本郷さんが、1970年代の丸木美術館で撮影した8mmフィルム「精霊(しょうろう)」を上映してくださいました。
お元気な丸木夫妻の様子や、ひろしま忌でのとうろう流しなどが収録された、貴重なフィルムです。
とうろう流し


夕方、激しい通り雨があったので決行が危ぶまれたとうろう流しですが、幸い雨も止み、皆さんと一緒にとうろうを流すことができました。
例年よりも少し遅い時間だったので、すっかり暗くなった中をゆらゆらと流れていくとうろうは、とても幻想的でした。


立松 正宏(たてまつ・まさひろ)
愛知県岡崎市出身。音楽家、写真家、サイクリスト、大道芸人。自作木琴ザイラで大道芸しながら各国を自転車旅行。ドラマー歴35年。
日本では東京中心に活動。45キログラムの楽器類をすべて自転車に載せ国立市⇔上野公園間片道35キロメートルを通勤している。旅行記、写真を雑誌掲載、キャノンサロンをはじめ各地での個展が好評を博している。
2003年1月、東京都大道芸ライセンス(ヘブンアーティスト)オーディション合格。
2003年5月24日(土)MXテレビ「大人の楽園」出演。
2003年12月13日(土)NHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」出演。
加納 実紀代(かのう・みきよ)
被爆者である加納さんのイメージする「わたしの原爆の図」の話から「ヒロシマ」における加害と被害の重層性のお話を、そして、近年の被爆者への聞き取り調査をふまえて、それぞれの「わたしの原爆の図」あるいは「ヒロシマを継承するということ」の意味についてのお話を聞きたいと思っています。
また、加納さんのお話は、どれも徹底してフェミニズムの視点からのものになるはずです。ヒロシマとジェンダーがどのように重なるのか、とても興味深いお話になると思います。  (文責・鶴田)
※講演内容は変更の可能性があります。
略歴
1940年ソウルに生まれる。
76年より「女たちの現在を問う会」による「銃後史ノート」発刊、85年山川菊栄賞受賞。現在は敬和学園大学特任教授。研究テーマは「ジェンダーの視点で見た日本近現代史の研究」。
主な著書
『女たちの「銃後」』 筑摩書房 1987年、
『越えられなかった海峡』 時事通信社1994年、
『ひろしま女性平和学試論』 家族社2002年、
『戦後史とジェンダー』 インパクト出版会2005年、
『日本のフェミニズム・女性史・ジェンダー史』(編著)岩波書店 2009年