企画展 2016/11/16~2017/1/14 今日の反核反戦展2016

守り抜こう九条と表現の自由 —反核反戦展メッセージ(アッピール)— 2016年7月 池田龍雄
安倍政権の下で、戦争の危機はいよいよ高まってきた。戦後70年、我が国を「国家テロ」(チョムスキー)ともいうべきアメリカが起こす戦争に巻き込まれることから、かろうじて守ってくれた憲法九条も危なくなってきた。いつ、その息の根が止められるか分からない。既に、眼に見えない情報の網の目が国民の頭上に幾重にもかけられ、昔とは全く違うかたちのファシズム体制が、すっかり出来あがっているのだ。われわれ「表現者」は、断じてその網にからめとられてはならない。体制側の巧妙な世論操作 “大本営発表” に騙されてはならない。
守るべき最も大切なものは「表現の自由」である。創造の場に於いては他者から「むつかしい」とか「分からない」などという指摘をおそれない強気が必要である。たとえ「自己満足」とみなされ、非難されてもよいではないか。その上で逆に全ての自己満足を束ねて、強く、しぶとく体制に抗おう。昔の戦争ではそれができなかった。たとえば、わたしの先輩(名古屋・美術文化の会員)の話では、戦争中、彼の作品は官憲に没収され、焼き捨てられたという。今後、二度とそういうことが起きてはならないのである。
われわれのこの「反核反戦展」は、小さいながらも、そのための重要な拠点だ。
あらゆる困難を乗り越えて、強く、しぶとく闘い続けようではないか!
●ディスカッション 核×戦争のアートアクティビズム
12月17日(土) 13時より 参加費500円(資料・茶菓子代、入館券別途)
原爆の図 丸木美術館小高文庫(※参加者数により変更)
【出演者と発表内容】
■小倉利丸《批評家》
遊動と根拠地:アナログ・アートアクティビズムへ
■岡村幸宣《原爆の図丸木美術館 学芸員》
《原爆の図》の活動期――占領下、1980年代、そして現在
■狩野 愛《アートアクティヴィズム研究》
アートアクティヴィズムは国境を越える
http://nonukes.nowar.maruki.net/2016/projects/discussion/
●今日の反核反戦展 アーティスト・トーク
2017年1月14日(土) 12時30分より 参加自由(入館券別途)
原爆の図 丸木美術館企画展示室
「今日の反核反戦展2016」の出展作家が自作について語ります。パフォーマンス、弾き語りなども予定。
特別展示 2016/11/16~2017/1/14 富山妙子 終わりの始まり 始まりの終わり

世界に変革の風が吹いていた1970年代、新しい芸術運動として、絵:富山妙子、音楽:高橋悠治との共労によるスライド作品を自主製作する「火種工房」を立ちあげた。それは困難な道であったが長い歳月のなかで、いつしか東アジアの歴史を紡ぐ語りの芸術になったのではないでしょうか……
(協力:火種工房、多摩美術大学美術館)
富山 妙子
1921年神戸市生まれ。少女時代を旧満州、大連とハルビンで過ごす。戦後、炭鉱、第三世界、韓国、戦争責任をテーマに制作。近年の主な展覧会『富山妙子・記憶のコラージュ』ノースウエスタン大学(USA、2004年)、『大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ「富山妙子全仕事展」(2009年)、『植民地と富山妙子の画家人生』(東京YWCA、2010年)。自伝『アジアを抱く 画家人生 夢と記憶』(岩波書店)、画集とDVD『蛭子と傀儡子 旅芸人の物語』(現代企画室)。
次回企画展 2017/2/7~4/9 美しければ美しいほど The more beautiful it becomes

