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2009年5月5日 丸木美術館 開館記念日

「ウチナーぬ けーしかじ」とは、 「沖縄の返し風」。
薩摩藩による琉球侵略から400年、琉球処分から130年の節目の年に当たる今年、
丸木美術館は開館42周年となりました。
あいにくの雨模様となりましたが、全国から出演者・ボランティアスタッフを含め330名以上の方にお集まりいただきました。
沖縄からお越しいただいた出演者の皆さんが現地の状況と願いを直接伝えてくださり、
丸木美術館に集う皆さんとともに共有する、とても意義深いイベントとなりました。
ご参加、ご協力をいただいたすべての方々に、感謝申し上げます。


当日スケジュール
10:30頃〜 沖縄戦フィルム1フィート運動の会企画制作の映像上映
位里さん手書きの鯉のぼりとともに、「沖縄戦の証言」と「沖縄戦 未来への証言」を鑑賞しました。

沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会ウェブサイト
ビデオ・DVDの販売やフィルム貸出がされています。
12:00〜 丸木美術館クラブ・工作教室
ひょうたんでステキなマラカスを作ろう。
案内人:石塚悦子さん(画家)


乾かしたひょうたんに数珠玉を詰めて、カラフルな絵を描きます。


軽やかに鳴るマラカスのできあがり。
12:45〜13:00 開館記念日の集い
用意した約140席はあっという間に埋まってしまいました。
となりの部屋で聴いた方、外のスピーカーで聴いた方には聞き取りづらくご迷惑をおかけしました。

13:00〜17:00 シンポジウムとコンサート
吹きわたれ! 沖縄ぬ けーし風


シンポジウム
語り継ぐ「沖縄の記憶」

出演:比屋根照夫さん、外岡秀俊さん
比屋根さんの基調講演を受け、お二人で対談をしていただきました。



マブイぐみコンサート
出演:海勢頭豊さん、海勢頭愛さん、島田路沙さん
「マブイぐみ」とは「まことの魂を汲みとること」。
沖縄の願いをこめた歌は、とても心に響くものでした。
海勢頭さんが代表を務める「ジュゴン保護キャンペーンセンター」のウェブサイトでも、
コンサートについての報告と、丸木美術館の紹介をしてくださっています。
(日本語→ジュゴン掲示板で5月7日と5月14日の記事をご覧下さい)
17:00〜18:00 友の会交流パーティー
出演者、参加者の皆さん入り乱れてのパーティー。
友の会会員のボランティアによる手作り料理は大好評でした。
八丈太鼓まごめ会が素晴らしい演奏で盛り上げてくださいました。




八丈太鼓を叩く比屋根照夫さん

比屋根 照夫(ひやね・てるお)
琉球大学名誉教授(日本・沖縄政治思想史)。
39年、愛知県生まれ。63年、琉球大学卒業。
73年、東京教育大学大学院修了。同年、琉球大学教養部講師、81年より同部教授。
84年国立インドネシア大学客員教授。89年シカゴ大学東アジアセンター客員研究員などに従事。
05年、琉球大学法文学部を定年退職。
〈主な著作〉
『近代日本と井波普猷』(三一書房、81年)
『自由民権思想と沖縄』(研文出版、82年)
『アジアへの架橋』(沖縄タイムス、94年)
『近代沖縄の精神史』(社会評論社、96年)
 
外岡 秀俊(そとおか・ひでとし)
札幌生まれ。東大法学部卒後、朝日新聞入社。
学芸部、社会部を経てニューヨーク特派員、アエラ編集部員、社会部編集委員、論説委員などの後、
ヨーロッパ総局長、ゼネラルエディター兼東京本社編集局長。
07年10月からアジア担当編集委員(香港駐在)。
〈主な著作〉
『アメリカの肖像』(朝日新聞社、94年)
『国連新時代 オリーブと牙』(ちくま新書、94年)
『地震と社会 「阪神大震災」記』(みすず書房、97年)
『傍観者からの手紙』(みすず書房、05年)
『情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒント』(朝日新書、06年)

海勢頭 豊(うみせど・ゆたか)
沖縄本島中部の離島、与那城村平安座島生まれ。
毎日のように続く戦死者の葬列が幼い眼に焼きついている。海と光と風の中に育つ。
ギターと音楽理論を独修、ギタリストとしてデビュー。
復帰の激動期からシンガーソングライターとして沖縄の社会状況とその心を歌い続けている。
チェルノブイリ救援にも参加。
一方、作曲家としての活動も大きく広がり、映画音楽や琉球舞踊のための作曲も多い。
99年交響詩『ひめゆり』(ひめゆり平和祈念資料館10周年記念意委嘱作品)作曲。
06年、海勢頭豊平和コンサートをパレット市民劇場で開催、ライブ録音でCD「世直しの歌」リリース。
08年劇団文化座公演「月の真昼間(まぴろーま)」の音楽を担当。