沖縄の風景が美しければ美しいほど、やさしければやさしいほど、沖縄戦の惨劇は胸をえぐる。
『おきなわ しまのこえ』丸木俊のテクストより
1984年、丸木夫妻は《沖縄戦の図》を描きました。
それは絵画というメディアを通じて、沖縄戦の恐怖を今日まで伝える作品です。
それから30年あまりが過ぎた現在。
沖縄の、なにを見て、なにを聞き、どのように表現することができるのでしょうか。
参加作家 嘉手苅志朗、川田淳
協力 佐喜眞美術館、Barrack、木村奈緒、西尾祐馬
イベント共催 早稲田大学メディアシティズンシップ研究所
企画 居原田遥
詳しい情報はこちらから
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2017/okinawa.html
朗読公演マクベス
いくつもの死や死の影に満ちたシェイクスピアの「マクベス」を、丸木美術館の中の作品に描かれた多くの「死」の中に置いてみる。時代の大きな枠組みの中、状況に抗えず、流され、引きずられる。さらにそんな自分を別の自分として他人のように眺める。シェイクスピアの「マクベス」に基づく朗読(+演奏)公演です。
上演作品 「マクベス」(坪内逍遥訳 1930)、『逍遥選集 第5巻』逍遥協会編集、第一書房(1977)より抜粋
日時 2016年12月11日(日)14:00-15:00
場所 丸木美術館新館
出演 青柳秀侑(朗読)、辻愛美(朗読)、高瀬伸也(企画・演奏)
料金 無料(ただし、美術館入場料は必要)
問い合わせ先 高瀬(電子メール ici-aillurs@an.em-net.ne.jp)
『原爆の図 全国巡回―占領下、100万人が観た!』(新宿書房)が、第22回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞しました
2016年 第22回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞
日本図書館協会選定図書・全国学校図書館協議会選定図書
占領軍が日本の政治、経済、生活、教育文化のすべてを支配していた時代。
1950年2月、丸木位里・赤松俊子(丸木俊)夫妻の手から最初の《原爆の図》が産まれた。
「原爆」という言葉を使うことすら許されないこの時期に、夫妻によってはじまった巡回展は、北海道、新潟から東京周辺へとつづく。そして《原爆の図》を背負った二人の青年によってさらに西日本各地へと、燎原の火のように広がっていく。
本書によって、1950年から53年まで展開された《原爆の図》全国巡回展の知られざる実態が、関係者への取材と丹念な資料集めから、ここに明かされる。
全国巡回の迫真のドキュメント。

『原爆の図 全国巡回――占領下、100万人が観た!』
岡村幸宣著(原爆の図丸木美術館学芸員)
装幀=鈴木一誌+山川昌悟 四六判上製 312頁 本体価格2400円(税別)
◎ご注文は新宿書房へ FAX03-3262-3393 メールinfo@shinjuku-shobo.co.jp
【朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・東京新聞・日本経済新聞など書評・紹介記事多数!】
記事はこちらからご覧ください
丸木美術館開館50周年記念 2017年カレンダー販売のお知らせ
2017年丸木美術館カレンダーを制作いたしました。今年は丸木美術館開館50周年にあたります。
写真家・本橋成一さんが1980年代に撮影した丸木夫妻や丸木美術館周辺の写真を選びました。
ご希望の方は、丸木美術館までお早目にお申し込み下さい。
発送予定は11月上旬。商品とともにお支払い用の振替用紙をお送りいたします。

販売価格:一般800円 友の会会員700円(10部以上お買い上げの場合は、1部につき100円引き)
●サイズ:A3サイズ(約297×420㎜)
〇仕様:8枚綴り(2017年1月~2018年2月)
新作Tシャツのお知らせ
丸木美術館新作Tシャツのお知らせです。
昨年より販売を開始した白に加え、新たにピンクと紺のヴァージョンが増えました。
S、M、Lの3つのサイズがあります。
販売価格は2160円。丸木美術館入口販売コーナーにて扱っています。
丸木美術館紹介ビデオDVDのご案内
2012年春、東松山ケーブルテレビの制作により、丸木美術館を紹介するビデオ映像(全6巻、各15分番組)ができました。
第1巻の「丸木美術館」からはじまり、第2巻「原爆の図(上)」、第3巻「原爆の図(下)」、第4巻「丸木位里」、 第5巻「丸木俊」、第6巻「丸木スマ」というテーマごとに編集されています。
そのビデオDVDを2000円+税で販売しています。
また、団体来館者向けに、このビデオ映像のDVD・ブルーレイの貸出も行っています。
学校団体の美術館見学のための事前学習や、遠くてなかなか来館できない方のための映像鑑賞などに活用して頂きたい
と思っています。
詳しくは、丸木美術館事務局(0493-22-3266)までお問い合わせください。
映像制作にご尽力下さった東松山ケーブルテレビの皆さまに、心から感謝いたします。
団体来館のご相談をどうぞ
丸木美術館では学校はじめ各種団体のご来館をお待ちしています。詳しくは、以下のファイルをご覧下さい。
団体見学の概要はこちらから
団体見学予約申し込み用紙はこちらから
その他、ご不明な点は、丸木美術館事務局までご連絡ください。
パネル展のご相談をどうぞ
丸木美術館では資料展示のための複製パネルの貸出を行っています。
料金等の詳細はこちら
7~8月は混み合いますので、お早めにご相談ください。











